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人狼物語 三日月国


123 【身内RP】夜見の城で夢を見る【R18G】

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【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ

「なら、貴方はかっこよくて優しくて、頼りになるいい男のコね」

少なくとも、魔女にとってはそうなのです。

「いいの、期待することだって久しぶりだもの。
 夢ぐらい見てもいいでしょう?」

楽しげに隣を歩いていきます。

「じゃあ……今夜はいっしょにいてくれる?」
(-92) 2022/01/22(Sat) 1:13:27

【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール

 
「……そうだな。物理的に難しいのもあれば精神的に、ってのもある。ただ、俺はてっきりお前、家に思い入れがあると思ってたんだが、そう言う訳でもないのか?」

母親の話をしていたので、てっきりその家にこだわりがあるから出ないのかと思っていた。
しかし話を聞いていると、……。

「──むしろ、言われて無い時間の方が生きてて少なかったかもな。宮仕えって言っただろ。どれだけの人間が、例えば料理をする人間だけでも大勢いるか想像できるか?

 まあ、そん中に“今まで一度もあり得なかった存在”が、“職務もこなせない”のが生まれりゃ。……な。そう言う意味では似てるかもな。頭を悩ませている同士として」

だから。色々言われたと言うよりは、“色々と言われ続けている”しかも、常時、宮から出る事もなく、32年間ずっと。

貴方が宮を知らなくとも、下女、侍女、性別問わず人のの多さは想像できるでしょう。そこに目立つ異端がいれば、常に噂の的である事も。

「そんなに魔女って嫌な称号なんだな、お前んとこ……感覚的にはよくわからんが、俺にとっては魔女には到底見えねえよ。ま、薬師ができるほどしっかりしてるようにも見えねえけど?」

(-93) 2022/01/22(Sat) 1:46:13

【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール

 
「どれ一つとっても初めて言われた言葉だな……。
 ……悪いな、余りに自分でもそう思えなくて、素直に受け取れなくなってんだわ、もう。」

唯一、顔はまあ、悪くはない部類ではあるが。
“顔だけは”と言われる前にもう悪評が広がり過ぎていて。それすら言われる事もなかった。

実際アマノに最初に『色男』と声を掛けられた時、男が他に自分がいなかったのに全く気付かなかったくらいだから、筋金入りと言うレベルだ。

「それは……」

言葉が返せない。自分だって、話していたいと思ったのは、ないに等しい事だったから。でも、彼女は不安にならないのだろうか。話したいけれど、今までの経験が、それを引き留めようとしてくる──

そんな事をしているうちに、貴方の部屋に辿り着いて。まだ主が訪れていなかった部屋のドアを開けて、入ればお茶を適当に探して勝手に注ぐだろう。

「夢、だったら、
 ……それこそ、目覚めた時に絶望するだろ。……」

さっきの話の返答を、ようやく返してから。
今夜、と聞いて。また驚いたように素早く振り返る。

「……意味、お前、わかっていってる?単純に寝るまで話したい、って意味で合ってる、よな?」

などと日和見発言をしているが、普通は本来その意味がどういう方か、わからないわけではない。わからなくはないけれど、なんせ相手が目の前の天然だから、うっかり違う方向で取ったらまずすぎる。

だからこその、確認。……例え、格好悪いとか意気地なしと言われようと、それは避けられない。
(-94) 2022/01/22(Sat) 1:55:08

【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ

「家には思い出がたくさんあるわ。
 生まれたころからずっとそこで過ごしてきたんだもの
 とっても大切で、失い難い……
 ……でも、そこにはもう家族はいないから」

家は家族と過ごす大切な場所であり、それと同時に牢獄でもありました。
見えない鎖が人の目が、魔女を森の奥深くにつなぎとめていたのです。

「えぇ、なんとなくならわかるわ。
 実際お城の中は入ったことがないから本で読んだ知識だけれど。
 貴方もずっと、そんな視線に晒されていたのね。
 常に大勢の人に囲まれている分、私よりも貴方の方がつらかったでしょう」

憐れむような目を向けるのは間違いでしょう。
でも、ありありと想像できてしまうのです。
その苦しさも、辛さも、痛みも。
だから、可哀想にという言葉を飲み込んで、魔女はただ見つめていました。

