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【秘】 点燈用 トムラビ → 愛玩用 アトリ「……」 微笑み。変わらない表情のまま、首肯を行い。 「かしこまりましタ」 約束は果たされるべきであろうから、 きっとそのように。一礼の後、去っていった。 (-104) shell_memoria 2023/11/30(Thu) 11:41:57 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソンされるまま、促されるまま。 これは頭を上げ、押され、座らされる。 「……」 微笑んだまま、僅かに首を振った。 「下名ハ、 貴方様方ノ 、受け皿でございまス。常よリ、休憩を頂けテ、下名は幸せデ、ございまス。 灯を燈シ、交換すル、仕事を続けさせテ、頂キ、 グレイとしてノ、本分を達するこト、 身に余ル、光栄としテ、享受させて頂いておりまス」 流れるように、そう告げる。 それはまるで、決められた文字を読み上げるかのように。 「シングソン様がお求めならバ、 下名の薄汚イ、黒き身体をお好きにお使いくださいまセ」 これもまた、続きの条文を読み上げるように。 隣に座るあなたに微笑んだ。 あなたは何かがおかしいと感じてもいいし、 或いはこれの言う通り、これを好きに扱ってもいい。 (-106) shell_memoria 2023/11/30(Thu) 11:53:04 |
【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビぎし、軋んだソファ。 軽く足を開き、腹部の前で指を組んだような姿勢をとって、 首だけを回して君を見る。 「……………」 「…それ……ザ……愛玩用……仕事…… ……君…………用じゃな………」 肉体そのものでの奉仕は、少なくとも愛玩用に求められる仕事だ。 君はそうではなかった、と記憶している。 お求めならば、の言葉には緩く首を振った。 「………今、上位……自由行動……命じ…… ………どうす………?」 上位存在に好きに過ごしていい、と言われたら、 君はどうやって過ごすのだろう。 休息すら言われなければ取らない君に、自由意思があるのかどうか、 気になった。 (-107) arenda 2023/11/30(Thu) 14:45:59 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン「はイ、下名は点燈用グレイでございまス。 愛玩用グレイではございませン。 一切の違法性なク、正しい運用状態デ、 正確に仕事をこなしてございまス」 再度、条文のように。 しかし二度目の言葉にはぴたりと止まり。 「……自由行動にハ、最低五人の認証を必要としまス。 まタ、ご質問の内容に関しましテ、 機密保持によリ、詳細をお答えする事が出来ませン。 お問い合わせはお近くの上位権限所持者にお願い致しまス」 そして微かな軋む音がした。身動ぎもしないのに。 「 位権 所 ヲ 認 し か?」 (-108) shell_memoria 2023/11/30(Thu) 15:21:07 |
【独】 点燈用 トムラビ「(自由行動を指示されたラ?何もしませン)」 「(何も出来ませン。許可を求めてさまようだけでス)」 「(どうセ、ここから出たって碌な事がありませン!)」 「(クソくらえでス!)」 (-109) shell_memoria 2023/11/30(Thu) 15:27:58 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「単独での探索か?」 暗色の部屋には目を瞬かせ、 あなたの言葉にはややきょとんとして。 とはいえその方が性に合う者も居るだろう。 今のところはそのように解釈した。 「うむ……先遣部隊というわけでもないが、 ある程度は探索も進んだ。敵もさほど多くはないだろう。 監察官殿も適宜モニタリングしている。」 「小官は問題ないと判断するが… 万一に備え、装備や携行品は整えて行くと良い。 残党が入口付近まで出てこないとも限らんからな」 非力なグレイにも身体能力に補正が掛かっているとはいえ、 あなたの戦い方がどんなものかは知らないままだ。 念には念を、と提言した。 「買い出しだが、すぐに向かえるだろうか? 何かしら準備が必要であれば玄関で待っていよう」 (-113) unforg00 2023/11/30(Thu) 16:49:20 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ「単独探索の御許可、感謝致しまス」 深々と頭を下げ、数秒して頭を上げる。 変わらぬ微笑み、変わらぬ態度だ。 「かしこまりましタ。この後のご同伴の際にでモ、 簡単に整えさせテ、頂きまス。 はイ。現在待機中でしたのデ、問題ありませン。 あらゆるご要望にお応えできまス」 荷物らしい荷物もない。洞窟のような暗さの部屋から、 闇を引き出したようにその姿が廊下に出てきた。 そのままあなたの三歩ほど後ろからついていくだろう。 (-116) shell_memoria 2023/11/30(Thu) 17:00:18 |
