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【独】 鳥葬 コルヴォ/* ・叢魔も日数的な都合でシステム的にポンとは死ねない枠 ・今日の蘇生がアベラルドさんに突っ込まれる ・それ以外の何らかのヤバいもの(思考放棄) このあたりが揃うと綺麗に針の筵が完成するんですが、 皆様いかがお過ごしでしょうか? オレはもうだめです 楽に死なせてはもらえない事だけわかる (-249) 2022/08/19(Fri) 10:51:54 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → 鳥葬 コルヴォ「下請けは大変ね。」 「それでも、従う事だけが私達の価値だから、仕方ないわ。」 上の手となり足となり、汚れ仕事を行い危険を冒す。 それだけが自分達に求められた役割だ。 これといった見返りがあるわけでもない。 そんな役割なのは、きっとお互い様で。 「そう、よかったわ。」 「自分がいた痕跡なんて、一つも残したくはないもの。」 それは暗殺屋としての矜持か、 はたまた女の思想か、それを語ることはなく。 何の強制力もない一つの口約束を、 ただ淡々と交わし合う。 「貴方は。」 「人が死ぬことが嫌いなの?」 ふと、逸らされた分、夕闇があなたを見上げて。 零したのは、そんな質問だった。 (-254) 2022/08/19(Fri) 11:25:24 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 愚者 フィオレロ「……全ては都合の良い幻覚だ」 責めるような言葉も、慰めるような言葉も。 自分が罰されたいだけの、自分が許されたいだけの、 きっとただそれだけのものだ。死者への冒涜だ。 「逃げたってどうにもならない。 誰を嫌う事も、自己中心的になり切る事もできないまま 今もこうやって都合の良い言葉を聞いている。 俺はいつになったら満足するんだろうな」 死者を模った幻覚が止む事は無い。 耳を塞いでも、目を閉じても、それは無意味な事だ。 常に否応なしに付き纏うそれから逃げる事はできない。 もう見たくもない、聴きたくもない、 なんて、言えるわけもないし。 そう思っていたら幻覚にもならないだろう。 「誰かの為に俺ができるのは、一人で死ぬ事だけだ。 そこに居るだけで不利益を齎しかねないような奴は、 生きていたって誰の、何の為にもならないよ」 「お前の方がずっと必要とされていただろうに」 到底利益と不利益が釣り合っているようには思えない。 あの日死んだのがあなたではなく、自分であればよかった。 いつか誰かに言った言葉に、嘘は無い。 (-258) 2022/08/19(Fri) 12:40:19 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → デッドヘッド ヴェネリオ静かな路地裏に、一定の間隔で、重苦しい靴音が響く。 たった一人の葬列は、今日も薄暗いその道を行く。 あなたはいつかのあの日のように、 人知れず、一人何処かで野暮用を済ませているだろうか。 特別その姿を探しているわけでもないけれど。 運の無い男は今日もまた死に損なって、 そうして上のご意向で余暇が降って沸いたものだから。 いつか言ったまた今度、が今ならそれでいい。 そうでないなら、何処へなりと行くだけだ。 死にたがりの烏は帰る巣を持たないし、求めてもいない。 (-259) 2022/08/19(Fri) 12:50:02 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 暗殺屋 レヴィア「面倒事が好きな奴はそう居ないでしょうよ」 投げ掛けられた問いに返るのは、 いつも通りに軽薄な笑いに乗せた、薄っぺらな慇懃無礼。 とはいえ、この掃除屋はどこか望み好んで その面倒な役回りに甘んじていた節はあるけれど。 「死にたいなら死ねば良い。 死ぬ気が無いなら生きれば良い。 誰がどちらを選ぼうとどうだっていい事ですが、 下働きからすれば無闇矢鱈に仕事を増やされちゃたまらない。」 「それが急を要する仕事でもないなら、なおのことです。 それだけのことですよ。」 何処までが本音で、何処までが建前かは定かではない事だ。 頼まれりゃやりますけどね、と続けた言葉も淡々としていた。 何せ死体というものは大きな情報源になり得るから。 