19:42:05

人狼物語 三日月国


100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

[メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ

視点:


【独】 空想 ゾズマ

なんで?
(-1) 2021/10/23(Sat) 21:59:36

【人】 空想 ゾズマ

>>1 ゲイザー

棄てられた。だからし返した。因果応報。

「──うん」
「忘れる方が悪い!バケモノの腹で反省したらいい!」

バケモノがなんのことかもわからないけど、これは本心だ。
少女は、リーパーがゲイザーを"殺した"ことに驚きはするし、その事実に怖さを感じはしたが、咎めはしなかった。
空想を大事にする少女は、そうだった。
悪人じゃあないが、善人じゃない。自分本位な人間だ。

なによりも"同じ"という事実がうれしかった。

「……! ともだち……ほ、ほんとうに……?
 わ、わたしでいいの……?」

少女は単純だった。じわじわと目頭が熱くなってくるくらいに。

「うん、ゾズマ……でもいいよ。
アリスって呼ばれてたこともあるけど……


──今の自分はどちらなのだろう?
けれど、どちらも、わたしで、友達で。

イマジナリーフレンド。いつかはお別れしないといけない存在でも、大事な友達だったことを、覚えてることはできる。

(26) 2021/10/24(Sun) 23:02:22

【人】 空想 ゾズマ

>>1 ゲイザー

「う、うれしいなあ……!」

パイを食べているのもお構いなしに
勢いよくあなたの手をとり、握った。

まさか、ついこの間殺そうとしてきたやつに言われるとは思ってもみなかったし、けれど、でもそれは、自分の世界の外からはじめてもらった言葉で。
夢にまで見た言葉だったから、あなたが殺人鬼だろうが関係なかった。

「……ただ今から、ゾズマとリーパーは友達になりました!」

これって夢とかじゃないよね?
友達だ。友達になったら、なにをしよう?

そんなことを考えながら食べるパイは、おいしかった。
(27) 2021/10/24(Sun) 23:12:19

【人】 空想 ゾズマ

>>31 ゲイザー

「え!?が、合体させられた……ザラ。ザラか」

ほんものの名前と、空想だった少年の名が合わさる。
夜明けは、目覚めの時、少年と思い込んでいた
夢から覚めた少女には、なんだかぴったりな名前。

「うん、でもわるくないかな……。
 今日からザラになる……!よろしく、リーパー!」

思う存分ぶんぶんと握った手を振ったあと
テンション高らかに、ハイタッチを交わした。

「友達だから、ザラはなにがあってもきみの味方になる」

ザラは笑う。ゾズマは粗暴だけど、友達だと認めた人には
優しい人間だ、だから。

「──でも、アンタ、ゲイザーを殺しちまって、ほんとによかったのか?リーパーを生んだのは、ゲイザーだろ。でも、アンタがいいっつうんなら、オレはそれ以上なにも言えない」

ゾズマの口調を借りて言う。忘れる方が悪いと言ったのは事実だけれど、ザラと同じなのはゲイザーも一緒だったからついそんな言葉が零れた。

「パイおいしかったよ。ちょっと焦げてたけど……」
(41) 2021/10/25(Mon) 4:25:56

【人】 夜明けの ゾズマ

>>71 ポルクス

少年のように振る舞っていた、否、少女はたしかに少年だった。
ただ、ひとり中庭のベンチに座っている。
なにをするわけでもなく、のぼった月を見ている。

館を探し歩くあなたの姿を見つけると、首を傾げて尋ねた。

「『わたし』に何か用ですか? それとも『オレ』?」

少女は、ゾズマの仮面をかぶることはやめた。
否、きづいてしまったから、やめざるをえなかった。
(87) 2021/10/27(Wed) 16:30:30

【人】 夜明けの ゾズマ

>>88 ポルクス

「……フリや演技をしていたわけじゃない。
 本当に『オレ』は少年だったし、『わたし』だってホンモノ」

信じてくれなくてもいい、そこになんの期待もしていない。
わかってくれるのはきっと自分と同じ者だけだと思うからだ。

「別にあなたにバレたからこうしたとかじゃない。
 あなたのやったことは正直サイテーだけど!」

不自然に空いた距離をつめて、少年の時みたいになまいきな態度でべっと舌を出した。
(103) 2021/10/28(Thu) 1:03:21

【人】 夜明けの ゾズマ

>>106 ポルクス

「そう、なりたかった……?」

ふたりの間には、あなたの片手が制した距離だけ隙間がある。

少女は、空想の中のゾズマの存在を認めてもらいたくて
ひとりの中のふたりになったから、思わず聞き返した。

そして、あの時あなたに言われたことを、思いだしていた。

「なんだか、謝られても、複雑……」

あの時は怖くて、冷静に考えられなかったけれど

「その……、あんなことするくらいまでだったのに、もう、誰かに……"殺しに来てくれなくなった愛しい兄みたいに、殺意を向けてずっと追いかけてきて欲しい"って思うのはやめたの?」

