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人狼物語 三日月国


48 【恋愛RP】映画のおともにポップコーンはいかが?【R18】

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視点:


2年 山田 舞は、メモを貼った。
(a2) 2020/11/11(Wed) 0:05:28

【人】 2年 山田 舞

― いつか/優しい指先>>2

   っ

[髪に触れる感覚に、びくりと肩が跳ねた。
目を固く瞑り視界の閉ざされたわたしには、先輩が一瞬固まってしまったことも、犬鳴先輩の名前が出されたことも気づかないまま。

大丈夫、と繰り返す、低く少し掠れた声が。
髪に覆われた鼓膜をやさしく叩く。

それがフリだなんて、わたしには見抜けないから。
お茶を淹れてあげるからねって言葉も
指先の温度も
井田先輩は優しいってことをこれでもかと教え込む。

先程まで求めていた感触が与えられることに、
しばし目を細めて、うっそりと酔いしれれば。


ほろほろと解れていく心と比例してこぼれ落ちていく涙も止まって。時折しゃくりあげるくらいまで落ち着いたら。
まだぼんやり霞のかかったような思考のまま問いかけた。]

   せんぱいたちの 間で
   はやってるんですか ?

   おんなのこのあたまを撫でるの…

*
(24) 2020/11/11(Wed) 0:49:00
2年 山田 舞は、メモを貼った。
(a8) 2020/11/11(Wed) 0:53:42

【人】 2年 山田 舞

― いつか/井田先輩>>25

[流行りじゃないなら、
犬鳴先輩はどうして女性の頭を撫でるのかしら。
そのひとも、泣いていたのかしら。

井田先輩の話が本当なら、
撫でられていたひとは、嫌がってなかったのかな。

それなら、いいのかな。
―――甘えても、いいのかな?

先輩と後輩ってそういうものだっけ。
恋人同士だけに許されること、じゃないのかな。
井田先輩はそれでいいのかな。]

   (……いけない、と 思う)

[もし、井田先輩を好きだってひとが見たら、きっと悲しむ。
井田先輩の優しいところは、とっても素敵なところだけど、でも、]

    (でも)

 
(35) 2020/11/11(Wed) 3:22:44

【人】 2年 山田 舞


    "良くないと思います"

[その一言が、出てこなくて。

それどころか離れていきそうなその掌を追うように
自らスリ、と頭を擦り寄せて。

してほしいならいつでもするよという先輩の言葉が
頭のなかでリフレインする。

やがて先輩の手が、ひと撫でするたび
頭の芯が焼き切れそうな感覚に襲われ初めて。

うっすら開けた視界の先に、
此方を心配げに見る井田先輩と目が合えば]

    ッ ご、ごめんなさい… !

[サァァァっと意識が醒めていく。
自分はなんてことを先輩にさせていたのだろう!

焦る気持ちにがばりと勢いよく立ち上がり、深々と礼をひとつ。
そうしてそのまま180度反対方向を向いたら、猛スピードで駆け出した。]
(37) 2020/11/11(Wed) 3:51:15

【人】 2年 山田 舞

[この事から学んだことは3つ。

・わたしは頭を撫でられるとやばい。
・井田先輩の優しさは危ない。
・犬鳴先輩は頭を撫でられるのがたぶん好き。

ということ。]*
(38) 2020/11/11(Wed) 3:52:24

【人】 2年 山田 舞

― 昨日部室にて>>10

[騙されないぞ!と―――別になにも菊波先輩は騙してきたりしないのだけど、精一杯のジト目で先輩の後をついて戻ってきたのだったが、多めに用意されたお湯やら、お駄賃のように差し出された飴やらチョコやらに、やっぱり菊波先輩優しいな、とすぐに絆されてしまうわたしであった。]

    (待てを言われた犬…)

[なのでは?もしや、今の自分。と。
その事実に気付いて頬を膨らますも、お駄賃のように渡されたチョコを食べればたちまちご機嫌である。
我ながら、現金な人間だ。]**
(55) 2020/11/11(Wed) 9:47:59

【人】 2年 山田 舞

― 朝 ―

  でーきた

[朝っぱらから自宅のキッチンを占領して、(1)1d3時間の格闘の末作り上げたのは「見よう見まねレンバスクッキー」である。

昔、『ロード・オブ・ザ・リング』の話題が上がったとき、和花先輩がオーランド・ブルームにはまってた、みたいな話をしたことがある。

かくいう自分も、『ロード・オブ・ザ・リング』にはかなりはまった口だったから、自然と談義は盛り上がったのだけど。
今日の鹿肉&五平餅の会になにか持参したくて。

そうだ!と思い付いたのがこれだった。
中身はただのハチミツと胡桃がたっぷり入ったオートミールクッキーなのだけど、こういうのは楽しんだもの勝ちだ。
ビジュアルはもちろん映画寄りの四角い形。

思えばこういう、お土産堪能の会とか、◯◯する会、みたいな企画は、うちのサークルは比較的多いように思う。
食事しながら、お酒をのみながら、語れる素材が多いからかな?

