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人狼物語 三日月国


139 【身内】花咲く日、蜜の香りと踊る【RP村】

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【秘】 異邦人 サルガス → 行商人 テレベルム

「きせき……人ならざるふわふわ。光のふわふわ。
 理解の放棄を推奨」

 何も考えないほうがいいこともある。
 それくらいの融通が聞く造りをしていた。

「承知。重ねて私も幸福の捜索を行います。
 どうかお互いに無理なき幸福を」

 そう言って浮かべた笑みは、危なげなあなたの様子を見て直ぐに崩れたことでしょう。見えなくなるまではらはらして見守っていたそうな。
(-81) 2022/03/27(Sun) 15:42:29

【秘】 異邦人 サルガス → 風来人 ユピテル

「承知、待っていました。ユピテル様」

 数日前は様々な人間に声をかけて、忙しい姿が見受けられたけれど、今日はようやく落ち着いたようで、静かに人々を眺めていました。
(-82) 2022/03/27(Sun) 16:47:40

【秘】 気分屋 ルヴァ → 異邦人 サルガス

「…………」

* 反省しているようには見えない、ですけれど。
* あなたはきっと、ちゃんと。申し訳なくは思っている気がして。
* 反発するような言葉は、出てこないのでした。

「………どっちでも」
「君が、そうしたいなら……そうすれば」

* 撫でられるのは、嫌いではありませんけれど。
* 子ども扱いという感じで、恥ずかしくはなります。
* けれどまあいいか、と受け入れて目を伏せて。
* からっぽの棒を手持無沙汰に、緩く振っていました。
(-88) 2022/03/27(Sun) 20:09:26

【秘】 異邦人 サルガス → 気分屋 ルヴァ

「覚えることは多いほどいいでしょう。
 相手に応じて適切な振る舞いが必要です。

 少なくともあなたは、今の私に良い印象を覚えているので、
 私は嬉しく思っています」

 撫で終えると再び手を握って。
 いつの間にか自分の分の飴も食べ終え、
 処分するものだからと棒を渡すように促してから、続く言葉。

「美味しいものでした。
 見た目も綺麗な物でした。
 次に行くことを望む場所はありますか?」
(-91) 2022/03/27(Sun) 21:16:54

【秘】 気分屋 ルヴァ → 異邦人 サルガス

「………そう」
「頑張り屋、だね」

* ルヴァには、あんまり難しい振る舞いは出来ませんけれど。
* あなたは、そういうものを覚えていくのでしょうか。
* 無理はしないでほしいな、と思いました。

「そうだね、……買えて、よかった」
「えっと……次?
 君は行きたいところ、ないの?」

「好きなものとか、あるなら……」

* もしかしたらそれもまた、あなたにとっては、これから知るものだったり。
* ……するのでしょうか。だったら、困らせてしまうかな。
(-92) 2022/03/27(Sun) 21:24:43

【秘】 風来人 ユピテル → 異邦人 サルガス


「あ、ほんと?へへ…
 君が人気者で忙しかったらどうしようかなって
 実はちょっとだけ心配だったり…なんてね!」

なんて、冗談っぽく言いはするけれど
実際あちこち回っていそうだと思っていたのは本当のこと。
何にせよ今は、忙しかったら、の部分は杞憂だったようだけど。

「それじゃ、君が他の誰かに声を掛けられちゃう前に
 善は急げでこっそり連れ出しちゃおっかな!
 とはいえせっかく良い陽気なのに何処か店に入るのもだし…
 うん、今日はあっちの庭園にしよう!」

そう言って片手は差し出すけれど、手は繋いでも繋がなくても。
何はともあれのんびりと歩き出した先は、
初めに集まった庭園とは別の、もう少し小さな方の庭園の方。
(-93) 2022/03/27(Sun) 21:30:49