放置すれば困るのは自分達の方、それは確かな事でもあって。 「そういうあんたはどうなんですか。」 人が死ぬという事をどう思っているのか。 音も無く眇目が夕闇を見下ろして、 問い返しはすれど、やっぱり然程答えに期待してはいない。 聞かれたから聞き返す。たったそれだけのこと。 (-263) 2022/08/19(Fri) 13:45:53 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → 鳥葬 コルヴォ「そう。」 「じゃあ、死んでほしくはないのね。」 結論だけを抜き取って、言葉にする。 仕事が増えるから、それはそうだろう。 死体は必ず処理しなければならない。 敵も、身内も、死体から分かることは非常に多い。 武器の種別などは最もたるものだ。 おかげでかのボスも、死因が狙撃銃であることが分かっている。 例えばアルバの構成員が死んだ時、 その死因が最新型の兵器であると露呈すれば。 それだけで戦争の火蓋が落とされるかもしれない。 ゴミ処理は、大変で敬われもせず、忌避される割には重要だ。 暗殺と同じく。 「興味がないわ。」 「でも、どうせならみんな猫のようになって欲しいわ。」 「消えて、居なくなって、死んだかどうかも定かじゃないように。」 「その方が、目につかなくていいから。」 なんて言う物言いも、どこまでが本音かなど分からない。 死や殺人を忌避する権利など、女にはない。 女は無感情だ。 「今日は何か買っていってはくださらないの?」 (-265) 2022/08/19(Fri) 15:26:47 |
【秘】 陽炎 アベラルド → 鳥葬 コルヴォ銃弾は確かに貴方に当たり、 けれど肩口じゃ動きを阻害するのが関の山だ。 そしてそれで動きが止まる訳もないのだろう。お互いに。 手の痛みは貴方へしかとこの拳が届いたことを告げたが、それだけだ。 崩された勢いで照準を正確に合わせるなんて、 そんなのは並大抵の芸当ではない。 嫌な仕事。自分も心からそう思うよ。 手がブレた瞬間に結末は悟った。 銃声が 二つ。 目の前が白く赤く弾けるような感覚がした。 吐きだす息で溢れる血が泡立って零れた。 声が出ない。体を強かに打ち付ける衝撃で、 銃創からまた血がさらに。 貴方の頬に轢かれた赤い線もこちらからじゃあ何も見えない。 見える位置にあったって、生理的に溢れた涙に霞む目じゃ どうせ何も見えやしない。見下ろす貴方の表情も。 声が出ない。息ができない。熱い。痛い。寒い。 なんだ。やっぱり簡単だ。 人の命を奪うのが簡単なら、奪われるのも、また。 笑えた。 ▼ (-274) 2022/08/19(Fri) 17:28:50 |
【秘】 陽炎 アベラルド → 鳥葬 コルヴォ遠のく意識の中で、意外と色々と考えられるものだ。 今までの事も、これからの事も。 この時間はきっとあっという間で、 それが長く感じられるのは自分だけなんだろうけど。 願うなら。 はく、と口を開いた。勿論言葉など出なかった。 これ以上自分の『家族』には手を出さないでやって欲しかった。 自分の娘の事は、見逃してやって欲しかった。 ああ、自分が死んだらあいつに花ももう届けてやれない。 あの花屋に通う事ももう無いな。また明日って言ったんだが。 あの子はきっと泣くだろうし、自分の事を噓つきだと言う。 でも、どうなんだろうな。 あそこに居るのが枷なら、俺が死んだら自由になってくれるかな。 ちゃんと大人になってくれたらいい。 狙われたのが俺でよかったな。 結局、置いていく側になったな。 ……怠いなぁ、 とうに動かなくなっていた体の思考も、不意に途切れて。 そこに残るのはただの亡骸。 命も、心も、ここにはもう無い。 これで、貴方の仕事も終わりだった。 (-276) 2022/08/19(Fri) 17:42:44 |
【秘】 陽炎 アベラルド → 鳥葬 コルヴォ/* ciao〜!これでこちらからは〆にしたいと思います! 後は物言わぬ骸です!! お付き合いいただきありがとうございました!! 死の福利厚生、とても感謝いたします……。 (-277) 2022/08/19(Fri) 17:44:42 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 永遠の夢見人 ロッシ/* Ciao!日刊能力行使先のご連絡夜魔号でございます。 匿名連絡の宣言通り、本日の襲撃先は 【 になります。おやすみ 】この後急に誰かのお命頂戴した方が良さそうな雰囲気になった際は また別途連絡させて頂きますが、多分……大丈夫……なのではないかな〜……? (-288) 2022/08/19(Fri) 19:52:57 |
