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ニアは、メンテナンスから戻ってきたバンを受け取った。 (c0) yayaya8 2021/10/09(Sat) 21:01:25 |
ニアは、バンを抱える。 (c1) yayaya8 2021/10/09(Sat) 21:02:05 |
ニアは、檻から出る。舞台に出るため。 (c2) yayaya8 2021/10/09(Sat) 21:02:31 |
【墓】 死兎 ニア「…………、」 ふよふよと浮く身体が現れる。 不安定な飛び方をしていた姿はもう、無いだろう。 「…………、さて」 物言わぬ少女は処刑室まで迷いなく漂う。 多くは語るまい。 後は死ぬだけなのだから。 (+0) yayaya8 2021/10/09(Sat) 21:06:31 |
【秘】 死兎 ニア → 模範囚 メサ「…………、メサ」 「メサは…………、いつも通り、処刑を行えば良いんだよ。 此処の者たちは、………"舞台"をお望みだからね」 自分が処刑に選ばれるのは予測済みだった。 自分でも票を入れた。首を傾げる。迷いがあるのかい?と。 /*ぜんっぜんオッケーですよ!うれしいです……♡ (-5) yayaya8 2021/10/09(Sat) 21:28:08 |
【秘】 死兎 ニア → 模範囚 メサ「兎は…………、 生きる事も死ぬ事も望んではいない よ」「兎を処刑すれば、……この無礼講が盛り上がると。 思い込んでいる子に、協力をしただけだからね……」 何をすれば盛り上がるのか、楽しいと思われるのか。 この少女には理解が出来なかった。あなたの様子を見た今でも。 「兎は貧弱だからなあ、直ぐに終わらせて欲しいのだが」 「それじゃあ納得いかない者もいるだろうし…………、」 え? わからん……になってしまった。 「…………、盛り上がる殺し方?」 そして投げやりになってしまった。 (-8) yayaya8 2021/10/09(Sat) 21:47:13 |
【墓】 死兎 ニア「…………、可笑しいな」 「この場を……盛り上がらせるための。 …………、投票の誘導じゃ、無かったのかい?」 首を傾げる。そうすれば楽しくなるのか、と。 自分でも 自分に票を入れた のだから。「兎を殺せば楽しい舞台になると、証明してくれよ」 (+3) yayaya8 2021/10/09(Sat) 21:53:47 |
【墓】 死兎 ニア「…………ひとつ、」 震える身体はそのままに。 人差し指を掲げ口に当て。 重く、少女は声を紡ごう。 「…………、どうしたら死ぬか? という質問に答えよう」 「身体の強さは普通の人間に等しい、殴られ蹴られすれば、 普通の人間同等のダメージを受ける…………、のだが」 「兎は……、ニアは 炎では死なない 「炎に焼かれ、死に、新たに蘇る。そういう種の"生き残り"だ」▽ (+5) yayaya8 2021/10/09(Sat) 22:13:44 |
【墓】 死兎 ニア「…………、嗚呼、でも今は……、 その力さえも封じられているのだろうか? 炎に包まれ死ねるのならば……兎は本望なのだが。 いや、なんだ…………、二度手間になって 手を煩わせる訳には、……いかないと、思ってな」 「……、ならば、最早なんでもいい」▽ (+6) yayaya8 2021/10/09(Sat) 22:14:47 |
【墓】 『不死兎』 ニア「―――― この兎の息の根を止めてくれ 無表情のまま。 されど、挑発とも取れる目線を周囲に向ける。 赤色の 瞳 目が合えば。 焼けるような猛烈な熱さを 心臓 嗚呼、奴隷として産まれ、生きたこの身。 罰と痛みを科せられ、与えられる事など、 「…………ふ、」 造作もない事だよ。 (+7) yayaya8 2021/10/09(Sat) 22:16:04 |
ニアは、赤の瞳を向け続ける。燃やしはしない、ただの挑発だ。 (c4) yayaya8 2021/10/09(Sat) 22:25:35 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 模範囚 メサあなたの言葉の続きを連想する。 勝手な想像。だけれど、どこか暖かい気持ち。 刃がキミとの距離を引き裂く時。 少女のような微笑みを、一瞬だけ。 あなたへと向けて―――― (-11) yayaya8 2021/10/09(Sat) 22:28:39 |