参加を後悔したのは今のところ「もつ鍋&ホラーの会」だけである。当時はモツもホラーも苦手なのに何故参加した、と自分を呪ったものだ。]
(58) 2020/11/11(Wed) 11:25:27

【人】 2年 山田 舞



   (そういえば…)


[昨日は櫻井先輩の姿を見かけなかった。

あのあとお目当ての赤いきつねを堪能しながら、菊波先輩と高藤ちゃんのやりとりをちらちら見守ったり、府堂先輩がどこで鍵をなくしたのか思い出していくのを一緒になって考えたり(何の役にも立ちませんでした)して、かなり遅くまで部室にいたのだけど。]

   (大丈夫だよね 先輩いきてるよね)

[その心配のされ方もどうなんだと突っ込みが入りそうだけど、あの先輩に限って言えば有り得そうだから怖いのだ。


粗熱のとれたクッキーをバスケットに詰め込んだら、二限目に間に合うように家を出た。]
(59) 2020/11/11(Wed) 11:34:45

【赤】 2年 山田 舞

── 愛すべきB級映画 ──

[良作に触れていたい、と常々思ってはいるけど、果たしてその線引きはどこなのだろう?と考える。

わかりやすいのは予算だろうか?
けれど低予算でも驚くほど楽しめる作品は多い。
最近だと『カメラを止めるな!』は良かった。すき。

では脚本?
それも結局は見手の好みのような気もする。
話の展開、結末が自分の求めていたものであれば概ね満足してしまうし。

じゃあなんだろう。期待外れ?かな。
予告だととても面白そうなのに、中身を見てみたら予告が一番良かったわ、みたいな。
でもあえてB級を選んで観ているひともいるくらいだから、ひとつの確立されたジャンルなんだよなぁ…なんて。

B級映画談義の盛り上がるなか、ひとり悶々と考えていた。]**
(*19) 2020/11/11(Wed) 11:43:26

【人】 2年 山田 舞

― →部室 ―

[どうせ後からまた来るし、荷物をおいてこうかな。
そう思って部室の扉を開けたら、コーヒーの良い香りがした。

入部当初は飲めなかったコーヒー。
その美味しさを知ったのも(その不味さを語られたのも)ここだった。
教えてくれたのは誰だったっけ。

そろり、中を覗き込めば、そこにはまだ井田先輩と犬鳴先輩がいただろうか。高藤ちゃんと和花先輩には会えなかったろう。残念。

井田先輩は確か今日、和花先輩と上映会をするとかなんとか、言ってなかったろうか。

―――かつての「掌」が蘇る。
結局あれ以来、ねだったことなどないのだけど。

和花先輩は…  和花先輩も甘える…のかしら?
ちいさくて可愛い先輩をなでなで愛でたくなる、どちらかといえば男性側の気持ちはよくわかるのだけど、と。

瞬間。井田先輩が和花先輩の頭を撫でる様を想像して。
なにやらいけないものをみてしまったような心地に(勝手に)なってしまう。

………けれどそういえば。想像してみて思ったけれど。
みんなと仲良しの和花先輩だけど、男性に甘えてるとこってあんまりみたことないなって。]

   (見せてない、だけ、かな)

[しっかりものの和花先輩だもんな、と思い直せば、よからぬ想像もどこかへ霧散していく。]
(67) 2020/11/11(Wed) 12:30:59

【人】 2年 山田 舞

[お話し中のふたりの邪魔にならぬよう、寝起きどっきりもびっくりなほど小さな声で挨拶をし、こそこそと荷物を定位置へと運んだ。わたしはNINJA。そう思い込みながら。]
(68) 2020/11/11(Wed) 12:34:29

【人】 2年 山田 舞


    ンピッ

[完全に気配を消していたはずなのに
井田先輩、恐ろしいひと…!