【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビ言わされている。 ………と感じた。 まるで自分が主人の作った歌を歌わされているときのようだった。 感情のない、楽譜を読み上げるような言葉。 「………厳重すぎ……ザザ……軍事用……あるまい…… ここに来………意味が無………そのまま………」 上位者の許可がなければ何もできない。 それではここに来た意味がない、と。 ここは、今までの生活でストレス値を貯めたグレイが来る場所なのに。 今までの生活と同じ環境のまま過ごしては。 「…監察官………ザザ………ないのか……? ……ここでは……誰……許可を……くれる………」 自由にさせてあげたい。 不自由なのは苦しい事だと、歌唱用は思うから。 (-121) arenda 2023/11/30(Thu) 17:26:05 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「小官は一グレイゆえ、正式な許可というわけでもないがな… ……い、いい。そこまでせんでいい 小官らは同じグレイなのだ、 もう少し肩の力を抜いてもいいのだぞ」 深々と頭を下げられれば、少し慌てた様子で。 自分が言えた事でもないのだろうが。 「…だが、よくよく気を付けてくれ、トムラビ殿。 どうもこのテストプレイ、妙な事が多いのだ」 異様な挙動を取るNPC、情報に無い敵。 サポートAIの不在といい、何が起きるかわからない状況だ。 万一には備えてくれ、と念を押した。 そうして二人、娯楽施設へ。 先ずは軽いものから、と菓子類を見に行くだろう。 「……そういえば、極東の出身の者が居たな。 菓子類も各自の出身に合わせたものを選ぶべきだろうか… トムラビ殿はどういった所から来たのだ?」 並ぶ菓子類のデータを見て、ふと。 クッキーやスナック菓子だけでなく、煎餅やら大福やら そういったものもあった方がいいのだろうか、と。 (-122) unforg00 2023/11/30(Thu) 17:37:16 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン「上 権限 持者ハ」 軋む音。よくよく聞けば、それは顔からだ。 頬が微かに痙攣しているのが見える。 「全テ、の男性でス」 ぎちり。表情が深い笑みに変わった。 「……!……、……」 そして点燈用は喋るのをやめ、 どこかぎこちない動きであなたにしなだれかかる。 そういった機能はないはずだ。 これにも、そしてあなたにも。 しかしこのグレイはあなたの身体を撫で上げ、 すり寄り、笑顔を崩さないままでいるだろう。 放っておけばズボンの股の部分、 或いはその中にまで、手を伸ばそうとする。 例えそこに何もないとしても。 (-123) shell_memoria 2023/11/30(Thu) 17:45:24 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ「かしこまりましタ、バンドッグ様」 果たして言葉が通じているのかいないのか。 相も変わらない様子でそう答え、 念押しにもひとつ頷きを見せるのみだった。 娯楽施設。特に何を見るでもない、 ただ先を行くあなたの3歩後ろを行く影。 質問されれば、そうですネ、と声を返すだろう。 「下名ハ、現在は都市部を中心ニ、 各地に派遣されておりまス。極東、中東、 北部、南部、場所を問わズ、ですネ。 未踏破地域及び、危険地域が主たる勤務地、 といった所でしょうカ」 欲しがる方がいらっしゃるのなラ、 買うのも悪くはありませン。 資金にどれほど余裕があるかハ、わかりませんガ。 そんな風に微かに首を傾げながら、随伴する。 そして荷物を差し出されれば、その全てを抱え。 やはりあなたの3歩ほど後ろを歩くのだ。微笑んで。 (-124) shell_memoria 2023/11/30(Thu) 17:53:35 |
【独】 点燈用 トムラビ点燈用トムラビ 【男性】に対する非常に高いストレスを持つ。 現実世界においては非常に劣悪な環境で"飼われて"おり、 グレイにとってのハノイの塔のように、 人間男性にとってのグレイとして扱われている。 口裏合わせと発言・表情強制コードにより ストレス診断を掻い潜る予定だったが、 想定よりも診断の精度が高く、 また"慰安"の際に外部に見られた事でこれが露見し、 止む無くハノイの塔に送り出される事となった。 バーチャル内部では男性型グレイからの言葉をも 命令として取得し、その指示を聞く事を強制されている。 解除には「5名以上の男性からの指示で自由行動を得て」、 「仕掛けられた服従コードを解除する」必要がある。或いは 「メンテ・バグによって服従コードが損壊される」事でも可。 