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【人】 図書館長 アザレア[今日も気まぐれな神は絶好調のようだ。 風邪ひき製造待ったナシの衣装ラインナップに半眼になる。 やめなさい。やめようね。 無言で首を振り、きみの着替えもわたしのお揃いも止めた。 彼女は言われれば絶対を貫こうとする 間違った方向へのガッツがあるのでとても危ない。] またサンタ代理の配達人になりそうだが それで構わないなら夢を配る手伝いはさせて貰うとも。 きみさえ必要としてくれるのなら、来年のみならず それが当たり前になるまで、この先何度でも。 買い出しと配達は出来ても 贈り物のリサーチは出来ない半人前だが 少しくらいはきみの役にたちたいしね。 きみや子供たちの幸せそうな笑顔も拝めるんだ 断る理由なんてないさ 。 [彼女に優先される子供たちに嫉妬して過ごすよりは 彼女と同じ目線で彼女の慈しむものを愛でた方が 余程建設的だと思う、なんて余りにもあんまりな本音を 敢えて口にする必要も無いので呑み込んで。 当たり障りのない言い回しにすげ替えた。 本当は、顔見知りの近所の子供、程度の距離感の 子供たちへの思い入れなんて、薄情だがそんなにない。] (2) 2020/12/31(Thu) 14:47:24 |
【人】 図書館長 アザレア わたしにとっても、きみとゆっくり過ごせる時間は 何ものにも変え難いものだからね。 半分以上は自分のためみたいなものさ。 付き合ってくれてありがとう。 それに……ここならきみも いい意味でなにもできないだろう? こうでもしないとのんびりできないからね きみは働き者すぎだ。 [わたしだって家事が全くできない訳でもない。 使用していない部屋までは完璧には掃除は行き届かなくとも 無駄に広い家でそれなりに人間が生活出来る程度には 1人でこなしてきた訳で。 けれどわたしが気付くよりも圧倒的に 彼女が片付けてしまう方が早い気がする。 多分彼女はなにも『出来なく』なるまで 何かしら仕事を見つけてしまうだろう。 負担ではないと平然とこなすが なにもしないでのんびりする日だって必要だと思うのは 価値観の押し付けなのかもしれないが。 わたしとともに のんびり過ごす時間を必要と思って欲しいので。 手段を選んでは居られない。] (3) 2020/12/31(Thu) 14:47:39 |
【人】 図書館長 アザレア 食事の前に温泉に行こうか? ……、……ん?浴衣は入浴の前?後?なのか? どっちなんだろう…… [温泉は理解しているが。 和風の温泉文化には馴染みがないので謎が多い。 きみは知っている?知っていそうだな。 きみに倣えば問題ないだろうか。 『なにもしない』を強要しても家事に思いを馳せる 彼女をさてどうやって強制的に休ませるかと首を捻る] 好みの味に出会えたら。 それを楽しみにまた来たらいいんじゃないか? きみなら完璧に再現してしまいそうではあるが。 期間と場所を限定した楽しみも また乙なものだろう? これで最後でなく。これを最初に。 ここだけでなく、きみと色々な場所に出掛けたい。 ……と、思うんだが。だめだろうか? [下手に出て。甘えるよう強請れば。 きみが拒めない事くらいは学習済みだ。 そう、きみと二人きりの時間と 二人だけの思い出を得る為ならば 手段なんか選ばないのである。*] (4) 2020/12/31(Thu) 14:50:14 |
【秘】 図書館長 アザレア → きっと教育係 キネレト 慣れ、か。確かに床に座る機会はあまり無いな。 後で教えてくれ。今は…… ……教わっても試せる気がしない。 [しびしびの足をやたらつつかれる。 悲鳴の代わりにぴしりと固まって無になった。 これもマッサージの一環なのかと顔色を伺う。 さては遊んでいるな?楽しそうでなによりだ。 彼女の望んだレアな声はだし方が分からないせいか 咄嗟にでてこなかった口から ふふ、と思わず笑みがこぼれた。 笑って気が一気に緩んでいたせいか 本格的な揉みに入れば 痺れを耐えて息を飲む音が妙な音になった。] (-13) 2020/12/31(Thu) 22:51:08 |
