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【秘】 銀の弾丸 リカルド → 冷たい炸薬 ストレガ「言われたのか……」 マフィアに天使とは一体どんな皮肉なのか。 歯の浮くセリフを誰彼構わず吐く同僚の顔を思い浮かべて、若干遠い目をした。 「出来そうか。 それなら、後は任せる」 1時間程度なら、どこかにいかずとも良い。 ここでもやれる仕事はあると、手持ちの端末を開いて作業を始める。 お互い表家業で忙しいのは周知の事実だ。 「…………」 ふと、取引先との連絡の合間。 作業中の、真剣な貴方の横顔を盗み見る。 こういう付き合いもあり見慣れてる貴方は、比較的普通に話ができるのでありがたいのだが。 いやしかし、こうした作業が板につく女が、どうしてマフィアとなり破壊工作などを行うようになったのだろうと、少しだけ興味が出てきた。 「……君は、どうしてこの道に入ったのか聞いてもかまわないか」 (-79) 2022/08/13(Sat) 1:14:04 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 冷たい炸薬 ストレガいつかの時、アジトでの事。 ふとあなたの居る所に通りがかった掃除屋は、 これまたふと思い出したように、懐中時計の修理の依頼を持ち掛けた。 文字通り蓋を開けてみれば、特別な事など何も無い。 故障は単なる部品の劣化が原因だ。 とはいえ素人には適切な部品の調達も一苦労というもので。 つまりは専門家に任せるのが一番、ではあるけれど。 いくら腕の確かな修理屋とはいえど、『仕事』の道具でもないそれを 何も、今このタイミングであなたに頼む理由は薄いはずで。 あなたがもしもこの掃除屋にその理由を問うたなら、 恐らくはこう答えたことだろう。 『──死んだ知り合いから拝借したものなんですよ。 だからできれば信用できる人に預けたかったんです』 『手を付けるのは、他の仕事の後で構いません。 あんたが忙しい事は重々承知の上ですし、 別に大して急ぐものでもありませんから…』 言葉に嘘は無いが、然して深刻そうでもない。仮にあなたがこの依頼を断っても 使い走りの掃除屋はただ、そうですか、と言うだけで。 引き受けたなら、時計を預けてさっさと引き上げていくだけ。 料金はそちらの提示する分だけを。つまりは言い値だ。 修理を終えるまで、互いに生きていたら、なんて。 そんなわかりきった前提など敢えて言う必要も無いだろう。 きっと互いに、無駄話は無用の人種なのだから。 (-99) 2022/08/13(Sat) 11:26:54 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 銀の弾丸 リカルド「顔見る度にね。どこでもあの調子なんだろ、アレは」 何度口説かれたのか、ついぞアレ呼ばわりをしている。 仕事が始まれば、互いに黙々と。 「あ゛?」 作業中に声を掛けられると明らかにガラの悪い声。 とはいえ、そこは腕がある女だ。 ミスもなければ、手も止まらない。 「親父の跡を継いだんだよ」 「マフィアとは思ってなかったけどね」 シンプルな答えが返ってくる。 ジャキン、とスプリングの強度を確かめる音が響いた。 (-128) 2022/08/13(Sat) 18:38:41 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 鳥葬 コルヴォ「ふうん」 持ちかけられた依頼には、ただ鼻を鳴らすだけ。 「これくらいならすぐ終わる。 部品がないからそいつの買いだしくらいだね。 今夜には直せるよ、速い方がいいなら夕方には済ませる」 そう返して、依頼を受けた。 料金は部品と手間賃分、何なら外で職人に頼むよりも 安い程度の金額が提示されただろう。 速く、と指定があったならそれよりは少し割り増し程度で。 なんにせよ、時間通りに修繕は終わっている。 あなたが受け取りにくるまで、 懐中時計は静かに時を刻んで待つだろう。 (-130) 2022/08/13(Sat) 18:47:09 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>43 レヴィア 「最近じゃ未開封でも注射器で毒を入れる、 そんなケースもあるらしいけど?」 欠伸をひとつ、自分もぱきりと音を立てて珈琲を啜る。 猫にはなれない女は可愛くない言葉しか返さない。 「あん?……ああこれか。そうだよ。 アンチ・マテリアルライフル。対物狙撃銃さ。 ……こんなもんで撃ったら人間の形なんて残らないね」 時に戦車の装甲すら貫くと言われる物。 それが分解された姿は中々見る機会もないだろう。 (47) 2022/08/13(Sat) 18:57:56 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>49 レヴィア 「外食不可?そりゃ凄いね。