しかも振り返ればダンベルを片手でヒョイヒョイと。山を登る男はやはり鍛え方が違うのだ。知らないけど。
パッと見細身に見えるけれど、その実脱いだら凄いんですってひとなんだろうな。もちろん男性の裸体など父か、名だたる俳優さんたちしか知らないからポンと想像はできませんです。安心してください先輩。]

   おはよう ございます

[今度はふたりにも聞こえるように、ちゃんと挨拶して。
コーヒーの提案にはコクコクと頷いた。やったあ。]
(72) 2020/11/11(Wed) 12:58:51

【人】 2年 山田 舞

[こうして邪魔せぬよう、と隅に居たがる自分に声をかけるのは、優しさなのか、それともいるならいるで絡んできやがれ的な何かなのか。

井田先輩は気配り上手で、優しい。
その気遣いを、勘違いするひとだってきっと少なくないだろう。

ただ先輩自体が、山と、映画以外に興味がないだけで。
そういう意味では犬鳴先輩も一緒だなあ、と思う。


ふと。むくり、興味が湧いた。


映画以外のことをしてるところを想像できない先輩に、映画以外のことをさせてみたい。]
(74) 2020/11/11(Wed) 13:06:07

【人】 2年 山田 舞



    井田先輩は、 今日 和花先輩と
    デ…  お約束がありますよね?

[コーヒーを待ちながら問い掛ける。]


    犬鳴先輩は ご予定、なにか…


[こういうの、迷惑かな。でも、でも、見てみたい。
好奇心が羞恥より勝ってしまって、
嫌ならば断ってくれれば良いだけ、と半ば自棄にもなっていて]


    蕎麦、打ちにいきませんか !


*
(75) 2020/11/11(Wed) 13:10:41

【人】 2年 山田 舞

[ダンベルを置く後ろ姿を眺めながら思う。
命の危険と隣り合わせな経験をしていたら、日常って刺激がなくなっちゃったりしないのかな、と。

小学生でも登れると称されるような低い山にしか登ったことがない自分には、山の素晴らしさも危険さも、恐らくどちらも完全には理解できていない。

一度、ついてって、井田先輩と同じ景色をみてみたい。

でもそのためにはきっと、これでは駄目だろう。
そう思いながら己の二の腕を服の上から摘まんだ。]
(77) 2020/11/11(Wed) 13:18:59

【人】 2年 山田 舞

[差し出されたカップに、ありがとうございますと礼を述べ、ふうふうと息を吹き掛ければ、真っ白な湯気がふわっとあたりに広がった。

冗談交じりの言葉には、くすくすと笑って。

優しいひとは、特別なひとにも優しいのかしら?
どんな顔を見せるのかしら?
と、想像をまた膨らませた。]**
(79) 2020/11/11(Wed) 13:23:35

【人】 2年 山田 舞

[果たして犬鳴先輩の回答に、どんな意図があったのか、部外者の自分にはわからない。男同士のあれそれもわからない。だから]

  わかりました

[半分、ほっとした。

小鳥遊先輩のように、対等に語り合うこともできなければ、和花先輩のように細やかな気配りもできないし、高藤ちゃんのように無邪気に、場をなごませる力もない。

一緒にいてもきっと、犬鳴先輩を楽しませることはできないだろうことは、答えを待つほんの数分で確信へと変わってきていたから。

だから、ほっとした。

慣れないことはするものじゃないなって、ドッと疲れを感じる心臓を労る。
菊波先輩は変わらない日常のままなのは寂しいじゃないかって言ってたけど、きっと変えちゃいけない日常もあるのだ。…たぶん。]
(81) 2020/11/11(Wed) 14:04:20

【人】 2年 山田 舞

[わたしが知りたいと思うこれは、恐らくただの野次馬根性。映画にしか興味のない、他は面倒だとすら思ってる節があるのに、どうして手を出したんですか?(多分に語弊を含む)って。

どう思ってるんですかその相手のことって。

ミステリアスで、博識で、動じない先輩の。
その心の内を覗いてみたかった。

でも残念。
それを見られる権利は、自分にはないし
興味本意で暴こうなど、先輩に失礼だ。]*
(82) 2020/11/11(Wed) 14:13:03

【人】 2年 山田 舞

[ちなみに蕎麦打ちの経験はない。
クッキー焼けたし、蕎麦も打てるだろ、みたいなノリで誘った。

井田先輩も付き合わせては悪かろう。
このままこの話は流してしまえ、と。

コーヒーを啜りながらふたりのやりとりを静観するに徹する。]**
(83) 2020/11/11(Wed) 14:19:41

【人】 2年 山田 舞


   あの、

[口許に運んでいたカップの手を止めて、
ぽつり口火を切る。]

    わたしからお誘いしててなんですが、
    わたし、蕎麦 打ったことないですし
    なんとなくの、ノリで、今誘ってしまったので

[まだるっこしいな。もっとすぱっと言えたらいいのに。]

    このお話は無かったことに…

[力なく微笑みを作ったらそこまで告げて、ごちそうさまでした、とカップを洗いに流しへ向かった。
あ…と、これじゃあまた更に気を遣わせるかな?と、]

    ご、後日、みなさんで行く予定
    たてましょう !