「私と貴方は似てるわね。
 “魔女”の感覚は違うみたいだけれど」

魔女の国では"魔女"の烙印を押されれば人間扱いはされません。
薬師にはみえないといわれれば、失礼ね とむくれたふりを一瞬しましたが、すぐに笑みを取り戻します。

「お互い様ね。
 でもお世辞じゃないのよ?
 ………顔はあんまり見せてくれないけど」

もっと見たいな〜♪ と少し揶揄う様な物言いで帽子で隠れがちの貴方の顔を覗き込みます。
(-95) 2022/01/22(Sat) 2:46:33

【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ

部屋に到着すると、興味津々にあたりを見渡し、
貴方がお茶を入れてくれている隣でベッドに腰を掛けました。

「夢でも……私はうれしいわ
 もし夢だったら、夢で出会った貴方を探す旅に出るのを人生の目標にできるもの」

お茶が入ればカップ受け取り、冷たい手を温めてから飲み干します。
ここについてから何も口にしていなかったせいか、喉が渇いていたのでしょう。

今夜一緒にという言葉の意味を問われ、逆に意味深に微笑み返しました。

「──それはどうでしょう?」

彼の事がもっと知りたい。その体温に触れたい。
そんな感情が沸き起こったのは生まれて初めてでした。
でも、そんなことを口にしたら、軽い女だと軽蔑されてしまうでしょうか。

「………」

カップをサイドテーブルへ置き、ベッドの隣をあけました。

「どういう意味かは………貴方の手でたしかめて…?」
(-96) 2022/01/22(Sat) 2:57:24

【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール

「……なら、結局どうなんだ。
 俺も宮に縛り付けられてはいるが、場所に未練はかけらも無い。お前は?
 ……やっぱ、出れる方法があるとしたら出たいのか。まあ森で彷徨ったイケメンでもやってきて拾えたら一番だろうが。」

そんなロマンも、なくはないとしても天文学的確立だろう。それでも、そんな夢を見るほど、……男は、彼女に幸せになってほしいと思い出し始めたのだ。

「…………そうだな。
 人の視線が、言葉が、慣れたとは言え、未だにこびり付いて怖いのには変わりない」

貴方の前と自分の分の紅茶を淹れて、差し出す。
備え付けの簡易なもの。お湯だけで作れるもの。

「……俺はさ、サボったことなんて一度もなかったんだ。むしろ、できない分人一倍努力した。楽譜を頭に叩き込んで、指も完璧に動いてるんだ。なのに、音が、……」

「……音がな、腐って、死んでんだよ。
 芸術的な比喩ではなく、本当に俺の演奏は人を傷付ける。呪いに近い感じか。苦しみ出すんだ、弾くと。

弾き続けるとどんどん悪化して、吐血して、……そこまで弾き続けないからわかんねえが、きっと最後は聞いてるやつを殺しちまう」

最初に会った時、兵器だと例えた。
けれどどう見ても楽器。実際、本来そのために作られたもの。なのに、ミズガネがそれを弾くと、兵器になる。何をしても。理由も未だにわからない。『国で初めて』『前代未聞』らしいから。

「だから言われたんだ。
 
──『魂が腐りきってる』ってよ


「お前の事さ、すごいと思ってんだぜ、これでも。薬師も炊事もできりゃ上等だ。家族ですら、与えられた役割はあるだろ?……俺は、一度も人生でそれをこなせた経験がないんだ」

そう言って顔を覗き込まれれば、眉尻を下げて困ったように笑いました。初めて見せる笑顔がこんなものなのが、申し訳ないなと内心思ってしまう。
──だからこそ、貴方の誘いに乗りたくても乗る勇気が出ない。
ここで情けない顔をする男が、彼女を幸せにできるわけがない。……そうだろう?
 ▽
(-97) 2022/01/22(Sat) 3:21:30

