【秘】 陽炎 アベラルド → 家族愛 サルヴァトーレ/* チョコラテリア時空は墓でもいいと思います! その後の会話は秘話でしましょうか……!! (-108) susuya 2022/08/18(Thu) 10:55:22 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 陽炎 アベラルド/* 了解しました! あとすみません質問事項が増えてしまうのですが……高校からの知り合いならワンチャンアベラルドさんの本名知ってるんじゃないかと思いました。よろしければ本名で……呼びたいな……! 当時から偽ってたとかだったらこのままアビーで行きます! (-118) rik_kr 2022/08/18(Thu) 12:30:01 |
【秘】 陽炎 アベラルド → 家族愛 サルヴァトーレ/* 確かに。(今気づく) 本名呼び、全然OKです!好きにお呼びください! (-123) susuya 2022/08/18(Thu) 13:16:05 |
【墓】 家族愛 サルヴァトーレ>>3:45 アベラルド 「君の方こそ。流石だね、ぴったりだよ」 「きっとあの子も気に入ってくれる。ありがとう」 笑みと共に尋ねられた問いには、苦笑にも似た微笑みをもって返した。 「……参ったな」 「色男にそう勧められちゃね。頂こうかな、お願い」 降参! と示すように大袈裟に肩を竦める。おどけて、砕けたた仕草だった。 なめらかに品物をラッピングしていく手元を見つめながら財布を取り出す。一瞬だけ往来に目をやって、また戻した。 「勿論、お手本のようなお祭り騒ぎさ。君は?」 (+7) rik_kr 2022/08/18(Thu) 17:08:10 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → piacere ラウラ/* 穏やかでしたね! ラウラちゃん、礼儀正しく可愛かったです! 了解しました〜! あまりにも探られ続けたら今度はこちらから口を出す可能性もあるなと思っていたんですが、死人に口はないので……言う前に死んだんだろうな! と思います。なのでこちらからも特に、ですね。勿体ない気もしますが…… では、ひとまず締めということで宜しいでしょうか。お付き合い頂きありがとうございました! (-136) rik_kr 2022/08/18(Thu) 17:11:14 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → ノーモアベット マキアート/* こんにちは。 再び日を跨いでしまってすみません。どうしようどっちも死んじゃったなという気持ちです。 よければバーでお話するくらい出来ないかなあと思うのですが、どうでしょうか。相変わらず返信速度はあまりはやくないと思うのですが、それくらいなら出来ないかなあ、という気持ちです。 (-137) rik_kr 2022/08/18(Thu) 17:14:53 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 小夜啼鳥 ビアンカ花咲くように君は笑う。 朝露に濡れる薔薇のような、完璧なまでの笑みで君がこちらを見る。整ってあでやかな、隙のない表情に、男はいつもまず目を見張る────それが血の通ったつくりものだとわかっているのに。 「そう見えなくなったなら、僕は自分の目がおかしくなったのだと信じて疑わないだろうね」 男に夢を見せる女の仕草。 これに溺れた哀れな誰かのことを、よく知っている。 「はは。わかりきったことを言うじゃないか、ビアンカ」 「少しでも、なんて寂しいこと言わないで。愛してるよ、心から」 気まぐれな猫のようにころころと変わる君の言葉、態度、表情。計算、打算、心算、そこにも一抹程度、本当の気まぐれは混じっているのだろうか。 男は乗じて享じる。つれない女を一途に想う男として君を追う。二人の距離が少し離れて、けれど靴音ばかりは確と耳に届いた。 「お眼鏡に適ったなら光栄だ」 視線につられて自分の靴先に目を落とす。 ぴかぴかに磨かれた黒い革靴。立場柄趣味柄そう安物を履くわけにはいかないし、草臥れた服装も宜しくない。手入れはしっかりしているけれど、拘りがあるとは言えなくて。 君の足元に視線を滑らせた。 ▼ (-148) rik_kr 2022/08/18(Thu) 18:38:52 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 小夜啼鳥 ビアンカ「確かにね────」 ヒールが地を蹴る。華奢な足元に不似合いに硬質の、つっけんどんな音が響く。 君が硬い音を立ててアジトの廊下を歩いてくるのが、男は好きだった。