ジャンクフードも チェーンのピッツァも食わない、健康そうで何よりだよ」 普段の食生活がわかるような言葉と共にため息。 難儀な奴、と呟いた。 「簡単ねえ。ナイフを折るのは簡単でも、 ナイフを使えるように錆びさせるのは手間だろうよ。 狙撃の正確性を損なわず威力を下げるのは面倒さ」 言いながら、バラバラのそれらに視線をやる。 「これはあたいの趣味。……つーのは半分冗談。 ただ、あたいが買い付けたってのは本当。 ボス殺しを疑ってんならその答えはNOだって言っとく」 こちらもまるきりいつもと同じ顔、いつもと同じ声。 弁明もなし、返答と結論だけが返った。 (50) 2022/08/13(Sat) 19:56:13 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 冷たい炸薬 ストレガ「なるほど。……道理でこちらの姿の方が板につくはずだ」 マフィアらしい行動が似合わないというわけではないが、自分で思っているよりも面倒見の良い姉御肌の女性なのだと、男は勝手に理解していた。 「君は、家族仲が良かったんだな。 俺は孤児だったし、一度は養子になったが家族らしい家族仲ではなかったからな……そういうのはよくわからない」 ノートパソコンのキーボードをカタカタと音を鳴らしながら打ち込んで、そう答える。 お互いがお互いを全く見てもいないが、それがこの二人の距離感なのだろう。 (-141) 2022/08/13(Sat) 20:42:25 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>53 レヴィア 「お年の割にしっかりしていらっしゃることで」 「あたいは正装は嫌いでね。いきぐるしいだけだ。 好きな物を好きなように食って、その内死ぬさ」 やはり、ここでも獰猛に笑う。 自分の罪に対して罰など知らないねとはねつけ、 欲のままに自由に過ごし、エゴのままにこうして話す。 これに、忌避感などという面倒なものはない。 「そりゃあ出来るよ。 ファミリーの銃を整備するのは誰だと思ってるんだい」 そこには余程自信がある。言いながら珈琲を飲み干して、 幾つかパーツの足りないライフルの傍に空容器を置いた。 「趣味が被らなくていい事もある。 野郎の口説き文句のきっかけにならないとかね。 ん……何の為か。……ちょっとした手品の為、かな」 にひ、と口角をあげる様は、幾らか……年相応に見えた。 (54) 2022/08/13(Sat) 21:00:56 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 銀の弾丸 リカルド「別に、マフィアかどうかなんざどうでもいい。 "血の掟"を結んどいてなんだけどね。 あたいはあたいが出来る事をやってるだ、け」 トリガーを引き、重さを確かめる。 引き鉄は軽すぎず。触れただけで暴発するような男じゃ困る。 そして当然重すぎず。幾ら握っても出せない男じゃ困る。 「家族仲ね。好き勝手やって死んだジジイを見て、 あたいも好き勝手にしてる。ただそれだけ。 それを仲が良いってんなら良いんだろうな。 それで?人に聞いたからにはあんたも喋るんだろう? 『俺が孤児からどうやってマフィアになったか……』」 似てもいない声マネをしながら、スプリングを締め上げる。 万力で押さえた銃身を小さな槌でほんの僅か、1、2と叩いた。 (-148) 2022/08/13(Sat) 21:17:05 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 冷たい炸薬 ストレガ/* 御機嫌よう、運営です! 本日の能力行使は「パス」になるかしら? 特に何もなければそう考えておきますね。 急に殺意の波動に目覚めた場合はどこかしらで叫んでください。「襲撃先変更→運営連絡」でなく「運営連絡→運営から返信→襲撃先変更」なら問題ないので! …というお知らせでした。 そんなところで、この後もおたのしみくださいませ〜Ciao! (-151) 2022/08/13(Sat) 21:30:38 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 情報屋 ロッシ/* はーいこちら魔女!特に投薬予定はございません! 引き続きのんびりマフィアしています!! (-152) 2022/08/13(Sat) 21:35:05 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>55 レヴィア 「ハッ、違いないね。 あたいはあんたを好く奴の方が大変だと思うけど」 整備をしてない手は自由だ。楽しげに、 両手の平を見せてハンズアップ。指先は僅かに黒ずんでいる。 「ちゃんとアジトにも工房はあるさ。ここは秘密の部屋。 それを言い出したら暗殺者だって、アンティークより ナイフと銃に囲まれた家じゃなきゃおかしいだろ?」 