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人狼物語 三日月国


258 【身内】冬融けて、春浅し

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
灯りが無残な姿で発見された。

伝承は真実だった。異形の刃を持つ魔物“人狼”は、確かに存在するのだ。

もはや村人たちに猶予は無い。早く人狼を見つけ出し、処刑しなければ。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ない……。

現在の生存者は、VI、冬莉、幸春の3名

【赤】 靖国 冬莉


[近付く彼の煽情的な相に れろ、と外気に曝け出した赤舌を仕舞い込んで、 その眼差しとともに注がれる言葉に、無意識に喉を鳴らしたのは 先を見通したが故の不安か、それとも。>>*18 直に触れる指先がゆっくりと蠢き 欲を誘うその触れ方とともに 欲が集約されていくのが、分かる。次第に呼気に熱が灯り、緩やかに持ち上がっていく屹立は、弄ばれた突起へと甘い刺激に 素直に反応してしまう。 ]


 …… 上手いねぇ


[余裕気な言葉を吐くも、少しばかり掠れ声になってしまい 恰好がつかないまま。情事の間際、
あんたでじゃない。あんたと、だ。
と。囁いた彼の言葉にじんわりと拡がった喜悦が、頭にちらついて、離れない。彼の引き締まったしなやかな肉体を滑らせて 指先は下腹部の更に、下へと。スーツ越しに膨らんだ彼のものは 何時もの形か、それとも 欲に駆られてくれているのだろうか。照明の光で 頂きがぬめりを帯びて 艶やかに映し出される中で、 彼から与えられる悦に浅く胸を上下させながら、彼のものの輪郭を辿って誘うように触れていく。]
(*0) 2024/05/03(Fri) 1:46:17

【赤】 靖国 冬莉

[指先で欲を促しながらも、頭上の彼が 受け入れるための準備を始めるのを眺めることしかできず。>>*19包装を口端で食んで 中を開ける仕草が 正に絵になるような色気を醸し出しており、慣れた手つきで手筈を整えていくその姿にすいと目を細めた。彼の手に篭る力のままに足を動かせば、覆うもの一つ付けていない 秘部が、張り詰めた屹立が彼の眼前に顔を出す。腕を目元へと置かんとして、眼鏡にぶつかり——— 羞恥に歪み 赤みの増す表情が、彼に見られないのであれば 目的は果たしていた。]


 ………、勿論。


[視覚を遮った中での 屹立に触れる刺激に 肩を揺らしながらも 彼の希いに 小さく頷いて。蜜口へと触れる指腹の感触に心音が 早くなり―———、収縮した直後に 中へと入る異物の感覚が全身に広がっていく。 締まり切った未だ誰も受け入れたことの無い壁襞を抉じ開けるように、されど忍びやかに入る指先に、深く息をついて 味わったことのない違和感の感覚を逃さんとする。]


 この辺りって な………、ん ………っ、ぅ


[中に入りこむ指先に少しばかり 慣れてきた最中で、突如少しばかり触れただけなのに 腹の底へと刺激に くぐもった音が漏れてしまう。奇妙な電質のようなものが身体を駆け巡り、とん、とん。ゆっくりと間隔を開けて 、リズミカルなのに不規則に そこを撫でられる度に呼気が弾んでしまうのを、抑えるように 唇を浅く噛んだ。彼の熱へと触れる手が、止まってしまう。 ]
(*1) 2024/05/03(Fri) 1:49:02

【赤】 靖国 冬莉



 ………ぁ、…………幸春………


[つぷりと、音を立てて 中で嵩張る指先に 自ずと 零れてしまう彼の名はきっと 酷く浅ましい声を放っていたことだろう。>>*20腕で表情を隠しながらも、薄く開いてしまう口元を引き締める攻防は はみ出されていた。くちゅり、と蠢く度に音が上がるのは彼の直肌の温めたローションか、それとも 濡らした先走りの液からか。自身の纏う身体が、彼の手で未だ知らない何かへと転じていく。その心地への恐怖は、確かにあるはずなのに。]


 っ、あ ………… は、ぁ …………


[徐々に責め立てられる指腹の質量も、速度も増していく中で抗えない快楽に 敗北を喫した口元が僅かに開き、甘さを孕んだ呼気が、自身のものでないように 零れていく。眼鏡越しに覆うその真下は悦に瞳を揺らす溶けた表情へと人知れず傾いていた。* ]
 
(*2) 2024/05/03(Fri) 1:59:09

【赤】 葛切 幸春


[此方に寄せられ 体を辿っていく彼の指先>>*0 を暫くはその儘に任せていたが、やがて下腹部へと至れば──ぐ、と眉を寄せた。そうして僅かばかり身を引くようにして、それ以上の接触を押し留めただろう。
今触れられては我慢が出来ない。

一瞬掠めた相手の指にも、確かに張り詰め行く熱は伝わった筈で。耐える此方の意志が伝われば良い。]


 ……、


[己の手へ応えるよう従順に、開かれ行く脚に覚える口内の渇き。
潜らせた指先で体内を少しずつ解す中、表情を覗き込む此方の視線を遮るよう擡げられた腕が 彼の顔を覆い隠す。叶うなら直ぐにでもその下を知りたい衝動に駆られたが、しかし相手の心情を思えば性急に動く事は憚られた。]
(*3) 2024/05/03(Fri) 11:35:37

【赤】 葛切 幸春

[それでも、その隠し切れない口許が──己の指先に合わせて、時に引き結ばれ、時に耐え切れぬよう解ける様が艶めいて。>>*1 其処から溢れる呼気が甘く鼓膜を揺する。上擦った、多分に色香を含む掠れ声。
名を呼ばれれば>>*2 否応なく頭が茹だり、つい、指に力が籠る。相手が顕著に反応した起点たる痼りをぐうっと押し込んで、]


