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【秘】 葉山 裕太郎 → 七海 聖奈[理性を捨てたくなりがちなアルコールの誘惑、告げた理性を保つべき背信も起こりえないという事実 ここまでを口にする理由が分からないほど、七海の察しが悪いとも思っていない。 何かを理由に後ろに引くことが出来なくなるように、七海の逃げ道を甘い誘惑で塞ぐ。 自分なんて受け入れられない。 もしも誰かに迷惑をかけたら。 もしもそうなったとしても、お酒の勢いだったから。 そんな言葉が吐けなくなるように。] (-27) 2024/01/18(Thu) 22:30:24 |
【秘】 葉山 裕太郎 → 七海 聖奈[酒が入る前、お店の前で葉山は彼女をこちら側へと誘う。このお店に入ったら最後、朝まで逃がしてはあげないと、我欲を剥き出しにして。]* (-29) 2024/01/18(Thu) 22:31:44 |
【赤】 七海 聖奈[どうせ好かれないから何をしても一緒。 どうせ好かれないのに好かれたい。 酷く矛盾していて受け入れがたいはずの行動を あなたがどう思っているかなんて 分かるはずもありません。 普通なら拒絶されるはずの行為が拒絶されていない、 それはあなたにとっては答えかもしれなくても 私は確信を持てないままで。] (*50) 2024/01/18(Thu) 23:35:19 |
【赤】 七海 聖奈ずっと、名前で呼びたいって思ってたんです。 [小さく呟いた声は届いたでしょうか。 引っ込めてしまった手を自然に取られて 頬を赤くしつつも振り払うことはなく、 握り返して、ついていくのです。 もっといいことをしてあげる、 そんな甘い誘惑の方が今日の本題なのだと 分かってはいたものの 食事だって楽しみにしていた私は 逃げ道を塞ぐようなあなたの言葉に 目を泳がせてしまって。] (*51) 2024/01/18(Thu) 23:36:20 |
【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎[あなたの言葉の意図を察せないほどではありません。 逃げ道を塞がれてしまった私は 引くことも出来ず前に進むしかなくて 逃げられないように、あなたの手を掴んで 同じ場所に居ようと、暗に誘って。 私を受け入れてくれるのなら 絶対にこの手を離さないで欲しいから。] (-31) 2024/01/18(Thu) 23:37:41 |
【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎[元々そのつもりでしたから 拒むなんてことするはずありません。 朝までどころか明日一日さえも貰いたいと、 そんな欲を隠さないまま、 甘い誘惑に導かれるのです。] (-33) 2024/01/18(Thu) 23:38:36 |
【赤】 七海 聖奈*** [お店を離れる頃にはすっかり酔っぱらっていました。 あんまり飲んでは迷惑をかけてしまうと 分かっていても、隣で飲んでいる人がいるのに 全然口を付けないのも嫌で、 ご飯が美味しくてついつい飲んでしまって。 考えがふわふわと纏まらないまま ただただ、隣に好きな人がいて幸せだな、なんて 機嫌よくにこにこ笑いかけて 自分から手を繋いで指を絡めてみせました。] (*52) 2024/01/18(Thu) 23:39:06 |
【赤】 七海 聖奈おいしかった……ごちそうさまでした! また、行きたいな……。 [今の私を見れば本当にただの大学生でしょう。 きっと誰も気づけません。 私がストーカーをしているだなんて。] (*53) 2024/01/18(Thu) 23:39:35 |
【赤】 七海 聖奈新刊、早く読みたいな…… [思考がまとまらないせいで 話がすぐ別方向へと飛んでしまいます。 普段ならこんな喋り方しないのに。 新刊がどんな内容なのか知りもしない私は まさか私がしてきたことが 小説に書き起こされるなんて考えもしていません。 仮に知っても、怒りも軽蔑も抱かない。 ただ、小説の題材になるほどのことを 自分がしていたのかという疑問と 何故数ある題材の中からそれを選んだのか、と 混乱はしてしまうでしょうけれど。] (*54) 2024/01/18(Thu) 23:41:07 |
【赤】 七海 聖奈[あなたと話していれば、 家まで戻ってくるのはあっという間でした。 火照った頬に当たる夜風の心地よさに ほんの少しだけ酔いがさめたような気もします。] 裕太郎さん……… (*56) 2024/01/18(Thu) 23:43:58 |
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