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人狼物語 三日月国


151 【身内】狂花監獄BarreNwort3【R18G】

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【秘】 草枯 レヴァティ → 花火師 ヴェルク

小走りになって、慌てて引き返して隠れて、足音が小さくなって、また少し急ぎ足になってーー
と、ヴェルクの歩調に合わせて単純な変化を見せたあと。

こちらを向いた視線に少し飛び上がって、通路の向こうに身を隠す。
表情や仕草に依然として他人ヴェルクへの恐怖心が滲んでいることに、あなたは気づいてしまうだろうか。

「……一人で歩いてた、から、……」

声は小さい。距離だけの問題でなく、聞き取りづらいだろう。
(-197) 2022/06/18(Sat) 3:59:57

【秘】 花火師 ヴェルク → 草枯 レヴァティ

君との距離を縮める様子はない。
立ち止まったまま、ただじっとそちらを見ている。

君が起きた後の様子を、男は知らない。
けれども。……なんとなく、感じることはある。


「………ふぅん、」
小さな声に、僅かに目を細め。一歩、後ろへ下がる。
…また一歩。そちらに視線を向けたまま、距離をとるように。

怖がらせたいわけじゃない。
そんな姿を見たいんじゃない。


小さく息を吐き出し、視線を逸らす。
優しいやつのところに行くべきだ。…きっと。


君を探していたなど……告げるべきではない。
最期に殺したのは自分だ。…だから、慰めの言葉を渡すに相応しくない。


乾いた笑いが、
あの時と同じように
零された。
(-198) 2022/06/18(Sat) 4:28:32

【秘】 神の子 キエ → 害獣 シャト・フィー

貴方はどこにその身を置くのだろうかと思った。
歌も知らない様子を聞いていれば、きっと教会なども知らないのだろうと思った。そんな貴方が教会で、どんなことをするのかと、顔に出さないながらも楽しみにしている節がある。

結果、床に腰を下ろした貴方を好ましく思った。
決して近くはないが、二人しかいないこの空間で声が聞こえないことはあり得ない。よく響くことだし。

「綺麗に響けば嬉しいですね。
私がよく歌っていたのは讃美歌ですねぇ。えぇと……神様に感謝する歌です。美しく親愛なる神よ、いつも私達を見守って頂いてありがとうございます、という歌ですよ」

祭壇の上で、ぱた、と控えめに足を揺らす。
ただ普通に雑談しているような様子だ。
貴方には分からないのだろうが、そんな場所に腰を下ろしているというのに。
(-199) 2022/06/18(Sat) 5:32:00

【秘】 天眼通 サルガス → 黒剣 シアン

「ええ、襲撃を受けた後にこの部屋へ運ばれたのでしょう。
 ……警告が間に合えば、よかったんだけれど」

は貴方が襲われることも、襲いに行く相手もわかっていた。
ゲーム上の襲撃はルールの範囲内。
そして、それを止める権利は己にはない。
狼側は襲撃の権利を持っているからだ。


……だからこそ、色々とが入り混じった罪悪感があったりして。


「えっと、僕はほら、貴方のおかげでこうして起きれたのだし。
 お互い様? というやつなので、気にしないで……」

励ましになるかもわからない不器用な言葉だ。
拒まれたり避けられたりしなければ「大丈夫だよ」と。
しょも……になっている貴方の頭を軽く撫でようとするだろうか。
(-200) 2022/06/18(Sat) 5:34:13

