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【秘】 調律 水銀 莉桜 → 嘘 氷室 凛乃その瞳は曇らず、揺れず、 硝子玉のようにあなたを映しています。 手が離れたときに、 ほんの少しだけ名残惜しそうな様子を見せて、 「そっ、 そう、だね。そろそろ誰か来るかもしれないし。 上がっちゃおう」 ざば、と湯船から立ち上がる。 ぱたぱたと更衣室へ向かう途中。 「──あの。 氷室さんも、あたしでよければ、 安心とかできるなら、相談、乗るから」 気を遣わずにはいられない性分。 されてばかりはむず痒いと、 そう言っていたのも本心なのでしょう。 (-185) 2022/01/28(Fri) 19:23:29 |
【人】 調律 水銀 莉桜「みんな元気だなぁ」 雪になっている人々を、 室内の窓からぼんやり眺めています。 昨日買ってきてもらったビスケットサンドを頬張りながら。 さくさくしっとり。 (165) 2022/01/28(Fri) 19:30:58 |
【人】 調律 水銀 莉桜「ほわっ」 いきなり手を振られて、変な声が出ました。 「ええ、でも、雪遊びなんて。 したことないし、あたしどんくさいし、そのう」 (178) 2022/01/28(Fri) 20:09:45 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → 調律 水銀 莉桜綺麗な瞳だな……なんて思いながら、 私とは違うな……なんて思いながら。 「よいしょ……っと」 ぱたぱた走るあなたの後ろをついていく。 「ありがとう、水銀さん。 いざとなったら、頼らせてもらうことにするね」 嘘偽りない本心。 頼れる人は自分だって欲しいのだ。 (-198) 2022/01/28(Fri) 20:32:00 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 嘘 氷室 凛乃「──うん」 にっこりと嬉しそうに微笑みます。 頼ってもらうことは、 彼女にとって嬉しいことなのでしょう。 「ふう、すごくリフレッシュできた。 ありがとう、氷室さん。 それじゃああたし、お先に」 やがて、ぱぱっと手早く体を拭き上げ。 髪を乾かすのもそこそこに、 着替えて女湯を出ていくことでしょうか。 そこそこの長風呂だった割に、 ずいぶん早く支度が済んだようです。 (-201) 2022/01/28(Fri) 20:53:22 |
【人】 調律 水銀 莉桜「あわわわわ」 突然、戦場に変化してしまいました。 とりあえず雪うさぎを抱えて退散です。 部屋に戻ったら冷凍庫に入れておきましょう。 (205) 2022/01/28(Fri) 21:11:10 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → 調律 水銀 莉桜「はーい、また後で。 なかなかいい体験でした」 別に急ぐ理由もなし。 彼女が何かと行動が早いのは性分なんだろうなあ…… なんて思いながら、あなたを見送った。 「しかし、綺麗な目だねえ……」 (-205) 2022/01/28(Fri) 21:15:39 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 嘘 氷室 凛乃去り際。 あなたのそんな呟きが、 かすかにでも耳に届いたのでしょう。 その背は、ほんのまばたきひとつ分くらい、 動きを止めました。 「ごめんなさい」 そのあまりにも小さな独り言が、 あなたに聴こえたかは、さだかではありません。 いずれにせよ彼女は、 そうしてお風呂を後にしました。 (-207) 2022/01/28(Fri) 21:20:56 |
水銀 莉桜は、部屋を暖めておきました。 (a126) 2022/01/28(Fri) 23:06:23 |
【人】 調律 水銀 莉桜みんなが雪遊びをしていたり、 それを終えて部屋に戻って休んだりしているなか、 少女はこっそりとピアノの部屋へ。 誰もいないことを確認して、 静かに演奏を始めました。 ゆったりとした旋律です。 心なしか、表情も柔らかいような……。 (255) 2022/01/28(Fri) 23:38:06 |
水銀 莉桜は、ふと演奏を止めてピアノの鍵盤を閉じた。それからどこか複雑そうな面持ちで、ふらりと歩きだした。 (a134) 2022/01/29(Sat) 0:47:48 |
水銀 莉桜は、部屋でぼ〜っとしている。ぼ〜……。 (a140) 2022/01/29(Sat) 8:08:05 |
