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人狼物語 三日月国


138 【半突発R-18】隠り世への送り雛【飛び入り歓迎】

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【人】 走狗 狛


  小葡萄はいかがですか、愛しい者達。
  あちらでは食べられない美味しいものです。

  喉も渇いてはないかと
  こちらは桃の果実水ですよ。一ついかが?

  どちらも食べ、飲めば
  ……良い気分になれますよ。

>>20話しかけたのは
 少し幼さが抜け切っていない女性に。
 横から手を回し、彼女の前に
 お皿ごと差し出してみたがどうだろう。

 それから気付いたのは、彼女と話してるのが
 一人の女性を除けば
 サクヤとミヤビで、ちょっと驚いた顔をする。]
(25) 2022/03/18(Fri) 12:19:46

【人】 走狗 狛


  ようこそ、二人とも。
  
  あー、……
  喋り方が変わってるとか、言うの無しだぞ?

[と、軽く目配せしたけれど。
 彼ら彼女らからしたら
 今はそれどころではないだろうか。]*
(26) 2022/03/18(Fri) 12:21:40
走狗 狛は、メモを貼った。
(a6) 2022/03/18(Fri) 12:24:03

【赤】 助勤 サクヤ

 
―夢―

 
私は今までの夢を思い返す。
 
まだ胸の膨らみもここまで大きくなかった頃。
二日かけて。
愛でに愛でられ、ありとあらゆる雌としての悦びを刻み込まれて、処女を散らした。
夢はそこでは終わらない。
いいや。
一度終わったはずの夢は、繰り返す。
豪華絢爛を思わせる異形たちの場所だけではなく。
胸で達し、喉で悦を識り。不浄の孔も暴かれて。
恐ろしがりながら。不安がりながらも。
人の身であれば触れられぬ場所まで悦楽を刻まれた。
教え込まれた。染められた。
かくりよだけでなく。現世でも。
時間も場所も関係なくその夢は訪れた。
最初は一人に。やがては別の妖と共に。
 
(*0) 2022/03/18(Fri) 12:27:27

【赤】 助勤 サクヤ

 
それでも。それらは『夢』なのだ。
何度も果てて、果てて、果てて、染められ切ってしまったように思えても。
 
 
全てを忘れるように。
これは夢なのだと。
その声に縋るように目を閉じ開けば、また、いつも通りに。いつもの日常に。
 
 
そう。
自分の身に起きていることから、逃げていた。**
 
(*1) 2022/03/18(Fri) 12:27:54

【人】 助勤 サクヤ

 
―隠り世・奥の院―

 
「…あそこで働いていますから。
 何度となく、この噂は聞きましたし。
 
 あそこで働く子に、良い雛になれると。
 そう言われたこともあるんです。」
 
 
だから、だと。まだそう信じ込む。
そう信じていたいから。
それでも、目の前に起きていることに頭が痛んで、目を伏せた。
 
 
「それに、神様がそこまで悪いこと
 なさる筈が…ありません。
 そう、…そう。
 雛同士が愛で合う姿すら、喜ばれて…?」
 
 
そう。
そんな事、どこで知った?
わからない。分からなくて、頭を抱える。
そうしているうちに、はあ、とこぼれた吐息は熱い。
頬が染まって。身体の芯に熱が宿る。
 
(27) 2022/03/18(Fri) 12:28:22

【人】 助勤 サクヤ

 
「…あ。」
 
 
ふる、と震えながら顔を上げる。
その眼差しは熱に蕩けて、媚びていた。
>>26声の主人に気付いて向けた視線もそう。
一瞬記憶を探って。
ああ、こちら側の方であったかと。
納得して、にこり。笑みを見せた。**
 
(28) 2022/03/18(Fri) 12:31:10

【赤】 夢うつつ 真珠

―回想・夢から醒めた朝―



……夢……また、あのゆめ……
でも、どんな夢だったっけ……?


[幾度となく見た夢>>0:82はいつも、起きてしまったことを残念に思うほどの甘美さに満ちていた気がする。

内容を思い出そうとしても、はっきりとは思い出せない。そんなもどかしさを感じながらも、なぜか心の熱くなるような、焦らされるような感覚が身体の芯には残っていて。]


……ん……っ、は……ぁ……っ……

……ぁ…んぅ……、……ちが……う……

こんなのじゃ、なぃ……んっ、んんんっ……!


