18:44:37

人狼物語 三日月国


320 【身内】月に叢雲、宵の夢 RSS
(2026/04/10(Fri) 8:00:00 に更新。 延長2回まで。)

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【人】 ディア   

 

[ びし、と短い指で男の足を指差すと
  幼子はまるで家主のような顔で返事をした。 ]


  くつ、ぬぐなら、いい。


[ 譲れないラインであったらしい。
  ぷくっと頬を膨らませ、
  幼子はコヒの足にしがみついて顔を背けた。** ]

 
(74) 2026/04/06(Mon) 19:48:10

【人】 はじまりの魔術師 コヒ


 そう。出来るよ。
 ディアはとても賢いから。


[理由に「賢い」を選んだのは、我慢した時としない時の
コヒの感情の変化等を予想して、選べるという確信が
あったから。

それとは別に、コヒは子ども扱いをあまり好まずに、
大人ぶる一面があると感じているので、
言い聞かせるような言い方よりは、出来ることを
信じているのだと伝える方が効果的だと判断したのもある。

続いてのジョバンニからの質問は結果的に空中分解した。
コヒからもフォローの回答はおきない。
どっちかに決めることに意義を感じるいきものなら、
性器を両方後付けしたりしない。
こだわる必要はないのだから答えなくても良い、という
考え方である。]
(75) 2026/04/07(Tue) 22:14:15

【人】 植物学者 ジョバンニ


 おっと、悪かったな。
 オレくらいデカいとチビっこに見えてんだよ。

 ディアもこの家の「あるじ」だもんな。
 靴を脱ぐのはオレには結構抵抗があるんだけど――
 折角の機会だ、コーヒーの時間には脱いで
 お邪魔させてもらおう。


[ディアはコヒと同じ感覚なんだろうか。
オレにとっちゃ靴下なんてのはパンツと同列の、
つまりは下着なので無暗に見せたくはないんだが、
しょうがない。

今までは玄関先でもらってた飲み物を
この「親子」と一緒にテーブルについて飲めるなら
オレの細やかな羞恥心は捨てるべきだ。

約束をして、一度花畑に向かう為に家を出た。*]
(76) 2026/04/07(Tue) 22:15:21

【人】 はじまりの魔術師 コヒ


 ディア、今晩は花のタルトを焼こうか。
 ジョバンニは花畑の管理の為に花を間引いたりも
 しているんだ。

 裏の花はみんな食べられる毒のない種類だから、
 バターで炒めてフィリングに混ぜるのと、
 焼く前に上に飾るのと、一緒に選ぼう?


[コヒはなるべく魔術ではなく人間と同じように
料理をするようにしていた。
ディアが人間に擬態したいと思った時に、
魔術を乱用しない訓練を受けている方が便利だろうと
考えたからだ。

食器棚に仕舞ってある型や器具を取り出し、
材料はディアが出すのを見守る姿勢。
さあ、覚えているかしら。**]
(77) 2026/04/07(Tue) 22:16:42

【人】 ディア   

 

[ 男は、靴を脱ぐのには抵抗があるらしい。
  「へんなの」という率直すぎる目線は飛んだが、
  脱いでくれるなら良いかと幼子はひとりで納得した。
  幼子には靴の着脱という行為や場所への拘りはないけれど、
  コヒが家の中では靴を脱ぐほうを好んでいるから
  男にもそうさせたいだけだった。 ]


  そう。でぃあも、あるじ。
  おうち、おそうじとか、してるし。


[ どうやら立派な家主という自認があるらしい。
  掃除といっても濡れ布で床を好き放題に拭いてみたり、
  小さいホウキで汚れてもいない場所を掃いたり、
  どちらかといえばままごと遊びに近いのだが。

  あなた、おそうじしたことないでしょ?と
  幼子特有の狭すぎる世界観が瞳にぷかりと浮かぶ。
  どう考えても花畑を世話してくれる人が、
  家の掃除とは無縁なはずもないのだけれど
  幼子の自慢したいという欲の方が強かった。 ]

  
(78) 2026/04/08(Wed) 16:30:49

【人】 ディア   

 

  たると?


[ 幼子はきょとんとコヒを見上げ、それから頷いた。
  フィリングね、知っていますよ、と言いたげな顔だったが
  当の本人にまだそこまでの記憶保持量はない。
  コヒは器具やタルトの型を取り出したものの、
  何故か材料には手を伸ばさなかった。 ]


  …………?
  コヒ、なんでざいりょー、ださないの?