【秘】 2年 夜川 鷗助 → 調律 水銀 莉桜さて、これは二日目の真夜中……から、少し過ぎた頃合いのこと。もうしばらく時が経てば空も白み初めて来るだろう、という時間帯。あなたはどこで何をしているだろう? 目を覚ましていれば、人の動く気配や羽ばたきの音を感じるかもしれない。 或いは、あなたの音を此方が捉えるかもしれない。 (-293) 2022/01/29(Sat) 8:54:22 |
水銀 莉桜は、戸森 夢彩に、あったかいコーヒーでも飲む? と、備え付けのコーヒーセットを準備し始めた。 (a142) 2022/01/29(Sat) 8:56:32 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 2年 夜川 鷗助丑三つ時も過ぎた夜明け前、 少女は、なんとなく眠れなくって、 浴衣姿で女子部屋を抜け出していました。 朝になれば、だれかの「秘密」が貼り出されるでしょう。 どうやら、それに思うところがあるようで。 ピアノの部屋で、なんだか悲しそうな目をして、 閉じた鍵盤の蓋を見下ろしています。 この部屋だけ電気をつけているので、 その明かりが暗い廊下に漏れているでしょう。 (-294) 2022/01/29(Sat) 9:05:09 |
【秘】 2年 夜川 鷗助 → 調律 水銀 莉桜灯りの漏れるその部屋に、遠く庭からの羽ばたきの音が届いたかはわからない。 何にせよ、足音を隠しもせずにピアノの置かれたその部屋に顔を出すだろう。 「こんばんは、水銀さん。夜は冷えるよ?」 制服を着ているだけで上着も羽織らない自分のことは棚にあげて。小脇にブランケットを抱えてあなたに歩み寄る。 許されるなら、浴衣姿の肩にかけてあげるのだろう。 (-295) 2022/01/29(Sat) 9:20:31 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 2年 夜川 鷗助その羽ばたきは聞こえていましたが、 ここは山奥。 夜明け前に飛ぶ鳥の違和感はあれど、 環境音として気にも留めず消費されるもの。 いずれにしても、 「はうわぁ!?」 この驚きぶりのほうが、はるかに大きな音でした。 「びび、びびびっくりした! 鷗助くん? どうしたの、こんな時間に」 ブランケットを掛けられれば、小さくありがとうを返して。 (-303) 2022/01/29(Sat) 11:45:41 |
水銀 莉桜は、だいっ!? と声が裏返りつつ戸森 夢彩にコーヒーを淹れた。砂糖とミルクいる? (a146) 2022/01/29(Sat) 12:23:10 |
【秘】 2年 夜川 鷗助 → 調律 水銀 莉桜「わあびっくりした」 全く驚いた素振りがない。 「それはおれの台詞でもあるなぁ。おれは散歩みたいなものだけど、だれか起きてると思ってなくて驚いちゃった。 ……落ち着かなくて眠れないとか?」 (-314) 2022/01/29(Sat) 12:24:44 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 2年 夜川 鷗助「──」 少女は、すこし困ったような顔をしていましたが、 自分の浴衣のすそをぎゅっと握って、 俯きつつも、ぽつぽつと。 「──うん。 だって、そのう、 明日にはまた、誰かの秘密が勝手に明かされるんだし、 あたしなら──かまわないけど、 なんか イヤだなって、そんなの」 レクリエーションだとしても、 あまり良い気持ちはしていないようです。 (-326) 2022/01/29(Sat) 14:31:09 |
水銀 莉桜は、戸森 夢彩にコーヒーを用意した。レモンって美味しいんだ──と思いつつ、紅茶用のポーションも添えた。 (a155) 2022/01/29(Sat) 14:32:37 |
水銀 莉桜は、早乙女 咲花に向かって首をかしげた。あなたも、コーヒー飲む? (a156) 2022/01/29(Sat) 14:33:04 |
【秘】 2年 夜川 鷗助 → 調律 水銀 莉桜「ふーん……。まあ平気そうにしてるほうが珍しいかもね。秘密って、誰にも言えないから秘密なんだし」 と、あまり近づきすぎないくらいの距離を保って。ピアノを背に少しだけ寄りかかる。あまり体重をかけるのは少し怖い。楽器は繊細なもの、な気がするし。 「でも、自分の秘密が明かされるのがいやってわけじゃ、じゃないんだね。他の人が傷ついたりショックを受けたり、そういうほうが気がかり? 優しい、というより常識的なのかな、きみは」 (-329) 2022/01/29(Sat) 14:44:19 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 2年 夜川 鷗助ちら、とピアノに目線をやって、 それからまた、足下を見つめています。 いえ、床を眺めているのではなく、 考えごとをしているのでしょう。 「それは、 ──あたしだって、いやだけど。 でも、ほかの誰かがイヤな思いをするなら、 あたしがした方が、まだましで」 献身的と評するべきか、 それとも、自己犠牲的と評するべきか。 分かれそうなところです。 (-338) 2022/01/29(Sat) 15:21:15 |