少女ひとり、未遂をしたくらいで諦めるほどの
気持ちだとは思わなかったから。

ゾズマは元の世界には帰らない。だからきっとあなたとはもうすぐお別れだ。
(132) 2021/10/28(Thu) 17:52:39

【人】 夜明けの ゾズマ

>>133 ポルクス

「やっぱり……わたしは、あなたとは違う。本当はいなかったものを作り出しただけだから」

むしろ、あなたが羨ましく思えるのはきっと、変なんだと思う。
最初からひとつであれば、不幸な事にはならなかっただろうけど。けれどふたつでなければ、ほんとうに出会うことができない、存在を認められることができない。

もし、もっと早くあなたをよく知っていれば
あなたの気持ちに応えることはできたのかな。

「……わたしは、お祭りに誘われた時はうれしかったし
 だから、きみのことをもう少し知って……」

いや、きっと知れば知るほど可能性は低かったと思う。

「ほんの少しだけ、仲良くなれたらいいなって思っていたけど」


ろくに友達もいなかった──否、いらなかった──少女には、当然はじめてだった。
でも境遇、想い、何が悪かったのか、それがかみ合うことはなかった。

(134) 2021/10/28(Thu) 19:23:04

【人】 夜明けの ゾズマ

>>133 ポルクス

「じゃあ、ちょっとは考え改めたらしいアンタに最後にひとつ言わせてもらう」

「どんなにことばを入れ替えていても、あ、あれは……れいせいに、かんがえたら、あいの言葉みたいなモンだった、でしょ?」
お、俺を愛してくれ〜みたいな


本当に、好きな人が自分ではなくとも、だ。
誰でもよかったとしても、だ。

「わ、わ、わ、わた、わたしはなぁ……!!!」

「あんなこと、言われたの初めてだったんだから!!!
 乙女の純情を踏みにじったことは一生許さない!
 許さないけど、殺意は死んでも抱いたりはしない」


手を伸ばす、距離をつめる、胸倉をつかもうとしている。

顔を近づける──

「……………」

少しの間が、あって。

(135) 2021/10/28(Thu) 19:24:38
ゾズマは、ポルクスに思いっきり頭突きをかました。
(a19) 2021/10/28(Thu) 19:25:20

【人】 夜明けの ゾズマ

>>133 ポルクス

「仕返し」

自分の額も痛かった。笑う。ぎこちない、不自然な笑み。

「オレはまだ優雅に終わらないパーティ満喫するんだ。
 友達だっているし〜〜〜〜〜???
 もうゾズマじゃなくてザラって名前ももらったし?

 外に戻ったらもっとマシな人間になれよな!
 
バーーーーーーーーーーーーカ!!!


せいいっぱい元のゾズマの時のようなテンションで叫んだ。
(136) 2021/10/28(Thu) 19:25:38

【人】 夜明けの ゾズマ

「さよなら、ポルクス」
(137) 2021/10/28(Thu) 19:28:17

【神】 夜明けの ゾズマ

月の光に導かれ、旅立つ者にさよならを。

元の世界の暮らしに、それほど未練はない。

小さい頃はあまやかすだけ、あまやかしてきた、不干渉な家族も
さんざんバカにしてきた"オトモダチ"も、今すぐ会いたいってほどじゃないからだ!
憎むほど嫌いってほどじゃあ、ないけれどね。

あーあ、母国の王子と王女
<噂>
みたいに空から連れ去ってくれるようなおとぎ話みたいなすてきなことがあったらいいのに! なんて夢を見る。

ゾズマと少女
<アリス>
はひとつになった
……というにはあっけなかった。
もう前みたいに突然態度が豹変することなんてないし
もう前みたいに威張りつくせる度胸もそんなにないけれど
もう前みたいにおとなしいだけの自分でもなかった

なにものでもなくなったみたいな、そんな自分を
粗暴にザラと呼んでくれる子がいたので、そのようにした。
気に入ったのでいい。

やがて終わりのない祝宴はまたはじまるのだろう。
宴に興じるのも、空を眺めるのも、目を閉じるのも。
全てが自由な館だ。さて、ザラはなにをしよう。
(G30) 2021/10/28(Thu) 20:54:04