情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
【置】 不知 ミナイ『キミの力を信じている。その視界を見てみたい』 「いいよセンセイ、だったらセンセイのことも頂戴? ボクは、センセイが欲しい。 優しくて、頭を撫でてくれるセンセイが大好きだ」 興味があったのは怖い話? それともボクの身体だったかな? なんでもいいや、なんでもいいよ。 それでセンセイが手に入るなら―― カラダ 「センセイ、ボクの眼は美味しかった?」 結局おなじものは、同じ世界は見れなかったね。 (L0) toumi_ 2022/07/14(Thu) 22:30:11 公開: 2022/07/14(Thu) 22:30:00 |
【秘】 不知 ミナイ → 陽炎 シロマ出すことを許された口を使って言葉を紡ぐ。 「わかった、先程の言葉を言い直そう」 瞬いた先に見えるのは、はっきりとした黒い靄。 死者である証の色だった。 「君たちは合わせて完璧主義の寂しがりやだ」 ボクはない心を揺すぶることが目的ではないのだけど。 生きているように話すなんておこがましいな。 あゝ、これは死者への冒涜か。 「だから失敗、未完、未熟なままで終わろうとしている、 つまらない物語の最後を飾る語り部を ボクが揃えてやろう、そういったんだ」 「入学ごっこではないのなら、 見える場所に募集をしておくべきだった」 「おかげで逃げてしまった子がいるじゃないか」 生きているはずなのに確認できなくなった子がいる。 遺品から漂う死の香り、はっきりと辿れるようになってしまった。 こんな狂った視界、今まで知らず、みないふりをしていたんだな。 (-7) toumi_ 2022/07/15(Fri) 15:37:07 |
【秘】 不知 ミナイ → 陽炎 シロマ「だから、ボクは」 「――次に会うときは今宵の謎をすべて解き明かす 物語を終わらせてくれる名探偵を連れてこよう」 一つ息を吸って、できるだけゆっくりと話す。 皆で一緒に囲む夢の実現を、どこかの世界では夢見ていた。 「生者であるボクであれば然のみ困難ではない。 死者という条件付けられた存在と今回の会合で 勧誘するのは大変じゃあなかったかい? ボクのまた会おう、は。 キミたちが満足できる条件が揃っての事だ」 「――ボクだって」 「無一文に払う命はないんだよ」 「これは正当な取り引き、約束であり提案だ。 キミ達には得しかないと思うけれどな」 (-8) toumi_ 2022/07/15(Fri) 15:38:31 |
【秘】 不知 ミナイ → 陽炎 シロマ「都合を押し付ける? 合わせてるのはこっちだよ。 世界のあり方から勘違いをしているのはそちらだ。 その理解の先に、対話と妥協なくして和解はない。 現代に自分勝手な独りよがりが認められる世界なんてない。 ここは、キミの国じゃない。自由をつかむ夢の世界じゃない。 ボクは手を差し伸べたんだ、 その皆殺しが 今すぐできないから 解決役を呼んでこようと言ったのさ」 悪態をつきそうになって抑えた。 彼らは何を損だといってるんだ? 死んでいる自覚がないのか。 支払うものも喪うものも手にはいるものすらないのに、馬鹿げてる。 「何様の……つもりで。 話を終える前に、茶番をした意味と、 一体何を期待していたのか教えておくれよ」 「力業で解決していない理由があるんだろう 全部気紛れだとでも? 無駄な時間を使って目的が達成できてないんだ。 死んだ後ですら否定され続けて、それが悲しくて、 満足できなくても楽しいなんて、愚かで面白くない話だ。 そこの価値は合わなくて残念だよ」 (-16) toumi_ 2022/07/15(Fri) 21:35:02 |
【秘】 不知 ミナイ → 陽炎 シロマ「わからないからと 停滞と巻き戻しを続けるところはさすがとでも言おうか。 確かに話にならなくて残念だ」 「予想や推測はは正しいのに、な。」 人でもなく。先生ふりをしているだけの存在なんて。 一瞬の夢ならば許してやれとでも? 否、関わることが間違いだ。 どうすれば、わかるようになるのか。 わかる頃には多分疲れきっていて、それはしゃくだなぁとか。 ため息をつけば、なんとなく、手首をさすっていた。 「人は何もしなくても勝手に死ぬよ 君たちが、いようといまいと関係ない」 「人集めも、寿命まで待てばいいのに。 今後は生きることを邪魔されないことを願ってるよ。 いきたいときにいきたい場所にいく、 現代人は昔にはとれなかった、勿体ない選択がとれるようになっているんだから」 「君たちもいつまでも迷子になってないで。 次の機会には前を見せられることをお祈りするよ」 (-41) toumi_ 2022/07/18(Mon) 18:37:05 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新