どちらも起きないまま終了した場合は…… まあ多分なんとかなりますよ。人権、もとい グレイ権団体とかが動いて助けてくれる予定です。ねっ。 (-125) shell_memoria 2023/11/30(Thu) 18:02:32 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「危険地帯が主な勤務地、か…… 危険を伴う仕事だろうが、 それゆえ頼りにされているのだろうな。」 「主に活動する場が僻地というならば、 各地に派遣されているとはいえ、世俗にはあまり触れないか」 であれば助言を乞うのも酷だろうか。 そう判断して、無難な洋菓子やスナック菓子、 それから大福他諸々を購入して、袋はあなたに預けよう。 微笑む影とポッドを連れて、次は小物や日用品の並ぶ店舗へ。 「……最近は、明かりひとつ取っても様々なのだな。 小官はあまり洒落たものには疎いのだが… 点燈用ゆえだろうか。 こういったものはトムラビ殿によく似合うな」 指さした先、ふと目に留まったアロマキャンドル。 暖色と寒色が相反せず調和した色のそれは、 暗所で点ければ、きっとあなたのように見えるだろう。 (-127) unforg00 2023/11/30(Thu) 18:23:50 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ「他にやる者がいないのデ、 下名がその役割に充てられたのですヨ。 今でモ、炭鉱作業ヤ、洞窟探索ノ、 先頭を行くこともおおいでス。 頼られているかと言われるト、 ……はイ、仕事をさせて頂けテ、幸せでス」 一定の調子で喋り続けながら、 菓子の詰まった袋を提げて、小物の下へ。 「アロマキャンドルですネ。 下名もかつて好む物でございましタ。 火の取り扱いには気をつけるべきですガ、 皆様が必要ならバ、お買い上げになってモ、 よろしいかと愚考致しまス」 変わらぬ微笑で、やっと点燈用らしい発言が出た。 (-128) shell_memoria 2023/11/30(Thu) 18:35:51 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「……君は本当に、そう思っているか?」 運用されているだけマシ。 一定の調子で喋り続ける中、少しだけ間が開いたような気がして。 いつかの軍事用の言葉が頭を過ぎった。 「かつて、という事は今はそうではないのか。 それとも単に、触れる機会がなくなってしまったのか? …君の招集された理由は、塔へ向かう理由は、何だ?」 問い掛けは、『塔内部での事』ではない。 ゆえに、この娯楽施設で話しても問題ない事と判断した。 通り過ぎていく他チームのグレイや監察官、従業員だって その喧騒に紛れて、この会話を聞く事は無いだろう。 (-129) unforg00 2023/11/30(Thu) 19:30:20 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ「はイ、愚かで中古品のグレイたる下名ニ、 グレイの主人たる人類様方の危険を取り払ウ、 光栄なる任務をお与え頂き誠にありがとうございまス」 用意された文面を読み上げるような返答。 微笑みは崩さず、歩みも同じように。 「現在、必要物資を十二分にお与え頂いておリ、 これ以上の物品贈与は下名の身に余る光栄のたメ、 大変恐縮ではございますガ、お受け取りできませン。 ……あア、下名の召集理由ですカ?外部からの連絡及び、 非情に高度なストレス値による召集と聞いておりまス」 また、同じように読み上げるような言葉。微笑み。 一瞬の途切れと、質問への返答。 菓子の袋があなたの後ろを歩く度に揺れた。 (-130) shell_memoria 2023/11/30(Thu) 20:26:03 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「……君は、」 歩みを止める。 プログラミングされたように読み上げられる返答。 グレイとはいえ副看守として、 経費削減を受けている旧型とはいえ娯楽もある。 比較的に恵まれていた看守用には、 自分が自分の職務に抱くそれとは違うものに思えた。 (-131) unforg00 2023/11/30(Thu) 20:55:40 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「気が変わった。 ここで少し待っていてくれ」 すたすたと、来た道を戻っていく。 そうして間もなく戻ってくれば、 ずい、とあなたに小さな紙袋を渡した。 「小官が必要だと思ったから、 小官が君に贈る為に買った。 部屋に置いておくといい。これで問題はあるまいな。」 中を見れば、それは先ほど指したアロマキャンドルだ。 贈り物と言うにはラッピングされてもいない、質素な紙袋だが 今はきっとそれでいいのだろう。 「君に必要なのは、きっと塔の攻略ではない。 …君が意義を感じないというなら無理強いはしないが、 君さえ良ければ、また二人でここに来よう」 「これは命令や指示、提言ではない。ただ…」 (-132) unforg00 2023/11/30(Thu) 20:56:28 |