【秘】 図書館長 アザレア → きっと教育係 キネレト ────、は。……、 っ …………ッ、 ぅ、ン。 [常ならば日常の音に隠れただろう吐息の音が 外の音を雪に吸われた静寂の中に変に響く。 喘いでるみたいだなぁと妙な事を無意識に 他人事みたいに考えて。 遅れてじわじわ恥ずかしくなってくる。 まるで痛みに感じてるみたいじゃないか?と。 いや、そんな事意識している事こそを恥じるべきか。 どっちだ。どっちもか。どうなんだ? 指示されるまま伏せてしまったので見えない 足元の彼女の顔を振り返って そろりと、顔色を伺ってみる。 なんでもない顔をしていたら何でもなかった顔をしよう。 そう心に決めて、気恥しさと戸惑いが滲む眼差しで こっそりと彼女の表情盗み見た。*] (-14) 2020/12/31(Thu) 22:52:42 |
【念】 図書館長 アザレア[きみ眼鏡好きすぎじゃない? 本体なのか?実は眼鏡がわたしの本体認識なのか? そんなことより。 赤い頬に気付いてそろりと指の背でなぞる] すこしあついかい? のぼせないといいんだが。 お詫びも何もあれは健康を思っての善意だろう? ならなんの問題もない。問題なく飲めたしね。 きみは噎せていたようだが……喉は平気かい? まぁきみはのんびりみかんでもたべていたまえよ。 [背後から天板に手を伸ばしておみかんむきむき。 スウィーティーすきなんだけどね。 いまはキリッとかがみもちに?ゆきだるま? になっているのでもう暫しそのままでいてもらおうか。 白い筋をそのまま 眼鏡にばかりキスする唇にむにむに押し付けてみる] (!3) 2020/12/31(Thu) 22:59:19 |
【秘】 きっと教育係 キネレト → 図書館長 アザレア勿論。任せておくれ。 今後役立つ時も来るかもしれないしな。 まぁ……今は難しかろうねぇ。 [つんつん、と調子に乗って足をつつけば 可哀想に君は固まってしまった。 マッサージ前の肩慣らしならぬ脚慣らしですと 神妙な表情を作って君の顔を見たけれど、 如何せん口許の緩みが抑えきれなくて 面白がっているのが伝わってしまったかな。ごめんごめん。 触れても痺れの少なそうな箇所から触れて、慣らしていく。 くすぐったいかい? こちらは平気かな? 大丈夫そうか、とむにむに真面目に揉み始めたところで やたらと艶っぽい声が耳に飛び込んできて一瞬耳を疑った。 最初は空耳かなって思った。 けれど辺りを覆う白銀の雪が音を呑み込む二人きりの室内は、 他に客が居るとは思えないほどに静かだ。 彼と僕の息遣いが聴こえる以外は。 確かめるように脹脛から膝裏までを揉みほぐしながら 君の反応に意識を集中させてみれば、 堪え切れず漏れてしまったみたいな吐息と声は やはり他ならぬ君のもののようで。] (-48) 2021/01/01(Fri) 13:20:46 |
【秘】 きっと教育係 キネレト → 図書館長 アザレア[苦しそうなのに、苦しそうなんだけれど まるで切なく喘いでいるみたいな──…… 一度そう認識してしまうともうそうとしか聴こえず、 じわじわと鼓動が速まっていく。 落ち着け静まれ僕の心臓。 彼はただ痺れに悶え苦しんでいるだけだ。 そんな姿に艶めかしさを感じて興奮するなんてどうかしている。 そう自分に言い聞かせようとしたけれど、反対に アザレアくん、可愛い。 もっとその声を僕に聴かせて欲しいなぁ……? ……なんて愛おしさを感じてしまう僕が居て。 君の反応がより大きくなる場所を探しながら、] 声、……がまんしなくて良いんだよ……? 辛い想いをさせてすまないね。 どうかな、少しは楽になっていると良いんだが…… [ゆったりと強弱を付けて丁寧に脹脛を捏ねていく。 僕一人が妙な気分になってしまっていると 君に知れてはあまりに居た堪れなさすぎるから、 努めて普段通りの澄まし顔で話しているつもりで。 けれど高揚して上気した頬とどこかうっとりしたまなざしは きっと隠しきれずに君に向けられていただろう。]* (-49) 2021/01/01(Fri) 13:20:51 |
【人】 図書館長 アザレアきみに頼って貰えるのは気分がいいな。 きみはなんでもひとりでこなそうとしてしまうから。 もっと頼ってくれ、と、 言えるほど役には立たないかもしれないが わたしにできることなら、なんなりと言ってくれ。 きみに必要としてもらえるのは、うれしい。 [アノラックって余り暖かそうな印象がなかった。 何か違うものと勘違いしているのかもしれない。 いやしかし彼女の教会の訓えは何故だか 屈強な戦士でも育て上げようかという 習わしだった気がするから油断はできない。 なんてわりとどうでもいいことを考えている 思考の残念さは隠したまま ほとんど反射で答えた言葉に無意識に口元が緩む。 自分の紡ぐ言葉への多幸感にへらへらしていて 気付くのが一瞬遅れたが。 大切な人と言われた気がするな。 大切な人、と。] (43) 2021/01/02(Sat) 5:33:07 |