[ 聞いてみて、幼子はハッと思いついた顔になる。

  ───なるほど、これは。 ]

  
(79) 2026/04/08(Wed) 16:34:06

【人】 ディア   

 

  なにつかうか、わすれちゃったの?
  もー、しょうがないなー。


[ 幼子の発想というものは、時に月のうさぎより跳ねる。
  よいしょ、と台に乗って材料のある場所を探し、
  自分が出してあげるつもりでうろうろと指がさまよった。

  コヒはさっきバターと言っていた。
  つまり、バターがいる。
  それから大体は牛乳と卵を使っているし、砂糖もあって、
  謎の粉も使っていた……ような……?

  幼子の記憶力はコヒの期待ほど優秀では無かったものの、
  大枠を組める程度の材料は用意が出来た。
  出てきた粉はタルトとは無縁のパン粉であったが、
  本人も「なにかちがう」と本能で察しているらしく
  少し気まずそうな顔で机に乗せる。 ]

  
(80) 2026/04/08(Wed) 16:38:36

【人】 ディア   

 

  おはな……
  んと、えっと、……ばら?


[ 桃色の薔薇が咲いていたのは覚えている。
  けれど今回、それが間引かれるかは分からない。
  故に幼子はコヒを伺うように首を傾げ、
  ついでとばかり、隠蔽するようにパン粉を引っ張った** ]

  
(81) 2026/04/08(Wed) 16:41:35

【人】 植物学者 ジョバンニ

[随分と可愛らしい主張に、思わず頬が緩むのを感じる。
得意げな顔は、オレを馬鹿にしたり下に見ている色は
全くなく、ただ自分が出来ることを自慢したいかのような。

大人ぶらなくてもその内大人になるのだから、
子どもは子どもであることを享受してほしいなんてのは
大人のエゴで、子どもにとっては大人ぶることは
とても重要な仕草なのだろう。

度が過ぎれば大人が窘めることも必要だが、
今はその時じゃあない。

不思議な術を使える筈のコヒだが、ディアの前では
隠しているのか、それとも見た目が似ているだけで
子は養い親と同じような不思議な術を使えないのか、
「おそうじ」と言うからには、自らの手で清める作業を
担っているとみるべきだ。
そういうことをやらせて、育ててるんだな。

良かったな、コヒ、と微笑む。]


 ディアがいてくれて、毎日助かってるだろう?


[子どもには掃除の意味で捉えられたかもな。]
(82) 2026/04/08(Wed) 22:04:29

【人】 はじまりの魔術師 コヒ

[勿論、コヒにはジョバンニの意味がわかっている。
物理的な助けになっているとは正直言い難いが、
子どもとの二人暮らしはコヒの心を随分助けている。

ディアは可愛い。

ジョバンニに自慢して改めて思う。
正直もっといろんな人に見せびらかしたい。

孤独を好むのが魔術師という生き物なんてのは、
誰かと暮らす幸せを知らないから言える言葉だ。
どこかにまだ生まれてきているだろう同胞に何とかして
連絡を取って、群れとして暮らさないまでも、
歓びを分かち合うネットワークみたいなものが作れたら

――これが、魔術師を束ねる「魔術師長」のはじまりだった。
]
(83) 2026/04/08(Wed) 22:05:29

【人】 はじまりの魔術師 コヒ

[だが今は目の前の子どもとの共同作業の優先度が高い。
材料探しを任せてみれば、コヒが忘れたと勘違いし、
子の方が保護者のように「やれやれ感」を出してくる。
本当に、子どもというのは愛おしい。]


 そうそう、バターと牛乳と卵がいるね。
 砂糖も用意してくれてありがとう。

 粉は……隠してる訳じゃないんだけどね。


[気まずそうなディアに、合っているものに合格の丸を
指で作って。]
(84) 2026/04/08(Wed) 22:05:43

【人】 はじまりの魔術師 コヒ



 薔薇が欲しい?
 じゃあこっそりジョバンニにおねだりしてみようか。

 「薔薇が食べられたがってるよ」って。

 ……こら、隠すのは駄目。


[コヒはディアから魔術を取り上げたりはしない。
体系的に学んで磨いていくのはもう少し大きくなって
からで良いと思ってはいるが、星から離れている内に
子どもが魔術師であるアイデンティティを忘れないように、
こうして使う場面を提案している。

話しかける裏でパン粉の瓶を隠そうとしているのを咎め、
一緒にガラス戸棚の中に戻しに行く。]


 小麦粉は一番よく使うからね、下の棚に袋で
 置いてあるんだ。
 こっちの扉はガラスじゃないから外からわかりにく
 かったかも。


[ボウルを引き寄せるのは魔術で。
カップで小麦粉を測って、入れておく。
ふるいにかける楽しい作業を思い出したら、
パン粉ではそれが出来ないとちゃんと覚えられる筈。]
(85) 2026/04/08(Wed) 22:06:30

