[物は言いようだ。
補足するなら魔法使いの印は魔法がかかっていて
そうじゃない人が真似するのは決して不可能だ。
あと捜索されてたかもしれないから
売ればかなりの額になるであろう
魔法で作った美しい石をいくつか。
魔法で作り出したそれは持っているだけで
ある程度のステータスになるはずだ。
そんな解説をしながら袋に土産をつめていく。]
あとこれはエルメス嬢へのお土産。
[手を開けばそこには珊瑚のような石がはまったブローチ
所有者は彼女一人。他の人の手には絶対渡らない。]
何もないに越したことは無いけど
身の危険から守ってくれるから。
君にケガさせるような攻撃は絶対に当たらない
そんな魔法だよ。
[因みに受け取り拒否を認める気はない。
貴族令嬢のお嬢様を手ぶらで帰すわけがない。]