部屋のあちこちには必要ない配線や配管が幾つも通っている。 それらにも確かに、幾つか銃のパーツが使われているようだ。 「まあね。顧客の情報も消失させる手品も覚えてるよ」 へらりと笑ってそんな言葉も続けた。 (57) 2022/08/13(Sat) 21:50:00 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 冷たい炸薬 ストレガあれこれと詮索されないのは、付き合いやすい。 だからそうしてあっさりと引き受けられた事も、烏は詮索しなかった。 急ぎと指定はしないけれど、料金はやや上乗せされたものを。 「急ぐ意味も理由もありません。 コルヴォ・ロッソの営業時間は 残念ながら、ちょうど日が傾きかけた頃からですんで」 「今日も仕事が入ってます。 どうせまたアジトに呼び出されるでしょうから、 あんたの都合が悪くなければ、明日の日中には取りに出向きますよ」 だからこの仕事を急いで済ませる事に何ら意味は無いのだと。 それだけを簡潔に伝えて、喪服姿は静かに踵を返した。 たとえ止まった時計が動き出しても、何が変わるでもないのだけど。 (-161) 2022/08/13(Sat) 22:29:43 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 鳥葬 コルヴォ「あっそ。割り増し料金にしても特別何かはないよ」 去る背中にそう告げて、欠伸をひとつ。 「ウチのファミリーには丁度いい人間味の奴がいないのかね」 呟きを落として、なあ?と今はまだ物言わぬ時計に声を掛けた。 生きていたらな、とは当然、どちらとも言うまい。 (-163) 2022/08/13(Sat) 22:44:48 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>59 レヴィア 「だから大変そうだって言ってんの」 悪びれもせずそう返す。あなたの整った顔と並べば、 人によっては醜いと指を差す者もいるかもしれない。 それでも、これは随分好き放題に生きている。 「いないからそうした方がバレないんじゃないか。 あたいが暗殺者に転向する事があったらそうするか」 そんな事にはならないだろうけど。 ストレガをアジトで見た事があるなら、 その大半は報告をしている姿か、 或いは業務用の大型機械やPCなどを弄っている姿だろう。 アジトの工房もまた、多数の機械に囲まれており、 重要な物以外の多くを上の求めに応じて扱っているようだ。 「世界なんかどうだっていいんだよ、あたいは」 「あたいがしたい事をしてる、それが一番さ。 で、あんたは"こんな世界"以外の道はなかったわけ?」 それこそこれを本業にするとか、と アンティークのデスクランプを示して。 (60) 2022/08/13(Sat) 22:56:42 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 冷たい炸薬 ストレガ「そうか。お前らしいといえばお前らしい」 貴方も、自分も。 やれることをやっているという事実は変わらない。 話をしていても真剣に銃と向き合う貴方を眺め、何を考えているのやら、と目を細めた。 「世の中好き勝手も出来ない人間も居るからな。 いろんな家族というものがあるんだろう。 ……ん、俺か。 俺は……もともと孤児だったからな、お前に語るような家族は最初から居なかった」 再度パソコンに目を向け、カタカタとキーボードを打ち込む。 最初は慣れなかった作業だが、今ではもうお手の物であるらしく、打ち損じをする様子は見受けられないだろう。 「まぁ、一度は医者の家に引き取られたんだがな。 上流階級の暮らしは、……あの頃の俺には合わなかったということだろう。 思想も当然合わなかったし……結局両親に子供が出来れば俺はお払い箱だったからな」 「逃げ出した先で抗争に巻き込まれて、ヴェネリオさんに拾ってもらった……そういう経緯だ」 (-173) 2022/08/13(Sat) 23:35:53 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 銀の弾丸 リカルド「らしい、ねえ……」 それ以上何か言うでもなく。 視線もまた、やはり銃から逸らす事もなく。 相槌すらも実際の槌の音に任せていた。 「はん。親父はノッテの事についてなんも言わなかったから、 人の話はなんでも新鮮でいいね。 ま、人間的なロクデナシよりは社会的なロクデナシの方が 幾分いいのかもね。運が良かったね、おめでとさん」 聞いておいて投げやりな、そんな返答が転がってくる。 しっかしヴェネリオさんねえ……と、 直近では酔った姿しか思い当たらない幹部の顔を思う。 「あの人が人を拾うってのも中々想像し辛いな。 まあ、そもそもあたいが人を大して見てないのはあるけど」 (-178) 2022/08/13(Sat) 23:57:49 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 冷たい炸薬 ストレガ「運が良いと言えばそうなんだろう。 