【秘】 永遠の夢見人 ロッシ → 鳥葬 コルヴォ/* わ〜い! 日刊夜魔号だ〜〜! あいさい、おやすみ了解です。 ここから死に向けて急ハンドル切る人もいないでしょ〜〜大丈夫だと思います、今日は。大丈夫だといいな〜〜〜人何故死ぬ〜〜〜〜〜 閑話休題。そんなところで、このまま日付変更をお待ちくださいませ、Ciao〜! (-305) 2022/08/19(Fri) 21:34:43 |
【秘】 花で語るは ソニー → 鳥葬 コルヴォ姿を見つけて、仔細な様子まで見える頃まで来ると足の速度を緩めて二、三歩。 黒い衣服とは相反するように白く目立つガーゼに明らかに目を留めて、 訝しむような視線をそれに留めつつ見上げられるくらいの位置に来る。 「……何かあった感じ? 今話しても、困らない?」 声を掛ける。果たして相手の視線を寄せられるものか。 じ、と変化に目を留めていた視線はそのうちに全身にまわる。 以前見たときと、明確な違いはあるだろうか。 /* お疲れ様です。 前回からの時間経過の間に、そちらの素性について探りをいれても大丈夫でしょうか? 一応以下の内で参考程度に考えてみましたが、ほかにあれば案いただきたく〜 1.表の職業のみ 2.表の職業と、引き受ける範囲についての噂(素性については知らず) 3.表の職業+裏稼業のことまで (-310) 2022/08/19(Fri) 21:59:56 |
【秘】 愚者 フィオレロ → 鳥葬 コルヴォ「……アホくさ。 本当に能もない無能で死をまき散らすサポートの男を ノッテが雇うと思ってるなら、そっちに謝ってほしいね。 勝手に人が死んだことを君のせいにしないでくれるか? 俺が死んだのはあんな疑惑があったにもかかわらず、 わざと意図的に姿を露出しだした結果だろう」 「君が自分を下げれば下げるほど俺まで下げられる。 溜まったものじゃない。自慰行為寝てやってくれよ。 ……ん?今の認識がそんな感じなのか?なんか嫌だな……」 貴方が内心後悔していようが周囲はそう評価をしていないし。 周囲を覗いてもフィオレロ自身もそう思ってなかった。 なのだが。幻覚扱いなのかやさしい言葉を掛けようにも、 生前と同じく受け取る様子がまるでないのである。 これには困った。 本音を言うだけで勝手に脳内フレンドに変換されてしまう。 「……満足っていうか、幻覚じゃないのを自覚したら? 君じゃ知りえない事をここで教えて、それが真実なら そろそろ目覚める気はあるかい。不幸なお姫様?」 (-325) 2022/08/20(Sat) 0:28:23 |
【秘】 無風 マウロ → 鳥葬 コルヴォそうだろう、とばかりにまた息を吐く音。 必要とされていたのだとするなら、それはきっと。 青年も知っている顔のはずだ。 あなたがこちらを見ないのと同じように、こちらもあなたに目を向けることはなく。 告げられた言葉だって、分かり切っているから反論もない。 世迷言、妄言、机上の空論。 自分が幽体離脱してるだけなんて話でもなければ、もう二度と叶わない夢物語だ。 「……そうだな」 「放っててもあいつらはそうするんだろう、忘れろって言ったって忘れやしない。 それどころか嫌って言うほど話に挙げて、忘れないようにする」 「まあ、でも―――」 「悪い気はしない。……あいつらには絶対言ってやらないけどな」 ふっと笑って。 分かり切った答えを返すのだ。 (-329) 2022/08/20(Sat) 1:23:04 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 暗殺屋 レヴィア「じゃあ、死んだ人間を見たくはないんですね。」 平然と返すのは、意趣返しのような言葉ひとつ。 殺しもすれば、殺されもする。 死体を粗末に扱えば、死体を粗末に扱われる。 Chi la fa l'aspetti. その報いの先は自分だけとも限らない。 そのやり取りに感傷の色は無く、互いに考える事は同じだろう。 「あんたに商売っ気があったとは知らなかったな」 続く言葉は、その後に投げ掛けられた問いに対してのもの。 それは遠回しに、客として来たわけではないのなら。 つまり他に用向きが無いなら帰れという事なのだろうけど。 