【人】 図書館長 アザレア[そんな大切な言葉を当たり前のように聞き流してしまう 自分に驚愕してから 彼女にとって大切な人が自分であることを、 当たり前に受け止めている自分に、ふと、気付いて。 軽い気持ちで口にしたわけではないと理解できるのに きみからの「大切な人」だなんて、得難い敬称を 繰り返し賜る奇跡に改めて感謝もせず、 あらためて浮かかれることもなく それが自分のことであって当然だと思えるだけ 愛されてきたのだと、思い知った気がした。 あたりまえと受け流していいはずがない。 なのにすっかりあたりまえであることが嬉しくて。 複雑なこの感情を、なんという言葉で表せばいいのか 知識と記憶の中から見つけ出すことはできなかった] (44) 2021/01/02(Sat) 5:34:35 |
【人】 図書館長 アザレア 特別な日だけじゃなく、普段から もっと何だって手伝わせてくれ。 きみがひとりで終わらせてしまったほうが早いことでも 些細なことでも、なんだって。 ……そう、思っているんだがそうまで言えば 聞こえはよくとも実際きみにとっては 負担が増えることなるんだろうな。 …なんでもお手伝いをしたがる幼子の気持ちが 今少しだけわかった気がする。 しかしわたしはもう幼子なんて歳でもないしね せいぜいお手伝いを強請らずともきみに必要とせれるよう 役に立つ伴侶を目指して精進するとするよ。 [ただでさえ誰にでも分け隔てなく尽くしてしまうきみの 特等席を我が物顔で独占しておいて ふんぞり返っている訳には行かない。 例えそうでもきみはきっとなんの不満も抱かずに 幸せそうにわたしに尽くすのだろうけれど 差し出し受け取ってもらえることが喜びなのは なにもきみだけじゃないんだ。 なんでもしてやりたいと思っているのはきみだけじゃない わたしにとってもきみは大切な人なんだから。 そう胸を張って伝えられるようになる日はいつになるやら。 その時まで君が隣にいてくれることが どれほどの奇跡か理解しながら 当たり前だと傲慢に思えるだけきみに愛され 甘やかされている自覚はある。] (45) 2021/01/02(Sat) 5:37:20 |
【人】 図書館長 アザレア[何事も誰に対しても尽くしすぎる彼女を見て ……差し出していないと、不安なんだろうか。 そう思ったことがある。 ならばただ喜んで受け止めてやることこそが 彼女の望む形なのかもしれない、と。 けれどそろそろきみにも、 あたりまえの顔をして受け止めたって問題ないくらいに 愛されているのだと自覚させてやりたいものだ。 一ミリたりとも彼女のためでなく ただの自己満足に過ぎないが。 きみといると自分の不甲斐なさと いくつも向き合うことになるのに どうにか克服してやれないものかと 足掻くことも楽しいだなんて きみにであわなかったら、 きっと一生知らないままだった。] (46) 2021/01/02(Sat) 5:38:20 |
【人】 図書館長 アザレア そうとも。きっと上げ膳据え膳というやつだ。 手伝おうとなんてしてはいけないよ。 さみしいのは勿論だが、それ以上にきみの体が心配だった。 頼むからきみはもっときみを大切にしてくれ。 わたしのために。 わたしにとって大切なきみを一番大切に出来るのは ほかならぬきみ自身なのだから。 [きっと「自分なりには」「それなりに」大切にしていると 言いそうだと思えば小言めいた声音になりそうになるのを なんとか抑えて、言い聞かせるように 届かないと知りながら、届かない言葉を重ねておく。 彼女とともに過ごして、理解したことがある。 彼女は別に自分をないがしろにしているのではなく 自分、という項目の優先順が著しく低いだけだ。 他を大切にするあまりすこしだけ無理をして自分を削って これだけ無理できたんだからあともう少しくらい大丈夫と 次第に無茶なくらいに無理を重ねてしまうわけだ。 そんな献身的なところももちろん素敵だとは思うが 何事も限度があるし彼女はそれを無自覚に超えている。 理解できないのならそれはそれで仕方ないとして 彼女のものさしでは「ちょっと」に測定されてしまう無茶は 「やりすぎ」なんだと伝えるために ……取り敢えず、言葉を重ねて洗脳しようかな、と。 効果のほどはきっとイマイチだが根気は大事だ。たぶん。] (47) 2021/01/02(Sat) 5:43:39 |
