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【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐――ン、 [ 囁くように渡された言葉、 裾を抑えていた手が、自分のほうへ 伸びてきて、スウェットのゴムを弾く。 ] 一緒に、しようか [ 余裕ぶった顔をしているだけで、 自分も大いに興奮しているのだと、 服を押し上げるように主張する熱で、知れて しまうだろう。 ] (-0) はたけ 2023/12/29(Fri) 0:08:06 |
【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐[ 丹念にかわいがっていた、胸元から 唇と手を離して、自身の熱を、 ずるりと引き出して、 ] もう少し、腰落として? [ 鼠径部をとん、と押して腰を近づける。 ふる、と陰茎が触れ合った所で まとめて握るように、熱を押し付けて。 ふ、と息を吐くと、唇を突き出し、 キスをねだる。 ] 一緒に、気持ち良くなろう [ 手も熱も重ねて、上下に擦りながら、 漏れる吐息にも、食らいついて。** ] (-1) はたけ 2023/12/29(Fri) 0:08:43 |
【墓】 瑞野 那岐ぁ、ンッ、ぅ……、 [好きに好き、を返したはずなのに。 更に好きを重ねられて、弱く首を揺らす。 些細な違いが伝わらなくてもどかしい。 瞬けば潤んだ瞳のせいでまつ毛に露を移しながら] ぁ、ぅッ、ちが、くて……ッ、 [硬い歯で扱かれるように刺激されれば また、ぴくん、と肩を震わせながらも、 一拍置くようにはく、と呼吸を紡いで。] (+2) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 1:55:01 |
【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗 景斗さん、だから。 触られると、きもち、い [他でもない、好きな貴方だからと伝われば良いのに。 ──ふるり、と再び瞬けば 露が玉になって目尻を濡らす。] (-6) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 1:55:47 |
【墓】 瑞野 那岐[口にもしていないのに伝わったみたいに ぢゅうと強く音を立てて吸い上げられたら尖りは 既にぴんと立ち上がって肌よりも色濃く色づいていた。 腕を下ろせば、持ち上げてフリースがずり落ち 生地が擦れることすら敏感になる。] そ、れは、言われると意識する、から…… [言葉にされるのは確かに羞恥が浮かぶ。 と、言った矢先から情事の最中をまた口にして、 ことを想像したのは彼も一緒だったのだろう。] ッ、 ぁん っ……、ッ![言葉と共に彼の腰が僅かに上下に揺れ、 まるで突き上げられているみたいに動いたから 一際甘い声が洩れて、思わず口を手で抑え、] (+3) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 1:56:47 |
【墓】 瑞野 那岐〜〜〜〜〜〜〜っ、 何度言われても恥ずかしいものは、 恥ずかしいです……っ、 [喘ぎを誤魔化すみたいに いつもより声を大きくして赤面しながら応えただろう。] (+4) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 1:57:26 |
【墓】 瑞野 那岐[そんな一幕を経て。 結局、崩折れるようにしなだれた身体は彼を求めている。 誘う声に、こく、と浅く頷いた。 彼のスウェットもずらせば既に兆しを見せていた。 自身で反応しているのだと分かって 少し面映ゆくなりながらも愛しさが込み上げる。] ン、……こう……、? ……っぁ、は……、ッ、ん、 [乞われるままに脚を広げて 身体を彼に寄せるようにすれば ぬる、と互いのものから溢れた先走りが刀身を滑り。] (+5) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 1:58:18 |
【墓】 瑞野 那岐[互いが興奮していることを理解らせるみたいに 彼の手が自身の手を刀身へ導いて、竿ごと握り込まれる。 掌の内の熱さと、 手の甲に重なる彼の手の熱さを受け止めながら、] ぁッ、だめ、……これ、きもち、くてッ、 ……ぁ、ぁんッ、……、は、 ん、ぅッ、 ……っふ、 ぁ [逆上せ上がった声はすぐに彼の唇に覆われて、 口腔に掻き消えていく。 くちゅくちゅ、と掌から伝わる水音と、 口内を掻き回す水音が重なって、とろ、と脳が蕩ける。 気がつけば夢中になってキスをして、 飲み下せない唾液が、口端から溢れていた。**] (+6) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 1:58:52 |