【墓】 『不死兎』 ニア赤の双眸がアマノを捉え続ける。 その 不死兎 一瞬の内に距離を詰められ、拳を受けた細身の少女の身体は。 踏みとどまる事はできない。 姿勢を崩して倒れ込む。咳き込む。赤を吐く。 それでも。 真っ直ぐと、炎のような 瞳 (+8) yayaya8 2021/10/09(Sat) 22:42:13 |
ニアは、声を上げない。 (c5) yayaya8 2021/10/09(Sat) 22:42:55 |
【墓】 『不死兎』 ニア赤の双眸がキンウを捉え始める。 その 不死兎 動かない体にその刃はいとも簡単に傷を残していく。 赤が溢れて、溢れて、溢れて、 それでも。 真っ直ぐと、炎のような 瞳 (+10) yayaya8 2021/10/09(Sat) 22:46:12 |
ニアは、顔を歪ませない。 (c6) yayaya8 2021/10/09(Sat) 22:46:54 |
ニアは、ルヴァに視線を向けた。挑発か、合図か、そのどちらもか。 (c8) yayaya8 2021/10/09(Sat) 22:55:26 |
【墓】 『不死兎』 ニア赤の双眸がルヴァを捉え始める。 その 不死兎 拳銃。その兵器の構造はよく知っている。 身に受ければどうなるのかも、知っている。 倒れたままの動かない少女の身体。 パァン!と爆ぜる。撃ち抜かれる。 左脚は再び、鉄砲玉によって手折られた。 それでも。 真っ直ぐと、炎のような 瞳 (+11) yayaya8 2021/10/09(Sat) 23:07:56 |
ニアは、左脚を手折られた幼い日の記憶、追想。 (c9) yayaya8 2021/10/09(Sat) 23:09:16 |
【墓】 『不死兎』 ニア赤の双眸がナフを捉え始める。 その 不死兎 少女の身体は軽々と持ち上がる。 寒さ に震える身体はそのままに。表情も歪ませぬまま、声も出さぬまま。 全ての重力を共にした浮遊、その天井で―――― (+12) yayaya8 2021/10/09(Sat) 23:25:13 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 不覊奔放 ナフ「――――…………、」 紅水晶の瞳であなたを見据え。 あなたにだけ見えるように。 今までとは違う顔。少女そのままの顔で、微笑んだ。 (-20) yayaya8 2021/10/09(Sat) 23:26:21 |
【墓】 『不死兎』 ニア落下、落下、落下。 頭を強く打ち付ける音が響く。 脳が揺れる感覚に吐き気を催す。 口から零れるは赤、赤、赤、 それでも。 顔を上げ。 真っ直ぐと、炎のような 瞳 (+13) yayaya8 2021/10/09(Sat) 23:28:44 |
ニアは、無表情のままに。 (c10) yayaya8 2021/10/09(Sat) 23:30:07 |
ニアは、視線を周囲へと向けた。次は誰だ、と。 (c11) yayaya8 2021/10/09(Sat) 23:49:23 |
ニアは、メサを見据え続ける。 (c12) yayaya8 2021/10/09(Sat) 23:56:14 |
【墓】 『不死兎』 ニア赤の双眸がメサを捉え続ける。 その 不死兎 その兎は決して目を逸らさない。 声を上げない。顔を歪ませない。 砕かれた骨が肉を抉る。突き刺す痛みと鈍い痛み。 音が鳴る。音が鳴る。音が鳴る。声は―――― (+14) yayaya8 2021/10/10(Sun) 0:26:48 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 模範囚 メサあなたが後ろへと下がる前。 見据え続けた瞳から赤が引く。 紅水晶の瞳をあなたへ向けて。優しい微笑みで。 少女は口を動かす。あなただけに聞こえるように。 「よしよし…………、大丈夫だから、ね」 小さく小さく、音にして―――― (-37) yayaya8 2021/10/10(Sun) 0:29:06 |
【墓】 『不死兎』 ニア兎の死を悲しんでくれる優しいキミへ。 終わったらまた沢山、遊ぼうと。 今は言えない事を許して欲しい。 真っ直ぐと、炎のような 瞳 (+16) yayaya8 2021/10/10(Sun) 0:29:56 |
ニアは、ミズガネを見据える。一度も向けられずにいた、赤の瞳のままで。 (c13) yayaya8 2021/10/10(Sun) 0:32:27 |