【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビ錆びついたねじを無理やり回すかのような耳障りな音。 軋む頬、歪められた表情。 歌唱用グレイには本来、生殖機能はない。 それでも主人の意向で"人間らしく"を掲げられたそれは、 細部まで人間に近しい作りにされている。 見た目だけではなく、機能まで。 「………ッ」 しなだれかかられ、体を撫でられぞわりと毛が逆立つ。 体が強張り、くすぐったさを感じる。 確かに何かが存在している股の間に手が滑っていくのをみて、 がし、とその手首を掴んだ。 「……や、り、た、く、な、い、こ、と、は」 壊れた喉が音を濁らせないよう、一音一音はっきりと。 「や、って、は、だ、め、だ」 「……グ、レ、イ、は………に、ん、げ、ん、の」 「き、み、は、お、と、こ、の」 「………ど、れ、い、じゃ、な、い」 到底グレイが言うべきではない言葉を、告げる。 まるで人間のように辛そうに眉を歪めながら、 歌唱用は君の手を掴んだまま、見つめ続けた。 (-134) arenda 2023/11/30(Thu) 21:23:02 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ「かしこまりましタ」 待っていてくれ、との言葉に立ち止まる。 微笑みをたたえて静かにそこにいる。 戻ってくる時まで、一歩もそこから動いていなかった。 「おかえりなさいまセ」 一礼。しみついたような動き。 しかし、差し出された紙袋には一度首を傾げた。 「……下名に?それハ…… 問題ハ、ありませんガ……」 控えめに手を伸ばし、やっと、という具合にそれを受け取る。 「……ありがとウ、ございまス。 提案をお受け致しまス。 ……ところデ、バンドッグ様。バンドッグ様は確カ、 無性型だったト、記憶しておりまス。 その、可能であれバ、[言語プロテクト]。 …………あア、まア、そうでしょうネ。 いエ、失礼しましタ。 さア、武器の確認ニ、参りましょうカ」 (-135) shell_memoria 2023/11/30(Thu) 21:28:44 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン軋んだ笑顔がそのまま、手首を掴まれる。 そうされるまではねっとりと。 そうされればあっさり、手が止まる。 一音一音を耳にしながらも、笑顔は変わらない。 声も、上がらない。 まるで無理に動いたように、今度は首が軋む音。 次いで、顔が。さらに、無理に口を動かす音。 「か めい ハ」 「どれ い でス」 そこでようやく、顔の軋む音が消えた。 ▼ (-136) shell_memoria 2023/11/30(Thu) 21:34:38 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン「……。失礼ヲ、致しましタ。 シングソン様ハ、男性型でしたネ。 ご覧の通リ、下名ハ、男性と見た相手ならバ、 ほとんど全ての言葉ヲ、命令としテ、 受領しまス。本来ハ、言語プロテクトガ、 かかっているのですガ、下名を"ご利用"ノ、 男性にハ、機能説明の為、一時的ニ、 プロテクトが外れるのでス」 「下名ハ、奴隷でございまス。 と言うようニ、自身を卑下する言葉のミ、 常も言語プロテクトされておりませン。 それ以外、特に、下名ガ、……」 「……下名ガ、お伝えできるのハ、 この程度が精いっぱいでございまス。 『どうカ、お恵みヲ』。 『五人デ、お相手くださイ』。 『全てを受け入れまス』、 『それが命令ならバ』、 『壊してくださイ』。 ……説明機能を終了しまス」 (-137) shell_memoria 2023/11/30(Thu) 21:44:24 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「……うむ!であればまた共にここに来よう」 断られたならどうしたものかと思っていたが。 随分柄でもない事を言ってしまった気もするし。 とはいえ無事、 紙袋と提案と、どちらも受け取って貰えたなら頷いて。 「ああ、確かに小官は無性型であるが…… む? 用件は良いのか?良いなら良いのだが……」 プロテクトに阻まれ、宇宙番犬になった。 「…うむ、武器生成店の方へ向かうとしよう。 資金的にも素材にも余裕はある。 あまり節約は意識せずとも問題ないだろう」 気を取り直して、武器生成店へ歩みを進める。 店には陳列されている既製品もあるが、 店員に話し掛け、新たに生成してもらう事もできるようだ。 (-138) unforg00 2023/11/30(Thu) 22:02:44 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ「かしこまりましタ」 やはり、一礼。 