【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール

「……お前は、強いな。
 俺は、多分目が覚めた後、いつもの天井を見たら、きっと今度こそ絶望しちまうかもしれない。万が一、お前が来てくれても……

俺は、俺はどうなってもいい。駆け落ちで男が殺されるのなんてよくある事だ。ただ、お前がそれで不幸になるのが、……嫌なんだ」

紅茶の味がまずくないか確認して飲み終えて、机に置いた後、貴方が開けてくれたその隣に腰を下ろす。

「…………あー……………。」

どこか気まずげに、貴方の意味深な笑みを受けて頬を掻く。わかっている。何を意味するかも。これは、その、そう言う事で。

「……お前を傷つけたくないから、正直に言う、が。
 その、
……俺、女を抱いた経験がほとんど……」


どんどん小声になるも聞こえるでしょう。
要するに、ほぼ童貞のようなものらしい。
しかも受け身の方の経験はあるものだから救えない。思わず頭を抱えそうになった。

「その、だから気の利いたことも言えないし、気持ち良くしてやれるかわからねえどころか、最悪俺がその、緊張して……勃たな………あーあーあーあー!…………何言ってんだ俺は…………」

実際に頭を抱え出した。情けないったりゃありゃしない。ヘタレの極みも極まるとここまでなるらしい。

ただ、男は一度もそれを「嫌」と男は否定していない。──要するに、ちゃんと抱けるか、貴方をよくしてあげられるかがとにかく心配なのだ。
あと勃つか。
(-98) 2022/01/22(Sat) 3:35:48

【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール

/*
毎度ご利用ありがとうございますミズガネPLです!!
えっちなことになる可能性を感じて連絡させていただきました!

この後、暗転でもヤッた事後でも本番やっちまうのでも全部できますが、どうしましょうか!明日の4日目が来るなら本番ロールしますか?

またそのこの男、書いてる通りその、童貞の極みです……受け身の極みです……実はPLは女性優位(襲い受け的な)や、女性攻め(これは完全にその、イクリールちゃんがこう、なんかミズガネに突っ込んで攻める方ですね…)も全部いける派ですが、「これ行こうぜ!」みたいなのありますか!?

「いやイクリールは攻めはしないかな…」と言う感じだったり、そちらが苦手なら童貞もどきが必死に頑張りますが…!好きなシチュエーションあれば教えていただけると助かります〜!

PS:イクリールちゃん可愛すぎて落とされそうと言うかもうPLはメロメロですね……こんなダメ男やめた方がいいよ……でも幸せになってほしいけど人にはあげたくない複雑なミズガネ心……
(-99) 2022/01/22(Sat) 3:43:22

【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ

/*
本番も暗転もイケます!がっつり回したいのが本音ですが時間が足りな過ぎる気がするのでお互いにいい塩梅で暗転させた方がいいのかな?どうでしょう?時間足りなかったらいっそディスコで回してもいいぐらいです!
秘話で1日目夜を続けつつ、表で事後時空で話しかけてもいいですか?(終わったりどちらかが墓場へ行ってたらその時はその時で)

童貞ミズガネくんかわいいね……
イクリールはたくさん本を読んでるので処女ですが知識はばっちりです★(一人で慰めたりとかの経験はあるから体は熟しているかもしれません)
女性優位全然問題ないです♪
おねしょたにしますね(オネショタ)
それはそれとして、男として必死に頑張っている姿は見たくはありますが(かわいいね

PS こちらのPLもメロメロだから安心してほしい。ミズガネくんかわいすぎか?結婚しよう(?
(-101) 2022/01/22(Sat) 4:20:06

【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ

「未練がないとは言わないわ。
 でも叶うなら……
 私を魔女と呼ばない世界で、居場所を見つけたい。

 ──それが貴方の隣ならもっと素敵なんでしょうけど」

そんな淡い夢を見ることぐらいは許してくださいね。


「そんな……呪いなんて……」

音を奏でれば人を苦しめてしまう、そんな呪いは魔女の国では聞いたことがありませんでした。
そんな呪いを背負いながらも努力を惜しまなかった彼へ、悪意のある言葉を投げかける人がどれほどいたことでしょう。
想像するだけで胸が痛み、言葉を失ってしまいました。