【人】 はじまりの魔術師 コヒ

[先にタルトの生地を混ぜて、寝かせる時間は魔術で短縮。
タルト石をディアに撒いてもらって、オーブンで先に
タルトを焼いていく。

クリームも先に作っておこう。
泡だて器と奮闘する幼子は、それはそれは可愛いから
何度でも見たい。**]
(86) 2026/04/08(Wed) 22:06:40

【人】 ディア   

 

[ もちろん私がコヒを助けていますとも、と
  幼子はジョバンニの言葉にしたり顔で頷いた。
  ままごと遊びに近いとはいえ掃除もしているし、
  記憶力はまだ弱いが料理だって手伝っている。
  もうただの落ち星ではなく立派な人型の器に違いない。

  それに、……粉はどうやら間違ったようだけれども
  タルトの材料だって幾つかは完璧に用意が出来たし。 ]


  ……じょばんに、さっき、ばいばいした。
  おこってない?
  ばら、くれる?


[ 何だかんだ威勢の良さとは裏腹に、
  一応幼子なりに言動を気にしてはいたらしい。
  といっても、本人にとって問題なのはバイバイだけで、
  幼子特有の尊大な態度は考慮の外である。

  パン粉を隠蔽しようとした悪癖は咎められ、
  あぅ、と眉を下げながら、コヒに瓶を献上した。 ]

  
(87) 2026/04/08(Wed) 22:30:53

【人】 ディア   

 

  さっきのおこな、はんばーぐ、だった!


[ 幼子は小麦粉を見て、ようやく違いが分かったらしい。
  同時に思考回路はパン粉を使った料理に飛び跳ねていき、
  小麦粉の保管場所の居場所を奪われてしまった。
  おいしかったなあ、という食欲全開の表情を浮かべ
  ぽやぽやと頭の中にハンバーグとタルトを描く。

  後でバイバイの詫びに、ジョバンニに教えてやろう。
  ハンバーグはパン粉で作るのだ。
  あんなに美味しい料理はコヒしか作れないに違いないから
  ジョバンニも知らないはずで─── ]


  ……じょばんに、たると、しってるかな?


[ 本気で心配している声音だった。
  大人なのにタルトも知らないのは可哀想だ、という
  子どもらしいと言えばらしい気配りの仕方である。 ]

  
(88) 2026/04/08(Wed) 22:31:15

【人】 ディア   

 

  でぃあ、わけてあげてもいーよ。


[ 呟いて、少し考え始める。
  頭の中ではすっかりバラを使ったタルトが出来る構想で、
  普段ならコヒと半分こするおやつだ。
  3等分したら、普段より取り分が減ってしまう。 ]


  …………むぅ……
  ちかたない……。


[ が、今回だけは折り合いをつけたらしい。
  幼子はひとりでの押し問答を終え、
  コヒの流水のように綺麗に進む手際を見つめた。

  まだ危ないことは出来ないから、
  己の仕事は粉をふるったり、クリームを泡立てたり、
  あとは盛り付けたりすることくらいだ。 ]

  
(89) 2026/04/08(Wed) 22:31:22

【人】 ディア   

 

  くりーむ、まぜまぜする!
  かして、かしてぇ!


[ 幼子は材料の入ったボウルと泡立て器をせがみ、
  にんまり笑ってふたつを受け取った。
  魔術もまだ上手くなく、握力も弱い幼子の手法は
  床に座り込んで足でボウルを挟み込み、
  安定させながらかき混ぜるといった力技である。

  それでもカシャカシャと大振りな回し方をするせいで、
  ボウルの中身はあっちこっちへ飛び跳ねるし
  傾けそうになっては慌てて支える羽目にもなり、
  何故か本人の体がじわじわと右に傾き続けるのだが
  当の幼子は真剣そのものだ。 ]

  
(90) 2026/04/08(Wed) 22:31:28

【人】 ディア   

 

[ クリームはまだ角も立っていないが、
  やがて我慢の限界が来た幼子は、白く甘い海を眺めて
  泡立て器についたクリームを指に取り、
  ぺろっと舐めて大胆不敵な味見をしてから
  パッとコヒの方を見上げた。 ]


  できた!


