情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → 小夜啼鳥 ビアンカ「ふむ…」 その言葉に、どう答えたものか、と考える間があり。 「知っていたとして、先ずはそちらの名と所属を名乗るのが筋ではないかね?」 ノッテではないことは間違いない。 であれば、男とて慎重になるのだ。 (-81) 2022/08/15(Mon) 8:16:25 |
【秘】 永遠の夢見人 ロッシ → ”昼行灯” テンゴ答えは返らない。 目の前のゆめまぼろし染みた球体に触れたならば、 この抗争について重大な秘密を知ることになると。 この世界はそんな秘密を知った者が、 知っただけで済むなんてことのない世界だ。 あなたはよく知っている。 あなたはこの目玉を見なかったことにも出来るし、 手を伸ばして一線を越えてしまうことも出来る。 あなたがどのような選択を取るにせよ、 感じた 未練 が錯覚でない確信は持てただろう。それは確かに、目の前に転がるものが湛えている。 (-97) 2022/08/15(Mon) 11:19:37 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → 永遠の夢見人 ロッシ「これもまた、運命か。」 そっと、眼球に触れる。 失われた命の為にも、そうするべきだと。 例え狂いかねない秘密を知ることになろうとも。 (-101) 2022/08/15(Mon) 11:58:09 |
【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → ”昼行灯” テンゴ「――……失礼しました。 ビアンカ。 ビアンカ・ロッカ。 【Pollo Nero】… ああ、……ナイト・バーの従業員です。 場所代は、アルバさんのほうに」 ばつが悪そうに、けれど目を逸らさない姿からは、 自らの間違いを認めたがらないような強情さと、 きちんと礼を尽くすことを基本としたような教育を感じさせる。 そうして、どこか曖昧とした言い方の中で、 彼女は自らの所属を語る。 正式な構成員ではないにしろ、アルバ・ファミリーの傘下にあるものだということだ。 (-105) 2022/08/15(Mon) 12:49:49 |
【秘】 永遠の夢見人 ロッシ → ”昼行灯” テンゴ触れると同時に、あなたの視界を暗闇が覆い尽くした。 そうして、映画でも見せられているかのようなヴィジョンが浮かべられる。 *** 夜の帷がいざ上がろうという頃、 灯台の最上階に人影が二つ。 片方はロッシ、もう片方はサングラスをかけた黒髪の男だ。 ロッシが懐から取り出したのは、一本の羽ペンだった。 すいと宙を滑るように走らせれば、黄金に光る文字が浮かび上がる。 まるで魔法のよう、──否、それは魔法だった。 文字と声とのやりとりから察するに、 彼らは随分と昔からの仲のようだが、 ロッシのジョークに対して相手の反応は何とも冷やかだ。 “ ジェロとはもう呼んでくれないんだな、テオ ──そうさせたのは貴様だろう、名無しの怪物。 こんなふうに。 その都度、ロッシは哀しげに笑っていた。 続く会話を見聞きしていれば、なんとロッシと相対するこの男こそが ノッテのボス殺害の黒幕らしい。三日月島を欲する、隣国の組織の人間のよう。 組織が三日月島を得る為に邪魔になる者は始末しておいた方がいい等、 もっともらしい理由を述べていたが、その声には憎しみが込められていた。 この場面の終わりというのは実に呆気ないもので、 別れの挨拶と共に銃声が一度響いただけだった。 (-150) 2022/08/16(Tue) 2:25:38 |
【秘】 永遠の夢見人 ロッシ → ”昼行灯” テンゴ話を組み立てるのなら、 魔術師になり自分のもとを離れるロッシを許せなかったテオが、 長年煮詰めたその憎悪に漸く決着をつけた……なんてものだろうか? 魔術とやらの話が本当なら、ロッシはもっと抵抗が出来たはずだった。 情が故に手段は持っていても行使しなかった。 または、行使出来なかったように見えただろう。 そうして再び暗くなってゆく視界に、黄金の文字が浮かぶ。 “ すまない、テオ “ お前を、殺してやれなくて ──それが彼の心残り。 *** はたと気付けば、元の通りのあなたの店。 あの眼球は、あなたの手に筆舌しがたい感触を残して消え去っていた。 あなたはこの不可思議な出来事から得た情報を ファミリーに提示するのであれば、情報を精査する必要がある。 あなたは男の顔に覚えがなければ、テオという名に心当たりもないのだ。 隣国のどの組織の者かというのも判明していない。 せめて組織は突き止めてからでなければ、報告に値しないだろう。 (-151) 2022/08/16(Tue) 2:27:29 |