【秘】 神の子 キエ → 花火師 ヴェルク

「私、最初に面白そうな候補がもう一人、と聞いたときに、ちょっと思ってましたよ。やっぱり彼だったんですねぇ、もう一人の候補」

どっちが貴方にとって良かったか、は分からないが。
私で良かったでしょう、という笑みを少しだけ混ぜ、けど口には出さず。

「でも現に生きているのは私ですからね。
ふふ、ヴェルクさんの悔しがる顔……あんまり想像できません。楽しみにしてます」

軽口を返す。
この時間は、男にとっても心穏やかだ。
(-201) 2022/06/18(Sat) 5:47:41

【秘】 黒剣 シアン → 天眼通 サルガス

「……大丈夫です、定められた決まりの中であったからこその死ですから。単に……ごく個人的な感情です、すぐ収まります」

なんとなく纏う雰囲気が柔らかくなった。
パァ……

明るく振る舞おうとする子供、みたいな感じがしたりしなかったりする……かもしれない。どちらにしろ滲み出る感情は薄い。
故にか腹の中に抱え込んだ、罪人という存在への激情はおくびにも出さない。


「はい、気にしないようにします。
 ……あの薬が、私が知る通りの効果で良かった」
「一応、貴方の御役には立てたという証でもありますから……」
(-202) 2022/06/18(Sat) 9:12:52

【秘】 紅僭主 ニア → 害獣 シャト・フィー

/*
ミントさんお世話になっていますわ!
ご連絡ありがとうございます、役職承知ですわ!
ロールもこれから投げに行くのでお楽しみにわよ!

ダークライでした!
(-203) 2022/06/18(Sat) 11:46:02

【秘】 枯木寒巌 メレフ → 花火師 ヴェルク

どちらにとっても都合のいい時間軸。
この看守はというと、廊下にて見回りをしている。

探し続けているのならば猶更、見つけることは困難では無いだろう。
(-204) 2022/06/18(Sat) 12:36:53

【秘】 紅僭主 ニア → 枯木寒巌 メレフ

そんな…ニアの
ぷっぷくぷー
に動じないなんて…
「‥命、軽くなりましたねえ。人の事は言えませんが…ああいった"ショー"にも慣れているので?」
死ぬのと、それをあのような形で行うのとでは、多少なり違うだろうと。

少し考えて、思いついたように問いかけてみる。例えばの話、と前置いて。
「ニアは今、貴方のせいでそれなりに鬱憤がたまっていることはわかるでしょう。ここでニアが引き続きギャンギャンわめき散らかすのを諫めるのと、痛くも苦しくもなくサッと死ぬのだったら…貴方はどちらを選びます?」
微笑み。冗談では、ないかも。
(-205) 2022/06/18(Sat) 12:49:43

【秘】 枯木寒巌 メレフ → 遺制 アマノ

「……やはりか。
 民衆を含めて助けようとしたのに、結果は善意では動かず。……その結果が、義姉の死に民衆からの後ろ指。
 俺は、宇宙に出る事も当たり前で、死が可逆であるこの時代しか知らないが。……。」

世間話の様な口振りと、話の内容の矛盾。絶望を通り越してしまった笑顔。
何と無く、普段の振る舞いの理由がそこに浮かんだような気がした。


「お前も飲め」

勝手にあなたのグラスに酒を注ぐ。
(-206) 2022/06/18(Sat) 12:52:39

【秘】 枯木寒巌 メレフ → 羊很狼貪 ミズガネ

[ 運が悪いでは済まされないな ]
[ けれど、何となく言いたい事は分かった ]
[ 死を克服する技術は、散々求められてきたものだと聞くが ]
[ 残酷なものでもあるな、と思った ]

だからこそ、国家を揺るがした相手にその刑が執行されているのだろうけれど。

[ 俺の負傷の件に関しては、そう思う事にする ]
[ それにしても、お前 ]
[ 随分と丸くなったもんだな。その思う事とやらがきっかけか? ]
(-207) 2022/06/18(Sat) 13:21:44

【赤】 紅僭主 ニア

いつもと異なる声に顔をあげて、

「ヴァレット、その問いは、…」
彼に問われたのか、はたまた自分で至ったのか。
敗北か、死か。何にせよ性質を良くわかっている。

勝利のための最適解は、自分の命を投げうつことだ。
元々は既に1票あった狛犬に、集める予定だったが。
「…昨晩にメレフに投票していたのは彼ですか?」
どうせ聞こえているのだろう、と思いつつ。