[泡まみれの両手のまま振り返り努めて明るく告げた。つもり。]*
(87) 2020/11/11(Wed) 15:07:01

【人】 2年 山田 舞

[罪悪感とか、今さらの羞恥とか。
変な欲を出さなきゃ良かったなと後悔の嵐。

他人のことになど口出しするものではない。
散々痛い目をみてきたはずなのに。

ここにいると許された気になる。
甘えて、わがままになる。]

     (優しいって、時に、残酷)

[そんな身勝手な感想に、いけないいけないと首を振って。
講義に必要なものだけを持ったら、そそくさと部室を出ようと。]**
(88) 2020/11/11(Wed) 15:11:43

【赤】 2年 山田 舞

[犬鳴先輩の解説にただただ感心している。
ガッテンとかヘェとか手元にボタンがあったなら連打してたろう。]

   (すごい!ものしり!)

[ほんと、どこから仕入れるんですかその知識。]**
(*40) 2020/11/11(Wed) 19:19:13

【人】 2年 山田 舞

[コートを手にしていた犬鳴先輩は、どこか出るとこだったらしい。引き留めて悪いことしたな、とまた反省。
残念ですが、と続く言葉は社交辞令であっても嬉しい。>>89
去っていくその背を見送ったら、さて自分も向かおうと扉に手を掛ければ]

       …は、い

[井田先輩の声>>93に曖昧な表情で答えた。
先輩知ってました?自尊感情の低い人間に、先輩の言葉は威力が高いって。

ああ、ナチュラルボーンでモテるひとはこわいなぁ。
いったい何人の女性を泣かせたのでしょう。
あ、犬鳴先輩も。

ぺこり、お辞儀だけして部室を去る。
なんだか心底疲れてしまった。癒しがほしい。]*
(113) 2020/11/11(Wed) 19:34:37

【人】 2年 山田 舞

―講義を受けながら―

[蕎麦打ちは、とっさに出ただけだったけど、
今度ほんとに行ってみようか。
美味しい蕎麦食べたい。山菜の天ぷらとかと一緒に。

講義を受ける間じゅう、
頭のなかは蕎麦一色になってた。
そりゃお腹も減るってものです。

そういえば全然関係ないのだけど、洋画を観ていていつもこの感覚だけは理解できないってものがある。
激しい口論や喧嘩をしていた男女が、次のカットには熱いくちづけを交わして、そのままベッドインするってやつ。

え、喧嘩してたんじゃないの?なんなの?どして???って、ラブシーンを観ている時特有の気まずさのなか、さらに置いてけぼりを食らうのだ。
お国柄なのか。それとも自分にそういった経験がないからわからないだけなのか。
経験があれば「あるある」って頷けるのか。

謎です。]
(118) 2020/11/11(Wed) 19:45:33

【人】 2年 山田 舞

― →部室へ ―

[二限目が終れば今日はおしまい。
グループLINEに通知もきていたとおり、今頃部室では鍋パの準備が粛々と行われているころだろう。
早く行って和花先輩のお手伝いを、と思うのに、朝のあれそれですっかり心が枯渇してしまって。

癒しを…主にもふもふのにゃんこを求めて。
のろのろと部室に向かいつつも、その目は猫を探していた。]**
(119) 2020/11/11(Wed) 19:52:11

【人】 2年 山田 舞

― 鍋パ ―

[構内をさ迷う猫を見つけて、思う存分撫でさせてもらって、元気が出たからよし向かおうって部室にきて、レンバスクッキーの説明をして、高藤ちゃんと相思相愛になって(やったね!)、和花先輩も喜んでくれて、薬味をもって登場した江藤くんに流石できる後輩は違うなって感心して、バーテンダー小鳥遊先輩が素敵…!って舞い上がって、お鍋美味しくて、馬刺しおいしくて、お酒のんで、お酒のんで、お酒のんで、お酒のんで。

なんでこうなったのかな。]
(151) 2020/11/11(Wed) 21:53:53

【人】 2年 山田 舞

    

     うー……

[おかしいな、いつも気を付けてたはずなのに。
今日はくらくら世界が回っている。

赤く肌を染め上げた高藤ちゃんが可愛いなぁって思ってたはずなのに。おかしいな。おかしいぞ?]