【墓】 瑞野 那岐[好きだと伝えて、 同じ答えが返ってくるのはどれくらいだろう。 口数が足りない拙い言葉でも 少しは伝わったのか、抱き寄せる手と共に もう一度、最初と同じ言葉が返ってくる。] ……ん、 [頷くように浅く、首を揺らして ちう、と吸い付くようなキスを頬に、口端に落とした。 愛おしいと思うから唇で、掌で触れたくなる。 触れた部分から足りない言葉の分だけ伝われば良い。] (+12) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 14:04:28 |
【墓】 瑞野 那岐[水音がだんだん加減がなく立ち始める。 夢中になって舌を絡めて、吸い上げられて喉が震えた。] っ、ぁ……ふ、ぅ、ン……ッ、ん んンッ、……っ、 [気持ちいいと確認する声に、薄目を開けて。 舌を突き出したまま、感じ入るように目を細め、 頷く暇すら惜しむように、また唇を合わせて。 擦れ合う熱がどんどん張り詰めていく。] (+13) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 14:04:55 |
【墓】 瑞野 那岐[それでも、もっと、と思ってしまうのは いつも与えられる中への刺激が足りないからか。 前を擦り合わせようとする間にも、 きゅう、と後孔が疼くみたいに締まるから。] ……ぷ、ぁ……ッ、…… ん、ッ……ぅ、ぁッ、は、…… め、っ ……[浅ましいと思いながらも彼の太腿で、 刺激を与えるようにお尻を擦り付け また、意味の為さない否定を口にして。] (+14) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 14:05:28 |
【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗けぃ、とさ……ン、ッ…… も、……ィ、くッ、…… こたつ、よご、しちゃうッ…… [限界を訴えるように、涙声で零した。*] (-8) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 14:06:18 |
【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐 ――……おいで、 [ どこか、もっと、足りないと訴えられているような 気になって、腰をぐ、と押し付ける。 ] (-9) はたけ 2023/12/29(Fri) 14:31:47 |
【墓】 瑞野 那岐[甘く誘う声に手を伸ばして、身体を支え。 疼きを訴える場所を今度は無意識ではなく 意図的に刺激するように押し上げられて、] ン 、ぁッ、ぁ っ……[細く啼いてぶるっと身を震わせた。 一度だけじゃない、ぐ、ぐ、と腿で押されて その場所を教えられて、羞恥だけではなく 快感に浮かされた熱が瞳を滲ませていく。] (+18) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 17:28:32 |
【墓】 瑞野 那岐[擦り合っている彼の剛直がぐんと勢いを増す。 彼も興奮しているのだと分かって、 その先を思わせるような行為に、は、と熱を零し] ぁ、ンッ、……だ、 め、揺らさ、ないでッ、 ……ア、 ぁ ッ、んっ、 ゃッ、……[膝の上でゆらゆらと身体が揺らめく度に、 自身の腰も甘く揺れて、波打ち、秘奥が切なくなる。] (+19) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 17:29:01 |
【墓】 瑞野 那岐[前と後蕾を同時に愛撫されて身悶える。 気持ちよくなって何もわからなくなってくる。 アルコールの混じった吐息が、彼の鼻先に掛かり、 酔いで上手く力の入らない手で、弱く肩を掴む。 いいよ、と促す声に、ン、んっ、と短く応え だめだと分かっていながらも止められない腰を 堪らずに揺らして、快楽を求め。] ……はっ、ぁ、ぁッ、……イ、くッ……、 け、ぃと、ッさ、も……で、ちゃ……、 ──ッ! [ぎゅう、と肩を掴む手に力が入ると同時、 強く瞳を閉じて、ビクンッと膝の上で跳ねる。 ぴゅく、と勢いよく吹き出した白濁が 彼の手に捕らわれた自身の手を汚していく。*] (+20) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 17:29:42 |
【墓】 瑞野 那岐[欲しくなるかと問われたら、素直に こくこくと首を縦に揺らして頷いただろう。 揺らぐ身体を支えるために肩に添えた右手も、 昂りを握るように抑えられた左手も、 漏れ出る喘ぎを抑えることができないでいる。] んッ、……ぅんッ……、 [涙を浮かべて、まだ湿り気を帯びた髪が 頷く度にぱさぱさと束になって揺れる。 見つめてくる瞳に気づいたら、 濡れた瞳で見返し、熱い吐息をついたのも束の間、 く、と喉を詰めて、達して。] (+24) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 20:30:38 |