【人】 図書館長 アザレア[けれどその認識の違いを理解できないなりに 認識が違う、という事実はすこしだけ届いている気がする。 このままゴリ押しすれば洗脳されるのかあるいは やり方を替える必要があるのかは もう少し様子見してもしいだろう。] なるほど、確かにそうか。 着替えて入ってまた着るのは確かに忙しないな。 効率を考えるならば…… ……最初は部屋の露天風呂がいいんじゃないかな。 脱いだ服を部屋に持って戻る手間が省けるだろう? ところで確認なんだが…… (48) 2021/01/02(Sat) 5:45:53 |
【人】 図書館長 アザレア 入浴後にせっかく着替えた浴衣を、 すぐに脱がしたくなってしまった時には どうしたら、いいだろうか? 温泉宿で世話になる作法としては。 家に帰るまでは我慢すべきかな? [すこしだけ、悪い顔をしていたずらな問いを投げかける。 随分と可愛らしいことを言ってくれるから つい、意地悪をしたくなってしまって。 ああ、悪い癖だ。 きみが愛らしく恥じらう顔を見たいだなんて。 どこまで許されるか測る子供みたいな所業だ。 けれど確かにわたしの趣味も悪いがこれに関しては きみだって悪いと思うんだ。 この愉悦をわたしに教え込んだのは 間違いなくきみ以外にいないのだから。] (49) 2021/01/02(Sat) 5:46:30 |
【秘】 図書館長 アザレア → きっと教育係 キネレト[足を揉んでもらっているだけなのに変な声が出た。 これは聞こえているのなら笑い飛ばして貰うべき事故であり 聞こえていないのなら何もなかったふりをすべき案件だ。 どうやら聞こえていたらしい。と理解すれば 羞恥にじわりと頬が熱くなるのを感じた。 何か言ってごまかそうと口を開けば 仕事熱心な彼女の手のひらに脛まで揉みほぐされて 更なる事故が重なりそうな予感に唇を引き結んだ、が。 甘ったるい音が鼻から抜けることになるし びくりと、決して感じているわけではなく反射的に 体が痛みにこわばって痙攣した。 声を我慢しなくていい。と、いわれても。 痛いときに叫ぶ方法がよくわからない。 どこからどんな声を出すのが正解なのか 体も頭も知らないから無意識にも出てこない。 それでもいまのこれがふせいかいなことだけはわかる。 なぜって?解釈違いだからだ。 繰り返す。 解釈違い だからだ。声を我慢しなくていいだなんて 別なシチュエーションでわたしがいいたい。ずるい。 そうじゃないな、そうじゃない。 頭が混乱しすぎてとうとうバグって、 変な笑いがこみ上げてくる。] (-83) 2021/01/02(Sat) 5:47:48 |
【秘】 図書館長 アザレア → きっと教育係 キネレト……──、…ふ、………ふふっ、 ふ … ははは っ、… ……いや、ちが…、すまない みょうなこえが、でたから、おかしくって…… ああ、いや、違うな。はずかしかったんだ。うん。 きみがふつうにながすから、ふふ、…よけい。に……? [こみ上げる笑いに腹を抱えて身をよじらせれば マッサージの邪魔をしてしまうことになり 耐え難いほど痛かったから逃げたわけでも 邪魔をしようと思ったわけでもないと詫びる。 言い訳が自己分析に変わって。 きみもわらってくれたらいいと、振り返った先に ……随分と熱っぽい視線を向けられていた名残を なんとなく、感じ取ってしまった。 あれ?なんだろう?その目は。 知らないわけではないその顔の答えを頭が理解するより先に 心臓がよからぬ期待にはねた気がする。 ああ、間違えた。 なぜ笑い出してしまったんだろう。 羞恥を耐えて、もっと聞かせて、煽ってやれば良かった。 あんな妙な声に、煽られて、くれたんだろうか、きみは。] (-84) 2021/01/02(Sat) 5:48:31 |
【秘】 図書館長 アザレア → きっと教育係 キネレト……ゴホン。 あー……、いや、うん。 だいぶ楽になったよありがとう。 これならたちあがれそうだ。 [変な空気になる前にわざとらしい咳払いで誤魔化し 慌てたせいで早口になりつつそう切り出せば >>15温泉へと誘うエスコートの手を取った。] ……、…繰り返しになるが。 わたしはこういう宿で世話になる際の ルールやマナーへの理解が乏しい。ので。 冗談でなく、上がるまでに答えが欲しい。 家まで我慢すべきかそれとも ここで、きみを求めても構わないか。 (-85) 2021/01/02(Sat) 5:50:27 |