【秘】 風来人 ユピテル → 異邦人 サルガス


そうしてあなたを噴水傍のベンチへ案内してから、
ちょっと待ってて、と声を掛けた後。

「──ね、ほら、見て見て!
 前からこれサルガスみたいで綺麗だな〜と思っててさ!」

暫くして、飲み物二つ手に持って戻って来た。
屋台で売られていたらしきカップの中の液体は、
今は綺麗な淡い青色をして、いるけれど。

「これ、レモンを入れると紫というかピンクというか
 そんな感じの色に変わるんだって!
 面白いし、綺麗だし、君に見てほしかったんだよな!」

そう言って笑って、レモンの果汁が入った小さな容器と一緒に
カップの片方をあなたに差し出した。
(-94) 2022/03/27(Sun) 21:31:43

【秘】 異邦人 サルガス → 気分屋 ルヴァ

「わたしにとってはこれが自然なことなのです。
 リンゴが落下することと同様です」

 あなたの心配を感じ取ったのかどうかは定かではありませんが、
 気にする必要はないと言いたげでした。

「私の行きたいところ……ふむ……」

 そしてあなたの予想は的中して、やや困った様子を見せます。

「ふむ……」

 小さくつぶやいて、じっと見つめます。助けを求めているのかも。
(-96) 2022/03/27(Sun) 21:39:11

【秘】 看護生 ミン → 異邦人 サルガス

「…そうですね。同じ人なんて存在しませんから。
人の数と同じだけ、幸福の数もあるという事ですよね。」

頷いて、同意を示す。
些細な幸福から、大きな夢まで。
彼女はよき理解者としてその手助けをしてくれるのだろう。

「ええ、勿論。だからこれは強制ではありませんよ。
愛称で呼び合うという行為は相手に対して親近感を感じるから好きというだけなので…」

そうして突如近づいてきた顔に目を開く。
驚いて離れることも忘れたまま沈黙の間に目を瞬かせて
そうしてようやく一言を絞り出す。

「ぶ、物理的なんですね…。」
(-97) 2022/03/27(Sun) 21:42:32

【秘】 気分屋 ルヴァ → 異邦人 サルガス

「りんごが落下するのと同じ……??
 あ、えっと。ならいいけど……」

* 心配しなくていいということを、多分言ってくれたのでしょうから。
* それならいい、と頷いて。自然なことなら、無理にやめさせる方が悪いこともありますし。

「…………」

* そして。あなたが予想通り悩んでいるところを見て。
* ううんやっぱりそうかあ、なんて心の中だけで。

「……と、特にないなら。えっと」
「お花……見に、行くとか?」

* ルヴァは、ここを回っているときに、小さな庭園を見た気がしたのです。
* なんとなく、一人で行くのははばかられたので、いっしょにどうかな、と。
* 誘ってみることにしました。
(-98) 2022/03/27(Sun) 21:44:07

【秘】 異邦人 サルガス → 気分屋 ルヴァ

「配慮に感謝します。
 行きましょう。
 この街ならいくらでも適切な場所があることでしょう。
 花祭りの最中なら猶更です。
 お願いしてもいいですか」
(-100) 2022/03/27(Sun) 22:24:27

【秘】 異邦人 サルガス → 看護生 ミン

「ええ。できるだけ多くの形を知り、
 与えることができればいいと思います」

 あなたと同じ意見を持つことを嬉しく思って、
 同じように頷きました。

「そうですね、そうした交友の形もあるのでしょう。
 ならばそれに倣って呼ばせていただきます。ミン様」
 
 近づかせていただきました。
 近しい気持ちにはなれましたか。
 好ましい感情を覚えるでしょうか。
 適切な行動でしょうか」

 好奇心のままに問いを畳みかけました。顔を近づけたまま。
(-102) 2022/03/27(Sun) 22:54:35

【秘】 看護生 ミン → 異邦人 サルガス

「等しく幸福を与えるのはとても大変でしょうけれど
その想いはとっても尊いものですから。私は応援しますよ。」

純粋に人を幸福を想う。それを美しいと感じるので。
出来れば美しいものを大切にしてほしいと思うのです。

「ふふ、ありがとうございます。
サルガスさんは何か愛称のようなものはないんですか?」

…本音を言うと、様も要らないのだが。
今はささやかな望みが叶ったので満足なのだ。

畳みかけられた質問には少し戸惑って。
だけど一つずつ答えていくことにした。

「え、ええとですね…そういった気持ちは確かに物理的に接触する事で覚えたりもすると思うんですけれど…。
大抵は対話や相手と過ごす時間を重ねて覚えていくものですからこうして間近に迫るのは、もう少し仲良くなってからの方が無難…かなぁと思うんですが…」

