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人狼物語 三日月国


176 【R18】実波シークレットパラダイス外伝【身内】

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【秘】 人事課 緑郷 溢 → セクサロイド ロボ太


「なんというか、その〜……
 俗に言う、
自分が抱く側だと思っている方を抱く
のが
 緑郷の密かな楽しみなのですが……」

つまるところ、表紙詐欺。
概念的上下も左右もめちゃくちゃにしたいお年頃らしい。

「……本当にその気が無さそうな方には
 一度も手を出してませんからね?本当ですよ!」

とはいえ本当にやめてほしい時には、
国民的アニメのタイトルを言うシステムでもあるのか何なのか
ともあれそういうバランス感覚はちゃんとしているらしい。
(-101) 2022/10/03(Mon) 20:00:46

【秘】 正社員 千堂 歩生 → 経理課 富武 瑛

「うーん…壁硬かったですよね。
そっちもついでにマッサージしておきましょうか?血行良くなりますし。赤くなった所も残らないし一石二鳥ですよ?」

流石にマッサージ中やらしー事はしませんよ?と首を傾げる。

「そんなに強かったですかね。忘れられないなら…いつでもまた相手してあげますよ?」

よく悪戯心を擽ってくれますねー、なんて
にんまりと笑う。
冗談か本気かはわからないが。

「フムさんの性癖も口癖も好きでつい?
嫌なら止めますけどねえ。」

子供っぽかったりするがやる事なす事は全く子供とはかけ離れている。
付き合いが長くなることは予感しているが、変わらず自由に生きるだろう。
(-102) 2022/10/03(Mon) 20:15:09

【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信

耳元に寄せた唇は、問うた声が終わるとともに熱い息を吐いて、耳朶を柔く食んで。
代わりに己の聴覚へかえる回答に、溜息めいた声がこぼれ、さらさらの唾液が糸を引く。
頬に触れるだけの口づけをするのは、あなたの言葉と態度に愛らしさを覚えたから。
急には動かない。丁寧に、慎重に。あなたの手付きや行動を阻害しないよう、感じ取って。

「……かわいいひとだな、キミは。
 そんなふうに告白されて嬉しくないはずがないだろ。もっと情けなくなってくれたっていい。
 姿勢は、どんなふうだった? 前から、それとも、後ろから?」

口にするつもりのなかったのだろう言葉が、どれだけ己の欲情をそそることだろう。
下着の内側から姿を表した性器の、皮と幹の間に人差し指を添えてゆるゆると刺激する。
鈴口から外側に向けて指で線を引いて、けれどきちんと手で扱いてやったりはしてくれない。
代わりに足の付根に落ちた掌は、恥骨の形を浮かび上がらせるように撫でて、ゆっくりと腰に回る。
一度は発散して使い古した妄想を再度呼び起こして、それを再現させようとする。
頭の中に思い描くほどの望みであるなら、叶えてやりたいと思うのが普通じゃないか?

「余裕があったらで、いいんだけど。
 僕のことも脱がせて。触れられたいんだ、キミに。
 タイミングだとか順番だとかはなんでもいいよ。したいように、して」

乗り出した上体は、肩で肩を押すように近付いて。相手の腿の外側に片膝を置く。
脱がして欲しい、というのだから相手の腕の稼働が悪くならないようにはしないといけない。
けれどもこれだけ近くにあなたの匂いが、肌の温度があって耐えられるわけがない。もどかしい。
僅かな時間さえ離れているのが惜しいように、首筋に埋めた面は顎の下に口づけた。
舌を這わせ、吸い付いて痕をつける。浮いた筋や骨に歯を立てれば、浅い傷がつくだろう。
浴衣の袂から見えそうかどうかなんてのは、今は配慮さえ出来やしない。
ただ、目の前にある肌を苦しめない程度に口先で味わいたいだけだ。
獣みたいに上がった息が、シャツと皮膚の間で溜まってほんの少しだけ湿気を増す。
(-103) 2022/10/03(Mon) 20:34:40

【秘】 CS 雲野 とばり → 経理課 富武 瑛

自分を呼び止める声に「何やろか」と首を傾げながら振り返る。
貴方に呼び止められるなんて思いもしなかったもので。

「……どうされました?」

もしかして自分は知らない間に何かをやらかしただろうか。
本当に全く、身に覚えは無いが……。
(-104) 2022/10/03(Mon) 20:43:33

【秘】 CS 雲野 とばり → 研究員 鹿籠 吉弘

貴方夢魔の答えに複雑ながらも僅かにほっと息を吐く。
嫌がることを強要するのは良くないことだ。
雲野はそれを理解しているし、雲野でなくてもそうだろう。

それでも、手を伸ばすことを止められなかった。
自分のこの行動が相手を強要することになるかもしれないと知りながら。

表情を伺うように視線が上がる。揺れる瞳が、目に映った。

「……どうして──、」

貴方はそんな表情をしてるんですか。うちのせいですか。
ねぇ、鹿籠さん。
"そんな顔せんといてください"。


口に出す前に貴方から同じ言葉が出てきた。
それに驚く暇もなく、温かい腕の中に引き寄せられて。

鼓動が、伝わる。吐息も近くて、触れた手に少し力が入る。

「……うちの幸せは、うちが決めるんです。そこに、貴方もいて欲しい貴方がいることで幸福やと思うんは悪いことやろか…」

貴方だけでなく、緑郷にもそう感じている。
これはきっと恋ではなくて、それでも確かな特別な形。

「…突き放すんやったら、連絡先なんて渡さんでください。そういうんはズルいです。…うちはきっとおらんくなりますけど」

掴んだ手はまだ離れずに、言葉を選ぶように幾度か迷いながらゆっくりと吐き出されていく。

「だからって、そこで幸福が終わる思わんでください。
……うちの幸せに巻き込まれてくださいこれからも、仲良くして欲しいです
(-105) 2022/10/03(Mon) 21:08:37

【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘

「想像……?」

一体何を想像されていたんだろう。
ヤッてる最中のことではなくて、俺が他の人にヤられていることをですか?
そうなんですか?