「もう一つ。ヤ、というのは…貴方自身が死ぬことよりもですか?」
この問いには、応えられなくてもいい。
(*4) 2022/06/18(Sat) 13:35:56

【墓】 花火師 ヴェルク

>>+120 サルガス
「…おー?あんた、そんな声も出すんだ」
相変わらずごろごろ……しながら君に視線を送り。

普段と異なる様子に面白がっている。
どちらも君で、どちらも本当なのだろう。

この宴に参加しなければ見ることのなかった側面かもしれない。

「…んー、大丈夫だ。別に痛くねぇし。
少しすれば動けるようになんだろ」
指先を軽く動かし、具合の確認。

あれだ。スタンガン受けた気分。

暫くしてから身を起こし、腕を上げて背を伸ばした。
その際も大した反応はなく、確かに問題は無さげ。
(+121) 2022/06/18(Sat) 13:52:53

【秘】 枯木寒巌 メレフ → 紅僭主 ニア

「ショーに慣れている訳では無いが、死を覚悟して舞台に立ったり誰かをこの手で殺害するという点では変わらないだろう。
 ……軍の為の訓練ではよくあった事でな、死んだり殺したり殺されたりというのは。」

少なくとも、この男は対して変わらないだろうという目で見ている。

「一人駄々こねを許せば、最終的に全員に許す羽目になるだろう。脅しのつもりなのかもしれないが、無駄だ。諦めろ」
(-208) 2022/06/18(Sat) 14:01:06

【秘】 羊很狼貪 ミズガネ → 枯木寒巌 メレフ

[ ま、俺の運が悪いのは今に始まったことじゃないが ]
[ 死の克服が行われるようになる過渡期に生きた中には ]
[ 形はどうあれ後悔を抱えた人間がいるってことで。 ]

数十年早ければ家族は生きていた。数年遅ければ死ねていた。……つくづく、運がない。


[ 無理すんのやめただけ。きっかけは別。 ]
[ 嫌うのってやっぱエネルギー要るし ]
[ 死ぬまでの辛抱と思ってやってたことだったから。 ]

丸さが処刑の少し前から出ていたことにあなたは思い至るだろうか。思い至るのであれば、無礼講中、処刑より前に一度死んでいることにも気付けるだろう。
(-209) 2022/06/18(Sat) 14:06:51

【赤】 害獣 シャト・フィー

「きのう? は、わかんない。
けど、かつより、さいごまであそぶがほしいみたいだった。」

それから、もひとつの問いには、ぱちくり、と目を瞬かせて暫しフリーズする。
問われるまで、
貴方が
死ぬのと負けるのどっちが嫌か、しか考えてなかったから。
当然のように、命令されれば死ぬつもりで。