【秘】 永遠の夢見人 ロッシ → ”昼行灯” テンゴ/* 補足。くそでか感情拗らせ幼馴染共なんだろうな〜と言ったところです。(ロッシが思ったのが「止めてやれなくて」でなくて「殺してやれなくて」なあたりとか……) 殺してやれなかったことが心残りのようですが、テンゴが直接手を下さずとも、ボスを殺った黒幕というのが事実ならまぁ殺したい奴はいっぱいいると思うので、最低限調べてくれたらそれでいいんだろうなと思います。 しっかりと判明するのはエピローグに入った後ですが、情報を探るロールをしたり、こういうことがあったんよ〜なんか知らん?と誰かに情報集めの協力を仰いでもいいんじゃないかな。近々自分が死んだら何々してとかでも。 処刑や狼の襲撃で死んだら多分深入りしたのが理由で始末されたんだろうなみたいな理由付けにもなりますね! とりあえずはこんなところかな?、です! (-152) 2022/08/16(Tue) 2:34:59 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → 小夜啼鳥 ビアンカ「…なるほど、アルバの。」 貴方の言葉を聞いて、さらに考え込み。 「確かに、俺はノッテに関して知ることはあるが。お前さんは何が聞きたい。」 互いに掟がある。 だが、会話自体は無意味だと思わなかったこと、そして相手は自分のことを知らない可能性が高いと踏んで、敢えて自分の方は明かさずに話を続けた。 (-167) 2022/08/16(Tue) 9:56:24 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → 永遠の夢見人 ロッシ「……。」 見えた光景に、息を呑んで。 死んだあの男は、見覚えがある。 確か。親友も偶に通っていたバーの。 であれば、自分のなすことは、決まり切っていた。 「その無念、しかと受け取った。未だ、無念の内に彷徨われるやもしれんが必ずや晴らさせて頂く。」 先程まで眼球があり、今は何もなくなった場所に静かに手を合わせて祈りを捧げる。東洋式の黙祷である。 そのまま、店を閉めてしまえば、何処かへと歩き去ってしまうのだろう。 (-168) 2022/08/16(Tue) 12:34:10 |
【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → ”昼行灯” テンゴ「偶然お店を訪れて、偶然世間話をするだけです」 あなたの言葉に、目元の疲れを隠すかの厚めのメイクがすこし歪む。 笑顔のようなそれの不器用さが、どうやら彼女の緊張を表しているようだった。 ただの傘下のものとはいえ、守るべきルールはある。 マフィアのそれは、言葉遊びや誤魔化しを許容しない。 それでも、彼女はここにいた。 おそらくは曖昧な情報だけをよすがに、この見知らぬ異国の文化に囲まれる店先までただひとり。 「最近、ばたばたとしているでしょう。 うちの子たちが巻き込まれでもしたら商売上がったり。 ノッテでは、どういう話になっているのか聞いておきたいの。 銃がないならせめて、知らないことくらい知らないと。 噛みつくことも逃げることもできないでしょう」 陳列された商品を、物珍しげに顔を近づける。 ……彼女はうそつきだ。 鉄と火薬に慣れ親しんだものなら、 その太腿、スカートの傘に隠された小型拳銃のホルスターに 気がつくのは容易だろう。 (-170) 2022/08/16(Tue) 13:16:40 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → デッドヘッド ヴェネリオ会議が終わって、さらに数時間経った後のこと。 再びカラス面は友であり、幹部である男を捜して街やら屋台やらを歩き回っていた。 火を入れていない煙管を咥えたまま。 下駄がカラコロと忙しない音を立てる。 (-187) 2022/08/16(Tue) 17:04:49 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → ”昼行灯” テンゴ練り歩けばなにやら探し人をしているヴェネリオと遭遇をする。 ふと目を会わせればなんだ、とあまり時間がなさそうな様子を見せるだろう。とはいいつつも、しっかりと話す場所をもうけるのがこの男だが。 「どうしたテンゴ。 悪いが夜に待ち合わせがあるんだ、手短にすむならここで。 つれていきたい場所があるなら明日にしてくれないか。 もしかして、感傷にでも浸ってんのか?」 (-195) 2022/08/16(Tue) 18:04:25 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → 小夜啼鳥 ビアンカ「そうか、偶然ねぇ。」 くつくつと、喉を鳴らして嗤う。 「アルバが女一人に銃すら持たせない日和見主義だったことには驚いたが。手前でやっていることにヒビっているようじゃあ埒があかないんじゃないか?」 言外に、そちらが仕向けたのではないかと。 (-197) 2022/08/16(Tue) 18:13:39 |