【墓】 『不死兎』 ニア赤の双眸がミズガネを捉え始める。 その 不死兎 目を見開く。 あなたの良く知る紅水晶ではない、赤をあなたへと向ける。 真っ直ぐと見開き続けていた炎のような 瞳 (+18) yayaya8 2021/10/10(Sun) 0:34:58 |
【墓】 『不死兎』 ニアその 不死兎 無意味な死を受け入れようか。 生き返る死を受け入れようか。 いつか 大っ嫌いなこの世界の全てを燃やす その 不死兎 『嗚呼、炎がニアを救ってくれた。』 『嗚呼、炎はニアを救わなかった。』 (+20) yayaya8 2021/10/10(Sun) 0:36:52 |
ニアは、全部、大っ嫌いだ。故に (c15) yayaya8 2021/10/10(Sun) 0:37:50 |
ニアは、全部、燃やしたい。 (c16) yayaya8 2021/10/10(Sun) 0:38:02 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 環境破壊 イクリール/*こんばんは!クソデカ グッドデス!!! をありがとうございます、光栄です。 やっぱ食べられるんだ……!? お食事OKですよ! 心臓以外 ならば、どこでもどうぞ〜!不死兎の特性的に心臓が一番大事なので……えへ。 (-47) yayaya8 2021/10/10(Sun) 0:54:32 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 叛逆者 ミズガネ/*(きっと蘇生まで時間があると思うので、途中だった秘話をお届けです! 時系列は〜処刑される前日!) そうだろう?という顔をしている。 あまり会話をしないせいで気付かなかったけれど、 案外、似た者同士なのかも……。 「あっ、あー……無能力者による叛逆…………、 大規模テロの……首謀者…………、」 立場は違えど、叛逆の起こす人間の感情は知っている。 それの首謀者ともなれば。 その時の苦労は、きっと自分では想像できないくらいの…… あなたがしょも……となるタイミングで、 先輩もしょも……になった。 「…………、音楽? 聞く方? 自分で奏でる方?」 (-75) yayaya8 2021/10/10(Sun) 3:03:26 |
【墓】 『不死兎』 ニア――――其の宴、舞台の途中、追想。 赤の双眸がダビーを捉え始める。 その 不死兎 その男の動作に見向きもせず。 ただただ、瞳を見据え続けた。 撃たれる、撃たれる、撃たれる、 花が咲き乱れる、赤が蠢く、赤が蠢く、赤が―――― (+26) yayaya8 2021/10/10(Sun) 3:29:15 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー――――少女は赤い瞳のままにあなたを見据えて。 音に、声にせずに。 唇を動かした。 『 楽 し い か い ――――? (-81) yayaya8 2021/10/10(Sun) 3:30:28 |
【墓】 『不死兎』 ニア花に攫われ、右脚は手折られた。 手折られた両の脚で、その兎は次に空を跳ぶ。 きっと。 真っ直ぐと、炎のような 瞳 其の宴、舞台の追想、終幕―――― (+27) yayaya8 2021/10/10(Sun) 3:33:42 |
【独】 『不死兎』 ニア――――承前 >>4:L4 少女が16歳になる頃、鉄砲玉のその国。 さあ、国を嫌う者の手か、国を支配するためか。 否、兵器を持ち出した奴隷達の反逆だ。戦火が燃え上がる。 その鉄砲玉は瞬く間に火の海になったのだ。 鳴り響く悲鳴に、爆発の音、炎の上がる音…… 元々が大きな爆薬のようなその国、炎が広がりきるのは早かった。 燃え盛る炎は文字通り全てを焼き尽くし、火薬も、火花の野草も人も 全てを焼き尽くし、焼き尽くし、焼き尽くし、焼き尽くし、 火の手が回る。全てが焼け落ちる。少女はそれを呆然と眺める。 「…………、炎、」 「嗚呼、綺麗だ」 ああ、この明るく綺麗なものが嫌いなものを全部殺してくれた ああ、この明るく綺麗なものに包まれこの命が終わるのなら…… 「炎がニアを救ってくれた」 (-108) yayaya8 2021/10/10(Sun) 4:37:45 |
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