「ボクがしぬより……? わかんない。」

多分、大事なことだ。考えてみる。
自分の内側へ、潜るように。

「しぬの、ヤ、かはわかんない。しんだこと、ないから。
しんでも、ちゃんとまた生えるって、しってるから。
ボクじゃないボクたちとは、ちがう。」

口にしながら、やっぱり違うなって感じて。
それから、処刑の光景を思い出し、うずくものがある。

「トリガー、ボク、しぬのはわかんない。
けど、しなないように、がんばってみたい、かも?
看守さまーも、みんなも、つよいから、だいじょうぶ、だよね。

ボクたち、ちゃんとつよかったって、たくさんあそんで、見てほしい。」

錚々たる参加者を前に、
を求めて
抗って
みたいと。
自分達の存在を証明したいと。そのためになら、
処刑の場
に立つことは吝かではないと。

貴方の弾丸は、使われる為に作られた兵器は、初めて自我わがままを主張した。
(*5) 2022/06/18(Sat) 14:16:38

【秘】 花火師 ヴェルク → 神の子 キエ

「あぁ、そうだ。…なんつうか、面白い縁だねぇ」
どちらを選べばよかったか。
どちらにするべきであったか。

そのような問いはきっと、ここに必要は無い。

今、君がそうであることが事実で。
きっと君で良かった。だからそうした笑みを返す。

「…ははっ!……楽しみに、してな」
そうして1歩。君に歩み寄る。
内緒話をするように。


「………本当に勝ちてぇなら、ニアよりメレフだな。
運が良ければ次で終わる。……そうでなければ、もう1匹」
君が最短で勝つなら、狼は2匹いる方が都合がいい。

勿論、狼の次の狙い目や投票にもよるが………。

「それから……犬か狩人を味方に付けるか、だよな」
どちらが生きているか等は……分かり兼ねるが。
(-210) 2022/06/18(Sat) 14:17:38

【秘】 害獣 シャト・フィー → 神の子 キエ

「さんびか? んっと、なんでかみさまーにありがとう? キエのしってるヒト?
ん、でも、見ててくれるのうれしいは、なんとなくわかるかも?」

ひんやりとした石の床の上から、貴方を見上げる姿は敬虔な信徒のようにも見えるのだろうか。
だけど、神を知らない獣が想像したのは、監視台の上から睥睨するサルガスの姿。

「しょけいのときのおうたも、さんびか?
たのしくて、うれしい?」
(-211) 2022/06/18(Sat) 14:24:15

【秘】 花火師 ヴェルク → 枯木寒巌 メレフ

「………お、看守の兄さん」
あくまで自然に。あくまで偶然を装って。

男は、君を見かければ軽い調子で近づき、話しかける。

その視線は一瞬。…下に向かう。
それを君が認識するかどうかは、不明だが。
(-213) 2022/06/18(Sat) 14:27:32

【独】 羊很狼貪 ミズガネ

(……トリガーサマもヴァレットサマも、覚悟決まってんなァ)

狼窓が見えているのは墓下の俺のほうで生存者である導師には見えていないんだなこれが……と思っている従者の姿だ。

(指摘したほうがいいんだろうか?動く……いや、でも……)
(-212) 2022/06/18(Sat) 14:28:15

【秘】 害獣 シャト・フィー → 花火師 ヴェルク

「ねるとこ、こっち! もうふ?ふわふわ!
で、こっち、ぴょんぴょんあそぶとこ!」

枕の在るべき位置に丸く寄せられた毛布は、確かに小さな獣が丸まって収まるのに丁度いいサイズ感。
普段の独房よりは贅沢な寝床を、二分割して使ってる感じ。

それで、困惑してる貴方の表情を、遊び方が分からないのだと得心して見本を見せようと先にベッドに向かう。

「ここでね、ぴょんぴょんすると、ぽーん!ってたかくとぶ!
でも、たかくとびすぎると、あたまぶつける。ので、ちゅうい!」

裸足の足そのままでマットレスに上がって、軽く数度跳ねてみせる。
それからだんだん高く、サマーソルトにムーンサルトなんかも交え始めて。高く跳びすぎた時は、きゅって身体を丸めて天井に当たらないようにしている。
けど、その天井には幾度か削れた跡が見てとれるだろう。
(-214) 2022/06/18(Sat) 14:33:39

【秘】 羊很狼貪 ミズガネ → 紅僭主 ニア

[ ……。トリガーサマ。一応連絡しておくぜ。 ]
[ 俺達深林之民は、生きている間は ]
[ アンタ達の声は聞こえない。 ]
[ 投票先は直接本人に聞いてみな。 ]

[ 俺への返事はなくていい。 ]
[ 投票時間も迫ってる。他のことに時間を使いな。 ]