背景に宇宙を背負った猫になりそうだ。
ちょっと何を言われているのかよくわからない。

「いや、あの……確かに俺の症状は申告ですし……日常生活に支障すらあるのはそうなんですけど……」

「十分満足しきったからこうなってるんですが、どうしてそういうことを?」


男の名誉のために言わせてもらうと。
富武は性癖を刺激されると確かになんでもよくなってしまうので、タチもネコもどちらでもこなせてしまう身体になってしまっている、が。
玩具を使ったプレイは初めてであったし、結腸まで貫かれる経験など、そんなに数多くこなしているわけがなく。
ましてや複数人から犯されるなんてことは今まで一度もなかったわけで。
どうしてそういう勘違いをされているのか皆目見当もつかない。
言われても居ないから弁明しようもない、のだけど。

なぜだか憐憫を含んだ目で見られれば、居心地の悪さにもごもごと身じろぎをした。
これからどうなるかはわからないにせよ、あなたとの付き合いはきっと、長く長く続くものにはなるのだろう。
それが良きものになるように彼とはよく話していかなければならない……はずだ。
(-106) 2022/10/03(Mon) 21:30:16

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 富武 瑛

「……」

「そういやそうだったねえ……」

すっかり思考が偏ってしまっていた事を、キミの言葉で思い出す。
一体どうしてそうなったのか。同じことを考えてはいるのだけど、答えらしい答えは出ることはないだろう。
触れ心地の良い髪を存分に撫でたのち、その手を頬にやって、緩く撫でて。

「おし、これでとりあえずは誰か来ても言い訳は思いつく感じには出来たかねえ。
肩くらいなら貸せるけど、オレのベッド使ってちょっと休んでくう?添い寝してやるよお?」

言い訳、する気がまるでない顔と声かけ。

「……お、初体験かあ?
寝てる間に、電動のやつ仕掛けといてやるよお?」

最後の最後まで、キミへの余計なちょっかいはやめるつもりはなさそうだった。
(-107) 2022/10/03(Mon) 21:34:57

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

自分はどちらかというと性急で、堪え性がなくて、いつだって何事にもがっつきがちだ。
キミの唇も、指先も、何処までも焦らすような仕草で、些細な変化を受けるたび、指の腹が滾ったものの繊細な箇所を撫でてくる。
ふ、と息を漏らし、眉に深い皺を寄せて、下唇を噛んだ。
ひく、とやけに素直に性器が揺れて、鈴口から滲む先走りの量が増え。

「ッ ……あんま、いじめんな、よお。
触るなら、ちゃんと扱いてくれ、ッ 、……っ。
ッ 、まだ言わせるのかよお、ロビンちゃん性格悪いなあ、もう……っ」

軽く捻くれ口を叩くくらいなら許されるだろうか。
近づいて、キミの香りに包まれて、こっちは興奮しっぱなしだというのに。じんわりと汗が滲む。アルコールだって入っているのだからいつもより体温はきっと高い。

勝手にこぼれる吐息の中で、呻き声に混じらせ。

「後ろからさあ、ッ 四つん這いに、っ、されて尻穴壊れるんじゃないかってぐらい、ガンガンに突きまくられてさあ……っ。
ロビンちゃんのちんこ、ぱんぱんに膨れて、オレん中でいっぱいになってよお……っ。
……っ、一度も抜かないまま、一晩、中ぅ、…っ、…」

勿論、性癖の問題がある。
自慰に耽る時には欠かせないくらいにはもうどっぷり自己開発に嵌って、それ自体に躊躇なんてもう無い。
それでも、その対象がキミであり、その妄想で如何に都合良く使っているかを語るには、罪悪感がどうしても頭をよぎるから、とうとう最後には声を詰まらせた。
丁度、キミが噛み付く先、喉がひくりと動き。

「っ、したい、ようにしていいなら、それなら……」

迷うことはない。
直球に手を伸ばすのはキミの下腹部、履き物の留め具やジッパーを外して、パンツごとずり下ろそうと。余裕がまるでない。一刻も早くキミのが見たい。触りたい。
(-108) 2022/10/03(Mon) 22:14:59

【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン

「―――――ッッ!」

何度も腰がぶつかって、無意識にその精を搾り取らんばかりにきゅうきゅうに締め上げる。
いつも余裕たっぷりにしかみえない上司の、少し余裕のない表情が視界を掠めて、ふ、と目を細めると全身が弛緩てゆっくりと崩れ落ちた。

「は、……はっ」

肩で息をして、ゆっくりと呼吸を整えようとしたら、腹の上に自分のとは違う白濁が落とされて、混ざる。
本当は中にほしかったけど、という言葉を飲み込んでこくりと頷いて。

「……ぁ、だ、大丈夫、です。自分で……ふき、ますから」

上司に身体を清めるまでやってもらうというのは如何な事か、と。
困った顔をして、自分で、自分でというが、きっとさっさと拭き取られてしまっただろう。
それにしても。
最中のこれきりではないという言葉の意味は、一体何なのだろう。
たった一度の慰めだとばかり思っていただけに、そこだけがよくわからなかった。
(-109) 2022/10/04(Tue) 1:35:27