……っは……ぁぁ………



[夢で味わった甘さの続きを味わおうと、身体の火照る部分を幾ら独りで慰め果てても、あの感覚を目覚めている時に取り戻すことは出来ず。

満たされぬ切なさを感じながらも、やがて夢の感触が薄れ落ち着くまで、時も忘れて自らの身体を弄り続けるのだった*]
(*2) 2022/03/18(Fri) 12:33:48

【人】 夢うつつ 真珠

―隠り世・奥の院の宴席―


[気をつけてね、というお面の男の言葉>>21に、うん、と頷きながら、巫女服を着た小鬼のような妖の手招きする席に、スカートの裾を撫で付けながら足を崩して座る。

並べられていた料理はクリスマスパーティーでもこんなにはたくさんの種類が置かれてはいないだろうと思える豪華さだったし、それに見た目も味付けもこれまで見たことも食べたこともないような変わった、それでいて美味なものだった。]


あれ、くださぁい。あーーんっ。
もぐもぐ……んー、美味しい。

なんだかわかんないけど、美味しいね。
それに、なんだか身体がほわほわしてきちゃう…


[現世ならざる物で出来た料理を口にし続けている為か、段々と酒に酔ったかのように夢心地な気分になってくる。

服を引っ張ったり、急に現れては驚かして来る異形達をきょろきょろと見まわしたり、突かれてくすぐったそうに笑ったりしながらも、まずは祭りに来てからりんご飴しか食べられなくて飢えていたお腹を満たそうと、付き纏う妖達にあれこれと料理をねだるのだった。**]
(29) 2022/03/18(Fri) 12:34:37
夢うつつ 真珠は、メモを貼った。
(a7) 2022/03/18(Fri) 12:35:50

【人】 夢うつつ 真珠

[>>25嘴のようなものを付けた男に、果実と飲み物を薦められれば、じっと差し出されたそれを見詰めた一呼吸後に、彼に向き直ってにへらと笑い]


わぁ、ありがとう。あなたも、ここに住んでる人なの?

ここのお料理って、おいしいし…
なんだか、気持ちよくなってくるんですね〜。
このお皿のも、そうなの? すごぉい。
あとで、お金とか請求されない? 大丈夫…?


[そんな事を言いながらも、お代など要求される事がないのは何となく判っていた。…少なくとも、お金では。

真珠はとても美味しいという触れ込みの小葡萄に目をつけるとそれを指差して、これ、と言い、目を閉じてあーんと口を開き、狛へ皿の中身を一粒放り込むよう促した**]
(30) 2022/03/18(Fri) 13:16:17

【人】 気紛れ者 空木

[長い髪の少女にすいと横から差し出される皿。
どこか不穏を孕む形容を聞きとがめ>>25]


  ……いい、気分?

   おい、ちょっとそれ──

[妖に弄ばれるのは半ば覚悟しかけていたが、年端のいかない少女達が眼前で――と考えると、さすがに居た堪れない。
学生服を着た二人は無論、咲夜も未成年に見える。
多少軽薄にとられようが、倫理観はあくまで人間のそれだ。

咄嗟に制止しかけた声が、見知った顔に途切れる]
(31) 2022/03/18(Fri) 13:47:02

【人】 気紛れ者 空木



  ……こ、ま? なにしてんの。

[どこか人間離れした──動物的な雰囲気を漂わせていた男>>26
問わずとも知れることをつい口にした自分に、弱く笑みを滲ませ]

  なんだ。…思ってたより口、回るんじゃん。

[何時かのやりとりが、今は遠く感じられる]
(32) 2022/03/18(Fri) 13:52:34

【人】 気紛れ者 空木

[咲夜が続ける説明は、やがて不穏な色を滲ませる。
まるで既に、こちら側に魅入られているかのような。
どこか狂信的な口ぶりに、小さく息を詰め>>27]


  あー…、本格的にまずいな、これ。

[熱に震える声音。
見上げる眼差しにありありと滲む、媚びた色>>28]

  ええと、さっちゃん。
  その顔はまずい、ひじょーに、まずい。

[間近で吸い込んだ妖の香気のせいか、宿酔いにも似た鈍痛で頭が軋む。
他に手立てもなく、少し低い位置にある彼女の頭を庇うように、胸元に押し付けた]
(33) 2022/03/18(Fri) 14:07:27

【人】 気紛れ者 空木


  落ち着いて、ね。
  大丈夫…とは言ってあげられないのが、歯痒いとこだけど。

[軽く頭を撫でつけて、今できうる限りの柔らかな響きで囁く。
確か他人の心臓の音を聞かせると、人は落ち着くんだったか。
かつてないほど隅なく身体に熱を巡らせようとする心臓に、その役目を果たせるかは疑問だが]


  なぁこれ、…もう、何ともなんない?