「そうですね。なら、時計を一つ買う事にします」 「ただし、選ぶのはあんたです。 壁掛けや置き時計は遣り場が無いんで、 持ち歩けるものにしてくださいよ。 その中から、あんたがこの店で一番気に入ってるものを。」 無いならせいぜいこれから悩んでください。 実に適当で書類も介さない注文は、結局はやはり口約束だ。 「買いはしますが、取りに来るまでは預かっといてください。 今使ってるものが壊れるか、 あんたが死んだら受け取りに出向きます。」 (-330) 2022/08/20(Sat) 1:24:38 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → 鳥葬 コルヴォ「死体を見たい人間がいるのかしら。」 淡々と返す。 何故見たくないか、の理由は言及しない。 聞かれる事もきっとない。貴方は興味がないだろうから。 「そう。私、商売人なのよ。」 だから冷やかしなら帰ってくださる?と、 遠回しだったそれを、今度は近道に言う。 しかしてどうやら、貴方はお客様でもあったようで。 「アンティークは自分で選ぶから楽しいのよ。」 馬鹿ね、と告げながら、席を立つ。 こつ、こつとカウンターから出て、一つの時計の元へ。 少しだけ錆びついた鉄の蓋がついた、無骨な懐中時計。 お世辞にも奇麗とは言えないそれを、手に取る。 「一番古い時計。いつ壊れてもおかしくない、 死にぞこないの時計。」 「明日には止まっているかもしれないわ。」 「でも。」 「今、懸命に動いている。」 死を看取るのが、貴方の仕事でしょう、と。 女はそれをもって、カウンターまで戻る。 「早めに取りに来ることを願うわ。」 「踏み倒されたら癪だもの。」 (-332) 2022/08/20(Sat) 1:43:57 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 陽炎 アベラルド足音は徐々に遠ざかっていく。 掃除屋はきっとその声無き言葉を見届けていた。 けれど何も言わず、ただ一瞥を落としただけ。 あなたの言わんとした事を、その願いを汲もう、なんて。 そんな事を考えるような、よく出来た人間ではないのだ。 死んだ奴にくれてやるのは、墓石と、手向けの花だけで十分だ。 そして、その役目は決して自分のものではない。 或いは、今ではない。 だから死にゆくあなたに贈るものは、餞別だけ。 それが自己満足以外の何になるか、なんてのは知らぬこと。 足音は徐々に遠ざかっていく。 それがすっかり聞こえなくなった頃。 もう、路地の暗がりに、動くものは何も無かった。 贈るものは、餞別だけ。 死に方を選ばせて、それを冒涜しないだけ。 人殺しはそれ以上の事をしない。 然して余程の意味や理由も無しに、 誰の何を奪う趣味もありはしない。 人殺しは、これ以上の事をしない。 そこに余程の意味や理由が無い限りは。 これはただ、たったそれだけのこと。 (-333) 2022/08/20(Sat) 2:00:35 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 陽炎 アベラルド/* こちらもこれにて……〆!となります! お楽しみ頂けたなら幸い デス物騒をやれてよかったです よかっ…… エ〜ン こんな良い男がどうして死ななきゃいけないんですか わたしが襲撃したからです ぐうの音も出ないな…… 様々な意味でもうこんな男と関わり合いになる事無く 穏やかに居て欲しいなあという気持ちでいっぱい…… ひとまずここで一区切り、本当にお疲れ様でした。 Addio…… (-335) 2022/08/20(Sat) 2:12:20 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 花で語るは ソニー/* お待たせしました、ご連絡頂いた内容への回答となります。 こちらの素性についてですが、 表向きのものから裏稼業の事まで把握して頂いていて構いません。 当然、受け持った依頼の詳細はあまり漏れないようにしてはいますが…… この頃は少々さまざま露見するリスクを承知での行動が多かったはずなので、 こちらが掃除屋コルヴォ・ロッソに属する者だという事自体は ある程度の情報網を持った者が調べようと思えば、簡単とまでは言わずともそう難なく知る事ができるでしょう。 (-337) 2022/08/20(Sat) 3:05:06 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 花で語るは ソニー一見して、変わったことと言えば、顔の怪我くらいのもの。 喪服姿は以前と何ら変わりない佇まいで、 その雰囲気や様子もまた、特別変わったふうでもなかった。 他に変わったとすれば、あなたからの認識くらいのものだろうか。 「どうも、ソニー。 また会うとは、奇遇な事もあるもんですね」 徐に視線と問い掛けとが向けば、そちらを見遣って。 強いて何かあったとするなら、ちょっとしたごたごたです。 やはり以前とそう変わらない調子で返し、 今話しても、という問いには、どうぞ、と簡潔に応じた。 あなた次第ではあるけれど、今は剣呑な雰囲気は感じさせない。 (-338) 2022/08/20(Sat) 3:06:45 |
【秘】 花で語るは ソニー → 鳥葬 コルヴォ「会いに来たからね、パスカルに。 ……喧嘩でもした? あんまりそういうことするタチには見えなかったけど」 そのへんのチンピラ風情であればまだしも、相手はそうした諍いに好んで飛び込むようには見えない。 べつだん、妙な質問でもないだろう。顔なんて、余程悪い転び方をしたってそう怪我はしない。 平時よりも眉尻の下がった表情は、心配しているようなそれにも見えるだろう。 片手に提げた小さな不織布がシャリと涼しい音を立てて、ああと思い出す。 異変が気にかかって、注意がそれつつあった。 「これ、気にいるかなあと思って。いらなきゃ、オトモダチにでも手向けてよ。 少なくともオレも直接よりかは、優しく触れてあげられるでしょ?」 ラッピングされたのは、少数本が束ねられただけの花束だ。 オレンジ色のラナンキュラスに、見た目の寂しくならないようにカスミソウを僅かに添えて。 水気を失わない一番美しいうちにと、相手の手元に押し付ける。 /* 了解しました。 それでは3.を情報として取り入れた上でロールに反映していきます。 それでも手が滑って突っ込みすぎている場合には訂正いただければ……出来るか? この分量で? (-371) 2022/08/20(Sat) 13:33:01 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 愚者 フィオレロ「俺はここに居られるだけの手は尽くして来た。 飽くまで替えの利く協力者として、付かず離れずの所に」 個々の能力を重視するこの場所に居られるだけの実力を。 然れど幾らでも他に替えの利く、この立場に辿り着く為に それこそ人生の半分近くを費やして、今ここに居る。 外部からの協力者。それ以上でもそれ以下でもあってはならなかった。 「俺の不幸だけが誰を殺したとも驕っちゃいない。 それでも既に、全く無関係と思える領域には無い」 それらが自分のせい、ただそれだけという考えはあまりに傲慢だ。 真実そこにはそれぞれの思惑が、動きがあり、その結果そうなっただけの事。 けれど自分に一切関わりが無いと思える段階はとうに過ぎた。 実に些細な影響。歯車が僅かに狂うだけで、全てが容易く崩れ去る事もある。 「結局は何もかも自己満足だ。 ただ俺が納得したいがためにそうしているだけの事だ」 わかりきっていて、そうしていた事だ。 せめて、誰にも迷惑など掛けないのだから、それでいいだろうと。 距離を置く事も、赦しを受けない事も、死にたがる事も。 「……仮に、この全てが、幻覚でないとしたら」 背負うものはこれからも増えていく一方なのだとしたら。 「目が覚めたところで、俺は助からないよ」 (-379) 2022/08/20(Sat) 14:39:02 |
コルヴォは、 自分の行く先が地獄しか無い事も、本当はわかっていた。 (a36) 2022/08/20(Sat) 14:39:49 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 無風 マウロ遠く細波の音だけがする。 狭間に交わされる言葉は、結局は自分が納得する為のもの。 その実在如何に関わらず、それは変わらない事だろう。 或いは曖昧な幻であり、或いは泡沫の夢であり、けれど。 彼らの答えは、彼らが出すべきもので。 つまりは今ここに居る誰が、それを否定する理由も無いものだ。 「そいつは結構なことです。 伝えてくれなんて言われても、俺は困りますからね」 だからその答えに返すのは、軽薄な笑みと言葉だけ。 