【秘】 経理課 富武 瑛 → 人事課 緑郷 溢

「よくない、よくないですよ」

一度狼の部屋を覗いてたときから思ってたけれど、この子も十分どこかズレてるんだよな、などと思ったりしつつ。
悪気も邪気もかんじられない笑顔にはどうにもほだされてしまう。
まぁ、もう仕方ないか……、とりあえずこの火照ってしまった身体をどうにかしたい。
流石に緑郷さんを襲うわけにはいかないから、なんとか立ち去って発散を……

させないと、いけないんだけれど。

「………………」

止めないで欲しいのではと聞かれれば、答えはイエスしかない。
説明を聞くのは、ゾクゾクするし、興奮する。
それを話すあなたが、食べたくなってしまうくらい可愛く見える。
あなたがそれを約得だというのなら、あなたが言う通り、少し遊んでも良いかと思うほど。

「いいの……?
 そんなに言うなら、俺の火照った熱を、受け取ってくれる?」

ずい、と近寄って、その手をつかむ。
この余裕そうな顔を崩して突いて気持ちよさに震えてもらおうと、そう……思ったのだけど。
まさか、この後の展開が全く逆の方向に進んでしまうなんて、この時はつゆ程も思ってなどいなかった。
(-110) 2022/10/04(Tue) 1:52:28

【秘】 経理課 富武 瑛 → 正社員 千堂 歩生

「マッサージはありがたいけど……」

悪戯心をくすぐってるつもりは全く無かった。
にんまりと笑う様子に、なんとも腑に落ちないといったような顔をした。
いつでも、なんて。
こんなのを毎回されていたら、本当に落ちかねないのではないだろうか。

「嫌、でも……ないけど……、この性癖を好きっていうやつは……君くらいだ」

調子が狂う。
せめて自分のペースくらいはたもっておきたいものだけど。
どうにもそれを一定にしておくのは、とても難しいことのようだった。

これからの付き合いなんてまだ、想像もしてなかったけれど。
せめてこの体が、これ以上ドン引きされないですむようには、どうにか堕ちないでいたいと願うのだった。
(-111) 2022/10/04(Tue) 2:02:20

【秘】 経理課 富武 瑛 → CS 雲野 とばり

「あ、ごめんなさい」

「この間これ、忘れていかれたので……」

どこでとは言わない。
いつともいわない。
恥ずかしいから。

だからただ、あなたが忘れたピアスを手に乗せて、あなたに差し出す。

多分、これだけでも意味は十分に伝わるだろう。
(-112) 2022/10/04(Tue) 2:03:57

【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信

抗議されている声をよそに、頷きながらあなたの声に耳を傾ける。
聞きようによれば可笑しく思えそうな妄想を聞かされて、けれどそれが相手の望む姿なら。
聞かされた側だって、それを想像しないわけではない。吐いた息に、震えた声が混じる。
既に斑な模様の描かれた首筋にいっそう強く吸い付いて、黒ずんだ点を刻みつけた。

下からいくんだ、というのはさすがに虚を突かれたらしく、物申したそうに唇を引く。
けれどもその性急さに愛らしさを感じるくらいには今は夢中になってしまっているのだ。
焦らすように腰の横を抱えていた指に力が入り、薄い身体に食い込む。
今すぐにだってひっくり返してしまいたいのを耐えながらに、臀部を大きな掌が抱え持つ。
さんざ撫で回してから、足回りにまとわりついた着衣をちゃんと膝まで下ろしてやる。
あとは自分で足を振るってどうとでも振り落とせるはずだ。

「そんなに、欲しいんだ。焦らなくていいよ、取り上げたりしないから。
 ……わかる? 僕だって、信に触れられる前から、もうこんなになってる」

元より体型にフィットして窮屈そうな下着は、脱がすにはちょっと物理的な抵抗もあるだろう。
黒い布地の中に収納されていた性器が、薄い布の中からはずみをつけて現れる。
張り詰めて上を向いたペニスは、自重で揺れながら目の前のあなたに向かって振れる。
規格外というほどではないまでも、何度も風呂場で見たときのそれよりかはずっとグロテスクだ。
腹筋に力が籠もる度に大げさに揺れる血管の浮いた肉棒は、ちょっと穏当でさえないくらい。
そう遠くないところにあるだろう相手の性器と隣り合って、違いがよく見える。

(-113) 2022/10/04(Tue) 6:43:48

【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信

下衣を全て脱がして、シャツだけ残っている腕を一度万歳でもさせるみたいに上げさせる。
その際にシーツの上に押し倒すように力を掛けて、ベッドの上に痩せた身体を横たえる。
あまりやたらに皺にならないように肘まで少しずつ腕を抜いて、背側を引いて。
顕になった脇を見下ろして、赤い舌を潜り込ませた。唾液の滴る肉が皮膚をぞりぞりと舐める。
下がそうなのだからこちらもすっかり整えて、なんてことはないだろうに、構うことはない。
その間にもシャツをすっかり引いたなら、上半身も無防備にさせてしまう。
先んじて丸裸にしてしまった身体はちょっとずつ位置を変えて、シーツの中心に移動する。

「……存外いい眺めだな。すごく唆る。さして変わらない、見慣れた身体なのに。
 これから抱き潰してさんざんにファックするんだって考えるとたまらなく愛らしく思えるよ」