[ ぶおん、と泡立て器を振り回し
  クリームを吹き飛ばしながら胸を張る。
  そこにいるのはお手伝いが立派なえらい子どもというより
  堂々つまみ食いをしたクリーム泥棒だった。** ]

 
(91) 2026/04/08(Wed) 22:34:35

【人】 はじまりの魔術師 コヒ

[ジョバンニの心情を心配する幼子にコヒは微笑む。
そのくらいで腹を立てる程彼は子どもではないが]


 ジョバンニが怒ったかもしれないことをした自覚が
 あるなら、「ごめんね」は帰って来た時に言えば良いよ。

 きっとそれで大丈夫。


[ケアをすべきなのは友人の方ではなく、ディアの方。
大人びて大人ぶる仔は、実際には色んなことが未発達で
だからこそ、色んな方向に育つことができる。

傍若無人にも、慈愛溢れる聖人にも。]
(92) 2026/04/09(Thu) 12:08:25

【人】 はじまりの魔術師 コヒ


 よく思い出せました。
 ハンバーグは明日一緒に作ろうか。

 花の残りを煮詰めてソースにしよう。


[欲張って両方を作ることは、魔術を使うまでもなく
簡単に出来るけれど、楽しみが少し先にある方が、
それまでの時間も楽しく過ごせるので。]


 卵も牛乳もその時に使うものね。
 挽肉はないから、明日は外に買い物だね。


[一人でいる時は人形を遠隔操作して買い物を済ませて
いたが、仔になるべく多くを知ってほしいとの思いから、
買い物で森を出る機会も増えた。

街の人に警戒されないよう、買い物時は母娘に擬態し
都度認識阻害の魔術を使うので、偶然ジョバンニに
出会っても、彼がコヒ達と気づくことはないだろう。]
(93) 2026/04/09(Thu) 12:08:39

【人】 はじまりの魔術師 コヒ

[コヒが多くを教えるものだから、幼子は着々と吸収し、
全能感のようなものが芽生えている。
ハンバーグもタルトも寧ろ人間のレシピを真似て
作っているという真実は教える心算はない。
友人はきっと「こんなに美味い食いモンがあるんだな」と
ディアに合わせてくれるだろう。

だって、初対面即さよならを告げた子が、
美味しいものを分けても良いと優しさを見せるのだから。]


 じゃあいつもよりたっぷりのクリームにしようか。
 そうしたら、いつもより少し小さくてもスペシャルな
 感じになるでしょう?


[焼き上げる時のカスタードだけではなく、ホイップも。
カシャカシャと泡立てる姿は可愛らしいし、とても
重労働なのでディアにとっても「はたらいた」気分に
なるだろう。

仔にホイップを任せている間は、飛び散っても見守って、
小鍋でカスタードを炊く。
そうこうしている内に、ジョバンニが間引いた第一弾を
持ってくるだろうが、ディアは彼の気を薔薇に向けることに
成功しただろうか。
違う花だったなら、今度は口頭でお願いすれば良いだけだ。]
(94) 2026/04/09(Thu) 12:09:03

【人】 はじまりの魔術師 コヒ

[ゆるいクリームからホイップまでの完成はコヒが
請け負って、ディアには鏡を見せる。
つまみ食いの証拠隠滅の為にも、そろそろ鏡を出す
魔術を自分でも身に着けそうだ。

薔薇をジャムにしたものを敷いてカスタードを乗せ、
花弁を散らしてオーブンへ。
出来上がったものに共同作業のクリームを乗せて、
二人の肌よりも薄い色のコーヒーを3人で飲む。

恥じらうジョバンニの為に、下に目線は落とさないように
していた。
下着と同じ感覚と聞いてしまえば、性が分かれていない
親子だって、矢鱈と見せるものではないから。]
(95) 2026/04/09(Thu) 12:09:15

【人】 はじまりの魔術師 コヒ

[そうして友人が帰った後、一緒に風呂に入る。
大きな浴槽には花弁が多く浮かんでいる。
これはまだ周辺の人間社会には存在していない文化なのだが
魔術があれば建築も維持も造作もないことだ。]


 今日、わたし以外の人と会ってみて、どうだった?
 ジョバンニはわたしたちとは「ちがう」人だけど、
 探せばわたしたちと「同じ」ことが出来る人が
 この世界には何人か他にも落っこちてきてると
 思うんだ。

 わたしは、他にもいろんな人に君の可愛らしさと
 かしこさを自慢したいんだけど――

 一緒にパーティーしてくれるかな?