 なあ……顔、見せてくれ、


[彼の昂ぶりから離した手を、腕にそっと掛ける。無理に引き剥がす事を耐え───強請るように掛ける声に相手は応えてくれるだろうか。
三本目を飲み込ませて、より増えた質量を馴染ませた。それぞれに慎重を期して、急かぬ程度に柔く、しかし確かに壁を掻いて拓いて行く三本の指がやがて滑らかさを得て動きが良くなる頃。引き抜いた指で潤滑油と共に用意していた避妊具を掴んだ。]


 冬莉、


[合図のように名を呼ぶ。かちゃ、とベルトを外して下穿きを寛げ、取り出す己の雄は疾うに熱くそそり勃っていた。先刻と同じく端を噛んで包装を破り、潤滑ジェル付きの薄いゴムをその先端に押し当て、くるくると装着する。
相手の膝に再び手を掛け改めて双脚の狭間に押し入ると、張り詰めた雄の先端を確かめるよう双丘の狭間に擦り付けた。抗い難い欲を燻らせた儘、相手を見据える。]


 ……あんたの中に、入っていいか。
 
(*4) 2024/05/03(Fri) 11:38:57

【赤】 葛切 幸春


[──そうして、何らかの許しを得られたなら。]


 ………っ、


[ぐぷ、と指より熱い質量で。
その熟れつつある肉壁を掻き分けるようにゆっくりと、己の欲求を以て愛しい肢体を拓いていく。*]
(*5) 2024/05/03(Fri) 11:39:33

【独】 葛切 幸春

/*
色っぽいな…。
耐えてる冬莉からしか得られない栄養があると思う。[真面目な顔]

そして俺は表情選択を忘れがちですまない。
(-0) 2024/05/03(Fri) 11:40:53

【赤】 靖国 冬莉



 ………ぁ……… っ、


[深く押し込まれる指先に肩を震わせて目元を隠す腕のその先がきゅうと力を込めて握り締め、悦を逃さんと足が 僅かに内に寄ってしまいながら。>>*4 彼の手から解放された自身は 先端が下腹に付いてしまうほどに存在を主張していた。]


 ……… こんな姿、……見せて


[他ならない彼の 柔らかな強請りを断る心算は無い。無いのだが、数舜躊躇するのは 自分の見栄からだろう。否、それだけでは無かった。———頭に過ったのは この腕を退かしたその先の彼の表情が曇っていく様。]


 …………幻滅、しないでくれ。


[乱れた呼気のままで、小さく呟いた希う声はこれまでに抱いていた感傷をも含めたものだった。
 自身と、彼が言葉にする自身の姿との 隔たり。彼が情を向けてくれるからだろう、その美化された自身の像は嬉しくないわけではない。だが、この浅ましい様を見せて、幻滅したりされないだろうか。視界が晴れたその先も、変わらず隣に居場所を構えてくれるのだろうか。
 触れる指先のままに、緩やかに腕を退かしていく。人工灯の光が真っ直ぐに、退かした先から差し込んできて 思わずきゅうと目を閉ざした。火照った頬のままで慣らすようにしぱりと目を瞬かせ、徐々にピントが合わさり ぼやけた像が輪郭を帯びて形作っていく。彼の表情が僅かに鋭く、熱を帯びているように見えるのは 、自身の期待故だろうか。
 
せめて、会社で向けられる あの凍えた眼差しでなければいい。

(*6) 2024/05/03(Fri) 19:49:58

【赤】 靖国 冬莉



 ……ん、………ぁ


[締まった腸壁を広げていく指先の違和感が薄れていき 顔を晒したまま 女のように秘部を濡らしていく頃合い。抜き取られた異物、出来上がってしまった余白を埋めんと内壁がうねるのが分かった。 放たれた自身の名に、意識を目の前の彼へと向けていく。
 つい先程、彼の欲も誘わんと 触れようとするも躱された熱が顔を出す。雄々しく聳え立つその屹立に、他ならない自身への欲情からの産物だとそう思えば、喜悦に心が震え、笑みを綻ばせながら彼を見上げた。彼のその備える姿は己も良く行う仕草、この先の行為を意味しては、彼の首裏へと腕を回していく。本来の用途でない場所へと擦り付けられる雄の熱に、ひくりと蜜部が漣立つのが分かる。]


 ……… おいで。

 俺も、…… それが欲しい。


[自然と漏れた囁きと共に、情欲を双眸に溶かしたまま 彼に乞うて。]
(*7) 2024/05/03(Fri) 19:51:49

【赤】 靖国 冬莉



 ……、っ……ん………


[濡れた蜜口へと先が触れて、緩やかに圧し込まれていく。>>*5先程のものよりも太く熱い杭が 腸壁を拡げ 擦っていく圧迫に息が詰まり 鼻先から音を鳴らし呼気が抜けていく。みちみちと開拓されるその質量を受け止めるのに 、その首裏に回した腕の力が強めた。やがて、奥底へと辿り着き 進度を止まるのを目を眇めて。内側から———薄い膜に覆われているはずなのに、伝わる——どくどくと脈打つ熱欲が、まるで自身の身体の一つのように 余白を埋めて 存在を放つのを全身で感じる。]


 …… 繋がってる、な…………俺等、


[言葉にすれば血潮とともに細部まで行き届いていく喜色の心地に浮かされたまま、片腕を離し 薄い腹のその少しばかり盛り上がった個所へと指先を這わす。彼と繋がっているその証への愛おしさのまま、輪郭を辿るように触れていきつつ、深く息を衝いた。*]
 
(*8) 2024/05/03(Fri) 20:09:08

【赤】 葛切 幸春


 ……あんたの何に、幻滅すると。
 

[余りに予想外の言葉。>>*6
いっそこの場に不釣り合いな様相で瞬くも、零れ落ちた其れが心からの懸念である事をその声色に知る。それでも此方の強請りを受け入れるよう 彼の腕が外されて―――眼下に晒される上気した頬が艶めいて、蕩けた眼差しが愛しい。縋るような声へ目を細め、鼻先を擦り付けた。]


