【赤】 店員 ラン[海色のリボンを首に巻いたカワウソのキーホルダーから つながっている鍵の出番は、今日はお預けだ。 最初訪れたときは、マンションの最上階にまず驚いた。>>*0 しかも本当に人が住んでるのか疑問なくらいスッキリしていて (書斎と本の部屋を見せてもらって、ちょっと安心した) 改めて生活スタイルや収入などに違いを感じながらも。 この広さならハウスキーピングを頼むのも納得だし、 広くて真白なキッチンには思わずわくわくしてしまったり。 そして、最近少しずつ着替えなどの私物が増えつつある ゲストルームに荷物をおさめてリビングへ戻れば、 キッチンからいい香りが漂ってきた。] あれ、この紅茶いつもと違う? [ティーセットが増えたキッチンで私も ルフナの香りと、ミルクティーの淹れ方を覚えたけれど。 今日の紅茶の香りは、どちらとも違っていて。 麦くんのサービスの和紅茶だと知れば、興味深々に タルトと紅茶の前に腰を落ち付けた。] (*6) SUZU 2021/05/19(Wed) 20:05:40 |
【赤】 店員 ラン[まずは台形型のタルトを一口。 ゼリー寄せでも食べた大人の味のするチェリーも ディプロマットクリームに乗っかるとまた違った味わいで。 ふわりと広がる甘さの後にくるキルシュの風味に頬が緩む。] 美味しい……ほんと麦くんのタルト外れがないなぁ。 ほうじ茶のレアチーズは味見させてもらえたけど あーこれバナナタルトも食べたかったかも。 [深夜にこれは罪深すぎる味ではないだろうか。 今更だけど、閉店後に賄いを作っていた横で 何やら準備してた試作の仕込みも気になってくる。>>18>>19 あれはおそらく野菜を使ったデザートだろうか。 また今度味見させてもらえるかな。 嬉々として賄いを頬張ってくれた顔を思い浮かべながら 洗い物まで請け負ってくれた後輩店員に感謝と期待を。] (*7) SUZU 2021/05/19(Wed) 20:05:49 |
【赤】 店員 ラン[和紅茶は、渋味やクセが少なくて飲みやすいイメージだけど 市場への流通はあまり多くはないそうで。 タルトと交互にゆっくりと味わいながら、 ふと蓮司さんと目が合えば、紅茶も美味しいです、と 目を細めて淹れてくれた感謝を伝えたけど。 やっぱり、蓮司さんはまだどこか思い悩んでる様子で。 考え込む姿に、黙って待つこと少し。 訥々と語られだした話に、静かに耳を傾けて。>>*1>>*2 だんだんとまた不機嫌な顔になっていく蓮司さんに 目を丸くした。] ……なんだ。 あ、いえ、なんだって呆れたわけじゃなくて、 怒らせたんじゃないのわかって安堵したって意味で だから……よかった。 [呆れてません、と首を横に振って。 へへ、と気落ちしてる彼の顔を覗きこんではにかんだ。] (*8) SUZU 2021/05/19(Wed) 20:06:19 |
【赤】 店員 ラン[そんなに心が狭いとは思わないし。 そんな言うほど悪い姿でもなければ、むしろかわいらしい なんて言うと拗ねられそうな気がするので黙っておくけど。 怖いと思いながらも、言ってくれたことは伝わってくるし。] 実をいうと……私も、 蓮司さんのことでちょっと嫉妬したこと、ありますし。 [ほんの少し覚えがないわけではないので。 罰が悪い顔で目を逸らしながら、ぽつりと呟いた。*] (*10) SUZU 2021/05/19(Wed) 20:10:54 |
【赤】 店員 ラン[小さく息をついて。] ………… ちょっと前にあった、ランチタイムのことで。 蓮司さんはいつものカウンターにいたから 聞こえなかったと思うけど。 ホールに出た時、テーブル席の女性二人が 「カウンターの人かっこいい」って話してるの聞こえて。 まあ、あと……いつもいるよとか、彼女いるのかなとか。 それだけ、なんですけど。 [その後バックヤードに戻ったアイドルタイム、 笑顔がこわいって指摘したのは、同僚だったか店長だったか。 卯田さんの言うエグさを利用して>>0:96 敢えての笑顔で冷ややかな対応をすることもあるのだが。 その時は完全に無意識だった。 確かにちょっともやっというか、イラッというか。はい。] (*23) SUZU 2021/05/19(Wed) 22:08:01 |