「いいえ、いいえ……貴方の魂は腐ってなんていないわ」

こんなにも優しい努力家の彼の魂が腐っているはずはありません。

「薬師も炊事も、誰かと一緒にすればいいの
 誰だって初めてはあるものよ
 助け合って慈しみあえる家族と……」

彼には家族が必要だと感じました。
それが私じゃない誰かでも。

いいえ、私であればいいと……強く思いました。
(-102) 2022/01/22(Sat) 4:50:07

【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ

「……やっぱり、貴方は優しい人ね」

断る理由が、"私が嫌だから"じゃなくて"私を不幸にしてしまうかもしれないから"なのね。


思いもよらぬ可愛らしい告白に思わず笑ってしまいました。
狼狽えているようすの彼の膝へ、そっと手を添えます。

「大丈夫、私も初めてだから……♡」

拒否されなかったことに内心高揚するあまり、
彼をそっとベッドへと押し倒し、その胸に甘えるように抱きついてしまいました。
むにゅりと豊満な胸がおしつけられていますが、魔女はそんな事気にしていません。

「でもほとんど……ってことは…少しはシたこと、あるのかしら?」

誰と?どんな風に?そのときはどんな気持ちだった?
矢継ぎ早に聞きたいことが溢れそうになりますが、グッと堪えます。
(-103) 2022/01/22(Sat) 4:58:18

【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール

/*
すみませんすやすやしてました!
ご連絡だけお先に!

1日目の秘話と、表の白は(更新までに間に合えば)同時進行してもらって大丈夫です!万が一ものすごく重要な話になりましたら、どちらかが墓落ちしても時空続けて白でか、秘話と言うてもありますし!

ちなみにキャラは普通に明かすのでお伝えすると、もし反魂の役職さんなら4日目が来てほしい場合はアマノくん(狐)蘇生しかできないのでお気をつけを…!(現時点で地上の人外1人ということは、吊られたラサルハグが狼なので復活させちゃうと地上が狼優位で終わってしまうため…!)

がっつりやりますか〜!物足りなかったらディスコで続きしましょう!
32歳のショタ…お姉ちゃんどれだけえっちなお姉ちゃんなんですか!処女なのにえっちなおねショタだ……(32歳)頑張るミズガネ、運が良ければか、この先一緒にいられる未来があらばそこで頑張るのが見れるようになりますよ〜。

結婚したいね…ミズガネ…お前はなんでそんな頑固なんだ…早く心を開きなさいと言ってるんですがこの子頑固で「イクリールにはもっと良い人が…」とすぐ言ってるけどヘタレなので多分押されると負けます。ヘタレです。いやあどうなるかな!以降もよろしくお願いしますね!
(-105) 2022/01/22(Sat) 10:23:53

【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ

/*
スヤは大事なのでお気になさらずw
了解しました!では事後の雰囲気で話しかけますね。(3日目時空)ミズガネくんがイクリールと夜を共にしたのは1日目だけですか?イクリールなら2日目3日目もいっしょにいることをのぞみそうですが、2日目3日目イクリールはなにも行動してなかったので、ミズガネくんの行動のスケジュールに合わせたいと思います。

32歳ショタ新しいジャンルですね!
慣れてくればミズガネくんもいつかきっと……ね!
もうイクリールの方は覚悟を決めてるぞ!オープンハートミズガネ!
(-106) 2022/01/22(Sat) 11:39:29

【人】 魔女 イクリール

>>ミズガネ

魔女はキョロキョロとミズガネを探していました。
部屋で見つけた彼の忘れ物を届けるためです。
(15) 2022/01/22(Sat) 11:46:58

【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール

/*
実はタイムスケジュールを…厳密に考えると……その……色々カオスになってしまうので、ふんわりさせる気ではあるのですが……ミズガネもちょこちょこ他の人も会ってるので、暇な時はイクリールと会ってたよ〜くらいのふわふわ加減でどうでしょうか!

確定してるのは、2日目の夜に
最初にアマノさんがミズガネのお部屋に来てお話しして境遇話してお酒入ってやって「弾いてほしい」と言われ、試したらキエ城の魔力のせいか威力が高まりすぎてて彼を事故で呪殺→「ぴっ!?」して部屋飛び出して今 >>14 白茶のヘビメタバンドマンみたいに3日目の朝から楽器の破壊活動している

実は3日目時空の朝になると、この破壊活動中に出くわすと思います……イクリールがこれに声かけてくれるか、あるいは勝手にミズガネが3日目落ち着いたあと時空(とは言え人殺してしまったので死ぬほど沈んでる)でこちらが今お声かけするかどちらかかな?と思いますがどうでしょう!
(-109) 2022/01/22(Sat) 13:16:58