 あんたを“そんな”姿にしたのは俺で、
 “見せて”欲しいと願ったのも俺だ。


[この胸を占める愛惜が、どうすれば伝わるだろうか。
屹度彼へ向けた眼差しは如何しても欲に塗れていたが、それでも己にとって数少ない笑みを、相手への情で以て眦に溶かした。]


 可愛い。
 その顔を……あんたが俺を求めてくれる顔を、見たかった。
 ……あんたが愛しいから、そう思う。
(*9) 2024/05/03(Fri) 20:52:58

【赤】 葛切 幸春


 ─── 好きだ、冬莉。

 俺を受け入れてくれて、有難う。
  
(*10) 2024/05/03(Fri) 20:53:12

【赤】 葛切 幸春


[招かれる儘>>*7、ぐうっと腰を押し進める。
指で散々解した後ではあるが、当然に内壁は幾許かの抵抗を見せるだろう。首裏に掛かる手が力を増すのに相手の負担を知り、動きを止めて暫し馴染ませる。]


 ……は、……苦しく、ないか。冬莉、


[潤滑油で泥濘む中は、薄いゴム一枚を隔てても熱い。
熱く、蕩けるように己が雄を包み込む内壁が心地好く──何よりも、好いた相手が己を受け入れてくれているその事実が幸福で堪らない。もっと奥まで入りたい。大事にしたい。暴きたい。


───巡る様々な衝動の一切を、奥歯を噛み締めてやり過ごした。


腹を撫ぜる指先を見送って>>*8、また一つ熱い呼気が溢れる。
先刻そそり勃っていた彼の昂りは、内から圧される違和感に萎えてはいないだろうか。探るように互いの腹の狭間へ指を挿し入れ、其処で揺れる陰茎を掌で包んで扱く。
併せて、とちゅ、とちゅ。と、緩やかな律動で始める抽送。悦楽を促すよう張り出した雁首で痼りを押すように、或いはゆっくりと奥まで埋めるように。

噛み締める歯が興奮に浮く。嗚呼、これは───屹度、そう長くは保たない。*]
(*11) 2024/05/03(Fri) 20:56:25

【赤】 靖国 冬莉


[視界が満たす彼の笑みは、——柔らかくも情を色濃く孕んだそれは空想でもなしに、紛れもなく目の前に其処に在った。>>*9


 ……… そうか。
 それなら、良かった。


[傍寄る彼に頬を摺り寄せて 胸中を占める安堵に身を置いた。彼の言葉一つで蝕んでいた不安が晴れるかのようで、その女々しさは行為の上でからか。他人の様々な目に晒されてきた身としては、目の前の彼が 他者の一人になるのを何よりも恐れていたのかもしれない。
 可愛い=Aと。紡ぐその言葉はまだ自身として捉えるには こそばゆいものがある。が、それが彼の愛だと思えば、喜悦に更に口元が解けていく。期待に応えられているのだと、緩みきってしまった年甲斐の無い顔を彼の前に差し出してしまうことに躊躇は、もう無かった。]
(*12) 2024/05/03(Fri) 22:04:47

【赤】 靖国 冬莉



 俺も好きだよ、幸春。
 ………愛してる。
 

[お前さんの為ならば、如何も。自身の為に言葉を尽くしてくれる彼に、一層想いの丈を込めて。]
(*13) 2024/05/03(Fri) 22:04:53

【赤】 靖国 冬莉



 ………、いや。

 すげえ、幸せで……… 駄目だな。
 頭が馬鹿になってるわ、それ以外……考えられなくて。


[彼の配慮へと、込み上げる多幸感をただ言葉にすることしか出来ずに 苦笑を浮かべる。>>*11こんな感覚は知らない。行為に悦楽よりも、増して覚えるものがあるなどと。堅く反り立つ屹立は、身に余る歓喜にひくりと先端を震わせていた。
 頭上で平生を装うものの、僅かに口元を結ぶ彼の姿に そうと頭をくしゃり撫でて その青みの掛かる黒髪に指先を梳かす。]


 ………我慢、すんな。
 お前の欲を、ぜんぶ、俺にくれないか。


[伴う痛みも、痺れも理解してはいるが、それよりも今は彼の情欲も、愛も———全てを、あらゆる感情ごと全て受け止めたかった。情事の前に吐露してくれた 同性愛における障壁らへの覚悟も、全て。彼の為なら、担うことができると真に思う。 ]
 
(*14) 2024/05/03(Fri) 22:27:58

【赤】 靖国 冬莉



 ん、ぁ……… は、


[手のひらで包まれる中で、張り詰めた逸物が脈打つ。やがて、中を蠢く雄に手繰られるままに、昂ぶりを扱く指先とともに与えられる二重の悦に声が弾んでしまう。緩やかに慣らすような抜き差しに 快楽を知ってしまった凝りを圧され 喉仏が———自身の急所が撓り 彼の眼前に晒す形に。圧される度に飛び出る嬌声は、低くも 彼から植え付けられる悦に濡れて。]


 ゆきはる……っ、


[どろりと蕩けた瞳で 彼の手で作り変えられた身体は抽送に合わせるように、無意識に快楽を追っていき。 従順に拡げた両足を崩さぬまま、ゆらゆらと彼のものを味わうように腰が蠢いてしまう。*]
 
(*15) 2024/05/03(Fri) 22:29:14

【独】 靖国 冬莉

/*

没入してしまってた。
灰を残せないほどに、感情が溢れてしまって。

 
(-1) 2024/05/03(Fri) 22:31:02

【独】 靖国 冬莉

/*

本当に文章が綺麗で、耽美で。
背後としては身に余る光栄、機会を頂いてるなと改めておもいます。
感謝………………
 
(-2) 2024/05/03(Fri) 22:34:14

【独】 靖国 冬莉

/*

受け入れてくれることへの感謝を伝えようとし、自身の欲を抑えて相手を慮る幸春さんがすごく幸春さんで。

冬莉さんがその愛に応えられてると、いいな。
(-3) 2024/05/03(Fri) 22:37:18

【赤】 葛切 幸春


[互いの呼吸の他は静かな室内へ、ほつりと解け行く声音>>*13 に鼓膜ごと腹の底が揺さぶられる。
たった数日、だが、以前にはもう戻れない事を誰よりも己が解っている。