同じ孤児院に居た二人ともここで再会できたことだしな。 ……いや、3人が3人共マフィアなのはどうなんだとも思うが」 同じ年で同じような体格の3人は、子供の頃も今も3人で1つみたいな扱いを受ける事があるのは今も昔もあることだから、貴方もリカルド、ツィオ、マウロが同じ孤児院出身であることを聞いたことがあるかもしれない。 馴染みの良い槌の音を聞きながら、取引報告書を仕上げてしまうとデータをしっかりと保存した。 「昔は今ほど飲んでもいなかった……いや、そうでもないな。 あの人も孤児院の面倒を見てるくらいだから、たまたま俺が目に入ったに過ぎんのだろうが。 それでも俺はあの人に育てられたからな……俺の命そのものがあの人の物と言う訳だ」 それは決して色恋なんて生易しい色は帯びておらず。 ただただ敬愛と、何かに対する執着とが折り混ざったかのような、そういう類の物だ。 (-186) 2022/08/14(Sun) 0:28:54 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>61 レヴィア 自身の指先を鼻に近づけ、スンと鳴らす。 そうしてわざとらしく肩を竦めた。 「コーヒーの匂いしかしないね」 暗にどちらの香りも変わらない、とも。 「まあ好き放題してるんだから、あたいは幸せな方だろうね」 「にしても、……難儀な奴。 別に今から楽しみくらい見つけたって バチ当たらないと思うけど? 現代には便利な箱があるわけだし」 こつ、とノートPCの角を軽く叩いてみせた。 「人殺しだけがしたいなら別にいいけどさ、 少なくとも表の仕事は変えられるでしょ。 グラスハープの演奏家でも、なんだっけ、 あの……東洋方面のさ。あー……猫カフェ? ああいうのとか。やりたい事、ないわけ?」 (63) 2022/08/14(Sun) 0:29:44 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 銀の弾丸 リカルド「は?3人まとめて拾われたんじゃなかったの? 全員マフィアとかその孤児院呪われてんじゃないの」 思わず一瞬手が止まった。暴言に等しい発言だが、 これにとって『驚いた』以外他意はない。 「ふーん……幹部候補殿は優秀そうで。 まあなんでもいいや。 重要なのはウチのファミリーは優秀なのが多いって事と、 出身なんざ何の役にも立ちゃしないって事だし。 あたいのとこに面倒が回ってこないように頑張りな」 言いながら、調整していた狙撃銃のパーツを 機械にセットして組み立てる。 簡易分解清掃では到底できない、 狙撃銃の精度を守る為の精密な組み立てだ。 それも見る間に完了し、取り回しやスプリングを 簡単に確かめると一度頷いてあなたに差し出した。 「終わったよ。スプリングはこんなもんでどう。 言うまでもないけどゼロインは自分でやりな」 (-193) 2022/08/14(Sun) 0:49:05 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 冷たい炸薬 ストレガ「それぞれ別の家に引き取られていた間は会ってないからな、たまたまだ」 ありえないような偶然が起こったからの奇跡だが、それについて驚かれるのは仕方のないことだろう。 自分自身、最後に合流したマウロを見た時は、とても驚いたのだから。 「そもそもツィオとは同期になるが、マウロは数年遅れてる。 孤児院にとっては呪われてるのかもしれないが……上手くいかないような家に簡単に引き渡し続けていた結果だろうさ」 優秀と言われて悪い気はしない。 そろそろ調整が終わりそうな気配を感じて、保存を終わらせたノートパソコンを閉じると立ち上がった。 貴方のそばまで近づいて、銃を差し出されれば、それを大事そうに受け取って、指のかかりの感触などを確かめてしまうだろう。 「ふむ。今日もいい仕事だ、感謝する。 スプリングも……あぁ、注文通りだな、いい具合に撃てそうだ」 ゼロインを自分でやらない客がいるのか? と不思議そうに問いながら、ライフルをそっとケースに仕舞い貴方を見た。 「……。 そういえば君は、俺に問わないんだな。 ボスを狙った武器もまたライフルでの狙撃だというのに、何も」 (-196) 2022/08/14(Sun) 1:17:23 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 銀の弾丸 リカルド「偶然にしたって出来すぎだろ……。 マフィアの斡旋所かなんかなんじゃないのか、その孤児院」 よっぽどだぞ、と言いながら、仕事の出来に満足気に頷く。 ゼロインに関しては「バカと変態はどこにでもいるもんだよ」 そんな一言で切り捨てた。 「聞いてどうすんのさ。『犯人ですか?』『はいそうです』 『じゃあ死んでください』そんな風になるわけ? 