[諦観の滲む声音で、それでも見知った男に縋るように、問う]
(34) 2022/03/18(Fri) 14:17:12
気紛れ者 空木は、メモを貼った。
(a8) 2022/03/18(Fri) 14:22:59

【人】 助勤 サクヤ

 
>>33抱き寄せられると、自分のものではない香りが鼻腔を擽る。
>>34耳に届く心の音。トクトクと平時のそれよりも早い気がした。
非常に不味い。そう、言われはした。
頭を撫でる掌がわたしには甘く感じられた。
落ち着いて。大丈夫。
そう。大丈夫。ここは、そう言う夢だから。
 
(35) 2022/03/18(Fri) 14:38:30

【赤】 雛巫女 サクヤ

 
「…ええ。大丈夫、です。」
 
 
呟いて。
豊かな胸を押し付けながら身を寄せる。
仮面の下。覗く唇に唇を寄せた。
啄んで。舌先で突いて。
隙があるならそのまま舌先を奥まで忍ばせる。
片手は胸元を辿り。帯から下へ。
浴衣の合間に忍び込むと雄の膨らみへ掌を押し付ける。
すりすり。撫でつけて、形を確かめ。
 
両側の妖も。周囲からも。
楽しげな。昂るような。そんな雰囲気や言葉が滲み出た。
 
 
「ん…、どこが、良いですか?」
 
 
微かに首を傾げて。
微笑みと共に。恥じらいを伴うようなそれとともに問うのは淫靡なそれ。
 
 
空いた指先で、相手の胸の芯を探ってはすり、と擦った。**
 
(*3) 2022/03/18(Fri) 14:39:18

【人】 白い大蜘蛛 カガリビ

─回想:現世/本殿の外れ─


[狛の答えは、予測していた範囲の解答だった。
『すぐには分からなかった、けれど今は自分が死亡した事を知っている。』
だからこそ、隠り世と現世の違いを認識して、自分の意志で行き来出来るのだろう。
ならば、逆も然りだ。
自分が隠り世の存在ではないと認識すれば、自然と隠り世に引かれる事もなくなるだろう。

ーーー白髪の少女に、治す気があればの話だが。]

ありがとう、君のおかげで僕も答えが出たよ。
脚を止めさせてしまって悪かったね。

[機会があれば、彼にはちゃんと礼を用意しよう。
ーー丁度、送り雛が始まる頃だ。
彼を喜ばせる事は簡単だろう。

協力してくれた彼に頭を下げて、そのまま他の場所へ足を向けたのだった。*]
(36) 2022/03/18(Fri) 15:33:12

【人】 雛巫女 サクヤ

 
―過去/初めての送り雛―

 
初めて。
迷い込んだのではなく、雛としてこの場所に呼ばれた時。
恐ろしくて、何が起こるか分からなくて。
だから。他の妖が手を伸ばそうとする中。
>>1:L1>>1:125一度は未知から助けてくれた、その姿を見つけて走り出し、縋りついた。
その時、人の姿か、それ以外の姿か。
どちらだったとしても。
奇跡的に夢の中。その姿を、声を、手を、思い出して。

 
「わ、わ、わたし、…わたし…!」
 
 
この人が良い、とも。
帰して欲しい、とも。
声にできないまま。何かを主張しようとする。
それでも雛が縋りついた相手がいると。
それなら無理に奪う事はない、という空気だったのか。
わたしはカタカタ震えながら、必死に彼に縋りついて。
 
泣き出しそうだったのを覚えている。**
 
(37) 2022/03/18(Fri) 17:14:30
雛巫女 サクヤは、メモを貼った。
(a9) 2022/03/18(Fri) 17:16:48

【人】 白い大蜘蛛 カガリビ

―隠り世・奥の院―

[宴が始まった。
雛たちが招かれた事で、皆が愛でようと色めきだっている。
当然、自分も雛と愉しむつもりだが、その前に一つ、役目をこなさなければならない。

――…狛と語らっている、白い少女。
彼女がこれ以上、隠り世と現世を迷わないよう。
本来いるべき場所がどちらなのか、はっきりさせなければならない。]