───出逢ったあの日は夢とさえ錯覚しそうな酩酊感が在った。余りにも自分に都合の良い話だと。だが今は確かな現の熱量に背を押され、愛しい男を組み敷いている。

差し出す想いへと、確かに返る応えがある事の幸福を思う。>>*12 同時に体は全く正直で、相手の腹を内から押し上げる質量がまた嵩を増した。]
 
(*16) 2024/05/03(Fri) 23:03:12

【赤】 葛切 幸春


 ……あんたが幸せなら、俺も嬉しい。


[紛れもない本心だった。膝裏へ手を添え、痛めぬ程度に更に脚を開かせる。腰を進めて埋まった距離の分、己の雄がまた相手の体内を割り開いて潜り込む。

抜ける寸前まで引き、縋る内壁を擦り上げるようにして──また奥へと嵌め込んで。締め付ける媚肉を味わう内に緩やかだった抽送も、次第に欲を抑え切れずに速度を増す。許しを得られたとあれば、尚更に。>>*14]


 っ……あまり、煽ってくれるな、


[甘く蕩けた表情と、応じて揺れる腰の色香。いよいよ我慢の限界となり、撫ぜられた髪の下で眉を歪めた。沸き上がる吐精の予感にせめて相手を置き去りにせぬよう、共に果てる事を促すべく濡れた陰茎を尚も摩る指は止めぬ儘。先走りでぐちぐちと、手中で震えるその先端や裏筋を指腹で扱きながら、───そうして、]
(*17) 2024/05/03(Fri) 23:05:03

【赤】 葛切 幸春



 冬莉…… ッ、


[美味そうに晒された急所へ歯を立てるのと同時、一際強く深く中を穿ち、互いを隔てる薄い膜の中へ白濁を吐き出した。]
 
(*18) 2024/05/03(Fri) 23:05:27

【赤】 葛切 幸春


 ───……、


[深く呼吸する、暫しの間。]


 …………大丈夫、か?


[重ねた胸板を起こし、出来るだけ刺激しないよう緩慢に腰を引いて退く。額へ張り付いた彼の前髪を梳くように撫ぜながら、眼下を眺めた。*]
(*19) 2024/05/03(Fri) 23:06:10

【赤】 靖国 冬莉


[自身の内で嵩を増していくその圧迫さに、熱情を覚え 愛しさが込み上げる。他の誰でも無い自身を求めているのだと雄弁に伝わり、——自身が望んだ所以の虚像と現実が重なるような錯覚に、中の肉壁が彼自身へときゅうと締まり、 まるで片時も離さないとばかりに。]


 …… ふ、……… ならば
 ずっと、そばに……いてくれよ

  
[自身の幸福は最早、彼の隣にあることを指すのだと。誘われるままに 躊躇いも遠慮もなく彼の眼前で更に蜜部を明け透けにしては 雄への期待に浅ましくも臀部が僅かに浮いた。
 引き抜かれ、暴かれた分の空白が出来てしまい ひくひくと漣立ってしまう肉襞が 、一気に更に奥底へと突き上げられ———歓喜を上げる。 ]


 ひ、あ、……あぁ………!


[胎の奥底へと滑込むように粘液を掻き回され、逞しい背中に縋り付く。ベッドの軋む音に包まれながら、先端が雄膣を抉ると共に、激しく擦り付ける自身へと快楽が混ぜこぜになり、女々しくも上げる鳴りは音域を超えて。まるで、そう。奥底を貫く先端こそが、悦楽に至るもののように。視界が徐々に輪郭を無くし、光がぼやけ 潤んでいく。]
 
(*20) 2024/05/04(Sat) 0:16:26

【赤】 靖国 冬莉



 あ、あぁ、……ゆきはる、……っ、ん


[徐々に動きが速まり、高みへと誘われる中で 理性と共にどろりと緩みきった唇は彼の名前を形作り。ゆらゆらと揺れていただけの腰付きも、明確な意図をもって 蠢いていく。 本能が、愛する人だけを、ただ欲していく。]


 ……っ、で—————っ!


[出る、と言葉にする間もなく 急所へとその柔肌に牙が食い込み 胎を一層突き刺すのと同時に、手の中で熱が勢い良く弾け飛び、彼を白く汚す。絶頂に達する中で、中でびくびくと子種を注ぎ込まれる感覚を薄い膜一枚隔てた先で覚え——— 喜悦が、滲んだ。]
 
(*21) 2024/05/04(Sat) 0:17:10

【赤】 靖国 冬莉



 ぁ、……はぁ、………


[蜜部は 咥え込んだものを無くしてしまい はくりとその口を揺らし。>>*19未だ呼気が乱れる中で 愛しい声が身体を慮るのを聞こえた気がする。小さく頷きながら されど、未知の快楽に浸された頭は 未だ意識を正すことができないままに だらりとより色濃く赤が映えるべろを外気へと下ろして 彼の顔へと寄せて。]


 ……くちびる、………。

 
[キスがほしい、と後頭部へと手を置いて 、余韻のままに 彼の咥内へと侵して 貪り付いた。互いの液が交わり、一つになるような錯覚を欲しがって、———唇を離せば たらりと銀糸が口端に伝っていく。]
  
(*22) 2024/05/04(Sat) 0:19:57

【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春



 ………、よかった


[鼻先掠める至近距離のまま、一言 ぽつりと漏らす。
 
暴かれた空白が埋めるものを求めてひくりと震わせるのを覚えるのを、意識から逸らさんとしながら。
*]  
 
(-4) 2024/05/04(Sat) 0:23:25

【赤】 葛切 幸春


[感極まったような蕩けた声色。
平素と異なる高く掠れた吐息が、何処までも甘く脳髄を揺さぶった。其れが己の名を形取るとなれば尚更、衝動を止められる訳も無く。内を突き上げる律動に応える肢体が健気でさえ在った。

─── 一拍を置いて、導かれる儘に手の中で弾ける屹立の素直さに口の端が解ける。緩々とその残滓をも吐き出させるように扱き上げて、共に果てた名残を掌に擦り付けた。]
(*23) 2024/05/04(Sat) 1:08:15

【赤】 葛切 幸春


 …… ん、


[茫洋とした様子を目を細めて見守る内、後頭部へ掛かる力を知って身を寄せる。
恋人の可愛らしい強請りに応えない理由は無い。無防備に晒された舌を己の其れで掬い取り、重ねた唇を啄んで、啜った唾液を嚥下する。最後に小さな水音を立てて口を離すと、彼の口の端を伝う軌跡を舐め取った。]


 疲れただろう。
 休むか、──…?