兵士達にも言ったけどね、あたいは探偵でもなんでもない。 犯人を捜すのはそういうのが得意な奴がやりゃあいい。 あたいは仕事をして、バカ面が出てくるのを待つさ」 「それに、祭りの場であんなツラしてるような奴が 犯人なら、放っておいても勝手にボロ出すだろ?」 (-221) 2022/08/14(Sun) 11:13:09 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 冷たい炸薬 ストレガ「そんなわけないだろう。ただの治安の悪い孤児の掃き溜めだ」 ゼロインも自分でやらないような奴はもはや狙撃手ですらない。 そう言ってこちらも切り捨てれば、満足そうに頷いている様子が見えて、再度一言”助かった”と礼を言う。 「まぁ、そもそもバレて困る身内殺しを、足のつきやすい自分の得意分野でやるわけがない。 少し考えて欲しいものだが、何処にでも突っかかってくる愚か者はいるものだな。 それに……身内に犯人が居るならば、そのうち自分の力を誇示しそうなものだがね」 下剋上とはそういうものだろう、と呟いて。 やれやれと肩をすくめて貴方を見やった。 昨日も、今日の今も対して変わらない仏頂面をしているが、幾分今のほうが穏やかだろう。 「ああいう場はどうにも慣れない……、そう言ってくれるな。 次からはポロシャツくらいは選ぶとするさ」 (-236) 2022/08/14(Sun) 13:15:20 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 銀の弾丸 リカルド「バカと変態がファミリー内にもいると困ったもんだね」 くつくつ、喉を鳴らすのは散々誰かに馬鹿と言われたからか。 「ま、精々気張るんだね。あたいの仕事は終わり、 次の仕事まではのんびりいつも通り過ごさせてもらう」 椅子にどっかり座り込んで、PCに向き直る。 電子の海へ海水浴に出かけるようだ。 これ以上の用向きがなければ、 ストレガは貴方を引き止めないだろう。 (-242) 2022/08/14(Sun) 14:17:44 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 冷たい炸薬 ストレガ「全くだ。……まぁ、狙撃場所くらいなら直ぐに割り出せたからな。 いくつか候補地点があるから、視察には行くつもりだ」 敵が油断でもしていようものなら痕跡が残ってることだろう。 同じ狙撃手であるからこそわかることを探すのは務めではあるはずだ。 「ふむ、君もいつも忙しそうだからな……休めるときには休むと良い。 正直、君を失うのは惜しい。どうか命は大事にしてくれ」 それは腕のいいメンテナンスの技師としてなのか、同じファミリーの者としてなのかは甚だ不明な言い方だが。 少なくとも、余り緊張せずとも話せる数少ない女であるという認識ではあるからこそのねぎらいだ。 こちらに背を向けた貴方に「ではまた」と言葉を残し、男もまた背を向ける。 ライフルの入ったケースを持ち、静かに部屋を出ていったことだろう。 (-253) 2022/08/14(Sun) 18:10:19 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>72 レヴィア 「……。ま、それがあんたの強さなのかもね。 あんたの仕事、見た事ないからわかんないけど。 やりたい事がもし思いついたら教えな。 手伝うかどうかはさておき、見には行くから」 ふ、と笑って立ち上がり、置いていた空き容器はゴミ袋に。 「……あたいがあんたを殺す事があるとすれば、 あんたがあたいに殺してくれって頼んだ時くらいだよ」 「だからそん時はそうしてやる。 代わりに、あんたがあたいを殺す時も あの店で殺してくれない?結構気に入ったから」 店が血で汚れるのは嫌か、と零して、じっとあなたを見た。 (75) 2022/08/14(Sun) 18:44:49 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア自由なストレガは誰にも止められない。 そして、 故にストレガは、誰の事も止められない。 望まれない限り。 (-257) 2022/08/14(Sun) 18:47:34 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>79 レヴィア 「死ぬ時には見れそうだね。 まあ死ぬつもりは当分ないけどさ」 「……そんな目するくらいなら断りゃいいのに」 自分で頼んでおいて、鼻を鳴らす。 そうして、去っていく背中を見て、 「…………」 「ヘイ、レヴィア!」 思い出したように、声を投げかける。 「ランプ、光が気に入ったよ。 あんがと。また行く。そんだけ」 それで、今度こそ見送った。 (82) 2022/08/14(Sun) 19:40:36 |
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