水銀 莉桜は、ちいさく微笑んで早乙女 咲花にコーヒーを淹れた。ミルク差しも一緒に、はいどうぞ。 (a159) 2022/01/29(Sat) 15:22:10 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花/* どうぞ! 秘密開示は情報としてそのままお伝えする形でも、 ロールを絡める形でも構いませんが、いかがなさいますか? 水銀PL (-343) 2022/01/29(Sat) 15:33:56 |
水銀 莉桜は、自分のコーヒーも淹れた。ブラックだ。女子三人のコーヒー空間が形成されている。 (a161) 2022/01/29(Sat) 15:34:47 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜/* ありがとうございます! やや置き進行にはなってしまいますが、ロール交えながらやれたら嬉しいです! こんな状況なら秘密を渡しやすいってのがあればシチュエーションはそれに準拠します (-348) 2022/01/29(Sat) 15:45:02 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花──それは。 ほんのささやかな違和感で。 きっと、同席した戸森さんも、気付いていないもの。 あなたの対面に腰掛ける少女。 沸かしたばかりの湯気が立ち上るコーヒーを、 一切冷ますことなく、口に運んで。 あとから思い出したように、ふうふうと冷ましはじめた。 ──いや。違う。 ほんの、ほんのささやかな違和感。 あなたには、それが見てとれてしまった。 コーヒーカップの水面が揺れていない。 息を吹き掛けていない。 それはただのポーズ。 ──呼吸をしていない。 生きていない? いや、違う。 これはもっと、なにか大きな。 常識の尺度で測れない、何か大きな── ──『秘密』の一端だ。 それが意味するところを。 知ってしまったその事実を。 ここではないどこか、いまではないいつかであろうと。 あなたは少女に、突きつけることができる。 (-357) 2022/01/29(Sat) 16:01:03 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜「………………」 咲花には他人をじっと観察する癖がある。 長い前髪で目元が隠れて、目線を誤魔化すには丁度いい。 一緒にコーヒーを飲む二人の挙動を見つめていた、それだけのつもりだった。 気付いてしまった、覚えてしまった違和感。 その場で触れることはしないけれど、疑問と興味は少女の中で膨らんでいく。 知りたい、その正体を。 欲求が抑えきれなくなり、その日の晩─── 「水銀さん。ちょっといいかしら」 あなたが一人でいるタイミングを見計らって、声をかけた。 (-365) 2022/01/29(Sat) 17:03:30 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花「──ん、」 夜。 お風呂にも入り終えて、浴衣に着替えてゆっくりしていた。 硝子玉のような翡翠の瞳があなたを捉える。 「早乙女さん? ええと──うん。構わないけど」 ……そう、注視してみれば。 この少女の会話にも潜む違和感。 息継ぎを、していないのだ。 それらしい ──『間』 を設けてはいるが。そこには、 ……『自然さ』 がない。言われなければ、分からないようなものだが。 (-367) 2022/01/29(Sat) 17:17:08 |
【秘】 2年 夜川 鷗助 → 調律 水銀 莉桜「……きみの秘密はきみにとって、他の人の秘密より軽いのか。それとも単純にそういう性格なのかな。……まあ、これ以上聞くのはやめておこう。きみはおれの探しものじゃなさそうだし。 それなら、じゃあ、狼にお願いでもしてみるといいのかもね。そういうゲームなんだから、誰かは狼役になっているはずだし?」 あなたを探るように向けていた視線を、窓の外へ。 (-372) 2022/01/29(Sat) 17:32:23 |
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