【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ

/*
ふわふわ了解です!
ヘビメタバンドメンにはそんな理由が……!
バンドメン中のミズガネくんにを見つけることにしますね
落ち込みミズガネくんをよちちしてあげようねぇ〜
(-110) 2022/01/22(Sat) 13:42:45

【人】 魔女 イクリール

>>15
「?」

何か破壊音がきこえてきて魔女は振り向きます。
もしかして、ミズガネくんがまた壁を壊そうとしているのでは……?そんな事を考えてそちらへ歩み寄っていきます。

「ミズガネくん?!」

そこには探し人の姿がありました。
でも想像していた様子とは全く違っていて、ケガをしている様子の彼に慌てて駆け寄ります。

「どうしたの?!どうしてそんな……っ」

滴る血に声が震えました。
とにかく薬を、と下げたバッグから手当たり次第傷に効くものを取り出します。
(16) 2022/01/22(Sat) 13:48:58

【人】 魔女 イクリール

>>18 ミズガネ

酷く怯えた様子に刺激しないようゆっくりと近づき、傍に膝をつきます。

「大丈夫……今日私は生きてるわ
 触れただけで死ぬなら……あの夜、私は死んでるはずでしょう?」

穏やかに声を掛けます。
貴方と体を重ねた私が今生きているのがその証拠だと柔らかく微笑みました。
ハンカチを取り出すと薬をしみこませます。

「落ち着いて、何があったのか…おしえてくれる……?」

貴方を優しく宥めながら、傷の手を当てをしようと手を伸ばします。
(19) 2022/01/22(Sat) 14:49:32

【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール

 
「……ぇ、?……イクリール……」

自分の隣、と言う言葉が出たから、そうだな。と、言おうとしていた内容が吹っ飛んだ。「あー……」と、落ち着かなさそうに口元に指をやる。言われ慣れてなくて、こう言う時の返しが本当に自分は苦手だ。余計に不甲斐ない。

「……その、……本当に、2人とも自由になれる世界が見つかれば……お前にも、世話とか面倒、俺の生まれでかけない、なら、……」

「……そう言うのも、いいかもしれねーな」

まだ、この時。誰も殺してなくて。触れるのも怖くなくて、だから言えた言葉。でも、それでも本音の言葉でもあったのです。

「……どーなんだろうな。んなわけねえ、って言えたらよかったんだが、生憎俺は魂の色なんぞ見えねえ。この異変が、何で起きてるか、国の奴らもわかんねーのにわかるわけねぇよな。はは。……そうか」

貴方の言葉を、穏やかに聞いている。だって貴方がそう言うと言うことは、『家族』とそう言う事を幸せに行えていたと言う事だ。

他者に、それどころか甘やかされる子にさえ嫉妬もする男だが、彼女が幸せな事には不思議とそんな感情は湧き上がらない。むしろ、嬉しかった。

「……母上は、俺のこの性質のせいで散々心を痛めて、病んじまった後、そのまま体力が戻りきらず死んじまった。……悪い人では、多分なかったんだが、家族らしいことは殆ど覚えてねーな。兄弟仲はもう見下されてるんで諦めてるしよ。……だから、家族って言葉が眩しいな」
(-113) 2022/01/22(Sat) 16:52:08

【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール

 
「……へ、……
にぁ、なに!?」


突然のことに余りに気の抜けた声が出た。平常時のハグならまだしも、こんな押し倒された状態でそのたわわで弾力のある胸を押しつけられれば、普通の童貞もどきが耐えられる訳もありません。

顔を赤らめたまま、呆然と胸に顔を埋める貴方を見つめている。そのまま頭を撫でる甲斐性が、と言うよりは余裕がゼロなのだ。煙草の匂いと、宮仕えだからでしょうか、お香のような品のいい香りがするだろう。

「……って、お前、は、初めてって……女の初めては、大事だろ……それこそ、下手な俺なんか、とか……

え!何でそこそんなに食いつくんだよ!?」

割と既にあっぷあっぷ。もはやずっと顔を赤らめながら叫んでいる状況。たゆんの感触に色々発情してしまったのか、完全に上に乗っているなら、男のものが反応して貴方に当たるのに気づくかもしれない。