顔を上げて。白いシーツの中に横たわる相手を見て、小さく感嘆の声をあげた。
部屋に帰ってきた後に、間仕切りの向こうに気を使って明かりは弱めただろうけど、
光がもれない程度にベッドサイドの明かりはあるだろうし、カーテンを透かす月光はあるはずだ。
弱い光を受けた身体は、言いようもなく扇情的に見える。
覆いかぶさって下肢の上に座り込むようにしたなら、腹の上で己の性器が揺れているのだろうから、
余計にこの先を想像させられてしまって胸が苦しい。やっとのことで息をしたような気分だ。
(-114) 2022/10/04(Tue) 6:44:08

【秘】 経理課 望月 ロビン → 経理課 富武 瑛

「そう? 無理しなくていいよ。身体も辛いところあるだろうし」

こちらでやってしまって問題ないのならあちこちの体液は拭き取ってしまうだろうし、
されるがままにしているのが情けない気持ちになるようだったら相手に任せるだろう。
こういうことも後戯のうちだ。なるべく、相手に気分のいいようにはしてやりたい。

どうしても行きよりかは少し形の崩れた浴衣を着直して、相手の横に座る。
手は頭にぽんと添えて、髪でも撫でてやるみたいに。目元は少し陰になるだろう。
早々に行動させようとはしないし、相手に多くを求めたりやしない。
身体が冷えてくるようであれば、傍に設置されてあるだろうブランケットを被せる。

「……どうせしばらく誰も来やしないだろう。
 落ち着くまで休んでいたならいいよ。キミも色々、考えることはあるだろう」

少しの戯れではありこそすれ、思い詰めるような気持ちを払拭できたなら、いい。
ひどく回り道にはなりはしたものの、彼を突き放すつもりであったわけではないのは事実だ。
子供を寝かすような穏やかな態度のまま、相手の気が済むまでは傍にいるだろう。
もう少しだけ、キミが巣立っていくまでは、ちゃんと。
(-115) 2022/10/04(Tue) 7:32:50

【秘】 広報さん 牧野瀬 幸 → 開発部 忌部 永信


「っ、もう、忌部さん……!
 そっちが散々色々してきてるせい、でしょう、が」

望んでなかった言葉かといえば、それは嘘になるけど。
状況も相まって認めたくないと嬉しいは共存するもので、悩まし気に眉根を寄せる。

指が引き抜かれる感触にえもいわれぬ恍惚を覚え、一目向けたときに何だかわざと猥らに準備をしているように見えたものだから、文句の一つでも言ってやろうとしたら玩具が押し当てられ、やがて呑みこまされていく。
少し前じゃ考えられないくらいすんなり入っていった気がして内心びっくりしていたり。

緩んだ笑みを訝し気に見つめて、なんだかこっちの気も緩んだようで何か声を掛けようとした瞬間に───重たい快楽が胸の方まで響き渡ってきた。

「あ、ヤバ───あ゛、へぁ!?」

僅かに喉で喘ぎが溜まって、肺を使って絞り出したと同時に腰を逸らして下腹部を跳ね上げる。指で穿くられるのとは違って遊びのない、あり得ない無機質な動きが尻の中全体で暴れ始めて。

玩具が直腸内に収まったのだと理解すれば、ぐる、と蹲って、頭をベッドにつけたまま四つん這いになって。どうにか身を起こそうとしているのが伝わるだろうか。
(-116) 2022/10/04(Tue) 8:20:41

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

夕方の湯浴みでは髭なんて剃ってはいない。
日々石鹸をシェーバーがわりに使う顎から喉は特に皮膚が荒れる箇所に、剃刀負けに混じってキミの与えた痕が増えていく。キミのものだといういう証。

脱がしてと強請られ、真っ先に伸ばす箇所が下肢であるぐらいには盛った犬のような有様で、尚も皮膚の上を大きな手が這うのだ、もどかしくて抱えられる腰を揺らす。何かにこの滾った肉棒を擦り付けたい、扱きたい。

「欲しいに決まってんだろお。
ズリネタにする、ぐらい、だぞお。
……ッ 、ぁーーー…… はは、やっぱでけえやあ。これ入れんのかあ……」

性急に求めた結果、下着と衣服を一気にズラすようにして剥いでも、精々腿までといったところ。
多少の苦労、引っかかり等があったとしてもそこでもう怯む様子は見せれない。散々解釈違いを起こして拗らせていた男も、一皮剥けばこんなものだ。
目下のキミの性器は、別に初めて見たわけではないのに、今は生唾を飲むくらいには視線が奪われる。比較対象が半端な皮被りの自分のだ。剥いてしまえば多少はマシだろうが色も太さも長さも何もかもが違う。
より一層、感じたい。触れたい衝動は迷わず手のひらでキミの逸物を包むよう掴もうとするけれど。

1/2
(-117) 2022/10/04(Tue) 11:48:58

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

片手でキミのシャツに手をかけるから、ボタンを外すのもちっとも上手くいきはしない。
もどかしげに苛立つ声が漏れた。
ただ、キミの動きを阻害したくはないから、己の衣服に手をかけるようであれば止めるから、キミの衣服は随分中途半端な形になってしまったかも。

髭ですらあの有り様であるこの身が手入れされているはずもない。体毛だって放置されたままであるから、流石に上げた腕の付け根に潜り込めば、うぁ、などと声を上げてキミの頭を押さえに。止めにかかったが、それでも舌が体を這うものだから、手入れをしていない箇所を嬲らせる、その罪悪感と背徳感で、ひどく情けない顔を見せるだろう。
風呂を浴びたとはいえ、もう汗ばんだ身を、一層溜まりやすい其処をキミのような存在に味合われるのだからたまったものじゃない。

