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シトゥラは、一人、ロビーで鎮魂歌を歌った。 (a0) tanuki 2021/09/08(Wed) 22:37:33 |
シトゥラは、一人で食事を取った。 (a3) tanuki 2021/09/09(Thu) 6:45:34 |
シトゥラは、人を探して……いないのでしょんぼりと部屋に戻った。 (a4) tanuki 2021/09/09(Thu) 6:46:40 |
【秘】 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ → 情報屋 ムルイジ「楽になった?本当に?」 緩慢な動きで背もたれにもたれかかり、何かを折る動作をし始める。 「君さ、結構長生きなんだろ?資料見たところ。……でさ、そうなるとやっぱり割り切れないこととか、どうにもできなくてどうしようもない、どうやっても処理できないものとか溜まると思うんだ」 「薄い紙、あるだろ?あれを半分に折ってくと衛星に到達する厚さになるんだ。無論、計算上の話。自分も知らないうちに色んな物が折り重なって折り重なって……背負っているものにそうとわからず積まれてる」 「君のそれってそういうのじゃないのかな?」 「だからムルイジくん、私に甘えていいんだよ?途中で断念したけど、こう見えてもカウンセラーの資格講習途中まで参加してたから」 そういうも途中から首を傾げ、何か合点がいったようで、鷹揚に手を広げると 「甘えな、ムルイジ」 にやりと笑った。 (-1) tanuki 2021/09/09(Thu) 10:29:40 |
【秘】 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ → 防衛部所属 テンガン「き、君はさ、ほんとにさ……ほんとにさぁ!!!」 どれだけ思い続けたと思ってるんだ。 死んだらそれはそれと思いながら生きてきた人間の目の間に現れて 波の上の美しい世界を見せつけて いつまでも共にいたいと思わせて 忌み嫌った不死を手に入れる決断をさせ 声を失い足を手に入れる決断をさせ 心身ともに甚大な負担がかかる性徴を促す治療をする決断をさせ ておいて 薬でボロボロになりながらも手を掴んで 「わ、私がこうなったのも半分 いや、一割……?あれ、関係ないのか????まあ、いいか 君のせいなんだからな!」「だから、君が私を拒否しても側に居てやる!なにがあっても、どんなことがあってもお前の人生に居座ってやる!!ざまあみろ!!!」 (-2) tanuki 2021/09/09(Thu) 10:50:55 |
シトゥラは、誰かに何かあった時のために医務室で準備をしている。 (a18) tanuki 2021/09/09(Thu) 12:06:35 |
【秘】 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ → 情報屋 ムルイジ「私はたかだか26年しか生きていないから、こう……若造が何言ってるかって感じだろうけどさ、そういう相手だから話せることもあると思うんだ」 優しく慰めるより、同等の立場で肯定をする方がいいのだろうと、何となくそう思った。 「感覚が麻痺しているということは、傷ついている自覚があるからこそのものだ。傷を深くしないための防衛反応だからね」 「だからさ、ムルイジ」 「ちょっとくらい楽になってもいいんじゃない?」 (-9) tanuki 2021/09/09(Thu) 22:41:11 |
シトゥラは、お腹が減っていないので何も食べずに部屋に戻った。 (a19) tanuki 2021/09/09(Thu) 23:05:53 |
シトゥラは、通知を見た。 (a27) tanuki 2021/09/10(Fri) 6:06:37 |
シトゥラは、端末の電源を落とした。 (a28) tanuki 2021/09/10(Fri) 6:07:12 |
シトゥラは、端末を机の奥底にしまいこんだ。 (a29) tanuki 2021/09/10(Fri) 6:07:58 |
シトゥラは、古い弔いの歌を歌った。 (a30) tanuki 2021/09/10(Fri) 6:13:05 |
【秘】 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ → 情報屋 ムルイジ「まあ……この時代に年齢なんてあってないようなものだよね」 若い姿で永遠を生きる者、老成した姿で永劫を楽しむ者、色んな人たちがこの船に乗り、降りていった。 「楽になるのが楽じゃないって……それ、私に言うかい?」 楽になろうと逃げようと苦痛を取り去ろうと、その一心で薬を頼り、待っていたのは纏まらない思考に自分の意志で動かせない体で…… シトゥラは覚えていないけれど、本当に楽になれたのは心が砕けてからだった 「今日はパジャマパーティだ。眠くなるまで語らって夢の中でもドリームパーティ。それがナイトメアパーティでも、覚めれば朧気な記憶になる」 「泣いたって怒ったってなにしたっていい、ここでは二人っきりだから。みんなの前で醜態晒した私が言うんだから間違いないさ」 靴を脱ぎ、お行儀悪く椅子の上で胡坐をかき、手を広げ直す。 「2000年の落下を経て無間地獄から這い上がった私は無敵だぜ?」 (-15) tanuki 2021/09/10(Fri) 7:05:08 |
シトゥラは、バーナードにおススメされた映画を見ている。 (a35) tanuki 2021/09/10(Fri) 10:03:33 |
シトゥラは、バーナードに映画の感想を……送るのをやめた。 (a36) tanuki 2021/09/10(Fri) 10:29:20 |
シトゥラは、不思議と空腹感が湧かないので朝から自室で寝ている。 (a42) tanuki 2021/09/10(Fri) 12:49:44 |
【秘】 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ → 情報屋 ムルイジお姉様 そう言われ一瞬目を丸くするも、すぐに破顔一笑し 「なんだ、ばれちゃったか」 とまんざらそうでもない顔をする。 「それなら今夜は女同士、無礼講であることないこと語り尽くそうか」 「それで君がちょっとでも楽になれたらいい、言いたいことを言ってくれたらいい」 「なんたってパジャマパーティだからね」 (-61) tanuki 2021/09/11(Sat) 17:29:15 |
【秘】 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ → ひとのこ ヌンキ寝ていたような気もするし、起きていたような気もする。 シトゥラはベッドに寝そべりながらぼんやりと、今後のことを考えていた。 今は休みをもらえている、それが終わったら今度は簡単な仕事をし、徐々に今までの生活に戻るのだろう。 今までもそうしてきた、だから今までと同じように戻れるはずだ。 戻らなくては。 このゲームは夢のようなもので、夢から覚めたらいつも通りに戻るのだ。 そう、思った。 「……それでいいんだ」 (-62) tanuki 2021/09/11(Sat) 17:40:01 |
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