     うううー…

[いいさ。どうせみんなもりあがってる。
腹の底から突き上げる衝動をぶちまけたって良いじゃない?(注:物理的な話ではありません)

大丈夫。こうして外側からだいすきなみんなを見ていれば、それだけで、しあわせ、だから。]*
(154) 2020/11/11(Wed) 21:58:55

【人】 2年 山田 舞

    う?

[傍にツインテールの天使が見える。>>152
流石お姉ちゃんだなぁ。良い子だなぁ。

ぐりぐりぐり、とその華奢な肩口におでこを擦り寄せて。
ふへぇ。と酒臭い息を吐きながら笑った。

だいじょーぶ。だいじょーぶ。]*
(156) 2020/11/11(Wed) 22:02:44

【人】 2年 山田 舞

[楽しいですねって、男の人とは違う、細くて柔らかい指に撫でられて気分は夢心地。
…だったのに。

ピク、と肩が跳ねる。
声がしたから。>>162

やっぱり気付いて、やっぱり声を掛けてくれる。
手を出さなかったのは正解です。高藤ちゃんに感謝してください]

    わりゃあー おい、いだぁしぇんばい!
    やさしいんもたいがいにしぇんとお
    ほんとにらいじなこぉににげられっど!!

[ビシィッと指差し、半分も開いてない目で睨み付けて]

    おもわせぶりっな こと…っすなあー
    ふらふら、すなぁぁ!
    ここのぉおとこどもぉぉぉぉ

[完全に言いがかり。辛み酒。ダメな酔っぱらい。
言いたいこと言ったら、ズバンッと立ち上がって。
ひーんと呻きながら部屋を飛び出した。]
(174) 2020/11/11(Wed) 22:19:55

【人】 2年 山田 舞

[部室を飛び出る間際、
遅れてやってきてた櫻井先輩にぶち当たれば]

   しゃくらい!しぇんぱい!
   いきてた!!!

[とだけ残しただろう。]*
(178) 2020/11/11(Wed) 22:22:59

【人】 2年 山田 舞

― 外 ―

[頭が既にガンガンする。
けど、噎せ返るような部室と違って、
外の空気は冷たくて気持ちいい。

投げた言葉に、嘘はない。

他人に否定ばかりされてきた身に、
ここのひとたちは優しすぎる。

ちょっとしたことで舞い上がって、
ちょっとしたことで傷付いて、
勝手に期待する自分が嫌だ。
他人と距離を計れない、自分が嫌だ。
甘ったれな、自分が嫌いだ。

うまく過ごしたい。残り二年とちょっとを。

ぽたり、ぽたり、アスファルトに染みができる。
泣き虫な自分も、嫌いだ。]
(181) 2020/11/11(Wed) 22:29:22

【人】 2年 山田 舞



     どうしよぉぉぉ…
     きらわれるぅぅぅ

[はぁぁぁぁぁ、と深いため息ひとつ。
はい、酒臭い。

べつにそんなの自由なのに。誰にどう接しようが、どう仲良くしようが、他人の。なのに。
やっぱり、頭を撫でるって。ひとの欲しい言葉を、そんな気もないのに捧ぐのって、良くない。と、わたしは思う。]


  (…明日、謝ろう。ちゃんと謝ろう。)


[ぐしぐし目許を乱暴に擦って、心配して駆け付けてくれる美女と野獣が来るまで、深呼吸を繰り返した。*]
(188) 2020/11/11(Wed) 22:38:41

【人】 2年 山田 舞

[と、大人ぶってみたけど高ぶった感情ってそうそう収まってはくれないみたい。やっかい!