「…いや、そこはッ 、さすがに、やめ、とけよお。
見てて楽しい体じゃないだろうに、ロビンちゃんっ。

…………ッ、これから尻、っ、慣らすよなあ。その間ちょっとだけでいいからロビンちゃんのちんこしゃぶらせてくれよお。
ダメだこれ、ッ、くそ、ああ、どこでもいいからオレんなか突っ込みたくてさあ、頼むからさあ?」

一度は触れたにしても止められたにしても、ベッドの上に転がされて上に乗られる頃にはもうその手にキミのモノは触れられちゃいないだろう。
腹の上で揺れる。そこまで、入るのだと予感させてきて、もうどうしようもなくなってしまった。
泣き言を言うかのような声で強請る。
月明かりの下なんてロマンチックな状況で口にするにはあまりに直接的な言い草。

2/2
(-118) 2022/10/04(Tue) 11:49:25

【秘】 開発部 忌部 永信 → 広報さん 牧野瀬 幸


「んー……いい声だねえ。
弊社の商品の感想どお? 広報としてさあ、言えるようにしておいた方がいいんじゃないかなあ」

こちらの玩具を咥えて、その動きに悶えて、まんまと快楽の渦に呑まれていくんだから、そんなものを見せられて全く可愛いったらないなと、やけにしみじみとした場違いな声を上げながらキミの挙動すべてを眺めていよう。
頭をシーツに埋めるさまも、震えながら起きあがろうとしているのも……。

「……教えて、くれないかなあ?
オレさあ、これお気に入りだから、広報にも熱入れてくれると嬉しいんだよねえ」

玩具を咥える臀部が高く上がる。
これはまた生まれたほんの少しの悪戯心。
もう十分根元まで収めたものに手を伸ばし、一定の振動を与える玩具に不規則さを与えるために、わざわざ指で摘んで、搔きまわすように円を描く。
プラグ部分の一番振動が大きい部分は先端となり、そこを……腹側へ、つまりは尻の中で膨れているだろう前立腺側へと押しつけて。

自分に挿入れる前に、どこまでやるつもりか。

……いや、多分、何も考えちゃいないし。
キミに気持ち良くなって欲しいだけなのだけど。
その証拠に自分の方の準備は何も出来てはいないし。
(-119) 2022/10/04(Tue) 13:17:23

【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信

随分と余裕をなくしているくせに、矜持ばかりは立派に持って、相手が動けば待つ姿勢は取る。
もどかしげに外されたボタンがやっとのことで外されるのを待ち、両腕が解放されるのを待ったろう。
その間に己に触れる指があったなら、いかにも獣みたいな呼吸をして己を抑えもしたが。
背中の表皮がぞわりと泡立って肩先まで温度をあげる様子は、いっそ威圧めいている。

「楽しいかはわからないけど、喚起されるものは色々、ある。
 キミの肌の匂いから骨の起伏まで何から何までほしいんだ、それじゃ理由にならない?」

骨や筋の間に皮膚の張った関節の裏を舐めている時間はそう長くはありはしなかったろうが、
けれどもちょっとばかり制止を受けたくらいで止めたりもしない。やりたくてやっているのだ。
心臓から離れた毛細血管の伸びた指先から、こうした体温や人の匂いの濃いところまで、全部。
肩の下からあげた顔、目つきは何も恥じらう姿だけを愛でているものじゃなく、真剣だ。
テーブルの向かいを超えてあなたの手を取ったときからずっと捕食は続いているのだ。
……そうは言われたって、やられる側はたまったものじゃなく恥ずかしいのだろうけども。

「……ん」

懇願する声を聞いて、考える。短い間ではあったものの頭の中に思考を巡らせ。
なにかを天秤に掛けて、小さく頷いた。

「いいよ。……あっち向いて、僕の上に乗って」

一度、覆いかぶさっていた身体を引いて足側に座り込む。
それからあなたの手を取って体勢を入れ替え、自分がシーツの上に寝転んだ。
手先を中心にあなたの身体の位置をあれこれ操って、自分の頭を跨がせ四つん這いにさせた。
つまるところシックスナインの体勢まで持っていって、望みは叶えさせるつもり。
代わりに何をするかは想像の通りだ。肉付きの薄い腿を、両手でしっかりと掴む。
(-120) 2022/10/04(Tue) 20:19:03

【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン

「ありがとう、ございます……」

気にかけてもらえるのは嫌ではなく、なすがままに身体を清めてもらって。
少しだけ恥ずかしそうに頭を撫でられながら、ブランケットに包まった。
大人と子供のような対応に全く思うところが無いとは言わないが、それでも、やっぱり安心したような気持ちになった。
今朝まで仕事を辞めようとか、引きこもって過ごそうとか考えていたのが嘘みたいな変化だ。

「は、……い。
 じゃあ、もう少しだけ……このままで」

あなたの浴衣をの裾をおそるおそる掴んで、離さない。
優しくしてくれたから、全く動けないなんてことはないけれど直ぐに動きたいと思うほどの元気はなく気怠げだ。
抱かれた後特有の色気のようなものを出しながら、ブランケットの中で静かに目を閉じた。