如何でしょう…。とどんどん尻すぼみになっていく語尾。
あくまで主観の為、どれが正しいということもない。
時には彼女の大胆な行動が正しいときもあるだろう…と思うのだが、それを正しく伝えるためにはどうしたものかと首を傾げる。
(-106) 2022/03/27(Sun) 23:50:43

【秘】 異邦人 サルガス → 風来人 ユピテル

「問題ありません……いえ、タイミングが良かった、というのは正直なところではあります。今はちょうど合間の時間。
 ですので心置きなくお付き合いさせていただきます」

 手を取られて、ぴたりと歩調を合わせて、庭園へと歩いていく。

「ほう、色が変化して、美しい様子です。
 私に似ているというのは色合いですか?」

 目を見開いて、受け取ったカップを見つめて。
 水面に蛍光色の瞳が映って揺れた。
(-107) 2022/03/28(Mon) 0:09:41

【秘】 異邦人 サルガス → 看護生 ミン

「肯定。困難です、不可能とも言えます
 けれど私のすることは変わらず、
 そして多くが望むことですから」

 すべてわかって、のみこんで尚、こうある。それが私。

「愛称ですか……
番号なら
存在します。
 159532A番というのですが」

 そういうことを言いたいわけではありませんよね?
 と、やや自信なさげに言葉は小さく。

「承知。やや非礼に該当すると記憶しました。
 人類が愛おしくなるとつい近づいてで観測したくなるのです。
 観察のためにはまずは関係をより良いものにする、
 時間を重ねることが重要。理解しました」

 人が人なら誤解しかねない言葉、
 淡々と、そしてこれが奇妙な存在だと十分判断できるほどに言葉を交せばそういった意図とは遠い場所にあることは明白だが。
(-108) 2022/03/28(Mon) 0:19:18

【秘】 異邦人 サルガス → 演者 シェルタン

「充足度の低下を確認。
 解しきれませんか?
 楽観的、理想論。解します。
 真の幸福があったとして、必要とされるは革新的な行為。
 それもまた成否があるでしょう。
 成否で片が付かないこともあるでしょう。

 それについて、私の知るところではないのかもしれません。
 機械的、説明書通りに順に人に当たるだけ。
 目的と手段は一致していないのかも……」

 言葉を続けるほどに自信なさげに小さな声へ。
 瞬きする度蛍光色の瞳が点滅するように見えた。
(-109) 2022/03/28(Mon) 0:58:18

【秘】 灯火売り ポルクス → 異邦人 サルガス

「はは、次の旅は……
 きょうだいの考えを聞いてから、考えるとします」

*この街を離れるということが
*いまだ想像つかないものですから。
*あらためてぺこりとあなたに頭を下げ
*指先にあかりをともします。

「──そろそろ、商いにもどろうかなと思います。
 お話聞いてくれてありがとうございました。

 どうぞ、レッヒェルンの花祭りを
 楽しんでいってくださいね」
(-110) 2022/03/28(Mon) 1:27:10

【秘】 風来人 ユピテル → 異邦人 サルガス


「へへ、まだ見たこと無かった?
 そうそう、青から紫っぽく色が変わっていくでしょ?
 君の髪になんとなく似てるなって思ったんだ!」

僅かに目を見開いた様子を見て、楽しげに笑った後。
覗き込んだカップの中から一度視線を上げて、
ベンチに座って、隣のあなたに視線を戻す。
淡い青のような紫のような、ちょっと不思議な髪の色。

「珍しいもの、綺麗なもの、面白いもの。
 君がまだ知らないもの、他にも沢山見れた?
 この街でどんなものを見て、どんなふうに感じたのか
 君さえよければ、私に教えてほしいな!」

もちろん、君が話したいと思うものだけでいいからさ!
なんて続けて、また一つ屈託のない笑みを浮かべた。
(-113) 2022/03/28(Mon) 3:08:28

【秘】 甘言 イクリール → 異邦人 サルガス

歩幅に精確に合わせて歩いてくれるあなたの動きを見ながら
不思議そうな顔をしている。興味津々だ。

「あっ、着きましたね!すごい人だかり……人気なんですねっ。
 何にしましょう、この芳ばしい甘い香りはクッキーですかね?
 あれ食べてみたいですっ!……あ、えーと……」