【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → ”昼行灯” テンゴ「もしそうなら、契約違反ですね。 こちらはお金で安全を買っているのに。 返品してしまいましょうか」 持っていた傘を小脇に挟み、細く美しい指を広げるように掌をゆるく持ち上げた。 降参、とでもいうような姿勢。 ――すくなくとも、私は知らないよ。 ――ほら、なんにも持ってない。 ――上はしらないけど。 ――もしかしてがあるなら、上納金の行先を変えたっていい。 ことこの場に至っては、彼女の主張はそれだけだ。 アルバの無罪を主張する様子はない。 ファミリーへの忠誠があるようには、見えなかった。 (-200) 2022/08/16(Tue) 19:24:59 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → デッドヘッド ヴェネリオ「長く話すつもりは無い。」 「真偽の程も、証拠も分からんが。テオという男に気を付けろ。そいつが…一連の事件を起こした犯人だと思われる。」 「分かっているのは隣国の組織の人間だと言うことだけ。」 手短に貴方に伝えたが、急である。 (-201) 2022/08/16(Tue) 19:41:27 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → ”昼行灯” テンゴ「確かか。どこから聞いた?」 こんなところで話す内容ではないだろう。 小さな声で交わされる密談はこの島全体を揺るがすほどの真実だ。既に幾つかの情報を仕入れていたが、まさかここまで特定されているとも想っていなかった。 「テオ、ボスの名前なのか顧問かしらんが本当に急だなあ。 末端を俺が殺したのがばれでもしたか? そんなわけはないか」 (-212) 2022/08/16(Tue) 21:22:40 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → 小夜啼鳥 ビアンカ「…なるほど。」 「そちらがそう主張するのであれば、今はそれを信じるとしようか。但し。今からそちらに伝える事柄は他言無用、そしてノッテを売るような真似をしたならば、俺がお前さんを殺す。」 「その代わり。守って貰えるのであれば、俺はお前さんの望む平穏を乱さないと約束しよう。」 「どうだ?悪くない話だと思うがね。」 面の下から鋭く睨め付けながら、提案する。 比較的穏健派ではあるが、この男もノッテの人間なのだ。 (-213) 2022/08/16(Tue) 21:24:15 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → デッドヘッド ヴェネリオ「…お前さんが懇意にしていたバーのマスターから。」 「容姿は黒髪に…サングラスを掛けている事ははっきり分かる。が、お前さんがやったことは関係ないさ。」 「これが真実そのものであるのならば…俺たちが受けたのはとばっちりも良いところだよ。」 かつての、復讐しか考えていなかったテンゴと同じような、鋭い殺気を放つ。相当に怒っているようだ。 (-214) 2022/08/16(Tue) 21:28:58 |
【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → ”昼行灯” テンゴ「ええ。 安心して、私が売るのは自分の身体だけだから」 口許に笑みまで浮かべて、掌をひらひらと振る。 「お金じゃ命は買えない。 買えることもあるけど、 命の代金にしちゃちょっともったいないでしょ」 少なくとも表面上は、あなたの面の下、納められた刃の鋭さに臆した様子はない。 それもまた、娼婦の仕事だからだろうか。 (-220) 2022/08/16(Tue) 22:08:32 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → 小夜啼鳥 ビアンカ「ふん、小娘の体なんぞに興味は無い。が、しかし、それならば俺が知る限りを話そうか。とは言っても、口惜しいことに此方も殆ど何も分からず終いでね。」 「命を払うには確かに勿体ない代物だよ。」 「ここ数日で死んだのは、アウグスト、マウロ…そして、フィオレロ。この3名と、確かバーの店主も姿が見えないとか。」 「分かっているものの死因に直結する得物は銃火器。アウグストはスナイパーライフルでやられたようだな。」 「犯人は誰とも分かっていない。アルバの手の者か、それともノッテの内部の人間か、はたまたそれ以外か、何とも言えん。」 「他、知りたい事があれば答えるが。」 (-231) 2022/08/16(Tue) 23:18:32 |
【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → ”昼行灯” テンゴ「こう見えても、これでご飯食べてるんだけど」 ふん、と小生意気な声。 それでも、あなたが話したことを聞くたびに頷いて。 「……ふうん。 思ったよりも面倒なことになってるみたい。 ──……スナイパーライフル……」 肩をすくめて。 「そんな趣味の悪いもの、持っている人いたかな。 男の人の銃の好みはよくわかんないな」 「……」 「気を付けなきゃいけない人とかいる? 私も、ノッテの人に近づくつもりとかはないですけど」 ふうん、と前髪をかるくいじる。 (-235) 2022/08/16(Tue) 23:53:07 |