【赤】 店員 ランあー……私も心狭いなぁ。 あっ、蓮司さんに気を付けてほしいとか、 お店に来ないでほしいとか、 全然そういうんじゃないですからね!? ただ、私が勝手にもやもやしただけ、で…… うー…言葉にすると、すごく恥ずかしいな。 [だんだん首の後ろ辺りが熱くなってきて 手を握ったまま、項垂れるように顔を伏せてしまう。] (*24) SUZU 2021/05/19(Wed) 22:08:15 |
【赤】 店員 ラン……呆れてます? [いっそ笑ってくれてもいいんだけど。 緊張して、泣きそうな顔で笑った彼に比べたら、 私のはすごく浅くてちっぽけに思えてしまうから。*] (*25) SUZU 2021/05/19(Wed) 22:08:23 |
【赤】 店員 ラン大切にされるっていうのも、 嬉しいものなんですね。 蓮司さんを不安にさせないよう、 気をつけます。 [ちゃんと届いてます、とはにかむように笑いながら。 もう一度手をぎゅっと握って。] (*63) SUZU 2021/05/20(Thu) 0:03:03 |
【赤】 店員 ラン[少し名残惜しげに手を離す。] 食べ終ったら、そろそろ寝る仕度しますか。 シャワー借りてもいいです? あとタオルも。 そういえば、蓮司さんはお仕事は大丈夫なんですか。 [ご馳走様でした、と手を合わせて。 空になった皿やティーセットを流し台へ運ぼうか。*] (*64) SUZU 2021/05/20(Thu) 0:03:26 |
店員 ランは、メモを貼った。 (a10) SUZU 2021/05/20(Thu) 0:13:02 |
【赤】 店員 ラン蓮司さんは私を甘やかしすぎな気がする。 でも、ありがとうございます。 [湯船が張ってあるとか、至れり尽くせりでは。>>*72 一人だとその辺、簡単なシャワーで済ませてしまうから 仕事終わりには純粋に嬉しい。 改めて聞くと、私より余程健康的な生活だ。 夜シフト入った翌日は、昼頃まで寝てしまったりするし。 食事は三食摂るけど時間はまちまち、歩くのも通勤くらいだ。 ともかく、彼の仕事が詰まってそうでないのなら。] じゃあ、私が夜シフト休みの時 一緒にSASANKAへ食べに行きません? 私もたまにお客様として食べたいので。 ご飯もだけど、麦くんのスイーツ色々食べたいし、 頼んだら蓮司さんにも一口ずつあげますね。 [楽しみ、と想像して笑って。] (*108) SUZU 2021/05/20(Thu) 8:11:28 |
【赤】 店員 ラン蓮司さーん。 あれ、どこにいるのかな。 [かぶりタイプの上下だぼっとしたルームウェア姿で リビングをきょろきょろと。 寝ちゃったのかもと寝室の扉に手を掛けたところで、 書斎の扉が開いて振り返った。>>*153] あ、そっちにいたんだ。 遅くなってごめんなさい、つい湯船が気持ちよくって。 [体が温まったせいだろうか、だいぶ眠くて。 髪を乾かすのもちょっと億劫だったのを思い出しながら 目を擦っていたら、また見透かしたようなやさしい声。] ん…… [すぐ離れていく軽いキスに、手を伸ばして服の裾を掴み 追いかけるように私からも触れるだけのキスを。] (*166) SUZU 2021/05/20(Thu) 20:56:07 |
【赤】 店員 ランふふ。いってらっしゃい。 [目を細めて笑い、 入れ違いに浴室へ向かう背中を見送って。 噛み殺せない欠伸に、寝室に入りこめば 広いベッドにぼすんと突っ伏すように倒れ込んだ。 うとうととしながら、ふと鼻をかすめた匂いに顔が緩む。 いつものように、シャンプーやリンスも借りてしまったから 蓮司さんと同じ匂いがして。 まだ慣れないけど、傍にいるみたいで嬉しくなる。 先に寝てていいとは言ってたけど、 くるまで起きてようと重い瞼と格闘すること数分。 心地いい匂いと肌触りのいいシーツに 気づけばふわふわと幸せな微睡に落ちていた。*] (*167) SUZU 2021/05/20(Thu) 20:59:00 |
【赤】 店員 ランン…… ぅ [深くなる口付けに開いたばかりの瞼が落ちて ゆるゆると手を伸ばし、触れた裾をぎゅっと掴んだ。 温かい腕の中、体の奥に微かに熱が灯るのを感じながら 今はまだ心地いい気持ちよさに、微睡んだまま。 はなれていく唇に、ふは、と息をして。] (*200) SUZU 2021/05/20(Thu) 22:57:08 |
店員 ランは、メモを貼った。 (a14) SUZU 2021/05/20(Thu) 23:00:30 |
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