[感想、だろうか。
至近の距離で小さく溢れた声に喉が揺れた。緩々と眦を弛ませる。
どうあれ、初めての身に無理を強いた自覚は在った。比較的綺麗な側の指の背で、頬を撫ぜて顔を覗き込み─── 一方で、]
(*24) 2024/05/04(Sat) 1:09:03

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉



 それとも、もう一回?


[濡れた側の手で密やかに息衝く後孔を掠めるようになぞり、目を細めて問い掛けた。

―――彼が何方を選んだとしても、この夜の終わりには。
体液に濡れた互いの身を綺麗に拭った後で、負担を掛けた相手の身を労わるよう腕へ抱いて眠る事だろう。*]
 
(-5) 2024/05/04(Sat) 1:09:59

【赤】 靖国 冬莉


[此方の意を悟るように 絡み取られた舌先に目を細め、深く媾う口付けに胸中が満たされていく。彼の寛容さに甘えながら、欲深さをさらけ出すことが出来るのは互いに情を通わせている、自覚があるからこそ。彼との情事、その繋がりを経て、彼との心的距離さえも間を縫って 近く感じるのだろう。]


 …………… そうだな、


[彼の心配りに対して、徐々に呼び戻される理性が顔を出して 相槌を一つ。>>*24曖昧に応える言い回しになってしまうのは、余韻からか、それとも。未だに赤みの差す頬へと触れる指の背に、猫のように寄って 甘えを見せながらも。]
 
(*25) 2024/05/04(Sat) 1:33:28

【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春



  …………… 、


[触れる指の先に ひくりと蜜口が素直に反応を示した。隠していたはずの情欲を暴かれては、────彼には敵わないと 苦笑を散らす。濡れた目尻が、彼を見遣る眼差しが 彼によって教えられた悦を思い起こすように熱を帯びていき。]


 …………… もっと、欲しい。


[他の誰でもない彼の愛が、もっと。先程まで快楽を植え付けていた逸物へと指先を這わせ 、緩く熱を戻らせるように触れていく。出来ててしまった空白の、その形を埋めんことを欲するように やがて触れる指先を飲み込まんと蜜口は収縮を始めた。*]

 
(-6) 2024/05/04(Sat) 1:44:55

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


[迷うような口振りに視軸を其処へ据えた儘。擦り寄る頬を飽かず撫でて、返答までの時間を待つ。
やがてその相貌を彩る微かな苦笑が見えたなら、釣られるように口の端を和らげた。]


 ………勿論、あんたの満足するまで。


[既に一度役を終えたスキンは口を縛って屑籠行きだ。
煽る仕草に容易く熱を取り戻す己の屹立に軽い自嘲を覚えはするものの、未だ数ある包装の封を切る。
そうして覆い被さる愛しい体の内側を───吸い付くようなその内壁を、再びの熱量で埋め行く事としようか。

屹度、夜の更け行く頃まで。*]
 
(-7) 2024/05/04(Sat) 2:09:41

【人】 靖国 冬莉


[薄く、目を開く。
 覚醒未満の思考のままで視界が広がれば 彼の寝沈む表情が輪郭を溶かしたまま、映し出される。腕の中の温もりに心地良い微睡みへと身を浸しながらも、カーテン越しに差す光が 夜が明けたことを示し——— ぱちり、と目を瞬かせた。

 意識が、現実に順応していく。思い起こされるのは昨日の夜のこと。
 あれから、自身はどうしたのだろう。彼は。起き上がろうとすれば、全身に軋むような鈍い痛みが走った。]
 
(0) 2024/05/04(Sat) 13:16:46

【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春


[包装を抉じ開けられ、もう一度と自身の欲になぞらえるように 互いの身体を重ね合ったひと時。
 埋められる熱杭に満足げに笑みを零して、打ち刺す度に漏らす嬌声に躊躇いも無く。
 一つになっていく錯覚に酔いしれながら、最初よりも激しく求めあいながら 流れ込む許容量を超えた悦楽に体を震わせて 受け止めて—————

 その先の記憶が、途切れていた。
 意識を手放してしまったのだろう、強張る身体をそのままに視線だけで周囲を眺める。
 あれほどに迸っていた白濁も、張り付いていた汗も綺麗に無くなっており、事後処理が既に終わっていることを察する。今まで、このようなことは無かったからこそ、 羞恥に頬が熱くなるのを覚え 目を伏せてしまう。
 今日は、彼にあられもない姿を見せてばかりだ。だが、不安が押し寄せてくることは無かった。

 
俺を受け入れてくれて、ありがとう。


 そう言って微笑む彼を想えば、———他人に晒したことの無い無様な様さえも、互いに受け止め 愛することが出来るとそう思えるから。] 
 
(-8) 2024/05/04(Sat) 13:17:20

【人】 靖国 冬莉


[視線を持ち上げれば 、瞼を閉ざした彼が 微かに息を鳴らしている。凛とした切れ目に、鼻筋が通った端正な顔。———やはり、綺麗だとそう思う。頬を柔く手のひらで包み込んでは、その温もりを味わいながら 彼の腕の中で静かに横たわったまま。やがて、瞼が上がれば 、口元を緩めて 顔を近付けようか。]