[湯気で上気した柔らかな頬を撫でる。
勿論、人と会ってディアがやはり二人きりが良いと
感じているならば、他の魔術師を探す心算はない。*]
(96) 2026/04/09(Thu) 12:09:31
村の設定が変更されました。

【人】 ディア   

 

[ まだ素直にごめんなさいを言えるほど、
  幼子の精神性は成熟してはいなかったけれども
  コヒの助言に頷く程度の社交性はあったらしい。
  中身が青いの林檎のような精神構成だったが、
  本人なりに歩み寄る気配だけは感じさせた。 ]


  ……おそと、すきじゃない……


[ 親の心子知らずとはよく言ったもので、
  コヒの気遣いも露知らず、幼子はむっと頬を膨らませた。
  街は人が多くてザワザワとうるさいし、
  何より、なんだか常に肌がピリピリするのだ。

  とはいえワガママ全てが通るほど甘くはない。
  世界はクリームに見せかけてスパイスだらけだ。
  多少痺れがあろうと、我慢しなければならないことはある ]

  
(97) 2026/04/09(Thu) 16:46:28

【人】 ディア   

 

  くりーむ、いっぱい!
  それならいーよ!


[ 子どもとは現金にも程がある生き物で、
  分けることにより己にメリットが生まれると知った途端
  ニコニコ笑いながら勢いよく首を縦に動かした。
  嵐のようにクリームを混ぜ、角を立てた気になり、
  気分だけは立派なまま
  間引いた花を持ってきたジョバンニに目を向ける。 ]


  …………さっきの、ばいばい、ごめんなしゃい。


[ 真摯に、というよりふてぶてしい猫の有様だった。
  まるで村に住み着くボス猫の如き貫禄で謝りつつ、
  幼子はタダでは転ばない。 ]

  
(98) 2026/04/09(Thu) 16:46:37

【人】 ディア   

 

  ごめんね、したから、バラちょーだい。
  たると、あげる。おいしいやつ。


[ 気の引き方としてはこれ以上無いほど尊大だが、
  タルトをあげようという意思は不変のものらしい。
  運良く間引いた中にあった桃色のバラをふんだくり​──
  否、丁重に貰い受け、幼子はコヒへ渡した。 ]


  む。ついてる。


[ 出してもらった鏡には、
  つまみ食いの動かぬ証拠が口の端に鎮座している
  間抜けな自分が映っていた。

  のんびりゆっくりとそれを拭い、手を洗って、
  後はコヒが焼き上げるのを待つだけだ。
  出来上がったタルトは普段よりやっぱり小さいけれど、
  クリームの多さに、幼子はご満悦だった。 ]

  
(99) 2026/04/09(Thu) 16:46:46

【人】 ディア   

 

[ ジョバンニを見送る姿は特に惜しむ様子もなく、
  一日で劇的に懐くような奇跡は起こらなかったらしい。
  が、「またきてもいーよ」とは言えたので、
  当初ほどの警戒心はもう無くなったようだった。

  風呂での幼子は存外やんちゃをすることなく、
  湯の中で大人しく過ごした。
  これは場を弁えるというより、単に水の中が怖いから
  不用意に動かないようにしているだけなのだが。 ]


  どう……
  ……んー。むずかしー。


[ どうだったかと聞かれたら、答えは複雑だった。
  別に悪い人では無さそうだったし、
  自分をからかうこともいじめることもない
  気の良さそうな男ではあった。 ]

  
(100) 2026/04/09(Thu) 16:46:57

【人】 ディア   

  

  じょばんに、またきても、いーの。
  ……ほかのひと、ちょぴっとだけ、きになる。

  ぱーてぃー?


[ 頬を撫でられ、幼子はうにゃっと目を閉じた。
  難しい話は分からないが、
  コヒは自分の可愛さと賢さを自慢したいらしい。

  自己肯定感が確立されないまま地上に落ち、
  そして甘やかして育てるコヒの手元にいるおかげで
  瞬く間に肯定という感情が高まった幼子には
  その言葉は謙遜するものでなかった。 ]

  
(101) 2026/04/09(Thu) 16:47:02

【人】 ディア   

 

  ぱーてぃー、いーよ!
  でぃあも、コヒのおりょうり、じまんする!


[ ぶんぶんと両手を振り、コロッと賛成した幼子は、
  ついでに足もばたつかせた。
  良いことは全身で表現したいのだろうが、
  暴れるには場所が悪い。 ]


  ぴゃっ


[ そのまま盛大に体勢を崩し、
  ぼちゃんと湯に頭が沈んで泣き出すのはすぐのこと。
  自業自得だというのに、助け出された幼子は
  甘える口実を得て、被害者の顔でコヒに泣きついた。** ]

  
(102) 2026/04/09(Thu) 16:50:24

演じたいキャラクターを選び、発言してください。
ルールをよく理解した上でご参加下さい。
※希望能力についての発言は控えてください。

2026/04/11(Sat) 8:00:00までに開始しなかった場合、この村は廃村となります。


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45回 残7858pt

不定期

ジョバンニ
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44回 残7743pt

夕方頃

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