隣に高藤ちゃんがいてくれる、と思ったら、なんか話さなきゃって思うのに言葉がでなくて、でも高藤ちゃんは何も言わないでいてくれて、それがまた心の弱いところをギャンッて突き刺すから。

そばに、誰かがいてくれることのしあわせを、噛み締める。*]
(190) 2020/11/11(Wed) 22:42:28

【人】 2年 山田 舞

[良い子だなぁ。いや、良い女だなぁ。

嫌わないよ、とスパッと言い切られた時、
痺れる程かっこよかった。

わたしが男だったら、絶対に惚れてる……って、この褒め言葉は褒め言葉にならないんだっけ。

年齢じゃないんだなって思った。
重ねた年だけ大人な訳じゃないんだ。

頭を撫でられると、情けなさやら恥ずかしさやらで眉を垂れて。それでも避けることもせず、目が合えば笑った。

ああ願わくば彼女には。
辛いときに傍にいて、彼女の頭を撫でてくれるひとが現れると良い。

そんなひとが現れるまでは、わたしが彼女を支えたい。]*
(202) 2020/11/11(Wed) 22:59:16

【人】 2年 山田 舞

[優しいなあ。もう。ほんと、やんなるくらい。
チンピラ風情の台詞で和ませてくれる菊波先輩も、高藤ちゃんも。

この優しさを、怖い、ではなく、
素直に受け止められるひとに、なりたい。]


   おふたりとも、ありがとうございます
   お鍋の会なのに ごめんなさい

   もう大丈夫です
   顔を洗ったらもどります、ね


[充分吐き出させてもらったから、もう、平気。
これ以上楽しい会をぶち壊してしまうのはいたたまれなさ過ぎる。]
(205) 2020/11/11(Wed) 23:06:21

【人】 2年 山田 舞

[本当は。
顔を洗ったらこそっと帰っちゃおうかとも思ってたけど。
見透かしたような聡い腕が、絡めて離さない。>>206

参ったなぁ。でも高藤ちゃんのクッキーが食べたいって気持ちは圧倒的にあるからなぁ。

と、そこに先輩からの援護射撃。>>209
やはり見抜かれている。やだなぁ。ほんとにもう。]

   …すみません。
   ほんとは、このまま帰ろうと思ってました。

[だから今は素直に、全部さらけ出してしまおう。
このふたりは、だいじょうぶだから。]
(236) 2020/11/12(Thu) 0:38:30

【人】 2年 山田 舞

[本当に逃避行しかねない高藤ちゃんに、
眉を垂れて笑ったら>>215]

    ありがとう、だいじょぶ

[今度は、本当に。]

    高藤ちゃんと楽しみたいひとが
    わたし以外にもいるから

    ひとりじめしちゃ、悪いもの
    だから、みんなで戻りましょう?

[ただやっぱり、腫れぼったくなった顔を洗いたいから、菊波先輩にはちょっとだけ待ってもらって、それから部室へとゆっくり歩いていく。]*
(237) 2020/11/12(Thu) 0:43:19

【人】 2年 山田 舞

[道中、ひとり耽る。

好きだったのかな、井田先輩のこと、と。

このひとの一番になれるのかなって期待したこともある。
でもそれは純粋な、恋心と呼ぶにはあまりにも、
打算と、エゴと、己の心を慰めるための計算にまみれていた。

結局わたしが嫌だったのは、
あのひとの優しさの線引きの曖昧さ。
他人の言葉を借りるなら、優先順位なのだろう。

一番はいるくせに。

振りなんか、いらないでしょう?と。

モヤモヤしたものが爆発したのは、多分、こういう部分に。

当たり障りのない友人、先輩、後輩でいいじゃない…って、思うのは、きっとわたしがガキだから。冗談や社交辞令で真に受けることなく流せるほど、大人じゃないから。]
(242) 2020/11/12(Thu) 0:55:12

【人】 2年 山田 舞

[虐められて、誰も信じられなくて、
けれどそんなわたしを、輪の中へと手を引いてくれる存在に。
散々甘えて、優しさに寄生したくせに。

嫌になる。


ちゃんと、謝ろう。
そしてこれからも、手のかかるいち後輩で居させてくれって
お話ししよう。

臆病な先輩の、背中を押せるような頼もしい後輩に。]**
(244) 2020/11/12(Thu) 1:01:02

【人】 2年 山田 舞

    …どうでしょうか

    変化を恐れてきた人間なので
    なんとも 言えないです

[意地悪い言葉には意地悪い笑みで返す。
戻らない、という先輩の選択は否定しない。
先輩らしいやとも思う。

その場で別れるというならぺこりと会釈して。
ありがとうございましたともう一度その広い背中に告げた。]*
(245) 2020/11/12(Thu) 1:05:38

【赤】 2年 山田 舞

── 回想・なんということでしょう>>*99 ──

     
[ガタガタガタッ]


[サアーッと血の気が引く。
よりによって、こんなタイミングで!