「そういえば名前、聞いてなかったような気がします。
 名前、なんて呼べばいいですか?」
(-124) 2022/03/28(Mon) 13:46:27

【秘】 看護生 ミン → 異邦人 サルガス

「理解していて、敢えてそれを選ぶのはサルガスさんが強い証ですね。」

強いといっても力…などではない。
想いの強さだ。

「ば、番号ですか?159532A番…
なんだか珍しいですね… サルガスさんがこの番号に
特別な愛着があるならそちらで呼ぶのも吝かではありませんが…どうでしょうか…?」

にしても、キチンと覚えられるか不安なので呼ぶとしたら
愛称らしく
いちごちゃん
とかなのだろうか…。

「ああ…なるほど。
その気持ちは間違いではありませんよ。
好きな人には近づきたいですものね。わかりますよ。

一目惚れというのもありますけれど
基本的には積み重ねた時間や思い出が、
友情や愛情が芽生えていくもの…だと思います。」

にこりと安心させるように微笑んでから一歩だけ下がって。
今はこのくらいの距離が適切でしょうかと付け足す。
(-126) 2022/03/28(Mon) 17:14:42

【秘】 異邦人 サルガス → 灯火売り ポルクス

「考えておくといいでしょう。時間は十分ですから。
 今はその言葉を待つ時間。

 承知。よい出会いでした。
 別にあれど共に行く道、その先に幸運があることを」

 灯ったあかりを最後にもう一度見つめて、
 丁寧に頭を下げれば立ち去ったのでした。
(-129) 2022/03/28(Mon) 19:20:52

【秘】 異邦人 サルガス → 風来人 ユピテル

「はじめてのものです。
 私に対し印象を抱き、
 贈り物を考えていただくこと、幸福に思います」

 レモンを一つまみ、酸味のある果汁を絞り出せば、
 カップの中の変容を見つめて。
 あなたの見る私の色を見だして。

「確認しました、日々知ることが多く、
 けれど祭りはより特別です。
 話を聞きました。言葉を送りました。
 知るほどに知ることが増えます。
 人類は美しいです。人類は難解です。
 故に私があらんとするのでしょう。
 人類程複雑ではなく、しかし寄り添うことのできる私が」

「……少々祭りのこととは遠ざかりましたね。

 きれいだった、たのしかった」

 複雑な言い回しを振り払うように、
 ひどく簡潔な言葉で語った。
(-130) 2022/03/28(Mon) 19:27:57

【秘】 異邦人 サルガス → 甘言 イクリール

「よく考えることを推奨します。
 甘さが混ざりあうと正確な判断が困難になるでしょう。
 花の蜜に浸したものはより甘いですか?」

 そんなアドバイスをいくつか向けながら、
 お菓子を指差し意見を交わして、
 あなたが望むものへと至れるように。
 真剣な眼差しを向けている。

「サルガスです。
 ここでしばらく過ごしており、過ごします。
 故に短くない付き合いになることでしょう。
 よろしくお願いします」
(-131) 2022/03/28(Mon) 19:33:13

【秘】 異邦人 サルガス → 看護生 ミン

「否定。私はそうあるだけなので。
 強い、というのは適切ではないでしょう。
 けれどそう見えることは記憶しておきます」

「馴染みあるものではありますが、
 人類の呼称としては不適切でしょう。
 音が多く、非効率です。他の番号がいるわけでもないですからね。
 なので、呼びたいようにお呼びください。
 そうすればそれが私の特別になり得るものですから」

 そのままでも識別しやすくて、いいと思いますけど、と付け加えて。効率重視。

「肯定、推奨距離を設定しました。
 
危うくあなたに一目惚れしてしまうところでした

 冗談のつもりだろうか、だとすればあまり上手ではない。

「育みましょう。
 この関係がどのような形へと姿を変えるか分かりませんが、
 双方が双方にとって、良いものであると望むのですから」
(-136) 2022/03/28(Mon) 19:44:19

【秘】 看護生 ミン → 異邦人 サルガス

「ふふ、はい。覚えておいてください。
サルガスさんのその想いは、とても純粋で美しくそして強いこと。」

どうしたものかと頭をひねる。
番号から愛称をつけるのは容易いが、かといって名乗っている名からは遠すぎる。
やはり愛称をつけるなら名前から付けるのが無難だろうか。

「そうですね…… 愛称で呼びたい気持ちはあるんですけれど
名前からパっと思いつかないもので…よければこちらは宿題にしても構いませんか?
来年のこのお祭りには、解答を用意してきますので。」