そんな穏やかな時間の中で、思う事は。
自分のような特殊な性癖を持つ人間が、普通の人と一緒に仕事ができるのかということ。
どの部署にも適さないならいっそ、人と関わらぬ倉庫業務とか?
などと考えもしたがそれでは引きこもりと大差ないし、今まで身につけてきた力を震えないのは嫌だと思うのだ。

それにやっぱり、まだこの課長のもとで働きたい。
錯覚だろうとなんだろうと、慕っている気持ち自体は本物だ。
どうすべきなのかなんてわからないけれど、経理課からは離れたくない。

そんな風に思考をしめくくって、申し訳無さそうにあなたを見上げた。
(-121) 2022/10/04(Tue) 20:43:53

【秘】 正社員 千堂 歩生 → 経理課 富武 瑛

「マゾはサドを。サドはマゾを。同類も同じく。
うーん。ま、縄師やらマッサージやらはアフターケアがないとどちらも安心出来ないですし。
だから一通り学んだんですケド。
お互い安心出来ないと楽しいSEXも出来ないじゃないですか。」

常識?なのかは置いといてと。
歯切れは悪いがぽつぽつと呟く。
赤みが引いてきたら上機嫌ににっこり。

「うん?そうだったんですか?俺は解説って聞いてイイなって思いましたよー?
無言のスるのは苦手ですから。
お互い気持ちヨくなれて、満足いく方がスキです。」

恐らくそういう性分だ。
嫌がったら止めるつもりだったがそうでもなかったらしい。
麻縄や道具は纏めて荷物へ放り投げ
貴方の瞳を見て首を傾げた。

「むしろ、俺の方が引かれて逃げ出すと思ってましたよ?」
(-122) 2022/10/04(Tue) 21:24:38

【秘】 広報さん 牧野瀬 幸 → 開発部 忌部 永信


「んふ、ぐ……ッ!?」

唇をシーツで塞いでいるのか、くぐもった声がして。そしてそこからは明らかな動揺の色が聞きとれる。
反論にするにせよ何にせよとりあえずは何かを応えたいのに、玩具に人為的な回転が加えられたせいで顔を上げることすらままならない。

前立腺にひと際強い震えとそれに伴ったゾクゾクするような痺れを感じたものだから、膝の間隔を開け尻を低くして。執拗な圧力を和らげようとしたそれが、土下座とも獣じみた姿勢ともつかない状態になって猶更羞恥を煽った。

「す、すごぉ、待って゛……ぐりぐりされると、
 ことば、まとま、らッ、はぁ、……!」

やっとの思いで、涎を手の甲で拭いながら音を上げる。いろんな意味で。
上手く感想を述べるために快楽を拾ってまとめようとするものの、思考回路が全部焼き切られたかのように上手くいかない。

「入口とっ、前立、せぇ……ッ、
 どっちも震え、て、おかしく、なりそ、……!
 あと、太さ、ちゃんと、〜〜〜苦しく、なくって!」

就いてる役職の意地でなんとか思った点を半ば叫びながら。言っているうちに昂ってきて、菊門を締め付けて責め続ける振動を味わった。
後のことを考える余裕はもうない。完全に主導権を握られてしまっている。
(-123) 2022/10/04(Tue) 21:56:47

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

手におさめて、単純に上下するだけの単調な動きを繰り返すだけなのに、キミの息が僅かでも乱れたならばそれだけで頬が緩んでしまう。
このまま手の内で果ててくれればそれだけでだってきっと嬉しくはあるのだろう。浅ましく渦巻く肉欲がそれを許しちゃくれないが。

手の内に残るのは熱だけで。
今はキミに転がされてしまっているわけだけども。舌が好き勝手に窪みをなぶってようやく解放されれば慌てて腕を下ろした。流石にもうやらせないぞという意思表示ではあるけれど、キミの言葉一つで全てを許してしまいそうになるんだから、まったくたちが悪い事だ。お互いに。

「ロビンちゃん、全身舐め回し、そうな勢いだねえ。いや、流石に止めとけよお」

苦笑い混じりに。
今のキミならもしかしたらその冗談まがいの事を本気にやりそうだななんて一瞬過ぎったものだから。
妙な理想像から離れたものの、まだキミという存在はさぐる最中だ。

このまま寝転びの姿勢で跨ってくれても構わなかったのに、わざわざ体位を変えてくれるから、潰れるとでもおもっているのかねえ、などと零す苦笑い。
でもそこに生まれる遠慮でまごついていられる程の時間すら惜しいから、身を起こして、頭の位置をキミとはあべこべにして。
丁度君の股間の位置に顔を置いたとしても、背丈の差からキミに見上げる位置にあるのはきっと跨る足や臀部の筈。

重力に従う気のない男根が、キミの胸板の上あたりで、ひくりと揺れる。

「……ッ 、ぁ、……あ。いいなあロビンちゃんのチンコ。でっかくて、グロくて、どちゃくそエロいなあ。
想像してたよりずっといいよお」

頬擦りでもせんばかりに近くに顔を寄せて、実際に頬においては髭がかかるだろうから、鼻筋に合わせるようにして擦り寄って。
すん、と匂いを嗅ぐ辺り、つい先ほどキミの行動を咎めた男の行動とは思えないが。

匂いを嗅ぐだけで足りるわけない。
顎をいっぱいに開けて、迷いなく己の咥内へと先端を押し込み。口いっぱいに頬張って、キミを文字通り味わおうと。
(-124) 2022/10/04(Tue) 22:04:11

