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人狼物語 三日月国


81 【身内】三途病院連続殺人事件【R18G】

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視点:


流転 タマオは、メモを貼った。
(t3) 2021/07/14(Wed) 20:44:29

【秘】 被虐 メイジ → 遊惰 ロク

「……え? あ、うん──」

メイジは不思議な面持ちで封筒を受け取る。
さっさと立ち去ったあなたを、唖然と見送って
封のされてないそれを見つめる。

そういえば、手紙を置いておいたと
彼が生前言っていたのを思い出した。

──中身は見ないでください、とも。
(-90) 2021/07/14(Wed) 20:47:48

【秘】 遊惰 ロク → 焦爛 フジノ

「――どうだろ、なァ。
 おれァ先のこと、まだ考えてねェからさ」

 “まだ”なんて、言葉の上では小さな、
 けれども総じて大きな嘘を口にする。

 商人がやってくれたのはそういう事だったのか、
 と思い乍ら、回りにくさを覚える口を開く。

「……そうだなァ、もし、都会にでるって決めたら、」

 それから一度水筒の口に唇をつけて、
 その必要もないというのに軽く湿らせる様にして。

「そん時は、もうちっと。
 飯をキチント食えてそうなお嬢サンに、会えたらいいなァ」

 ヘラリと笑って、
あるかも分からぬ
未来を語った。
(-91) 2021/07/14(Wed) 20:48:36
メイジは、どうみても読んでと言わんばかりのその手紙を、開いた。
(a11) 2021/07/14(Wed) 20:49:28

【人】 遊惰 ロク

 少年と少女が訪れていた
(>>26〜)
のとは又別の時間。

 部屋に入り、机の上の缶詰に目を留めて。
 側に置かれた紙をペラリと手に取ると、

「――あァ、お嬢サンか」

 納得した様に一つ頷き、元の様に缶切りを紙の上に置く。
 この缶詰も食べて、もう少し。
 あの子らがキチンと助かるまでは生きなければならない。

 ――億劫だなァと胸の底が僅かに重くなる。
 終わりが見えている事は気を楽にするけども、
 それがまだ暫くは先である事は、焦ったさを齎した。▼
(34) 2021/07/14(Wed) 20:51:03
メイジは、思わずつぶやいた「馬鹿じゃないの……」
(a12) 2021/07/14(Wed) 20:51:36

【神】 名無しの ミロク

>>G16 ニエカワ

「はい、私も皆さんに生きてほしいだけでした。
 ミロクとしても、わたしとしてもです」

自然死がこの世の中では良いとされます。
倫理の中で言われる自然とは、この世で起こったことはすべて自然的であるという論。
キリスト教でいう、死者が蘇るなどの奇跡とは対比されます。
人為的または事故などは、稀に起こる普通では起き得なかったこととされ、自然とは対比されます。


「信じましょう、彼らを。
 死んでしまった私たちにはそんなことしかできません。
 奇跡とは程遠いこの運命が、奇跡だったことを信じて」

自然でないことと、奇跡がこんなふうに証明されるなど。
倫理の世界も皮肉ですね。
(G17) 2021/07/14(Wed) 20:51:53
メイジは、泣いていた。
(a13) 2021/07/14(Wed) 20:52:24

【人】 遊惰 ロク

>>34
『ロクサン』と紙の上、並べられた文字に再び目を遣る。

 過ったのは、
  せめてこの礼を言うまでは生きねェとなァ、とか、
  そもそもこの子ら放っては死ねねェよなァ、とか、
 ……それから、探し物の事。

 うまく道具が揃えられたら。
 一つや二つ、披露してやろうかなんて考えて、
 ここのところ院内を彷徨いていたのだった。

 種も仕掛けもある奇跡。
 きっと物珍しいそれは、気晴らし程度にはなるだろうと。
 
……結局のところ。
作り物の奇跡を嫌いになんてなれなかったのだ。
(35) 2021/07/14(Wed) 20:52:54

【独】 流転 タマオ

/*>>a13
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん
(-92) 2021/07/14(Wed) 20:53:18

【人】 遊惰 ロク

>>35
 そんな事が頭を巡るうち、
 何だかその四文字に生かされている様な気すらしてきて。

 死にたがりの青年は、
 クツリと喉を鳴らして笑うのだった。
(36) 2021/07/14(Wed) 20:53:23
ロクは、死んでいない。まだ、今のところは。
(a14) 2021/07/14(Wed) 20:53:41