背筋をぴんと伸ばして、口許をきっと結んで、畳んだ日傘を細身の身体に添えて。真っ直ぐに要件を告げる凛とした姿が、好きだった。 無骨な石畳には、尚更よく映える。 そんなことを考えていたものだから。 その小さな声を、あと少しで取り落とすところだった。 ▼ (-150) rik_kr 2022/08/18(Thu) 18:39:51 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 小夜啼鳥 ビアンカ小さく息を呑む。 動揺未満の驚きがあって。 一足。 上背の差があるから、一足伸ばせば君に追いつく。 身を屈めて、声を潜めた。 「不安かい? ビアンカ」 「だけど、大丈夫。ボスが君たちを見捨てるなんて、あるわけないだろ?」 「僕たちは家族だもの」 その言葉は酷く陳腐だ。 けれど子供だましでも誤魔化しでもなければ強がりでもなく。 確かで当然な根拠あっての発言であると、そう響く。 (-153) rik_kr 2022/08/18(Thu) 18:51:05 |
【秘】 ノーモアベット マキアート → 家族愛 サルヴァトーレ/* いいですよ!こちらも最近ガタガタなのでまったりやりましょう…… (-159) backador 2022/08/18(Thu) 19:22:13 |
【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → 家族愛 サルヴァトーレ多少は、生来の顔立ちもある。 けれどやっぱり、その美しさは作り上げたものに違いない。 だから女は、自分が美しいなんて本当は思っていなかった。 ただ、それが価値あるものであると誇り、 引き金に指をかけ続けなければ、 生きてこれなかっただけだ。 「ふふ」 「ありがとう、あなたといるとお姫さまになったような気分」 「こう見えて、女の子だからね──……」 虚ろな言葉がうわ滑る。 ただ一夜の夢のように、かたちのないものばかりを織り上げて共有する。 それが恋だとしたら、この世界に確かなものなんて何もなかった。 それが恋でないなら、この世界に美しいものなんて何もなかった。 「愛されるのも、褒められるのも好き」 すきよ、と。 女の唇は、濡れたように艶のあるリップを纏う。 かつん。高く鳴る靴音が、あなたの視線を朝靄のように曳いた。 ↓[1/2] (-164) gt 2022/08/18(Thu) 20:01:46 |
【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → 家族愛 サルヴァトーレ↓ 本当に聞き間違いであったかのように、女はその歩幅にも、姿勢にも、一切の違いを見せなかった。 ただ、あなたの語る陳腐な言葉に。 「だといいけど」 笑う。 「もし、私の大切なものがなくなったら、 私とても悲しいわ。 トトー、守ってくれるよね?」 水平線の向こうで輝く太陽のように、にんまりと笑った。 [2/2] (-165) gt 2022/08/18(Thu) 20:02:08 |
【秘】 花で語るは ソニー → 家族愛 サルヴァトーレ【三日目朝・アルバアジト】 まだ、混乱のうちにある中。誰も、自分たちの擁する内の誰も傷ついていないうち。 敵対するファミリーの人員が二人落ちたことで、警戒する空気がある頃だ。 表の仕事がはじまるのが早い人間だとかが捌けた後、様子を見て相手のほうへ近づいて。 「ちょっと。先にサルヴァトーレさんには、聞いておきたくて。 今の状況、どう思いますか。やっぱり向こうのボス含め、こっちの誰かがやったんでしょうか。 ……空論をこね回すことはいくらでも出来ても、やっぱり確信はなくて。 ひとはどう考えるのか、聞いて考えておきたくって」 小声とはいえ言ってみてから、周りを見て考える。 まだ、誰が何を考えているのだかも判然としていないうちだ。 「廊下にでも出ましょうか。喫煙できるところだとか」 (-197) redhaguki 2022/08/18(Thu) 23:35:15 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → どこにも行けない ヴェルデ>>3:=4 スープも飲む、と君が口にすれば、男はまた君の頭を撫ぜた。先程より少し強く、よしよし、それでいい、と言った感じに。 「そうかい」 「よく食べられるようになったね。偉いぞ」 食が細い、とは言え。 口にしよう、と思えるほどには変わってきている。それが、男にとっては嬉しかった。 「おや、辛いのも食べられるの? 大人だねえ。……っと」 「こら。全く」 少し茶化したりしてから、財布に手を伸ばす君を軽く制止。店主に微笑んで目配せをして、悠々と自分の財布を取り出す。 「こういう時は、大人に甘えてればいいの」 先程君を形容した言葉を簡単に剥奪してしまう。 長い指で長財布の中を探って、紙幣を一枚。受け取った店主は後ろを向いて、ソーセージを二つ手に取った。鉄板に乗せればじゅうと音がして、当たりを肉の焼ける香りが包む。 (-211) rik_kr 2022/08/19(Fri) 0:50:52 |