こっそり入って、こっそりDVDを借りて帰ろうと思っていたのに。聞こえちゃだめそうなプライベートな話題ぽかったから心をSHINOBIにしていたのに。

小鳥遊先輩の声にびっくりして、DVDラックのひとつに腰を強打した。結果、]


     ご、ごめんなさい…


[のろのろと立ち上がり、盗み聞きを白状した。]*
(*100) 2020/11/12(Thu) 1:32:18

【赤】 2年 山田 舞

── 回想・なん… ──>>*101>>*102

    ラブ…  いたす…

[急に大きな音を立ててしまったこと、話を盗み聞きする形になってしまったことを謝罪したら、またどろんするつもりでいたのだけど、小鳥遊先輩が「あそこのラーメン屋行ったら味噌だよね?」みたいなノリで質問を投げ掛けるものだから。
言われた単語を反芻して反芻して]


     ヘァ…


[ボン、と音がしそうなほど一気に顔が熱くなった。
けれど女・山田、先輩から投げ掛けられた問いには答えねば!と、さもなんてことないっす顔を取り繕って]

     そうですね

[と返しておいた。
本当はラブホなんて行ったこともないし、漫画や映画のなかでしか知らない場所だけど。なにするかってことくらいはわかるぞ。その、なに、もよくわかってないけど。]
(*103) 2020/11/12(Thu) 12:18:37

【赤】 2年 山田 舞

[飛び上がった櫻井先輩をちらりと盗み見る。
ああ先輩ごめんなさい。実は結構前から居たのです。

わたしが答えるのと、櫻井先輩が全力ツッコミしてくださるのと、どっちが早かっただろう。
巻き込まないようにって、庇ってくれたんだなとわかると、表情の読めない先輩ではあるけど、このひとは距離の取り方がうまいなぁっていつも思う。

でも、つい。見てしまう。
先ほどの小鳥遊先輩との会話から、この先輩がこんな人畜無害な雰囲気でありながら、
やることはちゃんとやってんだな
って目でみてしまう。
ラブホにも行ってるし、ラブホで流れるAVだって利用しながらいたしてるんだなって。

すごいや…櫻井先輩…男だぜ…]**
(*104) 2020/11/12(Thu) 12:25:14

【人】 2年 山田 舞

― 菊波先輩と高藤ちゃんと>>252

    慎重に、ですね

[もはや今更な気もするけど、と。
自嘲気味な笑みは隠すことをせず。

それでも、そういう部分を見せて良いって、どうこうしようとするのは傲慢だって、そう言ってくれる菊波先輩は、やっぱり優しくて、大人だ。
うん、高藤ちゃんがかっこいいって言うの、わかる。

菊波先輩が予定とやらに行ってしまったら、
なおも組まれる高藤ちゃんの腕に癒されつつ歩き出す。

彼女にももう一度ありがとうと告げた。]
(269) 2020/11/12(Thu) 12:31:21

【人】 2年 山田 舞

― 部室 ―

[戻ってきたらだいぶ人が減っていた。
自分のせいだ、とすぐ察する。

せっかくの鍋パだったのに、酒に溺れて、暴言吐いて、こんなド失態、今まで冒してこなかったのに。
申し訳なさで胃がムカムカする。

けれど、逃げない。ちゃんと、謝りたいから。]

    …井田先輩、すみませんでした

[まずは片付け始めている、井田先輩に。そして]

    櫻井先輩、江藤くんも、ごめんなさい

[他のみんなには、それぞれ謝りに行こう。]

    先輩
    ここの片付けは、わたしがやっておきます
    気にせず召し上がってください

[自分が居ることで気になるようなら、外で時間を潰すことも視野にいれつつ。その際は高藤ちゃんのクッキーだけ持っていこうかな。

あ、『ショコラ』が流れてる。音楽が好きなんだよね。]*
(270) 2020/11/12(Thu) 12:42:50
2年 山田 舞は、メモを貼った。
(a33) 2020/11/12(Thu) 13:12:51

【人】 2年 山田 舞

[返ってきた声は、やわらかい。]

   先輩は、優しい振りなんかしなくたって
   充分、優しいですよ

[ずっと引っ掛かっていた棘が、ようやく抜けたみたいに。痛みよりも爽快感のほうが、今は強く感じられる。]

    そんなこと言われたら
    わ、わたしも なにも…

[そういえばそうだった、と。
「酔って管を巻く」に「なんの手伝いもせず」という事実が追加されたことに、あばばばばと目を反らした。

高藤ちゃんもまだ食べるかな。
お皿とお箸を改めて用意しつつ。
部室のなかをもう一度見回して]

    そんなわけないんですけど、でも

[冗談めかした言葉に笑ってから]


    探しに行った方が、良い、のでは…?