 おはよう、幸春。


[一日の始まりを、彼が最初に目に入れるものが自身であるその喜びを噛み締めながら、穏やかに囁いた。*]
 
(1) 2024/05/04(Sat) 13:17:42

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


[昨夜、相手の意識が落ちた後の事。

意識を失った肢体を出来得る限り丁重に寝かせ直した。何であれ彼に求められた事を喜ぶ余り、屹度負担を掛けてしまった。唯幸いにして、避妊具の使用によりシーツまで飛び散るものは少なく、互いの身体を拭い去れば寝付く事は叶いそうだ。清める準備の為、一時寝室を抜け出す際に名残惜しむよう乱れた黒髪を数度指で梳き 相手の額へ口付けて───、

───静かに事を終えた後、再びそっと傍らへ身を横たえる。
寝辛いだろうと彼から外した眼鏡は傍らのサイドチェストへ置いていた。


眦に残る赤みを指腹でなぞり、寝息を立てる愛しい男の横顔を目線で愛でる。飽きる事なく眺めている内に、己もまた束の間の眠りに意識を落としていたのだろう。]
 
(-9) 2024/05/04(Sat) 15:02:11

【人】 葛切 幸春


 ………、おはよう。冬莉 、


[寝起きは少々頭の動きが鈍い。
頬に触れる温もりに浅い夢の淵から現へ意識を戻しはしたものの、幾許かの沈黙を挟んだ。後、漸く眼前の像へ焦点を結んで瞬きを一つ。日頃相手の双眸を覆う眼鏡を外した素の顔が其処に在っただろう。じ、と目に焼き付けるよう眺めみて、その鼻筋へ鼻先を擦り付けた。
するりと労るように腰を撫でて漸く身を起こす。]


 何か食べるか?


[返事があれば用意しようと───問うてはみるが。此処は自室でなく相手の依拠だった、と遅れて気付き悩む事になるか。*]
(2) 2024/05/04(Sat) 15:04:16

【人】 靖国 冬莉


[重たげに瞼を揺らす彼のその可愛らしい姿に一層口元が緩まってしまい、その沈黙が心地よい。包み込んでいた指先をそろりと頬をなぞるように撫でて 彼の言葉を待ち、—————やがて交じり合う眼差しへと愛しさを注ぎ込む。傍寄る鼻先に、自身もすり寄らせては、そろりと下へと降りて 優しい手つきで撫でるその指先に僅かにひくりと背を震わせるのは未だ響く彼を受け入れた証である甘い痛みからか。
 立ち上がらんと腰を上げる彼のその裾を、気が付けば 自身の手は掴んでいた。]


 ………あ、


[いや、と 無意識の行為を理解した口元は漣立ち、視線はベットシーツへと落ちてしまう。この温もりが離れていくことへの情感を、年甲斐もなく甘えるように明け透けに行動で示すのは昨日の情事の名残やもしれない。
 続く言葉に視線を持ち上げて、少しばかり思案し始める姿を眺めながら。]
 
(3) 2024/05/04(Sat) 19:39:24

【人】 靖国 冬莉



 ……お前さんが好きそうな惣菜は幾つか冷蔵庫に入ってる。作るならば食材は……すまん、無いな。腹が空いているのなら どれも好きに使ってくれ。

 だが、………今は。


[もう少しこのままで、と未だ輪郭が解けた視界の中で 彼へと向けて笑みを零す。情事の後、言葉を交わさないままに寝てしまったその空白を縫うように。
 もし、戻ってきてくれたのなら 腕を背へと回して此方へと寄せて今日は、予定はあるのか。≠ニ囁き 尋ねる。互いに重なった希少な休日、何時まで彼との時間が許されるのだろう。*]
 
(4) 2024/05/04(Sat) 19:39:44

【人】 葛切 幸春


[身を起こそうと未だ脚は地へ付けていない。シャツを見付けるより早く、裾を引かれて視線をベッドへ戻した。
躊躇うように下方へ落ちた双眸を知り、眉尻を下げて微かに笑う。数度髪を撫でた後でその指へ指を絡めた。]


 ………いや。俺は別にいい。
 あんたが、何か食べた方がいいかと思っただけだ。


[此方に無理はないと言葉通り首を振る。それなりに健啖家であると自認しているが、多忙な折は一日何も食べない事もざらにある雑な生活を送っていた。───本当はもっと早くに起きて相手のために何か用意しておきたかったところだが。]
 
(5) 2024/05/04(Sat) 21:06:21

【人】 葛切 幸春


[カーテン越しに見遣る外は明るい。屹度好ましい天気なのだろうが、晴れた日だからこそ敢えて寝台の上で怠惰に過ごすのも恋人と共になら悪くはなかった。
隣へ寝転がり直して身を寄せる。目許へ軽く唇を押し当てる最中の問いには、些か不思議そうに首を傾ぎもした。]


 今日の俺の予定は、あんたと居ることだけだ。


[一緒に過ごす予定だっただろう? 違ったか。
逆に問い掛けながらも、意識は違う方向へ向きつつある。]
 
(6) 2024/05/04(Sat) 21:07:37

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


[鼻先の軽く触れ合う位置で双眸を細め、]


 ……眼鏡のないあんたも、良いな。*
 
俺以外が知らなければいいのに。

 
(-10) 2024/05/04(Sat) 21:08:33

【独】 靖国 冬莉

/*

一日食べない日がざらにある……だと………?