【人】 図書館長 アザレア[立ち上がるのを手伝おうとするその手に唇を寄せて。 くすぶる感情は触れる唇に潜ませて。 顔を上げるときにはもうすっかり普段通りの顔をして見せ 何ごともなかったみたいに振舞う] 現実問題としてはきみがいそがしすぎるんだよな。 逆にその問題さえクリアしたのなら 冬のあいだに温泉宿巡りをすることだって可能なわけだ。 [少し真面目に考えてみようか、などと ぽつりとぼやきながら手伝いの手を借りて立ち上がる。 すっくと問題なく立ち上がった 介護みたいだな。と無意識に言いそうになって なんだか悲しくなったので、やめておいた。*] (50) 2021/01/02(Sat) 5:52:12 |
【秘】 きっと教育係 キネレト → 図書館長 アザレア脱が…… ……して。 [脱がして。脱がしてくれ。 願ったり叶ったりだ。 君が僕を求めてくれる機会を逃したくない。 そもそもこれから素肌を晒しあおうというんだ。 何を今更恥ずかしがることがあるもんか。 そう思うのに、改めて言葉にしようとすると気恥ずかしい。 むしろ一思いに自分から脱いだ方が 君は変な遠慮をせずに済むんじゃないか?] (-98) 2021/01/02(Sat) 17:51:41 |
【秘】 きっと教育係 キネレト → 図書館長 アザレアんっ……、もう少しの辛抱だよ。 大丈夫、きっとすぐに良くなるから…… [鼓膜にやたらと鮮明に甘い声色が響く。 びくりと痙攣してしまった君の肌を 宥めるようにそっと何度も撫でながら、 「そんなに気持ちよかったかい……?」 そう尋ねかけて、我に返って口を噤んだ。 いや何を口走ろうとしてるんだ。違うだろ。 彼は痛がっているんだしっかりしろ僕の脳味噌。 本当はこうして触れられるのも辛いだろうに 奥歯を噛み唇を引き結んで必死に痛みに耐えているんだ。 少し調子に乗りすぎたかな…… そう思って君の顔を覗き込もうとするより先に、 君から笑い声が上がって初めて気付く。 そうか。笑うところだったのか。失敗した。 何故だろうか、 笑うという選択肢が僕の頭にそもなかった。] (-99) 2021/01/02(Sat) 18:04:20 |
【秘】 きっと教育係 キネレト → 図書館長 アザレア[冷静になって考えてみれば当然で、 なんなら聴こえない振りをしておいた方が 君にとっては喜ばしかったのかもしれない。 腹を抱えて笑い出した君からぱっと手を離して、 一緒に笑い飛ばそうとしても上手く笑えない。 笑うんだ。無理にでも。笑わないと、これじゃ 君に煽られましたと思いっきり自白しているようなものだ。] …………あはは、っふふ、ふ うん いや……その 恥ずかしがらなくてもいいんだぞ……? 君と僕との仲なのだし。 少しでも効いたなら良かった。 ……でも、 [なんとか平静を装って、言葉を紡ぐ。 手のひらに滲んだ変な汗を服の裾で拭ってから 咳払いですべてを誤魔化そうとする君の手を引いて、 どうしても伝えたくなってしまって耳打つ。] (-100) 2021/01/02(Sat) 18:04:28 |
【秘】 きっと教育係 キネレト → 図書館長 アザレア僕もそう詳しいわけじゃないけれど…… 高そうな調度品やお布団や床を 汚さないように気を付ければ、 構わないんじゃなかろうか。 だから、 ……食事が終わって、お布団が敷かれた後なら 我慢しなくていいよ……? [導いた答えはこうだった。 心の中で尋ねた神様の答えは 『家に帰るまで我慢しろ』だったんだが 家に帰った後まで君のやる気は続いていないかもしれない。 そう思ったら、神様の声を無視してやりたくなった。 数秒とかからず脱衣所へと着けば 窓の外には相変わらずちらちらと雪が降っている。 見るからに寒そうだ。脱いだらもっと寒いだろう。 身体を洗う場所はあるのかな? なんて意識を明後日へ向けながら、君の手を一度開放する。 温泉にタオルを持ち込むのもマナー違反だったっけか。 ならばFOが良いんだろうな。 耳慣れないのにやけにしっくりくる単語が 脳裏に過ぎった気がしつつ、徐に服を脱ぎ始めた。] (-102) 2021/01/02(Sat) 18:19:31 |
【念】 図書館長 アザレア[そんなこともあろうかと。 どこからともなくもち包みアイスをとりだした。 流石にこれは食べさせるのは難しかろうと 紙の蓋をペリペリ剥がしてはいどうぞしておいた 2/4の確率でラ神が出してくれたよ。 おたべ。] (!8) 2021/01/03(Sun) 1:07:53 |