[と。何故いなくなったのか理由はわからないけれど、一緒に出てったわけではないなら、と。また余計なお世話かもしれない気を遣う。慎重にっていわれたのにね。]*
(273) 2020/11/12(Thu) 13:53:04

【赤】 2年 山田 舞


    きっ


    きつくない!きつくないです!


[多分、今ならいえる。

知ってた。小鳥遊先輩がロマンポルノを男性陣と語った話も。多分、こういう気遣いなんだということも。

でも先輩だって、女子じゃないか。
見た目が、とか、反応が、とか、
そんなの、関係ない。と思う。

だからわたしは結構長い間
「男性としゃべりたいひと」なんだと思ってた節がある。
そんなこたぁないって、流石にもう知ってるけど。

女特有の、嫌な感覚。やっかみ…やっかみなのかな。別にそれを羨ましいとわたしは思ったことはないけど、でも。口に出したら凄く嫌な奴だし、良い印象は持たれない言葉だと思うから。
こういうこと感じてしまう自分も、また嫌いな部分。


結局その時は話が流れて、みんなで映画観たんだっけ。
犬鳴先輩(と書いて映画レビューサイトと読む)がまた面白い知識と感想を差し込んできた時は、心臓が口から飛び出しかけたけど。(いたのですね先輩)]**
(*108) 2020/11/12(Thu) 15:09:30
2年 山田 舞は、メモを貼った。
(a34) 2020/11/12(Thu) 15:16:34

2年 山田 舞は、メモを貼った。
(a35) 2020/11/12(Thu) 15:45:59

【人】 2年 山田 舞

[多分、先輩が思ってるよりずっと自分は良い子じゃない。
でも。
優しいと思って貰えることは、とても光栄なことだから。

もう謙遜も否定もしない。

今回のことで言えば、わたしがガキだっただけの話。それをちゃんと謝ったら、井田先輩が言うように、もう謝るのはやめよう。

いい顔って言うのは、残念ながら自分で確認できないけど、心持ちが違うならそうなんだろうな。
それが前よりましに見えるなら、そのほうがずっといい。
とわたしも思う。

そんな優しくない先輩は、勝手にふらふら出ていくらしいから、勝手に出会って、勝手にうまく行って欲しいなって、くふくふ笑った。

流れている『ショコラ』が終わったら、『君に読む物語』を流そうかな。今はとにかく泣ける映画が観たい。]*
(282) 2020/11/12(Thu) 16:01:27

【人】 2年 山田 舞


   ふぁ?

[ずびずび、とティッシュで鼻をかんで。名前を呼ばれたらしき方向を振り返る。
すっかり映画にのめり込んでしまった。いけないいけない。

高藤ちゃんを見る。
あら、ご機嫌。揺れる脚が可愛らしい。
いつのまにか来ていた胡桃塚くんはなんだか江藤くんに圧されてタジタジ?……いちゃいちゃ?
目を細めつつじっと窺う。

そうして名前を呼んだらしき菊波先輩へと視線をやれば]

     なんでしょう?

[聞いてなかったからワンモアプリーズ?]*
(351) 2020/11/12(Thu) 21:59:02

【人】 2年 山田 舞

[気にするな、とは言われたものの。
聞かれれば気になりますもの。
それに映画はもう嫌というほど観てる自分のバイブルですので大丈夫です。嫌なんていいませんけど。]

     んー…

     おもわせぶりと言うか

[一度言葉を切って、考えて]

     わたしには
     そのラインは踏み越えたら
     “男女”の行為では?と思ったことを
     言ったりしたりするひとが多いなぁって
     印象です

[んん?そういえば高藤ちゃん、思わせ振り専門家とかさっき言ってなかったかな??あとでくすぐりの刑だぞ。もう。]
(362) 2020/11/12(Thu) 22:26:55

【人】 2年 山田 舞


   高藤ちゃん、無理しなくてだいじょぶだよ

[がんばって食べようとする健気な後輩ちゃんの、背中をそっと撫でてから、自分はクッキーを口にする。]

    どうでしょうね、そればかりはご本人にしか…

    朴念仁には朴念仁なりのポリシーもあると
    思いますし

[他人の心なのだからもちろん知りようはないけど。]*
(370) 2020/11/12(Thu) 22:42:45

【人】 2年 山田 舞


   わたしの、基準です
   あくまでも

[高藤ちゃんに言われて気づく。
ほんとだ、シャツカラフル。]*
(387) 2020/11/12(Thu) 23:35:52