それまでは、お互いの仲を深められればよい。と思う。
貴女の冗談には「まぁ、それは危ない所でした。」と笑って。

「ええ、勿論。私でよければ。
私は少し先から来ているので、機会がなければこの辺りには来ないんですけれど…
お祭りの間だけでも楽しく過ごせればと思います。
サルガスさんも、お友達を沢山作って、楽しい思い出を作って下さいね。」
(-140) 2022/03/28(Mon) 20:20:29

【秘】 学生 ニア → 異邦人 サルガス

「これから幸せなことが訪れると思うと、それだけで幸せだもの。
 だから、この先貴方が幸せの使者になってくれるのなら。
 きっと貴方の存在が、私の幸せの一つになるはず。
 ……ね、だから楽しみにしているわ、サルガス」

違う風が吹き、違うものが舞い、違う感情が芽生えたとしても。
貴方が幸せの予兆を運んでくれるだけで、貴方が隣に居るだけで。
この先の未来がうんと幸せなものになるのは確かだから。

「……ん。お花は好き、どんなお花も好き。
 春の暖かな色の花も、夏の涼やかな色の花も。
 秋の爽やかな色の花も、冬の寂しげな色の花も。
 きっとこの街でも、たくさんの花が見れるでしょうね」

胸いっぱいに息を吸い込めば、花々の甘い香りが広がる。
貴方の笑みを見れば、その胸も仄かに温かくなっただろう。
(-141) 2022/03/28(Mon) 20:24:33

【秘】 学生 ニア → 異邦人 サルガス

/*
はちゃめちゃにお返事遅くなりました。
後程土下座に参ります。かしこ。
(-142) 2022/03/28(Mon) 20:25:40

【秘】 異邦人 サルガス → 看護生 ミン

「美しいものは力を与えます。
 わたしのありようもまた人に力を与えるものなのなら、
 胸を張ってあり続けられることでしょう」

 頷いて、胸に手を当て、自分を誇示するような姿勢。

「承知。先の楽しみが増えました。
 肯定。この時にしかない邂逅は幸福なものです。
 別れはやや物寂しいものですが、今の間により親交を深めましょう」

 より多く、より深く、より幸福に。
(-143) 2022/03/28(Mon) 20:35:29

【秘】 気分屋 ルヴァ → 異邦人 サルガス

「……うん」
「連れて行って、あげる」

* 思えば、ここに来てから誰かに案内されることが多くて。
* こうして手を引いて、誰かを連れていくのは初めてかも、と。
* ルヴァはふと思いました。

* 進む先は祭りの外の方へ、人気は少なくなって。
* やがてふわりと、花の甘い風が吹きました。
* ちいさなアーチをくぐった先。
* ちいさな花がいっぱいに集まって、咲いたところ。
* おしゃまな風に、庭園がそこで待っていたのです。

「………わ」

* 花弁が頬をなぜていって、ルヴァは声を零します。
* それから、そのままにあなたを見上げて。
* どうかな、と聞きたげに口を閉ざしました。
(-144) 2022/03/28(Mon) 20:37:55

【秘】 異邦人 サルガス → 学生 ニア

「幸福を、
 行くべき未来へ送りましょう。
 過ぎゆく過去へ積み上げましょう。
 あなたにそれができるのなら、それに勝る幸福はありません」

 為すこと思ったことを保証するため、確かにするため、
 そのために人は共にあるのだから。
 あなたと共有できる幸せを想い、再び笑みがこぼれた。

「肯定、この地に巡る四季をやがて知ることになるのでしょう。
 あなたやあなたの好む花々と共に。
 今は春を愛でましょう。
 『花祭り』は花を好むものにとっては相応しい催しですから」

 瞳を閉じれば香りや陽気を全身で感じる。
 瞳を開けば咲き誇る花を視界に焼き付けることができる。

「あなたと同じものを好いて、同じ感情を覚える。
 私の幸福で、あなたにとってもそうであれば素晴らしいです」

 感じるすてきなものは、花だけではないのでした。
(-148) 2022/03/28(Mon) 20:50:30