ミロクは、この年の夏に起きた事件を奇跡だと信じている。
(a15) 2021/07/14(Wed) 20:53:51

傷痕 メイジは、メモを貼った。
(a16) 2021/07/14(Wed) 20:54:50

ミロクは、またこの夏に空を見上げ、誰かの生誕を祝うのだろう。
(a17) 2021/07/14(Wed) 20:54:56

【人】 警官 ハルカゼ

──時は令和三年。東京オリンピックの開催が迫る、夏のことだった。

「あれ、まだ読んでたんですか?
 ……ま。長いから暇潰しにはなりますよねェ。
 昨日は忙しかったから、尚更退屈ですよ」

ハルカゼは溜息を吐く。
小さな駐在所の中は片付いていた。
綺麗好きのハルカゼが赴任してから、所内はいつも整頓されている。▼
(37) 2021/07/14(Wed) 20:55:23

【独】 流転 タマオ

/*>>a16
ウッッ……
(-93) 2021/07/14(Wed) 20:55:46

【人】 焦爛 フジノ

>>32 >>33 メイジ

「ほんと?……うん。指切り、しよう」

小指を絡める。
針千本を飲む気も、飲ませる気もない。
きっと貴方は守ってくれるのだ。

「やりたい、事?
 ……なら、次に会った時。教えてね。絶対、だよ」

大学へ。勉強をして、メイジは何をするのだろう。
早く次が来るといい。
そして次にまた、その次へ繋がる口実を二人は作るのだろう。

いつか口実が無くても会えるようになるまで、何度でも。
そうなったらいい。
いつかの未来を願って。
腹に置いていた手を、そっと貴方の手に重ねた。
(38) 2021/07/14(Wed) 20:56:15
セナハラは、遠くから見守っている。
(a18) 2021/07/14(Wed) 20:56:40

タマオは、初雪の日に彼を一言祝います。何度も。
(t4) 2021/07/14(Wed) 20:56:49

【人】 警官 ハルカゼ

>>37

「昨日、廃病院に来てた学生達が言ってたのはその事件です。
 丁度東京五輪の年に起こった事件ですから、
 誰かしら来るかなァとは思ってたんですよ。
 ……ね?
 僕が言った通り、年休取らなくて良かったでしょう」

ハルカゼがテレビのチャンネルを変え、ニュース番組を映す。
政治、日本代表、感染者数……。
目新しい情報は無いように感じた。
ハルカゼもそう思ったらしく、チャンネルをバラエティ番組に変えていた。▼
(39) 2021/07/14(Wed) 20:57:19

【秘】 遊惰 ロク → 名無しの ミロク

「――お前サン、諦めてなかったのか」

 “悲しくなってくれましたか?”。
 その問いに答えは返せず、返さず。

 青年は只そう言って、困った様な顔して笑った。
(-94) 2021/07/14(Wed) 20:57:34
ロクは、一先ず、今日も生きていた。
(a19) 2021/07/14(Wed) 20:57:41

【人】 警官 ハルカゼ

>>39

「さっさとあんな病院壊しちまえば良いのにねェ……、
 仕事が増えて仕方ねェや」

コーヒーの空き缶を片手に持つと、ハルカゼは立ち上がる。
資料はまだ少し残っていたが、その背中に気になっていたことを問うた。

「ン? ……ああ、そうです。
 第一発見者の“ハルカゼ巡査”は、僕の祖父です。
 たまにボケた爺ちゃん婆ちゃんが、
 僕のこと“タダシさん”って呼ぶでしょ?
 あれ、祖父の名前なんですよ」▼
(40) 2021/07/14(Wed) 20:58:44
メイジは、フジノと約束をした。また会えますように。
(a20) 2021/07/14(Wed) 20:58:47

【秘】 焦爛 フジノ → 遊惰 ロク

「じゃあ、今、考えて……ううん、やっぱり、いい」

じっと貴方を見て、そう言いかけ……途中で口を閉ざした。

「それぐらいなら、するよ。
 見せられるように、する。

 ……その、時は」

腹をそっと撫でる。

「その時は、『この子』を見せる、からね。
 絶対。会いに来て。
 皆に生かしてもらった、子だから」

そう言って、女は笑った。
(-95) 2021/07/14(Wed) 20:59:25
フジノは、願った。また、次が、ありますように
(a21) 2021/07/14(Wed) 20:59:50

タマオは、相槌を打った。「はい、よく似ていると思いますよ」
(t5) 2021/07/14(Wed) 21:00:02