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人狼物語 三日月国


176 【R18】実波シークレットパラダイス外伝【身内】

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視点:


【赤】 人事課 緑郷 溢

榑林 由希子! 今日がお前の命日だ!
2022/09/25(Sun) 21:00:00

【赤】 人事課 緑郷 溢

/*
元気に味方の背中を撃ちかけて草ァ!!!
(*1) 2022/09/25(Sun) 21:26:47

【人】 人事課 緑郷 溢


「おはようございます!緑郷は今日も絶好調です!」

なんだかんだとやっぱり様々興味はあるもので、
ちょっとワクワクしつつ時間通りにテラスにやって来たところ。
ちょうどプールにロボ太が飛び込んだのか、
遠目に上がる水飛沫を見て、おおーと呑気な声を上げている。

そう呑気にしていられるのも自分の番が来るまでの話。
束の間の平穏を謳歌しよう。
(1) 2022/09/25(Sun) 21:46:17

【人】 人事課 緑郷 溢


言葉を失ったり、テーブルに突っ伏したり額を打ったり。
或いは(概ね社長のせいで)罪の無い水が犠牲になったり。
プールサイドのテラス席は一瞬にして混沌の坩堝と化した。

「なるほどなるほど……そういうことでしたか!
 緑郷としては、どちらもちょっとだけ……
 ちょ〜〜っとだけわかるような気がします!」

どちらもかねてそれらしい噂は聞いていたから納得だ。
何れも本人から詳しい由縁を聞いたわけでもないものだから、
無責任にまるきり共感を示しはしないものの。

殆ど愛玩に近いそれはなんとなあくわかる気がするし、
解説についても、日常生活の中でまで意識する事は無いけれど
シチュエーション次第では楽しむ事はある。
特に騒ぎ立てることもない、個人の趣味嗜好の範疇だ。

「…あれっ、望月さんはもうお戻りになるんですか?
 スパに集合出来たら集合ですね、また後ほど!」

とにもかくにも羞恥心の類の薄い人種はお気楽なもので。
朝食の席を後にする望月に気付いて、そう声を掛けた後。
カップを落としてしまった加賀山の方に
大丈夫ですか、と声を掛けていたりしたとかしないとか。
(14) 2022/09/25(Sun) 23:40:37

【赤】 人事課 緑郷 溢


「ただいま戻りました〜!!」


「いやあ、いざ秘密を白日の下に……という段階になって
 どうすれば緑郷の仕業とバレないかを考えていなかった時は
 それはもうどうなる事かと思いましたが……
 社長に手伝って頂けばいいというのは盲点でした!」

朝食の場で、社長を除けば初の開示例が出た後の事。
恐らく一番このゲームに乗り気であろう狼は今日も楽しげだ。

口振りから察するに、どうも記念すべき最初の襲撃は
とっても行き当たりばったりな犯行計画だったらしい。
それでも案外なんとかなるものだ。
(*3) 2022/09/26(Mon) 0:14:44

【赤】 人事課 緑郷 溢


「………ご愁傷さまです?」


部屋に入って昨日と同じに席に着けば、
アロマの香りが変わっている事と、鹿籠の様子に気が付いて。
何らかを察して心の中で合掌した。
心なしか昨日より色褪せてすら見えるような。気のせいです。
(*4) 2022/09/26(Mon) 0:15:24

【赤】 人事課 緑郷 溢


「………?????……??……………???ええと……」

「まずはお話を伺ってみないことには……」


事の次第によっては介錯するのか?
(*6) 2022/09/26(Mon) 0:35:37

【赤】 人事課 緑郷 溢


「あっもうかなり乱心していらっしゃる……」


むしろ誰にも知られたくない性癖の動かぬ証拠を
一日に二度も誰かに抑えられて平静で居られる方が少数派だ。
そりゃそう。しかし緑郷はお気持ちお察し申し上げられない。

そして急に落ち着きましたね。

 まあ、鹿籠さんがここで死んでしまったら
 その性癖を知ってしまった方々が野放しになるわけですから…
 
口止めをしてからでも遅くはないのでは?


死んだ後の事なんては死人に関係のない事、とはいえど
与り知らない所であれこれと尾鰭を付けられかねないのもな。
とはいえそこは知られてしまったのが誰かにもよるだろうけど。
生きる理由がそんなのでいいのか?


「あっ、雲野先輩もいらっしゃったんですね。
 鹿籠さんは色々大変だったみたいですけど……
 雲野先輩は大丈夫でしたか?」

魂の叫びじみた鹿籠の爆弾発言に何とも言えない返しをしつつ。
やって来た雲野の方に小さく片手を振った。
(*10) 2022/09/26(Mon) 1:23:14

【赤】 人事課 緑郷 溢


「なるほど仲良死というやつですね!」


辞めるだけなので違います。ともあれ、
鹿籠は一時的に羞恥心に致命傷を負うだけで済んだらしい。
ここから追撃を受けてとどめを刺されない事を祈ろう。

「とはいえ緑郷は皆さん揃っておいでの方が嬉しいので、
 そうならない事を切に願っていますが!
 鹿籠さんがそう仰るならきっと大丈夫でしょう!」

人に知られたくない性癖を知られてしまった先が、
少なからず言わないだろう、と言い切れる相手だったのは
何はともあれ不幸中の幸いだったのだろうし。

一先ずはそれで一件落着としたのかお茶を淹れ始めた。自由。
(*12) 2022/09/26(Mon) 1:53:05

【赤】 人事課 緑郷 溢


「でしたらよかったです!
 差し入れもありがとうございます、
 お言葉に甘えてさっそく頂いちゃいますね!」

だんだん呼び捨てにも慣れて来て貰えたような気がして、
敢えて言葉にしたりはしないけれど、内心嬉しくなりつつ。

声を掛けられればどうぞどうぞ、と雲野にもお茶を注いで
雲野が持ち寄った屋台の様々からチュロスを一本頂いた。
お味はシンプルなシュガーバター。

「あっ、そうでしたそうでした!
 では雲野先輩、次のくじ引きお願いしますね!」

例によって何処からかホワイトボードを出しつつ、
くじ引きは雲野に託して見守る構えだ。
きっと富武の分のくじは既に抜かれていることだろう。多分。
(*15) 2022/09/26(Mon) 3:30:16