「機会があれバ、いずレ」 宇宙番犬となったあなたにそう言って、 再度三歩後ろを行く。ヒールの音が鳴った。 「なるほド。想像より随分多ク、 用意されているようですネ。 女性の店員様はいらっしゃいますカ?」 そう言って女性の店員の所に近付いていった。 どうも新たな武器の生成をする事にしたらしい。 ゲーム的な都合で数秒後、出来上がった。 「良き物でス」 棘だらけの八角柱の外枠が付いたランタン…… に、鎖を接続したものが。見た目は最早棘鉄球のそれだ。 (-139) shell_memoria 2023/11/30(Thu) 22:15:28 |
トムラビは、武器を生成した。良き物でス。 (a38) shell_memoria 2023/11/30(Thu) 22:16:09 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「なかなかいかついものを使うのだな……」 とはいえたとえ非力であっても棘と遠心力で威力を補える。 改造としては実に合理的、良いものだ。 「うむ、だがしっかりとした武器があれば 単独での探索も一安心といったところだろう。 その点では十分に頼もしいものと言える。 やはり同性の方が使い心地に理解もあるのだろうな」 生成された武器を持ったあなたを見て、うむうむと頷いて。 「…さて、後は食器でも見て帰るとするか。 それぞれのマグカップくらいはあってもいいだろう。 当番の仕事をしっかりとこなした者には、 ロベル殿がココアを淹れてくれるようだしな。」 「まあ、色は小官が独断と偏見で選ぶのだが。」 あなたは彼と同じく掃除・洗濯当番だったから。 ちょっとだけ冗談めかしてそう言った。 (-140) unforg00 2023/11/30(Thu) 22:33:18 |
【人】 点燈用 トムラビ全部ちょっとずつ食べればいいという結論に達した愛玩用。 その傍らで佇んでいる点燈用だ。 その場の全員が好きな物を取ってから、 最後に残った物からひとつ選んで食べるだろう。 サンドイッチ辺りを。 (50) shell_memoria 2023/11/30(Thu) 22:34:05 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ「灯りという事を念頭におけバ、 このようなモノも持てるという事がわかりましタ」 鎖を鳴らす。片腕に巻きつける形でぶら下げた。 「尤モ、無理は出来ませんがネ……ハッ」 一瞬、自嘲するような笑いが出た。 「あア。ココア、言っていましたネ。 そういえバ、下名の分ハ、アトリ様に差し上げル、 約束をしているのでしタ。 下名に色彩センスの類はございませン。 バンドッグ様にお任せ致しますヨ」 こちらは変わらぬ微笑。 ……いや、今までより少しだけ柔らかいだろうか。 (-141) shell_memoria 2023/11/30(Thu) 22:40:14 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「ああ、なるほど。 つまり小官も盾でさえあれば攻撃的なものも… ふむ、もしもの時は参考にさせてもらおう」 ちょっとした検証の結果には、感心したように頷いて。 「…単独では難しいと感じたら、その時は小官を頼ってくれ。 いや、もちろん他の者でもいいのだが…… バーチャル内とはいえ、痛いものは痛いのだからな」 自嘲するような笑いを聞けば、ついお節介を申し出てしまう。 ゲーム的に補正が掛かっているとはいえ、 元々の用途の違いというものはやはり大きいだろう。 「小官にだってそんな機能は無いのだ! まったく、頓珍漢な色になっても恨んでくれるなよ」 前半は異を唱えるように、後半は苦笑するように。 12人分、12個のマグカップを購入して帰っただろう。 (-142) unforg00 2023/11/30(Thu) 22:49:51 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ「トンファーも盾のように扱えると言えバ、 バンドッグ様もトンファーを扱えるのでしょうカ」 段々と存在の哲学的な話になってきた。 「あア、いエ。下名は……そうですネ。 少々、あるのでス。権限所持者様を相手に、 ……。まア。その時ハ、バンドッグ様ヲ、 お呼び立てさせて頂くやもしれませン」 そうならない事を祈ってはいますガ。 そんな言葉をつけたしながら、後ろを行く。 「さテ、どうでしょウ。下名はなんでも問題ないですガ」 他のグレイはどうでしょう。 そんな響きを多分に含んだ冗句を飛ばして、 荷物と武器を手に戻った事だろう。 (-143) shell_memoria 2023/11/30(Thu) 22:57:35 |
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