「……え、女とは一回だけだし、なんか手解きだかで、相手にされただけで、……あ、頭真っ白で何も覚えてねえよ……」

家柄の問題で、要するに筆おろし的なあれだろう。尤もこの性格なので全て忘れてるようだが。女とは、なのが色々と更におしまいな男に拍車をかけているが、その辺を誤魔化すのがド下手なのも、この男である。
(-114) 2022/01/22(Sat) 17:03:42

【人】 魔女 イクリール

>>20 ミズガネ

「亡くなったのは、アマノさんというのね」

この舘で彼以外の人間に出会っていなかった魔女は、"アマノ"がどんな人物かわかりません。
仲が良い方だったのでしょうか。
それとも、人を殺してしまったと思い込むあまり、どうようしているのでしょうか。

「貴方のせいじゃなくて何か別の理由かもしれないでしょう?」

無理に触れようとはせず、薬を手渡します。
自分でした方が落ち着けるのなら、今はその方がいいでしょう。

「アマノさんのご遺体を見たの?」
(21) 2022/01/22(Sat) 17:05:14

【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ

「じゃあ、二人で世界を探しましょう。
 カナリアでも自由に生きていける場所がきっとあるはずよ
 私はずっとここでもかまわないけれど」

迷惑かけてくれてもかまわないのにと笑いました。
本当にこのまま、貴方と生きていけたらどれほど幸せでしょう。

「魂の色なんて誰にも見えないのだから、憶測で投げられた言葉なんて気にしなくていいのよ」

それでも、彼の魂は美しいと魔女だけは信じてます。

「そう……それはとても寂しかったでしょう」

幼少の頃の彼を思うと胸が張り裂けそうでした。
彼はこんなに優しい人なのだから、もっと愛されるべきです。
(-115) 2022/01/22(Sat) 17:16:11

【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ

嗅ぎなれない香のかおりが鼻をくすぐります。

「えぇ、大事よ?……だから貴方とがいいの」

僅かに体を離し、双眸を狭めました。
スルスルと貴方の着衣を緩めていきます。

「女とは……?」

とても気になるワードです。

「女性のほかはどんな方としたのかしら……?」

上着の隙間から指先を滑り込ませて貴方の肌に触れました。
その温かさをもっと感じたくて、掌で薄い胸を撫でます。
(-116) 2022/01/22(Sat) 17:22:52

【人】 魔女 イクリール

>>22 ミズガネ

「アマノさん、いい人だったのね」

殺してといわれて殺す人のほうがめずらしいでしょうが、彼に優しくしてくれた人なら、きっと素敵な人だったのでしょう。

「……そうだったの……」

理解を超えた状況に想像をし切れていない部分はあれど、大体の流れは理解できました。
そんな状況では、貴方が自分を責めるのもしかたないでしょう。
本当に呪いで死んだのか、また別の理由なのかは解剖学にも精通していない魔女が知るすべはありません。
けれど、自分が、彼のためにしてあげられることははっきりしました。

「ミズガネくん、安心して。
 私が何とかしてみるから……」
(23) 2022/01/22(Sat) 17:44:03

【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール

 
「……未知ゆえに人は怯えるんだろ。魂の色が綺麗だったら、それはそれで俺の楽器が兵器な理由もわからなくてもっと境遇は悪化してたかもな。……"寂しかった"、のか、俺は。それすらもう、曖昧なんだ」

ややぼんやりとしてから、「ずっとここでもかまわない」と言う貴方の言葉に苦笑する。ここがどんな場所か、まだわからないのだ。もしかしたら人喰い屋敷の可能性もある。そんな気を抜いてはいけない場所だとわかっていても、もし、ずっと平和なら。

「……そうだな。誰も俺達を知らない、ここで。あるいは外があるなら、そこで生きていきたい、かもな」

カナリアでも生きていけるそこがあるなら。金糸雀を導く魔女は、それはもう女神ではと思ったが、キザすぎると飲み込んで、それからは言葉を切って、貴方との行為の方に集中し出しました。▽
(-118) 2022/01/22(Sat) 18:14:06