【赤】 人事課 緑郷 溢


「緑郷も鹿籠さんの事も雲野先輩の事も忘れませんよ!
 まだそうと決まったわけじゃないですけど……
 もしお仕事を辞める事になっても、ならなくても
 皆さんがよろしければまた遊びに行きましょう!」

性癖暴露大会の本会場はもはや送別会のような雰囲気に。
これが本当に送別会になったとしてもそうでなくとも、
この旅行の後もまた三人で集まるというのも楽しいだろうな。

「それから、はい!
 本日は牧野瀬さんですね!緑郷も少し気になっていたので、
 またまたちょうどいい感じです!くじも空気読みますねえ」

それはそれとして、次の標的には二つ返事で了承を返した。
身も蓋もない話、この狼は全員気になると言えばそうだけれども
敢えて彼にも言う辺り榑林とはまた違う理由らしい。

「? はい、緑郷も雲野先輩と同じ部屋で嬉しいです!
 鹿籠さんとも同じ部屋だったらよかったんですが……
 三人でここにお泊りしたら流石に怪しいですよね〜」

人事課の事務員は地獄耳。
ぽつりと零した雲野の呟きに笑顔で賛同しつつ、
既に部屋割りが男女混合である事の違和感はログアウト済み。
(*22) 2022/09/26(Mon) 21:54:50

【赤】 人事課 緑郷 溢


「牧野瀬さんには社長を恨んで頂くとして……
 明日の朝が楽しみですね!」

事実諸悪の根源はと言えば全面的に、
唐突にあんな事を言い出した社長ではあるけども。
最早隠す気ゼロでワクワクしてる皇狼の人間性は社長寄りだし。
後でアイリスアウトするはめになっても文句は言えないですよ。

「はい!よろしくお願いします、雲野先輩!
 部屋の移動はちょっと大変ですけど……そうだ!
 移動する時、もし大変だったらお手伝いしましょうか?
 緑郷、こう見えて結構力持ちなんです!」

そのうち鹿籠さんとも同じ部屋になれるといいなあ、と
続けて零しつつ、またお茶のおかわりを注いだ。
いつかプライベートでも今と同じように集まれたら、
その時もきっと、同じように楽しいだろうな。
(*24) 2022/09/27(Tue) 3:45:39

【赤】 人事課 緑郷 溢


「はい、任されました!
 部屋が同じならついでですし、これも旅行の思い出です!」

お気になさらず、と頼りにしてくれた雲野に笑顔を返しつつ。
連絡先の書かれた鹿籠の名刺をお礼を言いつつ受け取った。
ややレア物だ。仮にここを辞めたら名刺も新しくなるだろうし。

「うーん、確かに人によっては
 時々来るくらいの方がちょうどいいのかも……?
 何にしても、雲野先輩も鹿籠さんも緑郷のお友達ですから!
 緑郷、お友達とはたくさん遊んだり話せた方が嬉しいです!」

確かに、個性的な社長や社員達に振り回される日々は
人によっては時々来る程度がちょうどいいのかもしれない。
全面的に鹿籠の言葉を肯定しつつ一部途中式はややズレている。

「ランダムで日替わりっていうのも楽しいですけど……
 そういえば、確かに初日の部屋割りも楽しかったですねえ」

ここはもはやルール無用、従って(?)遠慮も無用という事。

思い返せばそう、初日は女性陣は一部屋に纏められていた。
つまりそういった任意の定番イベントが……
あったかもしれない、と想像する事は個々人の自由ですよね。
(*27) 2022/09/28(Wed) 10:15:54

【赤】 人事課 緑郷 溢

/*
すごい気が抜けててたった今思い出したんですけど
万が一今夜雲野さんが吊られてしまうと襲撃が空振るため、
保険で緑郷も襲撃を牧野瀬さんにセットしておきますね……
(*28) 2022/09/28(Wed) 10:18:32

【人】 人事課 緑郷 溢

#3日目スパの部

さてこれはスパに居る面々が一通りてんやわんやした後の事。

「──お待たせしました!緑郷が助けに来ましたよ〜!!」

もはやエロトラップダンジョンめいた地獄絵図の中。
なんとも能天気な声と共に漸く助けが来たらしい。

再び木乃伊取りが……にならないよう足元に気を付けつつ。
先ほど水没ならぬスライム没した方の浮き輪は
既に使い物にならないだろうので、新しいのを持参して。
一先ず引き上げやすそうな人からどんどん引き上げていこう。

ちょっともったいない気もするけど、せっかくの旅行の一日を
スパだけで潰させるというのもかわいそうだし。
一連の様子は何らかの形で保存しておいてもらえるように
来る時についでに社長に頼んで来たし。これでよし。
(72) 2022/09/28(Wed) 16:49:55