そうして、思えばこれは時間潰しという名目だったな、と。 ふとそんな事を思い出して、 そろそろ失礼します、と言葉が続けられた。 「Arrivederci. 次に会うのは、もう少し先だといいですね」 軽く片手をあげて、 引き留められない限りはそのまま踵を返していく。 一匹の黒猫だけが、そんなひとときがあった事を知っていた。 (-386) 2022/08/20(Sat) 15:30:29 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 暗殺屋 レヴィア「とんでもない商売人も居たもんですね」 いつ壊れるとも知れないものを買わせるなんて、と。 皮肉交じりの言葉は、やっぱり心にも無い。 「生憎、人様が大事にしてるものの方が好きなんですよ」 笑えない略奪愛だ。 客は客でろくでもないのだから、人の事を言えた義理ではない。 けれども時折他所様のものを持ち去って行くから、 だから烏というものは、烏なのだ。 「俺としては、なるだけ先だといいんですが。 受け取りに出向くのも、それが壊れるのも。 今の時計はこの間修理に持ち込んだばかりなんです。」 それを昨日の今日でお釈迦にしたり、 或いは短期間に二度も時計の修理を持ち込めば、どうなるか。 以前修理を依頼した工房の主の呆れ顔は想像に難くない。 「Fidarsi è bene, non fidarsi è meglio. まあ、裏切られるほどの期待なんざしやしませんが」 静かにカウンターから出て、再びその内側へと戻る。 あなたがすっかりいつも通りの定位置へ戻った頃。 それを見届けて、掃除屋もまた静かに踵を返した。 「一先ずは取り置きということで。お願いしますよ」 (-392) 2022/08/20(Sat) 16:06:05 |
コルヴォは、確かに死に損ないにはお似合いだ、とも思う。 (a37) 2022/08/20(Sat) 16:10:17 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → 鳥葬 コルヴォ「あら、新品が良かったの?」 「随分長生きする気なのね。」 皮肉には、皮肉を。 趣味が悪いのね、なんて一瞥もせずに言いながら。 しかし声に忌避感はない。 元より、なにもない女に。 奪われるものも、ないものだから。 「身に着けたものが寿命を全うできる方が珍しいでしょう。」 撃たれ、殴られ。 荒事と隣り合わせなれば、装飾品など消耗品になり果てる。 修理が利く程度の損壊だったらいいわね、なんて。 心の籠らない言葉を淡々と。 そうして、踵を返すあなたを見る。 懐中時計はカウンターの内側、 引き出しの中にコトリ、としまわれた。 そうして、貴方の背中を見つめて。 「またのご来店をお待ちしているわ。」 その時私がここに居なくとも。 (-403) 2022/08/20(Sat) 17:18:56 |
【置】 鳥葬 コルヴォ「うちの火葬炉が何て呼ばれているか知ってます?」 「地獄界第六圏だそうです。」 「まったくもって、随分な呼ばれ方です」 「ここで焼かれているのが誰にとっての異端者か、 なんてのは、俺の知ったことじゃありませんし」 「自分もいつかここで焼かれるものだと思っていますよ。」 (L4) 2022/08/20(Sat) 20:46:53 公開: 2022/08/20(Sat) 21:00:00 |
【影】 鳥葬 コルヴォ僻地の廃倉庫。 この日の音は、回転式拳銃が立てた音。 くだらないギャンブルだ。 弾は三発。適当にシリンダーを回転させて、止める。 そうして慣れた手付きで自分の蟀谷に向け、 (&1) 2022/08/20(Sat) 20:47:23 |
コルヴォは、躊躇わず、引き金を引いた。 (a50) 2022/08/20(Sat) 20:47:28 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 鳥葬 コルヴォ「始末する死体はどっか落としきちまった。 一足先に地獄に行ってくる、子守歌は待っててくれ」 掠れた言葉が、電話口から、または留守電から。 どこからかの連絡で。それだけ届いて、途絶えて消えた。 「さっさと行きたい場所に飛んでいけよ兄弟」 (-456) 2022/08/20(Sat) 20:58:52 |
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