(ここら辺で幸春さん研究会会員のどよめき)
(-11) 2024/05/04(Sat) 21:29:37

【独】 靖国 冬莉

/*

美味しいもの食べてくれ……二人で旅行、
そうだ旅行行ってくれ……

いやてか毎日美味しいご飯たべてくれ……
(-12) 2024/05/04(Sat) 21:30:24

【人】 靖国 冬莉



 そうか、……ありがとな。


[俺は大丈夫だと、髪に触れる指先に少しばかり首を傾けて 繋ぎ止められる指先をきゅうと握り締めた。
 表情筋を緩ませる彼の顔は 昨日から良く見かける気がする。その表情が特別なものだと知っている身としては、その度に心を揺さぶられてしまうのは此処だけの話。自身よりも他人を慮る何時もの彼の姿に、その眩さにすいと目を眇めた。本当にお前さんは心配りが上手だなぁ、と心中零した言葉は果たして口に出ていただろうか。
 
まさか、聞けば不安になるだろう彼自身の生活についても、何なら彼の思慮している配慮も、頭に無い中で。

 
(7) 2024/05/04(Sat) 22:04:56

【人】 靖国 冬莉



 いいや、違わないな。


[彼の応えに一層笑みを深めて、隣へと来る彼を腕の中へと包み込んで 柔く抱き留める。急用も無く、呼び出しも無い。擽ったげに目元に触れる柔さに身じろぎながらも、彼との時間を妨げるものが無いことに 安堵の息を漏らした。 ]
 
(8) 2024/05/04(Sat) 22:05:07

【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春



 褒めても何も出ないぞ、……ほんとお前さんは。


[油断しているときにそのような言葉を放ってくるのだから、と。言葉とは裏腹に眉を下げて 他の誰でも無い愛する人の称賛に浮かび上がる照れを逃していく。———だが 。]


 でも、此処まで来ないと お前さんがちゃんと見れないのは困るな。


[呼気が絡む程の至近距離の中で、ようやっと彼のその緩んだ笑みがどのようなものかが理解る。その不便さを声音に乗せながら ———情事の後の姿のままか、それとも少しばかり服を着ているのか―——彼との距離を密にするように 肌を重ね合わせて。*]
 
(-13) 2024/05/04(Sat) 22:05:40

【人】 葛切 幸春


[律儀な礼へまた一つ首を振る事となる。>>7
添えられた呟きが音に成っていたかは――少なくとも己は言葉として認識は出来ず、何か言ったか、≠ニ付け加えもした。]


 それなら良かった。


[同意を得て>>8 、幾許か気を弛めたよう頷きを一つ。此方もまた回す手で彼の背を擦りながら、穏やかなこの時間を暫し楽しむ姿勢を取った。
静かな部屋に鳴り響く端末の音が無いのだから全く良い休日だ。―――伏線フラグでない事を祈る。]
 
(9) 2024/05/05(Sun) 0:11:30

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


 何かが欲しくて言った訳じゃないが……。


[本心ではあったが、何かしら恋人の心に響いたのなら悪い気分でもない。他愛ない言葉の応酬に、夢の続きを揺蕩う心地で目を細めた。]

 
 俺にはあんたが良く見える。眼鏡姿も好きだ。
 

[覗き込み、戯れる様に鼻先を甘噛む。此方は半身素の儘だが、彼に着せたのは寝間着ではなく昨夜のシャツで――何せクローゼットを勝手に漁るのは気が引けた――寛ぐ事は出来ないだろう。着替えるか?≠ニ今更ながらの問いを。]
 
(-14) 2024/05/05(Sun) 0:14:42

【人】 靖国 冬莉


[彼の言葉に続いて首を軽く振っては、いいや、何でもないよ。≠ニ小さく呟き、繋がれた指先からすいと彼を引き寄せる。出来れば、彼の心配りが向かう先がこれからも自身であることを、願いながら。
 回された腕の中で くすりと笑みを零しつつ、彼とともに怠惰に身を置ける幸せを抱きながら そうと目を閉ざす。二人だけの空間でのピロートーク、————想定していないかった鈍い痛覚と共に このひと時を味わえることの喜びをもう少しだけ、味わっていたかった。]
(10) 2024/05/05(Sun) 13:10:10

【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春


[施される児戯の前で、照れが表に出てしまいそうになるのを堪えつつ くしゃりと彼の頭を撫ぜては。]


 ……… そういやお前さんはそれ、コンタクトか?それとも、裸眼?


[空いている手を無理矢理伸ばして、サイドチェストに置かれていた眼鏡を取る。フレームの細い楕円の、自身が愛用しているその眼鏡は彼に果たして合うだろうか。 手元で弄びながら、彼の問いに そうだねぇ、と肯定の意を示しつつ お前さんもどうするよ。♂コ着も新品あるし、服も————、と視線を彼の肢体へと巡らせていき。]


 まあ、俺のが小さいってことも無いだろう。
 丁度、スウェットがあるし、着替えるかい?


[なんて続けるも、興味が勝ってしまい、手元の眼鏡を彼に目先へと持っていき、隙を付いて 自身のを填めさせた。度数の強い硝子レンズ、———身体に合わないレンズは目に悪いから 少しばかりして此方から取らんとするが。何時もと違うその相貌に、………更に理知的に見えるね、お前さんのこの姿も中々良いな。≠ニ嬉し気に目を細めて伝え。*]
(-15) 2024/05/05(Sun) 13:10:38

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


 一応、裸眼だ。
 眼鏡も持ってはいるが……。


[誤魔化すような挙措ではあったが、撫でる手指へ本の僅かに頭を寄せた。
その内にベッドの外を彷徨う手が取り上げた物を眺める。フレームの主張し過ぎない薄い形状の其れは、相手の目鼻立ちを引き立たせて良く似合うと改めて評価し目を細める。質も屹度、相手に見合うだけ良い物なのだろう。]


 そうだな……、借りてもいいのなら。


[用意を欠いた事を申し訳無く思いこそすれ、相手より幾分低い背丈を悔しがる程子どもでは無い。有難い申し出に今度こそ一度身を起こそうとした矢先、歪む視界と一拍遅れて来る少々の目眩に似た感覚に眉宇を寄せる。が、相手の何処か楽し気な様子を見れば その手によって再び外されるまでは暫し大人しくもしよう。
但し、賢い奴が好みなのか?%凾ニ彼の腹を探る言葉は添えながら。*]
 