【墓】 家族愛 サルヴァトーレ>>+9 アベラルド 「もちろん、是非ね。聞いてくるさ」 「一番最初に喜ぶのを聞くのは僕だけど、それを聞けるのは君のおかげでもあるのだし」 バレていないよな、と伺う先にはいつもの飄々とした笑顔。 どうせどちらでもこの男は笑うのだ。気づいていてもいなくても、瞳の中に君がいるというだけで楽しそうに。 いたずらを仕掛けられれば嬉しそうに引っかかる。 冗談で強請ったものを本当に買い与えようとする。 そういう男だと、きっと君は知っている。 「ああ、そうなの? 意外だな。もうとっくに見に行ったのかと」 「よければ僕が、エスコートさせていただくけれど」 またそんな風に、懐っこく笑うのだ。 (+10) rik_kr 2022/08/19(Fri) 1:09:57 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 小夜啼鳥 ビアンカ娼館の女たちは籠の鳥。 みんな各々に事情を抱え、或いは夢を持ち、或いは破れて、春をひさぐ。 彼女らが持つのは己の身体ばかり。華奢な脚と柔らかな羽根ばかりだ。くちばしを武器にすることは許されず、ただ甘いまやかしを囁くためだけにそれは使われる。 一夜の夢の延長線を白昼の下で紡いでいる。 誰も見ない戯曲の終わりが悲劇でも喜劇でも気にする者はない。 売って買われる身体。切り売られる性。都合のいいことだけを謳う唇。 それでも本質的なものを明け渡す気はないと言うように、いつも冷えた目の底。 だから男は君が好きだった。全くの本心、心の底から。 「なら、もっと強請ってくれればいいのに」 「これじゃ召使いにもなれやしないな」 微笑う男は、嘘などつかない。 男は、白馬の王子様ではない。 君の手を引いて連れ出すことは、ない。 ▼ (-224) rik_kr 2022/08/19(Fri) 1:56:43 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 小夜啼鳥 ビアンカ「もちろん」 いつもの調子で男は言う。 「僕はそのためにいるんだよ、ビアンカ」 微笑う男は、嘘などつかない。 つくことは出来るのだろう。 誤魔化しも出来るのだろう。 隠すことも出来るのだろう。 そのどれも、いつでも、男はしなかった。 いつもただ、真実だけを口にして笑った。 それは浅慮だったのかもしれない。 (-225) rik_kr 2022/08/19(Fri) 2:01:59 |
家族愛 サルヴァトーレ(匿名)は、メモを貼った。 rik_kr 2022/08/19(Fri) 2:13:28 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → ノーモアベット マキアート祭りの喧騒から二人、逃れるように遠ざかる。 人混みにあてられた身体は、一口も飲んでいないのに火照った。 「少し飲みたいな」 男がはにかんで、真っ直ぐに君の目を見た。 細めた瞳の真ん中に、誰でもない君だけが映って。 「どう? 今から」 (-227) rik_kr 2022/08/19(Fri) 2:17:33 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 花で語るは ソニーアジトの隅で全体を見晴はるかす。すれ違うもの、出ていくもの、入ってくるものに声をかける。この子は変わらない、変わった、あとで話を聞かなきゃあ。さて、どうしようか────組んだ手に顎を乗せた、ちょうどその頃だ。 「ン。……」 「やあ、ソニー。ご苦労さま」 近づく君を見て、片眉を上げてご挨拶。見上げるように首を傾げた。 「君はいつも熱心だね。立派だったよ」 言いながら撫でようと頭に手を伸ばす。汲みとって屈んでくれるだろうか。くれなくても問題はないだろう。君の言葉を最後まで聞いた男は緩慢に立ち上がって、今度は上からその頭をぽんぽんと軽く叩く。衣服をぱっぱと正して、向き直った。 「そうだね。吸うなら出ようか」 「僕も少し、考えていたところなんだ」 (-253) rik_kr 2022/08/19(Fri) 11:16:52 |
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