【秘】 開発部 忌部 永信 → 広報さん 牧野瀬 幸

無茶振りをしている自覚はあるが、その無知ぶりに応えてくれる懐の深さに、お、と感嘆の声があがった。
そうとなれば此方も熱が入る。

まだ片手が空いたまま、ポケットを弄れば防水性のスマホがあって、指を通すリングをスタンド代わりにその辺りに置いて。
四つん這いのキミの顔が映る角度で、ぽん、と押す赤いボタン。……撮影ボタン。

特に反応の良かった箇所、角度に固定するように手で押し上げながら……膝が開き隙間ができたものだから。そこから手を入れて、リングにハマった肉棒を掌で握っておこう。

背後より玩具を弄り、扱きだして、何一つ予定とは合わない行為。
キミがこれだけ感じて狂っているのなら、さらなる高みへと追いやってしまいたい。

「うんうん、商品の売りどころおさえていいコメントだねえ。
かわいい声出しちゃって、まあ、……幸ちゃん、ケツマンコとガチガチに勃起したチンコ、今どっちがきもちいい?」

そんなもの、比べられるものじゃないだろうに。
どっちと答えたとしても辱めとなる、意地の悪い問いかけを。
其れ等全てを己の携帯におさめようとし。
(-125) 2022/10/04(Tue) 22:21:36

【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信

「叶うならそれくらいしたい」

単純に無遠慮に舌を這わせただけじゃ、さした快楽も幸福感もないだろうからしないけれど。
いずれは本当に、キスをしたことのない場所はなくなるんじゃないかってくらいの気構えだ。
実際、肩や首周りに自分が座ったら潰れて息の出来なくなってしまいそうな身体を見上げて、
まだ触れられていなかった下肢へと、しばらくは手を這わせる。
当然目に見える範囲だって気を使った女性の肌のようには綺麗ではないだろうに、
磨くように肌の上を動く指先は、繊細なものでも扱うように触覚を刺激する。

「う、……く、あんまり、いじめないでくれよ。
 空中に吐き出してしまうんじゃ、格好もつかないし、勿体ない」

かすかな空気の動きに、期待してそわついて息を呑んだ。
鼻筋に寄せられた熱に応えるように一瞬腰が浮いて、顔に腫れた肉の塊を擦り付けてしまう。
想像したり間接的なペッティングを互いに行うのと、直接性器に触れられるのとではわけが違う。
口内粘膜に包まれぬるい温度が取り囲むと、それだけで腹筋に強く力が入った。
みっともない真似をしてしまわないように堪えて、息を整えて、粘膜に掠る感触を耐える。
実際にすぐに射精に至ってしまうということはないだろうが、気持ち的には見栄は張りたい。

技量のほどはわからないものの、気持ちが後押ししてどうにも受容する快楽は多い。
さて、このまま咥え込まれるのを待っているだけのつもりならこの体勢にはならない。
目の前で揺れる腰を両手で鷲掴むと突き出された尻を押し上げるよう揉みしだく。
持ち上げて、左右に引っ張って。平時であれば隠れている尻の穴を引くように伸ばす。
しばらくそうして遊んでいたかと思えば、首を起こして。
臀部の奥に控えた肛門に、舌を宛がう。
それ自体が濡れているから、唾液を奥に押し込むような動きだ。
唾液腺から伝うさらさらとした唾を、外側から直腸へつながる内側へと。
後できちんとローションは使うつもりではいるものの、からにこそ、今だけの特権とも言える。
それとしてこの行為を相手が許してくれるものかな。
(-126) 2022/10/04(Tue) 22:44:59

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

回り道をするような悠長な真似が出来ないから、キミを求める仕草はどこまでも直線的だ。
頬張った肉棒の窪みを舌先が突く。僅かでもキミの体液が滲むなら味わう為の仕草。先端ばかり触れたところで良くなると限らないと知っているのは同性だからこそで、頬張り切らぬ分は手で添えて指でリングを作り裏側に親指を添えて何度も上下に揺らす。

「……ん、っ、う、……、は。
外に出すなんてもったいないことするかよお。
イきそうになっても全部オレんなかに出させるからさあ……」

此方の意思を伝えるには、しゃぶっていては出来ないのがもどかしいところ。
話している間もリップノイズを鳴らして、根本から、幹、亀頭の窪みに、一番上にと合間合間に口付けを返す。
本当に愛おしそうに、キミが先ほど己にしたように。こっちは何だか随分と局所的ではあるけれど。
キミが暴発というのは、決して男同士の行為自体にそこまで慣れているわけではない自分の技量も含めてなんだかちょっと想像できないが、もしもがあるならばその時は一滴残らず喉の奥に流し込むと、宣言をひとつ。

「──……、ッ 、  ぅ、っ。
っ、……うう、ロビンちゃん、それ、さあ。
今すぐ止め、…っ、…… なきゃいけないって、わかってんだけどさあ……。

……っ 止めたく、ないのどうしてくれんのお」

腋でも嫌がった程、汚れているという点においてはずっと上。
体毛が薄いわけじゃない自分の下肢は、下腹部から生えた体毛の見目は決して良くはない筈だ。
臀部の肉だって撫でても弾力の薄い肉の少ない硬いものだから、揉みしだいても面白味もないだろうし、何もかもよろしくない筈。

なのにキミに躊躇はなく、穢らわしさに自覚はありながら、先程は止めた筈なのに、今は……止められなかった。
窄まりは自ら開発した快楽を感受する塊だ。
玩具等とは異なる人の身、骨もない蠢く舌が入口を抜ければ、息を詰まらせて悶える有り様。
あまりに情けない状況、罪悪感も酷いったらない。責任転嫁、八つ当たりじみた声すら上げた。
(-127) 2022/10/04(Tue) 23:22:35