狛君、ほんの少しだけ、いいかな。
大丈夫、邪魔はしない。
なんなら、手も出さない。

[少女が狛からの葡萄を食べ終えたタイミング>>30を見計らって、声をかける。
彼が宴を愉しむ妨げになってしまう事は、こちらも望んでいない。
だから、少女には指一本触れる気はない。
ただ、己の役目の為の行動。

座り込んでいる少女>>29と目線を合わせて、少女の瞳を覗き込んで、ゆっくりと告げた。]
(38) 2022/03/18(Fri) 17:28:40

【人】 白い大蜘蛛 カガリビ

『君は、隠り世の住人ではない。』


[真っ赤な瞳。
――蜘蛛の目は、獲物を洗脳し、支配する
と言われ、強い力を持つ。
狛との会話>>36で得た答えを、彼女の深層心理に刷り込んでいく。
彼女がどうやって隠り世を認知しているにせよ、自分がどちらか自覚していれば、振り回されることは無いだろう。

けれど、言葉はそこで終わることは無い。]

『ここでは、好きなだけ愛を享受するといい。
皆、君を愛でる事を望んでいる。
欲のままに、求めるといい。』


[少女に、「雛」として振舞え、と。
そこまで告げて、ふいと目を逸らした。
ここから先は、狛に委ねるべきだろう。

――何より、少女の友達がどんな反応をするかという事の方が、楽しみだから。*]
(39) 2022/03/18(Fri) 17:29:06
白い大蜘蛛 カガリビは、メモを貼った。
(a10) 2022/03/18(Fri) 17:47:30

【人】 白い大蜘蛛 カガリビ

―過去/初めての送り雛―


[こちらに駆け込んでくる「雛」を、避ける事なく受け止める。
小さく震えて、今にも泣いてしまいそうな顔。]

可愛そうに、そんなに怖がることはない。

[少女の顔には、かつての面影があった。
「咲夜」と名乗った、小さな女の子。
彼女も自分を覚えていたのだろう、だから、自分の元へ駆け込んできたのだ。]
(40) 2022/03/18(Fri) 18:54:26

【赤】 白い大蜘蛛 カガリビ

君に、愛でられる心地よさを教えてあげよう。
君を、誰からも愛される雛にしてあげよう。

[そっと、彼女を押し倒す。
瞳は紅く、獲物を見る捕食者の目だった。

そうして二日間、休むことなく彼女を抱いた。
処女を散らし、彼女の身体に肉の禊の形を覚え込ませて、胎を白濁で満たし続けた。
彼女に「雛」としての悦び、その最初の一つを刻んだ。]
(*4) 2022/03/18(Fri) 18:54:52

【赤】 白い大蜘蛛 カガリビ

[それからも、数年をかけて彼女の身体に「雛」としての悦びを刻んでいった。
蜘蛛が獲物を吸いつくすように、彼女の全てに舌と、手を添わせて、白濁で染め上げた。

今の咲夜は、間違いなく誰もが心惹かれる「雛」であろう。
皆で愛でるに足る「雛」であろう。
―――愛するに足る「雛」は数居れど、「完璧に仕立てられた雛」という点では、咲夜を置いて他にいない。

そうしてまた今年も、皆が咲夜に悦びを刻むのだろう。*]
(*5) 2022/03/18(Fri) 18:55:09
白い大蜘蛛 カガリビは、メモを貼った。
(a11) 2022/03/18(Fri) 19:02:25

【人】 高校生 三國萌々子

─隠り世・奥の院─

[>>0しゃりん、と鈴の音色が聞こえて
私がその不思議な音色に振り返るよりも前に
気付けば賽銭箱の前に居たはずの私は
舞台のように、あるいは映画の中のように
煌びやかな場所に立っていた。]


  え、ぁ。

  あ、……え?
  真珠ちゃん、何言ってるの?

