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人狼物語 三日月国

68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】


【人】 セキュリティAI ブラキウム

>>257 ハマル

ブラキウムは、現実を知っています。
あなたの口振りから、きっと帰る世界があることを推測しました。
しかし現実に肉体は存在せず、人間の一存で無に帰す儚い存在でもありました。
とはいえ開発費用が莫大ですから、まずそんなことにはなりませんが……


「……うん、楽しみにしているぞ!
ブラキは絶対に、またハマルと仲良くなる。お互いにそう思っているなら、きっと大丈夫なのだ。」

もうブラキウムは、全てをひとりで行おうとしません。
自分だけでできることに限りがあると学んだからです。
抱えた羊のぬいぐるみを撫でれば、台車に目を落とします。

「だから、『またね』だ。」

そして再び顔を上げると、軽く手を振ります。
これから配達に向かうのでしょう。
(285) 2021/05/02(Sun) 11:02:17