(-16) 2024/05/05(Sun) 15:08:06

【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春



 勿論、遠慮なく。
 ………そういや私服も見たことが無いな、お前さんの。
  

[端正に整えられた姿の彼も凛々しく映えるのだが、一人 世俗から離れて過ごす彼の姿を想像するにも難く。
 どのような服装を普段好むのだろうか。休みの日には、普段何をして過ごしているのだろうか。思い起こせば知らないことばかり、——— 否、これから一つ一つ知っていけばいい。言葉にした通り、先は長いのだから。] 


 ん?賢い奴かどうか……の尺度は持ち合わせていなかったが。
 真面目な奴は好ましいと思うよ。

 恋人の為に好みを探ろうとしたり、とかな。


[なんて、向けられる情への喜悦のままに笑みを吊り上げて 自身の眼鏡を掛ける彼を眺める。裸眼でも視界は良好ならば、縁の無かったことだろう。きっと、いや。もし、この姿を誰よりも先に見ることが叶っているのなら、————子供染みた独占欲に胸を焦がしながらも 眉根を寄せる彼の負担を減らすために そろりと眼鏡を取り上げた。]
 
(-17) 2024/05/05(Sun) 19:30:52

【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春



 ………その棚の、そうそう。
 その下に、スウェットがある。


[眼鏡を掛けて 何時もの視界を取り戻した後に。新品の下着に、衣類。緩やかに起き上がり ベットの縁に腰掛けて 気怠さに甘えながら、立ち歩く彼へと言葉のみで示していく。部屋に置くのも然り、身に着けるものも最小限な身の上、引き出しの中も空白が目立つ中で 灰と黒のスウェットが其処に在るだろう。 *]
 
(-18) 2024/05/05(Sun) 19:36:52

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


 ああ、そういえば……施設に出入りしたのも、大体が仕事上がりだったからな。
 あんたも恐らく、そうだったろう。


[何度も反芻する事実ではあるが、個人的に逢う事さえそもそも二度目。硝子に覆われて歪んだ視界で、何とも無く相手を見詰めて少々感慨に耽る。
尤も彼が其れに気付かぬ程度、眼鏡が取り払われる頃には何事も無かったように立ち上がり、]


 真面目な奴、……そうか。


[彼の心情までは知り得ず―――唯、垣間見る笑顔に片眉を起こし、上手く言葉の見付からない儘其方とは裏腹に若干口を濁らせた。]
(-19) 2024/05/05(Sun) 21:01:44

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


[何にせよ一先ずは部屋主の指示通り、棚の中から下着とスウェットを二揃い取り出して彼の下へ運ぶ。
開けた引き出しにさえ然して物の無い様子に、此処での暮らしぶりを思えばまた違う意味で眉間に皺が寄りもしたが。
]


 着替え難ければ、手伝うか?


[相手が選んだ側の一式を手渡しながら、揶揄でもなく言い添えた。それが必要な程の痛みを与えていなければ良いと願いもするが、起床時から時折身体を庇う様子に負担を思えば眉が下がる。
特に問題が無いようなら自分の身支度を整えた後、せめて飲み物でも用意する心算で。*]
 
(-20) 2024/05/05(Sun) 21:03:59

【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春



 嗚呼、そうだな。
 先週はもうちょい、仕事も緩やかだったんだが……。


[施設に赴いて語らう程には時間があったのにも関わらず、今週に入って唐突に押し寄せてきた仕事の量を思い出し 眉根を寄せた。]


 確か、周りの奴もそうだったな。
 ……彼奴等は今頃、どうしてんかねぇ。


[片や、備え付けの居酒屋の店員に日々の徒労を吐き出すように 苦労を語る草臥れたスーツの男。もう片や、会社の態勢から被害を被っていた年若く映る男。あの時居た面々を思い浮かべながら、———少しは仕事が楽になっているといいな。≠ニ彼と視線を交わし、薄く笑む。一週間では、改善されるには短いものだと分かってはいるのだが。

 軽口に対してただ静かに表情を硬くする彼を見て、眉を下げる。その奥にどのような心情が巡らされているのか、何を考えているのか。読むことが出来ないままに、ただ 困らせているのだけは伺えるその姿にすまん、………お前さんが好みだって伝えたかっただけなんだわ。≠ニ一言。
 先の言葉だって、私服が見てみたいと伝えれば良かっただけのこと。———直情的に伝える物言いに未だ慣れない自身が少しばかり歯がゆいが、これから少しずつそれも変えていけばいい。]
 
(-21) 2024/05/05(Sun) 21:36:42

【独】 靖国 冬莉

/*

嗚呼、……私の書き方がまずかったか。
色々本当にすみません………。
 
(-22) 2024/05/05(Sun) 22:13:03

【独】 靖国 冬莉

/*

次のロルを書こうとした後に気が付くという。
そうだよね、真面目な奴って馬鹿にされたようにも聞こえちゃう感じもあるか……。

全てが愛おしい冬莉さんの思いをもうちょいうまく言葉に表せたらいいのだけど、私の書き方がまずいな……申し訳ない。
(-23) 2024/05/05(Sun) 22:14:54

【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春



 嗚呼、いや。大丈夫だ。
 ……気遣い、ありがとな。


[なんて彼の気遣いに笑みを零しながら、彼の姿を眺めて——— 灰のスウェットの方を手に取り 着替えていく。着替え終えた後、スーツ等を掛けていき 彼の方を見れば、黒のスウェットに身を包んだ姿を見て 、目を細めた。黒の色味が似合うだろう、という心算と 何より自身のものを身に纏っている姿に優越を覚えてしまうのは 惚れからだろう。
 彼の背が探しているものに、検討をつけて ——冷蔵庫の麦茶の存在を伝えるも、未だ春の浅い季節には早いやもしれない。会社から貰った緑茶パックとやかんの存在も知らせて、……すまんね、お前さんばかりにさせて。≠ニ腰を上げる。僅かに軋む痛みも、彼との欲の果てのものだと思えば 愛しいもので。*]
 
(-24) 2024/05/05(Sun) 22:25:05