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【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン君の行動に抵抗が出来るほどまだ冷静さを取り戻していない。 いや、例え得ていたとしてもだ。 力に叶いはしない。 無理やり向かされた際には目を見開き、ここが今何処なのかと思考を巡らせる。 無防備過ぎた。逃げるためにドアの外を眺めたと言うのに。 そんな無駄な考えの間に両手は縫い付けられるように君の手におさまる。 「 …ぁ、 」声が上手く出せない。不器用に空気を吸い込む音がする。 君の瞳が、声が、その表情が、行動が、全てが怖い。恐い。 首に触れた手はあの日縋ったものとは違う何かに見えて、逃れようと腕を、足を、ぎこちない動作で動かした。 勿論こんなものでは抵抗にならない。理解している。それでも上手く動かない。 呼吸が荒くなる。視線は忙しなく彷徨い続けていた。 (-84) 2022/02/22(Tue) 3:04:00 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリア「どうした」 離さない。 「まさか、これが抵抗か?」 離さない。 離す気にもならない。とてもこんなのは抵抗とは言えない。 「俺にはこれがあるからあまり有効ではないが……、ほら。 こうやって素手だったり、露出のある人間だったら口も使うといい。いくら非力でも顎は馬鹿にできない力がある」 首にやっていた手を離し、口で手袋を脱ぐ。再度向けた手はあなたの口元へ。声を出せない口をなぞって、食いつくのを待つ餌のようにうろつく。 「不安だ。こんな事では――」 「 他の 人間に殺されそうで。その前に動くべき、だろうか」 (-86) 2022/02/22(Tue) 3:29:47 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン………………………分かってる。 分かってる 分かってる分かってる!! こんなものじゃ抵抗と言えない。 それどころか動いてないようなものと同じだ。 でも、だって、怖い。 嫌。 許してほしい。赦されたい。 「ハ、ハァ…、ァ……ッハ、ヒュッ………」 尚もぎこちない動作を続けていれば唇に触れる指先を感じた。 君の声が上手く聞き取れない。君の言葉を理解出来ない。 カチリッと歯の音が鳴る。瞳は揺れ君を映すことを拒んでいる。 けれど、何かを感じたから、 だから。 だから。だから。 ……………。 震える唇を動かし無防備に口内を君に見せる。 固定された訳でもないのに頭が動かせない。 どうすればいいか分からなくて舌先を動かした。 もしかすると君の指先に触れるかもしれない。 相変わらず、君の音は耳に届かなかった。 (-87) 2022/02/22(Tue) 4:00:33 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリア「……」 すっかり怯えきっている、あなたと、目が合わない。 聞こえているのかも怪しい様子で―― つまり、本当に 俺に 怯えているのだろうか?見える口内に指先が侵入する。多少触れているだけだったとしても今はそうではない。親指が震える歯の間に入り込む。 もはや拘束する意味も見いだせない。 押さえていた手をゆるやかに離し、代わりにあなたの目の周り、瞼の上を触る。そこにあるのは分厚い布の感触だけだろう。 「あっさり殺されるんだろうな」 もはや話しかけてはいない。ただの独り言だ。 (-88) 2022/02/22(Tue) 4:23:37 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン「…ん、ァ……ア、ッ………」 指先が口内へと入り込み歯の間を触れる。 ぎこちない動作はついに止まり、意識はこちらへと集中する。 舌先が君の指を捉え、異物感に追い出そうと舌で押そうとするものの大して意味の無い行為だろう。 「 ハ、ッ……フッ、ゥ ア……ンッ………ハッ、ァ アッ…… 」開かれた口からは苦しげで熱の篭もる吐息が零れ落ちるだけだ。 無意識の涙が目の縁へと溜まり、君が触れたその際に雫となった。 拘束が外されれば抵抗する。…等そんなことは有り得ない。 乱れた思考のせいか四肢を動かすことさえも叶わずにある。 震えが止まらないのに、君の独り言が落とされた瞬間。 ――…とろりと溶けるように細められた目は君を映した。 「 ……て、……ンッ、ァ………… 」縋る。指先が君に向かう。 口内に残る君の指を退けるでもなく、 君 自身に震える指先を伸ばした。 (-89) 2022/02/22(Tue) 4:47:55 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリア……噛みつくくらいしてくれれば、と思ったが。抵抗らしい抵抗はそれくらいか。 ただ舐められているのと変わらない行為を確認して、ゆっくり指を引き抜いていく。 ただ震えるばかりのあなたを、殺したら楽しいだろうか。 部屋には銃もナイフもある。が、取りに行くには少し遠い。 使うならベルトの下の小さな刃物だ。 容易く殺せる人間などこれまで何人も殺している。きっと今回も楽しいだろう。 だから―― 「……何、何だ」 伸ばされた手を見、思考を中断する。 その指はどこへ向かうだろう。覆い被さるように体と顔を近づける。 今度は……目が合う。 あなたに分かるかもしれない、ここにある感情は、心配だ。 (-98) 2022/02/22(Tue) 12:26:14 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガンどれだけ思考が乱れていても感じる。 君からするその味を知っている。 優しい味がする。…そんな感情をここで感じるなんて。 怯えの混じる瞳は少しずつ和らいで、小さく口を開く。 同時に近くなった顔に指先が触れて、その頬を緩やかに撫でた。 「 …テ、ンガン……。 ……心配、してくれてる……の……? 」君は何が心配なんだろう。そう考えて……。 こんな場面なのに少し頬が緩んでしまった。 どうしてだろう。嫌いなはずなのに。 「 …心配かけて、ごめん……、………ねえ……。 ………君、以外には、殺されないように……する、から、 」君について行くために頑張って強くなりたい。 だからアルレシャに銃の扱いを教えてもらうの。 でもすぐにそうなることは難しい。 今回の無礼講で処刑において長く生きる自信もない。 「 ………君だけが、ボクを……殺して、くれ だからさ君の役目がもしもそうだと言うなら……。 ――…ここにおいては君の手だけで死にたいな。 死ぬのは怖いけど、死にたくないけど。 他の誰かに殺されるぐらいならその方がいいのかもしれないから。 これを笑って告げる理由が、自分にはどうしてだか分からなかった。 (-117) 2022/02/22(Tue) 15:48:08 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 『巫覡』 ロベリア/* ハロー、さくれつ芋団子様! ロベリアにとっても興味があって、秘話を送りたいなと思ったのだけど、その前に確認に参りましたわ。 突然の拘束 、生体の解剖 大丈夫かしら?まだそうなると決まった訳じゃないのだけど、このPCからロベリアへはその可能性があると思って前以てのご連絡よ……。その他当初プロフ記載以外の苦手あれば教えてくださいませ。 ほのぼの進行希望であればそうしますので……! ぴよぴよ(チャレンジ失敗)より、愛を込めて。 (-145) 2022/02/22(Tue) 20:09:19 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリア「心配?……」 対して、テンガンの反応はピンと来ていないようなものだった。 "心配などしていない。"隠そうとしているわけでも、思い込もうとしているわけでもなく、彼の認識はそうだった。 あなたの感覚が示す答えが正しいはずであるのに。 「君がどう思おうと構わないが」 だからこうして『そうではない』とでも言いたげな言葉が出てくる。 なぜあなたが笑っているかもわからない。触れられた顔は若干の擽ったさを感じるのみで、普段と変わらずにこりともしない。 「出来るのならそうしてくれ。君にその力があるとは思えないが、……1日、2日は生き残れるだろう。 そうすれば望み通りにしてやる」 言い切った後、暇つぶしは十分だろうとばかりに離れていく。 とはいえここは自分の部屋で、出ていくことはしない。 ベッドを椅子にして座るだけだ。 (-154) 2022/02/22(Tue) 22:04:53 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ/* HelloHello、ぴよぴよ様。 こちら団子、 愛 (確認内容)を確認致しましたわ!まず【突然の拘束】は問題ないわ。 次に【生体の解剖】ね、そうね PL的には何も問題ないわ! ただ、解剖の上で死ぬのは困るわね。第三者の行動が予測できなくて怖いからってやつよ!!!!! 多少遊ぶくらいが助かるかしら、死なない程度にってことね。 ただ、その第三者に行った内容が伝わる前提で行動いただく形になるわ。 誰にされた等伝えるかはまだ分からないけど(内容次第ね)。 勿論本人はどちらも嫌がるけれどアタシは全てを愛しているから……。 (-158) 2022/02/22(Tue) 22:31:41 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン離れていく君を視線で追いながら壁を背に体を起こす。 鼓動は早くて息を整えるのに少し時間を要した。 落ち着いた頃に涙を拭いゆっくりと口を開く。 「……君が分からなくても、ボクがそう思った、だけ。 だから……うん、その通りだ。… それで、いい 」君の反応は何ひとつも嘘に感じない。 だからといってその味を疑う事も無い。 例え否定されようともこの感覚は長年自分が付き合ってきたものだから。 「……フフッ、…殺す気は、確かにあるんだ」 本音を言うなら見逃されたい。 だって恐いから。 ひとりきり、目が覚めた後が。 死なないようにしないとなあ。 …死にたくないな。 「…あ……ねえ、出てって欲しいなら答えなくていいんだけど。 ……『楽しい』以外に、好きなことはあるの? 」 学習させてもらったと言っていたか。 それはどのような経緯で、誰から、何からなのか。 本当に楽しんでいるのか。 ……気になった。別に話題はコレじゃなくたっていい。 大嫌いだって思うのに、君を知りたくて。 『他者への興味』を抱くのは何時ぶりだろうか。 転がるカンテラに、鈴に手を伸ばす。 彼女はこの音が嫌いだ。カンテラの光も嫌いだ。 (-165) 2022/02/22(Tue) 22:57:26 |
【人】 『巫覡』 ロベリアこれは第二の騒動など知らない囚人の今。 うるさかったのは多分そう。でも知らない。 水を頼みそれを口に含む。 今度は頼んでいないものは出てこない。 半分ほど飲みきったところで一度席に着いた。 (74) 2022/02/22(Tue) 23:03:32 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 『巫覡』 ロベリア/* こんな 愛 (最悪)への素早いお返事をありがとう!諸々承知しましたわ! こちらはそちらのアクション及び情報の取り扱い全てNG無しであることを予めお渡ししておきますわね! 実はノープランとまではいかないふわふわなのだけど! 気になることとかあったらまたすぐ仰ってくださいましね。 ぴよぴよ(チャレンジ成功)でした! (-166) 2022/02/22(Tue) 23:04:42 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 『巫覡』 ロベリアこれは四日目、スピカの処刑よりはきっと後。 君にとって都合のいいどこかの時間だろう。 広間か廊下か、君が一人でいるタイミングを見掛けたなら、コレは軽やかに声を掛ける。 「やぁ、ロベリア。ご機嫌は如何? あと、暇?」 (-167) 2022/02/22(Tue) 23:07:33 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ/* アタシ、全てを愛するって決めたのよ……。 OK、それでは取り扱い自由の諸々を好きに調理致しますわ。 勿論ふわふわでも秘話は歓迎だもの。 いつでもいらっしゃい。楽しいことは好きよ。 それからチャレンジ成功おめでとう! (-168) 2022/02/22(Tue) 23:08:11 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフならば処刑の日の晩では無いだろう。 翌日の昼、あるいは夕。あるいは夜。 あまり人が集まる場には定住しない囚人は廊下を歩いていた。 それは何か目的がある、という足取りでは無い。 声をかけられれば振り返り、顔には出さぬものの嫌がりを見せる。 今最悪の気分になったし暇じゃない。そう言いたげな沈黙が場に落ちる。 足を止めてしまったことを後悔するほどには君が苦手だ。 君から感じる空気のせいか。あるいは………。 「……ということだから、さよなら」 沈黙から読み取れるかも分からないのに終わりの挨拶を告げた。 (-171) 2022/02/22(Tue) 23:15:57 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 『巫覡』 ロベリア「オッケー、暇ということだね。こんにちは。」 嫌そうな顔を見て、コレの御機嫌はいい感じ。 いつしか廊下の片方に白銀の有刺鉄線が張られていて、ご丁寧に『KEEP OUT』の文字がダンスしている。 反対側にはコレが微笑んでいて、君の側には丁度空き部屋の扉。 「オレ暇なんだけど。君に興味があってね。お茶でもどう?」 軽々しい軟派めいた定型文。 君の行き先は3通り。 (-173) 2022/02/22(Tue) 23:28:13 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリア「さあ。どうだろうな」 適当な誤魔化しだ。先程の言い方でそこまで遠くない日に訪れることは分かってしまっただろうが、時期を誤魔化すような。 そして問いに、そちらへ視線を向ける。 「……」 「特にはない」 返答したということは今すぐ帰れ、という意味でないことはあなたにも分かるはずだ。 しかし、これでは会話が続かない…… 好きな事、と聞かれて答えられる事がない。本当にない。 「……聞いた君から答えるべきでは」 質問し返すことで乗り切ることにする。 (-176) 2022/02/22(Tue) 23:44:49 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフああ、これは流石に分かる。 このままでは ろくでもないこと が起きる。手元でカンテラと鈴が揺れた。 「……っ、君とのお茶? 勘弁願いたいんだけど」 じり、と半歩下がり有刺鉄線に背が近づく。 扉を開ければ袋小路。前に向かっても君に捕まる。 だからといって……痛いのは、嫌だ。 それにこの鉄線が ただの 鉄線である保証が無い。囚人は 何処も選べない 。 (-177) 2022/02/22(Tue) 23:50:53 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 『巫覡』 ロベリア脅えたように鳴る音に、どこかしょんぼりと。 「怖がらないで? ドレスコード もない、気軽な誘いだよ。そうだね、君の居た場所の昔話でも、直接聞かせて欲しいだけなんだ。」 少なくともコレは今、負の感情を抱いていない。 存在するのは興味と、楽しさだけ。 有刺鉄線を背にする君にすたすたと歩み寄り、エスコートを申し出るように片手を差し出してみせる。 (-183) 2022/02/23(Wed) 0:01:32 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン「……そう。………待ってるよ」 それ以上は聞かない。聞けない。 君を止める -吠える- つもりは無いからその日を大人しく待つだけ。ろくでもない3人組に票で主役へと引きずり出されないだけマシと言える。 返事が返ってきた。視線を鈴から君へ。 返事は割と予想通りだった。 そんな気はしていた。 だからそれ以上続かないのだろうと諦めるべきかと立ち上がろうとしたところで前に自分が告げた言葉が帰ってきたことに思わず笑い声を零した。 「アハッ、ハッ……ふふッ。いや、君の言う通り。 うん、そうだね。……ボクは、」 と続きを紡ぎきる前に君の近くを指さした。 声が少し遠い。声を張るのは苦手だから出来れば許される範囲で近づきたい。 「……そっち、行ってもいい? 」 (-189) 2022/02/23(Wed) 0:14:02 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ「気軽なお誘い? この行いからそれを言うの?」 逃げられないようにしておいて。 睨み付けるように目を細めた。 「……嫌だ、君に話すことなんてない。 だからボクに近づかないで」 差し出された手を避けるように身を動かす。 それは丁度空き部屋を背にするような動きだ。 もっと言うならば君があけた道の方へと駆け出そうとするような、そんな動きを見せて距離を取ろうと図る。 (-191) 2022/02/23(Wed) 0:19:40 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 『巫覡』 ロベリアコレ は まだ、動かない。背後の有刺鉄線は、堪えるように小さくさざめいたかもしれない。 手を差し出したまま首を傾げれば、さらりと髪が流れ首筋が露になる。 そこに覗くのは、儀礼的な白蔓草の刺青。 困ったように微笑み、訊いてみる。 「避けられてるなーとは思ってたから、こうしてみたんだけど。 私が 怖い?」 (-193) 2022/02/23(Wed) 0:28:35 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ「………無理矢理は好かれないと思うけど」 カジノの一件からも、今の状況からも。 君から感じるものはどうにも苦手なものが多い。 困ったように微笑む面さえ虫唾が走る。 「だから」 言葉は最後まで紡がれることは無い。カンテラを君の顔面に向けて投げつけた後、直ぐにその場から走り出す。 それは君が元居た場所の方面だ、近づいてきたのならばこちらを選ぶに決まっている。 因みに身体能力は並程度。そこまで速いとはいえない。 …目指すはロビーだ、そこでなら……と希望を抱いている。 (-198) 2022/02/23(Wed) 0:41:46 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリア視界にはあなたと共に手のものも入っている。 持ち歩いているのだから大事なものなのか、とぼんやり考え。 「構わない。好きにすればいい」 椅子はあるし、テーブルもある。ベッドの中央に陣取りながら好きな所に座れ、と部屋を指した。 (-199) 2022/02/23(Wed) 0:45:28 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 『巫覡』 ロベリアカンテラは額で甘んじて受けよう。きっと痛い。 君が動く気配を感じた瞬間に、背後の有刺鉄線が君を捕らえようと鞭のようにしなり伸びる。 絡め捕らえることができたならそのまま巻き付き、君に食い込むだろうか。 「オレは嫌われるのも結構好きだけどね?」 落ちたカンテラを拾い上げ、鈴と合わせてその造りをしげしげと観察し始める。 (-203) 2022/02/23(Wed) 0:59:49 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン君の許可が取れればカンテラを手に立ち上がりベッド下。 つまり君が座る近くの床へと膝を曲げて座る。 カンテラはテーブルの上へ。鈴が小さく揺れた。 大事なものかと問われれば……君には話すのかもしれない。 隠し事をするだけ無駄にも思えるから。 「……ボクはさ、飼われてたんだ。 だからあんまり楽しみとかは無かったよ。 でも全然無かった訳じゃなくてさ、世話係のような人がいたんだけど……その人が持ってきてくれた本は面白くて楽しかったな。 あとは………外の話を聞けることが楽しかった、かな」 外に焦がれていた。町の外に。 もっと広い世界があるんだと知ったから。 「……何か、質問ある?」 君に視線を送る。自分について知ったところで面白みなどないだろうが、一応……。 (-206) 2022/02/23(Wed) 1:05:27 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ何処にぶつかっても勿論痛い。重量は囚人が持ち運べるようにそう重く作られている訳では無いが、場合により凶器にもなり得る。 「……あッ、………っ!!!」 駆け出す手前か、あるいはその直後か。 君の目論見通りいとも簡単に絡め捕らえることは叶う。 誰かに助けを求めるように手を伸ばしたが、その腕も君により動かすことは叶わなくなった。 派手な音を鳴らしながらその場に倒れる。 「あ、……あ゛ァ ああ ぁ あ゛ッ !!!」 巻き付く動作に加え、転倒により有刺鉄線がより深く食い込んだ。 じわりと血が滲む箇所もあるかもしれない。 君の言葉など耳に入らない。痛みに呻く声と転倒してなお這ってでも逃げようと体を動かす。 勿論それは痛みを伴うし距離を多く取れる訳でもない。 拾い上げたカンテラは特に特別な機能は見当たらない。 鈴についてもそうだ。ただ心地良いだけの明かりと音色。 けれどそれこそが効果的になることだって存在するわけだ。 (-211) 2022/02/23(Wed) 1:18:39 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 人形師 シェルタンこれはお互いに都合のいい時間軸の出来事だ。 君からすれば珍しいと思うかもしれない。 「………ねえ」 囚人は、……… 君を呼び止めた。 それは廊下にて、すれ違う際に行われる。 じっと君を見つめる双眸はゆっくりと細められた。 (-214) 2022/02/23(Wed) 1:21:48 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリアわざわざそこに座るのか。 と思ったがわざわざ座り直させることはない。 ただ手を置きやすい位置だなと思った。置きもしないが。 「まともな扱いでなかったのは分かる」 覗いた記憶の片鱗から。 「よく文字が読めたな。……質問」 例えば君が好きな本の話を聞いたとして。 それについては自分はまったく同意できないだろう。本は知識を得るためだけのものであって、楽しむものという意識がない。 君の言う『外』のイメージがどんなものであるか、は少し興味あるが。 であれば。 「では、どんな『外』が気になった。あと……それは?」 と、テーブル上のカンテラを指差す。 (-217) 2022/02/23(Wed) 1:30:41 |
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