【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信

耐えるように規則的に大きく上下する腹筋と、そこから繋がる根本の筋肉。
鈴口を窄めた舌が触れるならそれに遅れて、声とともに息を吐き。
指が幹を擦れば、指先が筋の凹凸を押しつぶすためにぐっと腹に力が入って、
それに合わせるように天を突くような陰茎自体が揺れた。
身体の動きくらいは抑え込めたところで、随分と相手の行いのために快楽を享受していることは、
溢れ出す先走りのために相手の味蕾を通じて悟られてしまいそうだ。

「……信、上手だよ。すごくイイ、……それ、好き?
 それじゃあ、そうだな。最後まで音を上げなかったら、口の中にくれてやろうか」

一瞬、頭の中で天秤に掛けられる。魅力的な誘いだ。
結果のところは天にしまおう、決めかねている間に本当にイカせられかねない。
実際相手の頬張る技術が手慣れたふうというわけではないのだろうから、
これには己が相手によほど弱いことが貢献しているのだろう。
昨日まで、これまでの間柄で、相手がこうして己の性器を頬張る様子が信じられるか?

「よかった。……止めないよ。気持ちいいかな。
 僕の舌で、あんなふうに道具を咥えこんでたココが……
 ……感じさせられてるなら。こんなに嬉しいことは、ないな」

舌先で可能な限り刳り、押し上げ、舌で皺を伸ばす合間合間にとろとろと語る。
指で皺を推し広げて、可能な限り尻穴から奥へ突き込んで。
筋肉の塊とはいえ芯がとおっているわけではない器官は、指のようには中に入らない。
ただ、押せばそのぶんだけめり込むし、濡れた水音がいやらしく聴覚を刺激する。
舌先だけで補助が足りないなら、親指を穴のすぐ傍にあてがって無遠慮に伸ばす。
引きずられた僅かに内側の色がさらされるのを、舌で辿って丹念に濡らす。
その奥に控えた前立腺なりに触れているわけじゃないから、やはり強い快楽ではないだろう。
唾液が乾けば足して、また皺の一本一本を均すように濡らして。
それこそ、相手が音を上げるまで続くかもしれないと思うほど。
(-128) 2022/10/05(Wed) 0:00:52

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

「オレさあ、しゃぶられるの好きだから、よくしてもらってたんだけどさあ……。しゃぶる方も、……好き、だわあ、はは、……口を犯してもらってるみたいでさあ……。
手なんかで触るよりよっぽど、…っ、ロビンちゃんが盛ってんの伝わって、やばいねえ……、ちゃんとオレに突っ込みたいって思ってくれてんだなあとか。
音を上げないってなんだよお。……言っとくけど、オレはマジでさっさとぶち込まれたくてウズウズしてるからな、あ!」

最後まで、というのが何処をさしているのは自分にはわからないが、ご褒美のような言い方に、確かに吐き出されたらきっとたまらないだろうなと、随分と拗らせを加速させた自覚が、ひとつ。
ここまで来たらキミの台詞や行動を疑うわけじゃないが、それでも体感で、身体の至る所で感じ取りたいのだ。嗅覚や味覚で興奮を覚えたように、触れる箇所は多いほどいい。

拗らせを語るだけ語って、また、あむ、と口を開いて咥え込めば、今度はそう簡単に退ける気はないのだろう。
根元まで咥えることもできないんじゃないだろうか、足りない分は先ほどと同じで手で補うが、ほんの少しの好奇心、深くまで咥え込んでみようかと、頬を窄めたままに咥内の空気をなくし舌や頬の内側、口蓋など、肉襞全体で包みながら喉を突く前にどこまでいけるか、なんて。

「──…… ッん゛ …ぅ、う、…ぶ、…っ、ふ、……ぅ、ン……!」

此方が熱の塊へしゃぶり付くのを止めないと同様、キミの舌にも容赦がない。
咥えたままの口から、時折、くぐもった呻き声があがるように。
ふやける程に唾液に塗されて、赤い肉の裏側も僅かながら暴かれて、それでも奥まで入り込むには舌は短く柔らかすぎる。
足りない。欲しい。奥を穿って、情けなく弱音を吐く程に掻き回されたい。
後輩の性癖を笑えぬような受け身の願望ばかりが浮かぶ。足りないからつい、尻がキミの視界の前で揺れて、押し付けるような一幕さえ。
(-129) 2022/10/05(Wed) 0:33:50

【秘】 CS 雲野 とばり → 人事課 緑郷 溢

駆け寄る貴方へ手を振り返す。
笑顔にはもしかするとつられるように笑っていたかもしれない。

「終わる前に、緑郷と思い出を作りたかったんで。
……同じ気持ちなんやったら、もっと早く誘えばよかったわ」

続く言葉は独り言。それでも隠すような声ではなくて。
思いを素直に口にして、緩やかに笑みを浮かべる。

「…ん、うちは泳げますよ。水泳部やったのもあって」

スク水、懐かしいな。思い浮かべたのは夏のある日。
泳ぐのが好きだった、社会人になってはめっきり減っていたけど。

「……良かったら、練習しますか?
それか今度、個人的に行くんもええと思いますが」

今日は一旦浮き輪を使うとして。

どちらであっても構わないと思っている。
どちらであっても、そばに居るつもりだから。
(-130) 2022/10/05(Wed) 1:01:07