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【墓】 4432 貴戸 高志>>+58 >>+59 朝食堂 ぱたぱたと厨房へ駆け込み、そしてわざわざ返事をしに来た後、ばたばたと小走りで去っていった目まぐるしい動きをする貴方をぽかんと目で追いかけていた。 「いや……変なことは言っていないと思うが。 ……迷彩も迷彩で色々考えていることがあるんだろうきっと。そういうお年頃なのかもしれないな」 なんてのんびり考えた。喋ってる本人と迷彩少年は3歳しか違わないんですけれども……。 もさもさ食べるルームメイトの隣で「ああ、迷彩が元気だと俺もほっとする」なんて呟き、未だ粉がかすかに残るコーヒーを飲んで楽しんだのだった。 (+60) もちぱい 2021/09/30(Thu) 14:00:41 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「では毎日作ろう」 毎日は作るな。 「そこまで褒められると面映い心持ちになってくるな。 でもやはり専門の店の方が……、……ん」 柔らかな感触が伝わってくる。健気な舌を薄く口を開いて招き、戯れるように唇で食んで応えようとする。 は、とかすかに乱れた呼吸と共に濡れた己の唇を舌でもう一度なぞった。 「……よく食べました」 もう一度貴方の分だけ用意したら、またこうしてくれるだろうか。 悪い事を覚えてしまったなと思いつつ、ほんの僅かに熱を帯びた笑みを貴方に向けるのだった。 (-168) もちぱい 2021/09/30(Thu) 14:19:13 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 8435 黒塚 彰人「?誰もそんな事は言っていない」 首を傾げた。 「別にそれが頼んだ人……今回でいえば普川先輩だが。必要なものならいいんじゃないか?別に暴力そのものを否定しているわけではない。俺は好まないがな。 俺がよくないと言ったのは他の人に見つかって事が大きくなる事だ。面倒だろう、色々と」 双方の合意の上ならいじめにならないのではないか、そう結論に至った少年はそこまで言い切り、すぐにもう一度口を開いた。 「……黒塚。その『暴力はよくない』という言葉がすぐに出てくるのなら。あの時も暴力を振るうことなどなかったんじゃないか? それでも頼まれて殴ったとは……よほど先輩に切実に頼まれたのか。 或いは……お前、自分で考えて行動することはあまり得意ではないのか?」 (-186) もちぱい 2021/10/01(Fri) 5:22:46 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 4274 素崎 真斗「本当に、こういう機会でなければ……」 ため息が止まらない。 けれど、物は考えようだとゆるく頭を振って切り替える。 「でも話したきっかけが狂った企画によるものであっても、そこで結ばれた縁はなくなりませんから。 この企画が終わってもまたよろしければお話しましょう、素崎先輩」 仏頂面こそ崩れないが、穏やかな声色でそう告げて貴方がお茶を飲み終わるのを待つだろう。 (-188) もちぱい 2021/10/01(Fri) 5:45:37 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 4274 素崎 真斗「ええ、まあ。一応は果たしています。報酬は欲しいですから。カメラから逃れられないのはもう致し方ありません。それはこの少年院に来た時点で受け入れるしかない」 湯呑みを持っていた手にほんの少し力がこもる。覚悟はしていても、受け入れるとは言い難い企画だ。 「聞きにくいことを尋ねますが、その、素崎先輩はどうなんですか?」 (-209) もちぱい 2021/10/01(Fri) 16:02:41 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 8435 黒塚 彰人「それはそうかもしれないが……え?」 貴方の唇が震えた気がしたが、その音を上手く拾い上げることは叶わず。 掴み損ねた無念と貴方の物言いに少年は寂しげに眉を寄せるだけとなった。 「……随分他人任せな言い方をする。俺はお前のことについて聞きたいだけなんだがな」 そう呟いて、迷彩少年の分の布団を抱えるだろう。 (-210) もちぱい 2021/10/01(Fri) 16:16:23 |
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