【念】 図書館長 アザレア[>>!5ゆびをあぐあぐされた仕返しに 歯科検診宜しく歯をいじり倒してやろうとしたり >>!6抱きついて眠るきみを元祖お布団に運ぼうとしたり しようとした名残が残っている。 どこにとはいわないが。 クルッポー。 眠ってしまった相手に劣情を催すほど理性は死んでいないが 無防備に身体を預けてくれるこの状況に 何も感じないわけでもない。 若い頃ならこの体勢は何かと問題があっただろうなぁと 無意識に考えて悲しくなったのでやめた。 いや、うん、気が長すぎるだけで 枯れているわけではないんだ。 なんだかそういう心配をされている気がしなくもないが。 若々しくもないが衰えているわけでは、たぶん…] (!9) 2021/01/03(Sun) 1:17:35 |
【人】 図書館長 アザレア ふむ……。 わたしとしては今まさに少し困らせる程度の 我が儘を言ったつもりでいたんだが。 [彼女の返事を聞いて、顎を手で摩りながら首を捻る。 うん、確かに我が儘だったはずだ。 きみにわたしの望むように変わってほしいだなんて。 改めて思い返して一人頷くが…… 彼女の中で我が儘にカウントされた気配はない。なぜ。] なるほど、なかなか難しいな。 きみのいう我が儘というやつは。 まぁ、それはさておき……ひとつだけ覚えておいてくれ。 わたしが『そうして欲しい』と望んだからといって きみは無理に自分を変える必要はないんだ。 今の侭がきみにとって一番心も体も楽に過ごせるのなら 別にわたしの杞憂も我が儘もお節介も ……名称はなんでもいいが それらは全部空回りで構わないんだ。 きみにとってそれが不要なら突っぱねて構わないし むしろ無理に受け入れようとされる方が大問題だ。 きみをわたしの望み通りの何かに変えたい訳じゃないんだ。 ただわたしなりにきみを大事にする方法がわからなくて 模索しているだけだからね。 (102) 2021/01/03(Sun) 4:21:29 |
【人】 図書館長 アザレア 二人で生きるというのはなかなかに難しくて… なんとも面白いものだな。 ……ああ、お茶のおかわりはいるかい? [わたしはなかなかに楽しんでいるんだが。 きみは少しばかり生真面目が過ぎるきらいがある。 だから「面白い」くらいの心構えでいいんだ、と 今伝えたいことはそれだけだった。 互のために悩むことは悪いことではないけれど これは慰労会なんだからそれではいけないし、それ以前に わたしたちは二人寄り添って生きていくことを選んだのだから 一方が疲れてしまうような関係ではいけないとおもう。 しかし「ならどうすればいいか」を見つけ出すのは きっと簡単なことではない。 「きみも、面白いとおもってくれるだろうか?」 「考えすぎて疲れてはいないかい?」 そう言葉で問いかける代わりに小首をかしげてみせた。 言葉にしてしまえばきみに「そんなことない」を 重ねさせるだけになってしまいそうで多くは語らないまま。 そろそろ飲み干しそうなお茶の二杯目を どうしようか尋ねることでこの問答に終止符を打った。] (103) 2021/01/03(Sun) 4:22:24 |
【人】 図書館長 アザレア 彼ら彼女らはもてなすのが仕事なのだから 手伝いを申し出ては困らせてしまうのではないかな? ここにいる間くらいはプロの仕事に任せようじゃないか。 [おおっと手伝うつもりでいたのか。 そんなことだろうと思った。 サボるのが苦手なきみを休ませるために連れ出したのに きみときたら息をするくらいの自然さで 何かしら仕事を見つけ出そうとする。 だからそれらしい言葉で言いくるめておく。 真実は知らない。手伝いを申し出れば喜ぶのかもしれない。 知らないけれどやってくれるのだろうから任せよう。 それがいい。] ああ、謝らないでくれ。 きみはいつだって生き生きしているし どんなに忙しくても愚痴ひとつこぼさず 笑顔を絶やさないひとだから 弱音を吐くところなんてこれっぽっちも想像がつかなくて だからクリスマスの手伝いを申し出て、 ちょっとだけ余裕のない顔で喜んでくれた時に …少しだけ、味をしめてしまったのかもしれない。 そんな姿、見せてくれるのは わたしだけなんじゃないだろうかと 自惚れてみたら、もっと見たくなってしまっただけなんだ。 (104) 2021/01/03(Sun) 4:23:55 |