[>>12私はこの異様な光景の中
唯一と言って良いほどの、見知った存在に
私の友達の方に縋るようにそばにいたけど
彼女の言葉は、よく分からなかった。

一体何がご利益で、楽しいことで、お腹の調子なんて
今は喉に何も通りそうにないのに。]
(41) 2022/03/18(Fri) 19:14:39

【人】 高校生 三國萌々子


[>>29そんな彼女に呆気に取られていたからか
彼女が食べ物を摘みにか
少し席を移動した時に、本当に少し出遅れて。

空いた隙間を詰める前に、さっ、と
誰かが割り込んで来た。
それは人間のようでもあったし
仮装してるのか、まるで人間に見えない何かであったり。]
(42) 2022/03/18(Fri) 19:23:21

【人】 高校生 三國萌々子


  ち、ちょっ……
  真珠ちゃ……!

[人混み?の隙間から見える彼女は
>>29胃袋を満たしている。

こんな世界の食べ物、食べちゃダメ。

よもつへぐい、って聞いたことない?

……と、そんな言葉を口にする前に
どんどんと彼女との間に沢山人が割り込んでくる。
>>25仮面をつけた男と、>>38一度見たことがある男が
真珠に近づいたのを最後に
私の前には人だかりという名の壁が出来てしまった。]
(43) 2022/03/18(Fri) 19:26:52

【人】 高校生 三國萌々子


  や。
  
  あの、ごめんなさい。
  ……通して
ください


[小さな声は尻すぼみになり
最後は殆ど聞こえなくなった。

前に立つ人達は例えば見つめるだけだったり
手をゆらゆらと伸ばしてきてこちらを触ろうとしたり
私が何も言わないとそれだけ距離を詰めて来たり。]
(44) 2022/03/18(Fri) 19:34:24

【人】 高校生 三國萌々子


  
ひっ。


[言いようのない気持ち悪さがあって。
私は一歩後ずさる。

真珠ちゃんは大丈夫なんだろうかと思っても
私は怖くて、この人だかりを掻き分けて
彼女の元に行くなんて……それはきっと無理だから。

ぺたん、と転ぶように尻餅をついて
磨き上げられた床の上で
私は幾つもの瞳に、好奇の目に晒されて
身体をガタガタと震えさせていた。]*
(45) 2022/03/18(Fri) 19:36:22

【人】 白い大蜘蛛 カガリビ

─隠り世・奥の院─


[どうやら白髪の少女の友達は、まだ「雛」に選ばれた事を理解できていないらしい。
隠り世の住人たちに囲まれて、身動きできなくなってしまっている。>>45
幸い、白髪の少女の導きは済ませたし、これ以上、狛の前に割って入る気はない。

なら、今度はへたりこんでいる彼女を導くべきだろう。]

――こっちにおいで。

[人ごみをかき分けて、震える彼女に手を伸ばす。
純粋な、善意の手。
好奇の目を向ける者たちの中にあって、ただ静かに、彼女が手を掴むのを待っている。]*
(46) 2022/03/18(Fri) 20:03:25

【赤】 雛巫女 サクヤ

 
―過去/初めての送り雛―

 
「あっ…?」
 
 
押し倒される。世界が反転するような感覚。
視線の先には紅の瞳。
自分の体がこんなに自分の言うことを効かなくなるとは知らなかった。
熱く燃える様になるとも知らなかった。
 
(*6) 2022/03/18(Fri) 20:09:22

【赤】 雛巫女 サクヤ

 
「んんっ! ふあっ、ひゃああんっ!
 あっ、ああんっ!
 へん、変になりゅっ、やっ、そこ、だめえっ!」
 
 
身体がビクビク跳ねる。
ぴりぴり痺れるような快感。
キスも初めてだったのに、ゾクゾクと背筋を伝う甘い悪寒は、お腹の奥底を痺れさせた。
衣服はいつの間にか剥がされて。
自分でも触れた事のない場所に。その奥まで。
そんな所からとろりと蜜が溢れてくるなんて、知らなかった。
 
 
「あっ、ああっ、ああああああ!!!!!」
 
 
初めて。硬く閉ざされた処女肉を暴かれる。
身が引き裂かれるように恐ろしくて。
けれど、痛い、と言うよりも。
充たされている。その感覚の方が強く。
されるがまま。愛でられるがまま。
下腹が膨れ、肉槍を引き抜けばこぽりと溢れてくるほどに白濁を胎内に注がれた。
二日目の最後には自分から腰を振って。
その気持ちよさに酔いしれて、もっと、と。
 
(*7) 2022/03/18(Fri) 20:09:48