【人】 魔女 イクリール

>>24 ミズガネ

「うーん、そうね。難しいでしょうし、どうにもできないかもしれないけれど……何でもやってみるに越したことはないわ」

立ち上がり、バッグから大き目のストールを取り出すと貴方の肩へ掛けました。

「薬、ちゃんとのんでいい子で待ってて」

直接触れないよう、ストール越しに軽く背を撫でて魔女は去っていきました。
(25) 2022/01/22(Sat) 18:29:50

【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール

「……い、イクリール……でも、そんな……大事ならやっぱ……あ、ぬ、脱げるから、別に自分で……」

緩めてもらう感覚がそもそもくすぐったくもあり、気恥ずかしくもありで、羞恥に耐えきれない男が自分で脱ぐと宣言しだす。最もその訴えを聞くかは貴方次第だが。

「…………。ど、どんなって、……い、言わないとダメなのか?これ……」

羞恥プレイにも程がある。女相手ならまだしも、女じゃなければ、なんて、そもそも話しても引かれるのではと今更すぎる心配をしている。後悔も時既に、というやつだ。

「……ど、どんなって、……女相手だと、……悪いだろ、下手だし、与えられないし……だから、……」

「……お、男と数回……あ、待っ、ほんと脱ぐ、からっ……っぁ、……う……」

基本的に考え方が後ろ向きまっしぐらだったが、まあ要するに一応女子供嫌いと言いつつ、責任や相手の事を気遣えば自然と相手がそっちになったらしい。

まあ、この有様だ。とてもタチネコで言うタチをやった事があるとは思えない。最後に貴方が手のひらで胸元に触れた時、乳首に触れれば一瞬声を上げた。本人も気づいて死ぬほど気まずそうに目を逸らした。
(-119) 2022/01/22(Sat) 19:22:08

【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ

「寂しんぼが二人いればきっともう寂しくないわ」

穏やかに笑います。

ここが誰かが消されてしまう様な場所だと魔女は知らない。
ただ何事もなくここで過ごせると疑いもしない。

「もしここを出る時は、私を一緒に連れて行ってね」

約束よ、と一方的な言葉を残して、話を閉じました。
(-120) 2022/01/22(Sat) 19:45:41

【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ

「へぇ……」

ほとんど覚えていない女性と一度。
ほぼ“童貞のまま”男性と数回。
なるほど。魔女は理解しました。

戸惑いの声を上げられても手の動きは止めることはありません。

「与えてあげられないから、男性に"与えてもらって"いたのね」

指先が胸の尖りに触れた瞬間漏れ出した声に、きゅっと胸が締め付けられました。
あぁ、なんて可愛らしい方なんでしょう。

「私じゃ……"与えて"あげられないけれど……」

魔女は体を起こし、自分の服の金具を外すと薄い布を肩から落とします。
白い柔肌が薄暗い部屋に晒されて、豊満な乳房が目の前に露わになるでしょう。

「一緒に気持ちよくなりましょう……♡」

貴方の手を取り自分の胸へと押し当てます。
好きにしていい、という意味をこめて
(-121) 2022/01/22(Sat) 19:46:22

【人】 魔女 イクリール

──……

魔女はひとり部屋へと戻ります。
緊張からか、いつもより表情が強張っていました。

「よいしょ……」

洗面器いっぱいに水を張り、バッグに入った一際古びた瓶を取り出します。

中に入った液体を惜しげもなく全て流しいれると、水がどす黒く染まりました。

「初めてだから、うまくいけばいいのだけれど……」

小さなナイフで掌を傷つけます。
あふれ出る鮮血注ぎ込む様にして軽くかき混ぜました。
本来は、死体を目の前にして行う術です。

ただの薬師である一族が、"魔女"と恐れられる所以となった、世界の理に反するたった一つの魔法。
神への冒涜ともいえる行為故に禁忌とされながらも、代々受け継がれてきたものです。

「アマノさん……どうか戻ってきて……」

成功するかどうかはわかりません。
でも魔女はただ祈りました。

その祈りか術の特性故か、生命力を吸い取られたかのように力が抜けていきます。
魔女は術の発動を見届けることなく、意識を手放してしまいました。
(27) 2022/01/22(Sat) 19:49:43
 




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生存者 (3)

イクリール
6回 残 たくさん

新規〇置きレス

スピカ
8回 残 たくさん

新規◯おそめ気味

ミズガネ
8回 残 たくさん

新規〇置きレス

犠牲者 (1)

キエ(2d)
0回 残 たくさん

 

処刑者 (4)

ラサルハグ(3d)
0回 残 たくさん

 

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