【人】 図書館長 アザレア[終わらせたつもりで掘り返してしまったが。 改めて言葉にするとやはりこれは我が儘だと思う。 きみをわたしなりにたいせつにしたい、という 求められてもいない善意の押し付けであり 我が儘以外の何者でもない。 判り易いと思うんだが…… なぜこれが彼女には我が儘とカウントされないのか。 きみ、善意に弱いものなぁとすぐに頭の中で答えが出て 一人で納得しておいた。] 『わたしを必要とするくらい困っているきみ』 なんてものはもしかしたら わたしに都合のいい幻想なのかもしれない わたしは割と夢見がちだし。 例えきみがどれほど働き者で丈夫で疲れ知らずであっても、 きみの王子になりたいわたしにとっては、 いつだってきみが助けの手を必要としてる か弱いお姫様に見えてしまうからね。 ああまた言ってるな、くらいに思ってくれていいよ。 多分これはきみが大切な人である限り治らないから 一生患ったままになるだろう。諦めてくれ。 大好きなきみを大切にしたいだけで、 鬱陶しくとも害はない筈だ。 ……たぶんね。 (105) 2021/01/03(Sun) 4:25:30 |
【人】 図書館長 アザレア[少しばかりの子供じみた悪戯心で彼女の羞恥を煽って。 なのにむしろ手のひらで転がされているのは わたしの方なのではないかと疑うくらいに 望み通りかそれ以上の反応をもらって。 温泉に浸かる前からちょっとのぼせそうな心地になる。 ちなみに今脱がせたい場合は? 揶揄でもなんでもなく喉から出そうになった問いを 飲み干そうと湯呑を手にとったが 二杯目をまだ淹れていなくて空だった。 ゆっくりさせるために温泉に連れてきて 温泉に浸かるより早く疲れさせるわけにはいかない。 流石に、流石に。 流すお茶がなくてもごくんと飲み込んでおいた。] (106) 2021/01/03(Sun) 4:27:31 |
【秘】 図書館長 アザレア → きっと教育係 キネレト[きみわざとそういう言葉を選んでいないか? わたしも言ったことないのに。なぜだ。 いや理由はわかっている。 わたしがへたれだからだな。 いつもいい雰囲気になっても なんとなく途中で切り上げてしまう。 いやちがう時間をかけて優しくしたいだけで? 言い訳の常套句みたいだな? 頭がバグるには十分すぎる混乱が頭の中を通り過ぎて 久方ぶりに無邪気に笑い転げて。 ちょっと困っているように感じるきみが あわせて笑ってくれることに すこしだけほっとしてしまうあたりが へたれたる所以なんだと思う。 だって仕方ないだろう? 初めてでこそないがちょっと記憶に残ってないくらい 遥か昔の出来事過ぎて手順も作法も雰囲気作りも 想いやりかたもさっぱりおもいだせないくせに 失敗だけはしたくないのだから 身動きがとれなくなってしまったって。 安心しきってすっかり気が抜けていた。 自分に言い訳もして、 わたしはわるくないんだと安心して。 きみも笑ってくれるから、安心しきって……] (-135) 2021/01/03(Sun) 4:29:47 |
【秘】 図書館長 アザレア → きっと教育係 キネレト[『だいてくれ』なんてあんまりな思考に一瞬流れて いやいやわたしが抱くんだろう?と頭を抱えたくなった。 きみにはきっとこれっぽっちも伝わらないだろう敗北感に 胸元で手を組み黄色い悲鳴を上げる恋する乙女みたいな心地と 男としての自信がぽきっとへし折れそうになる心地との間で 板挟みになりながら、再び舞い戻った混乱に はくはくと、何度か無意味に空気を食んだ] ……え 、えと。 それは、こうえい、だ ……? [自分でも何を言っているかわからないまま 赤い顔をしてなんとか答えて……今度こそ本当に頭を抱えた] (-137) 2021/01/03(Sun) 4:31:46 |
【人】 図書館長 アザレア[いつでも気を取り直して普段の顔を 取り繕える面の皮の分厚さはわたしの強みだと思う。 思考を放棄しているともいうので善し悪しはさておき。 うん、もう大丈夫そうだ。 すっかりしびれも痛みも感じない足に 感動しながら見下ろして指先を動かしてみたりする。] すごいな、本当に大丈夫になった。 きみはなんでもできるなぁ。 わたしのところはわたしより役に立つ職員が何人もいるし たまに、暇なら座っていてくれと言われて カウンターに座っているくらいしかしていないよ。 ……、……ああそうか、簡単な話だな。 きみのところにも人手を増やせばいいのか。 相場は分からないが…… ひと一人雇う程度の寄付金は惜しまない。 任せてくれ。 そういう甲斐性だけは運良く無駄に恵まれている。 (107) 2021/01/03(Sun) 4:33:54 |
