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【人】 美雲居 月子[ 脱衣所へと向かう彼に ひらひらと手を振り、見送った。 また、空を見上げる。 一人きりの露天風呂は、部屋にある ものよりもずっと広かった。 息を吐く。 彼は、ムーランルージュには もう一つ有名なセリフがあると 知ることはあるだろうか。] "The greatest thing you'll ever learn is just to love and be loved in return." [ お互いに、見つけられたらいい。 それがどこにも浮かばぬ幻想でも きっと構わないから。]** (71) 2020/08/17(Mon) 23:52:25 |
【赤】 美雲居 月子浮気なんかするわけないやん。 [ 目線を流すように彼の方に戻し、 眉尻を下げる。] 確かめてくれてもええよ? [ そういって、伸ばした手をする、と 彼の首の後ろで組めば、引き寄せる。 耳朶を甘く食んで、舌を這わせた。] (*15) 2020/08/18(Tue) 0:04:32 |
【人】 美雲居 月子───言えますか。 思うたところで、なんにも 変わらへんてわかってるのに。 願ったところで、なんにも 変わらへんてわかってるのに。 [ 拐ってくれればいいのに、 そう何度も考えた。 今すぐここから逃げ出したら、 楽になれるんじゃないかと思った。 だけど、できなかった。 だから、ここに───。] うち、たぶん今日が最後です。 ───こんな阿呆な遊びもお終い。 黎哉さんは───言えますか。 嫌やって。しがらみは捨てたいって。 [ そう言葉にするけれど、 なぜだか彼の顔は見られなくて。 ただ落ちた手元にある湯飲みに ゆらゆらと映る月を眺めていた。]* (76) 2020/08/18(Tue) 0:31:24 |
【人】 美雲居 月子 ──百日紅 [ 返ってきたのは、自分と同じ答え。 彼も知っているのだ。この気持ちを。 ゆらゆらと揺らめく水面。 顔を上げると、彼の表情は 柔らかく微笑んでいて。] ───そうね [ それ以上、なにかを返せる気はしなかった。 そのまま、またゆっくり視線が下がっていく。 瞬間、目の前の彼が立ち上がった。 ゆっくりと、見上げるようにまぶたを開く。] (83) 2020/08/18(Tue) 7:41:06 |
【人】 美雲居 月子[ 彼の誘いに、眉尻を下げる。 小さく息を吐いて、こちらも立ち上がった。 差し出された手を見つめる。 取ろうとして、躊躇った。 ───伸ばしかけた右手を軽く握って、 開いて、それから───] ───抱きしめて、ただ、 眠ってくれるんやったら。 セックスは、もういい。 たぶん、今黎哉さんとしても、 うち、虚しぃなるだけやから。 [ そういってゆっくり彼と 視線を絡ませて、二度、瞬きをする。] (84) 2020/08/18(Tue) 7:41:36 |
【人】 美雲居 月子こんなとこで、あほなこと 言いなやと思われるかもしれへんけど、 それでも、うちは─── 最後くらい、身体だけやないって 思いたい。 ───だめ? [ 唇を結び、柔らかく微笑んで誘う、 彼の瞳をじっと見つめた。]* (85) 2020/08/18(Tue) 7:41:50 |
【人】 美雲居 月子 ───百日紅 [ 交わることで、満たされてきた。 必要とされていると感じられた。 自由にできない恋愛の代わりに ここで一夜限りの恋人を作って 満足したような気がしていた。 時折乾くことがあっても 気のせいだと言い聞かせて。 だが、最後の夜。 最後の男になってくれるというのならば その人に触れて欲しいのは─── 逸らされた目。 告げられた言葉に眉尻を下げた。 だが、そちらを見る瞳だけは 動かすことはなく。 肯定が落とされれば、小さく 「ありがとう」と告げて、 その手を取った。] (99) 2020/08/18(Tue) 22:38:57 |
【人】 美雲居 月子[ 抱きしめられた体の温もりが、 心地良くてそっと目を閉じる。 たくましい腕は、柔らかく包みこむ。 手のひらを添えた胸から感じる鼓動に、 そっと耳を寄せるように頬を添えた。 静かな部屋の中で、身動ぐと かすかに布の擦れる音だけが響く。 彼の体にまた少しだけ近づけば。] (100) 2020/08/18(Tue) 22:39:16 |
【人】 美雲居 月子[ 至極ゆっくり、ゆっくりと、 体を離して、彼の方を見上げる。 その目があった瞬間、 眉根を寄せて、泣きそうに笑った。 いつか誰かが、 誰かに、そうしたように。 返事ができなかった。 そんなこと、できるはずがないと、 きっと互いにわかっているはずだから。 わたしが逃げるだけならいい。 彼が逃げるだけならいい。 だけど、その手を取り合ってしまったら どちらにも、きっと、責任を 取ることはできないから。] (101) 2020/08/18(Tue) 22:40:19 |
【人】 美雲居 月子[ 唇を結んで、また頬を寄せる。 愛しているのかと問われたら、 きっと「わからない」と答えるだろう。 戯言でしか、軽口でしか、 そんなものは口にしたことがないのだ。 ずっと、ずっと、触れないように 生きてきたのだから。 ただ、最後に抱きしめてくれたのが この人で、よかったと思う。 同じ気持ちを分かち合える人。 この世の誰よりも、今お互いを 理解し合えている気がしたから。 分け合った体温が微睡に誘う。] (102) 2020/08/18(Tue) 22:40:42 |
【独】 美雲居 月子/* とりあえず舞戸さんのほうをお返事してから木原さんにお返事しますのでお待ちください… そして三谷さんはありがとうございます…! (-297) 2020/08/19(Wed) 8:06:51 |
【人】 美雲居 月子 ───百日紅 [ 互いの立場が何か違ったら、 互いのことを理解できなければ、 もっと別の結末があったのかもしれない。 けれど、きっともしそうなら、 わたしは今この腕の中に いないと思うから。 皮肉なものだと思う。 今はただ、この温もりが愛しかった。 微睡みの中で囁かれた言葉は、 夢か、現か、それすらも曖昧で。 声の代わりに、ゆったりと頷いた。 それは、その胸にまた頬を 擦り寄せたようにも思えたかもしれない。 きゅ、と彼の胸に寄せた手のひらで、 その浴衣を握った。] (115) 2020/08/19(Wed) 10:13:19 |
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