[ 以上、"従者"からの連絡。終了。 ]
(-215) 2022/06/18(Sat) 14:35:43

【墓】 花火師 ヴェルク

「…投票はもう各々決まってんのかねぇ。
やっぱり皇族サマが一番暴れてくれそうで推してんだが」
残りのメンバーを見てぽつり。

「何処が生き残ってんのかも分かんねぇし」
何処が勝利を掴むのか。

サクッと死んだ男はラウゲンブロートfoodを食べながら独り言を続ける。

お返しも済んでねぇし
(+122) 2022/06/18(Sat) 14:40:38

【秘】 花火師 ヴェルク → 害獣 シャト・フィー

「あー……そこで寝んのな。
まぁ……ケモっ子なら丁度いいのか」
毛布を見つめて、納得。

丸くなって寝る発想がなかったもので。
直ぐには気がつけなかった訳だが。

ぴょんぴょん飛ぶ君を眺めて、頷く。
それを真似する──のではなく。

壁際に寄り、背を預ける。
一呼吸、おいて。口を開く。

「聞きたいことがあったんだよ。
………なぁ、ケモっ子。あいつは、美味かったか?」
あの時。食事の音を聞きながら、気になっていた。

恐怖に侵されたものの肉は、美味いのだろうか。
(-216) 2022/06/18(Sat) 14:47:49

【秘】 枯木寒巌 メレフ → 花火師 ヴェルク

「……F-651か。何か用だろうか」

返す言葉は、普段通り……に見える。
吹き飛ばされていた脚も、今は治療が済んだ後だ。何事も無かったかのように、元通りに治っている。
(-217) 2022/06/18(Sat) 15:50:38

【秘】 草枯 レヴァティ → 花火師 ヴェルク

遠退くような動きを感じたから、少しだけ顔を出して様子を見る。
それから、今度は隠れずに。目も合わなかったし。

「……だからさ、大丈夫だと思ってよ……ヴェルクだし……」

複数人が集まってるところは、ちょっと行けないし。
最期がヴェルクだったことは、もちろん覚えてるけど。


「部屋にいんのも、なんか、ヤだし……」

一人でいるのも全く落ち着かないから出てきてしまった。
そこまで話すと、あとは何を話そう、と言い淀んでいる。
(-218) 2022/06/18(Sat) 15:53:31

【墓】 羊很狼貪 ミズガネ

「マジでどこ生きてンだろうな。俺どこに見える?」

どの役職だったとしても「なるほどなァ」と答える気しかないので相手しなくてよいとされる。
おやつの時間なのでフロランタンvilあたり注文するか……。
(+123) 2022/06/18(Sat) 15:54:30

【墓】 花火師 ヴェルク

分かんねぇ

狼じゃなさそうということだけは思い続けている。

「んー……ま、残り人数的にもあとは"勝利を目指すなら"。
……っつう思考に切り替える方が死なずに済むよな」
半分独り言。ショートケーキvilを頼み、ココナッツジュースdrinkも頼む。
(+124) 2022/06/18(Sat) 16:08:46

【秘】 花火師 ヴェルク → 枯木寒巌 メレフ

「んー…、大した用ではねぇけど」
簡単に蘇生も、肉体の再生も行われるこの世界で。

死を恐れるのはやはり、人故なのだろうか。

「あ、あんたって勝つ気あんの?くらい聞いとく?
……残りも少ねぇし、あんた死にかねない位置だろ?」
自分は生きて勝ちたいと思っていたが。

そこらへん、他者はどうなのだろうか。
(-219) 2022/06/18(Sat) 16:13:10

【秘】 花火師 ヴェルク → 草枯 レヴァティ

君が隠れずに姿を顕にしたとしても、男と視線は合わない。
目を伏せ、一点をじっと見つめている。

「何が大丈夫なんだよ……」
分からない。何をもってそのように思えるのか。

半歩、また下がり。手で口元を覆う。
それは、浮かぶ感情を隠すように。


「……あんたは、どうしたいんだ」
分からない。こういう時、どうするのが正しいのか。

この手を一度叩けば、君は驚いて逃げるのだろうか。
指を鳴らせば、君は恐怖の色を映すのだろうか。


視線が──ゆっくりと、そちらへ向かおうとしている。
(-220) 2022/06/18(Sat) 16:21:43