【人】 図書館長 アザレア[なんならきみのところの教会ごと諸々の権利を どうにかしたっていいんだが流石にそこまでは やり過ぎだろうとまだ手を出していないが。 きみとの時間がいまより長く手に入ったとしても それできみのやり甲斐ときみの居場所を奪うことになっては 本末転倒だからさじ加減が難しい。] わたしももちろん手伝うが。 例えば忙しい時だけでも臨時で人を雇うのも 悪くはないと思うよ。追々検討しよう。 今はまずは、温泉だな。 [手渡されるままふたり分の手荷物を受け取って 繋ごうとした手が空ぶった。かなしい。 なにかまだ必要なものが……ああ、替えの下着だろうか? そう納得したのに彼女の手にあったのは どうにも納得できないものたちだった。 だがわりと控えめな数だな、とか思ってしまうくらいには 慣れもあるので無理やり納得した。浮かべるの好きだものな。 きみにそうまで好かれるものに妬きたくなる気持ちはあれど きみの好きなものを許容できるくらいの甲斐性もまぁ 少しくらいは、育まれていないわけでもない] (108) 2021/01/03(Sun) 4:36:58 |
【人】 図書館長 アザレア[きみが神の導きを捻じ曲げることなどないと思っているし きっと神に問うだろうなと思っていたから おやたまには気の利いたことも言うじゃないかと感心する。 そうともこんな時くらいは悪戯心は控えめでいい。 よくわかっているじゃないか、なんて。] ……なるほど?覚えておこう。 [きみはわたしが求めれば拒まないなんて知っていたし。 例えば神が止めようとも、わたしが無視して押し切れば 受け入れてくれるだなんて、しっていたけれど。 わたしは知らないのだから事実がどうあれ拒めるのに 今日も拒まないんだと言わせたかっただけのことだ。 そんなくだらないことに満たされてしまうあたりが へたれたる所以だなんて自分を抉る思考は右から左に流した。 都合の悪いことを記憶力の悪さに託つけて 忘れた振りをするのは得意中の得意だ。 回廊のような広縁を渡った先に屋根付きの露天風呂が見えた。 いや見えているとはいわないかもしれない。主に、湯気で。 なるほどこれは眼鏡が曇るやつだ。 メガネケースを取りに戻って軽く一往復。] (109) 2021/01/03(Sun) 4:38:04 |
【人】 図書館長 アザレア 体を洗うのは入浴の前? だとすると風邪をひいてしまいそうだな。 かけ湯だけで浸かるのが正解な気がするロケーションだね。 [ひとの着替えをまじまじと眺めるものではない。 けれど眺めても許されるんだろうと思えば どうしても見たくなるものだ。 自分も服を脱ぎながら…… 一枚ずつ剥ぎ取られてゆく彼女の衣服を見送る 雪とは違う音が肩から落ちるのを見送って…… ふと、完全に自分の手が止まっていたことを思い出した] 食事と、布団の用意が済んだあと、までお預け……か。 うーん……今こそ脱がせたい気分だな。 なるほど。 わたしは制限を設けられると燃える性質なのかもしれない。 [伸ばした手が、晒された項をすこしだけ撫でてから ネックレスとピアスを外すのだけ手伝った。 変色してしまうかもしれないからね。 眼鏡だけならその辺りに置いておいたってよかったが わざわざ眼鏡ケースを取ってきたのは これを思い出したからだ。 一緒に入れておけば心配性のきみも 失くす心配をしなくていいだろう。] (110) 2021/01/03(Sun) 4:40:17 |
【人】 図書館長 アザレアなんというかこう……自宅以外で靴を脱ぐのも割と 破廉恥というか、気恥ずかしさを覚えたりするんだが。 部屋の入口で靴を脱いで、 今は外が見えているのに裸になって…… ……なかなか、……うん、 頭では理解していたんだがなんとも…… 刺激的な体験だな。ちょっとおもしろい。 [きみはその辺大らかというか 気にしなそうだなぁと考えながら隣を見る。 今度は邪な気持ちはなくきみも支度が終わったかの確認に。 外へと続く扉を開けば遮られていた冷気が 素肌に一気につき刺さった気がした。 文字通り、ちくちくと刺さった気がするくらいに。 え?これ本当にこのまま外出るの?正気? 思わず扉を閉め直して彼女の顔を訝しげに伺う。 いや、ここまできて入らない選択肢はない、ないけれど。 ここで思い切るのは多分きみのほうが上手だと思う。 寒さに耐える踏ん切りがつかなくて、 どうぞと場所を譲ってみる。 扉を開けてお先にどうぞなんて 普段当たり前にやっていることが 今はどうにもできそうになかった。] (111) 2021/01/03(Sun) 4:42:28 |
【念】 図書館長 アザレア[ピックがひとつなんだよなぁ。 気にせずおたべとよしよししておいた。 餌付け、かわいい。 アザレア は あじを しめた] (!11) 2021/01/03(Sun) 6:01:23 |
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