【秘】 愚者 フィオレロ → ”昼行灯” テンゴ ──シルヴィオが死んだ数日後、 貴方のもとに一つの花が届けられる。 鉢に入るそれはアンドロメダ。 日本で言うならアセビ。馬酔木に近いそれは、洒落た手紙一つなく、差出人の名もない。 元々死後には送るように手配していたのだろうそれは、ふと昔を思い起こさせるかもしれない。 「俺実は、本当は紅茶とか日本茶より、」 「葉を煮詰めたり焦がした物じゃなくて、花がいいんです」 いつの日だったか。 遠い昔。下手をするとまだフィオレロがフィオレロじゃく、 『シルヴィオ』と呼ばれていた頃。 「理由ですか。そうですねぇ。 じゃあ、縁起のいい花言葉とかあるやつを 飲み込んだほうがいい気がするからってことで」 ファミリーだから名前も知っていれば、雑談だって間があればする。 特徴も言えるし長所短所も軽くなら述べられる。 そんな、関係の悪くない上司と部下が、親しいと言えるようになったきっかけと言えば、この時期のこの辺りの話ではなかっただろうか。 (-238) 2022/08/17(Wed) 0:06:13 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → ”昼行灯” テンゴ「ロッシなら少なくとも確かか……ああ本当にとばっちりだ」 俺たち二人が騒いで止めてももう遅い。 動く必要があるのは鎮火した後の騒動の片付けだ、 「にしても、厄介なことになった。 ……お前狙われてねえだろうな?ただでさえ目立つんだ。 今日にでもスーツが届くから、戻ったら着替えておけ。 無駄に散歩するのもやめろ、言われなくてもわかってるだろうが連絡の仕方が雑なんだよ……今日は戻らないがそのあとはきっと部屋にいるから。 おとなしくしておけよ、今は武器を構える時期じゃねえ」 (-286) 2022/08/17(Wed) 15:50:08 |
【秘】 永遠の夢見人 ロッシ → ”昼行灯” テンゴ国籍問わず様々な料理に詳しく、知識も幅広かった彼は、 東洋式の黙祷もきっと知っていただろう。 けれど、あなたが何とはなしにでも 感謝の念を感じていたとしたら、それは錯覚だ。 この場に在ったのは、彼の持っていた人への思い遣りを取り落とした、 押しつけがましい怨念のようなものでしかなかったのだから。 そうして去り行くあなたの背を、見送るものはなかったのだった。 (-290) 2022/08/17(Wed) 18:01:59 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → デッドヘッド ヴェネリオ「俺はガキか。」 少し不服そうにする。 親友にしか見せることのない反応ではあるが。 「狙われているかは知らん。が、警戒はしておく。そちらも気を付けろよ。大事なものを失う気分はそう何度も味わいたくはない。」 そうとだけ言って、立ち去ろうとする。 (-292) 2022/08/17(Wed) 18:21:51 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → 小夜啼鳥 ビアンカ「悪いが、特定の人間に絞り込めていない状況だからな。俺からはその質問には答えられんよ。強いて言うなら…お前さんに理由無く近づく輩は全て警戒しておいて良い。」 「例え身内であってもな。」 誰が犯人なのかは分からない。 だから、身内だからと気を許すなと伝える。 「…お前さんは失うなよ。大切なものをな。」 (-296) 2022/08/17(Wed) 18:41:27 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → 愚者 フィオレロ「……。」 花を軽く撫でれば、思い出す。 その面の下の表情は誰にも分からないが、悼むように零す。 「どうして先に逝ったんだ、お前は。」 そしてさらに思い出すのは、あの日のこと。 「花茶は扱ったことがなかったな。ふむ。馴染みが無いわけでは無いが、折角なら取り寄せてみるか。」 と興味のままに言ったっけ、と。 (-297) 2022/08/17(Wed) 19:15:49 |
【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → ”昼行灯” テンゴ「そ。 まあ、女ですからね。 いつだって身の危険は感じてる」 冗談めかして笑いながら、自らを抱くように腕を組む。 寒くもないはずなのに、強く圧された指先が白んでいた。 「大切なもの?」 あなたの忠告を、レコーダーのように繰り返す。 ――そのレコーダーはノイズ混じりでがりがりと歪んでいて、きっとずいぶん昔に壊れてからそのまま、置かれているのだろう。 別に、珍しいことじゃない。 「処女なら、随分昔に無くしたわ」 他にはなんにも持ってない、と嘯いて。 握り締めた掌を、今度はひらひら、無責任に振ることはなかった。 「………あんまり営業妨害するのは気が引けるな。 ねえ、おすすめはある? これ、どこのお菓子? チャイナ?」 (-304) 2022/08/17(Wed) 20:16:19 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新