【墓】 瑞野 那岐[熱を吐き出す解放感にクラクラする。 ふ、と力が抜けていく身体を抑え込まれて 握り込まれていた彼の手も力が籠もり、 苦しそうな声が聞こえたと思えば、 掌に広がっていく熱さが、彼も達したのだと伝える。] ……────ぁ、 [互いの吐き出したものが手の中で混ざり合って、 どろりと零れ落ちていくのを、 惚けた顔でぼうっと見つめていた。 彼が零したものを少しだけ、 もったいない、と思いながら。] (+25) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 20:31:18 |
【墓】 瑞野 那岐[肩で息をして、暫し惚けたまま。 汚れた掌を見つめていれば、 彼に手を取られ、タオルで拭き取られていく。 互いにまだ下肢だけを晒した状態のまま、 腰を引き寄せられれば、ン、と小さく残り香のする 吐息を零しながら、大人しく腕の中で彼と顔を見合わせた。] ……ン、きもちよかった、 けど、まだ……寝たくない、 [唇を受けながらも、とろんと瞼が落ちてくる。 朝から働いていたせいか、一気に押し寄せてくるように。 心とは裏腹に、身体は疲労を訴えていた。*] (+26) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 20:31:45 |
【墓】 瑞野 那岐[揶揄ような声に、んー……とぐずるように小さく唸り 唇を離したら、そのまま肩口に頭を乗せて。 離れがたく思う気持ちと、襲いくる睡魔と戦う。 その間にも事後処理をしてくれる手に身を委ね 大人しくされるがままに面倒を見てもらった。 もうその頃には半分夢現だったから、 抗う力も残っていなかったというのもある。 ベッドに移動した衝撃で、少しだけ意識が浮上する。 向き合うように横になったベッドの中で 仕事の話をうとうととしながら耳を傾けて。] …… うん、待って、る…… [辛うじて応えられた小さな声は 彼の耳に届いただろうか。 眠りを促す緩やかな声に、再び瞼が落ちた。*] (+28) milkxxxx 2023/12/30(Sat) 4:02:18 |
【人】 瑞野 那岐── ゆくとし、くるとし ── [三月うさぎの店はクリスマスを過ぎた後も忙しく、 年末ギリギリまで店は開いていた。 常連客も大事にすることはもちろん、 従業員も大事にしている店長なので 大晦日と元旦の三箇日だけは店舗が休みになる。 あまりまとめて休みを取れない接客業は 4日間の連休だけでも嬉しい限りだ。] (6) milkxxxx 2023/12/30(Sat) 4:02:30 |
【人】 瑞野 那岐[大晦日の午前中の間には実家に顔を出し、 久々に両親の顔を見た後、 店はどうだ、とか、杏は元気かという話を聞かれ どちらも順調だと伝えた。 なら、恋人はどうだ。と聞かれて 今度は言葉に詰まる。 長らく独り身を続けていた後の 新しい恋人の情報は杏から既に伝わっているらしい。 (性別はまだ知らないようだが。) あー……、と言葉を少し濁しつつも、] (7) milkxxxx 2023/12/30(Sat) 4:03:24 |
【人】 瑞野 那岐優しい人、だよ。 誰かの為にすぐに手を差し出せるような、 ヒーローみたいな人。 [そう笑えば、格好いい人じゃないと母ははしゃいだ。 写真を見せて、と催促する声を 久しぶりの匂いに尻尾を振り続ける飼い犬へ おいで、と促すことで誤魔化して その場はうやむやにしつつ。 いつか母たちにも彼を紹介する日が来るのだろうか。 景斗さん、犬好きだったっけ。] (8) milkxxxx 2023/12/30(Sat) 4:03:48 |
【人】 瑞野 那岐[そんなイレギュラーを味わった後、 午後は年末年始をゆっくりと過ごす為に 両手いっぱいに食材を買い込んで彼の家に向かった。 待って居てほしいと言っていたけれど、 自身も共に過ごすつもりだったのもある。 その時話していた土鍋は既に届いていたから、 使う前に軽く洗って火の通り具合を確かめていた。 今日買った食材の中には、 鍋に使う具材ももちろん買ってある。 今度こそこたつに合う料理になるだろう。] ……──、 [鍋の話を聞いた夜。 子供かと言いたくなるくらいに、彼に身を任せ 世話をしてもらったことを思い出す。] (9) milkxxxx 2023/12/30(Sat) 4:04:33 |
【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗[自身の身の回りのことはできるだけ 自分自身でしないと落ち着かなかったのに 睡魔と疲労が重なったとはいえ あれほどに無防備に身体を預けたのは初めてだった。 それほどに彼に安心しきっていることを 翌日彼が出ていった後に自覚して 一人、赤面したのはつい先日のこと。] (-11) milkxxxx 2023/12/30(Sat) 4:05:16 |
【人】 瑞野 那岐[甘やかして欲しいとは言ったけれど、 甘やかされてだめになる訳にはいかない。 小さく首を振り、いつかの失態を振り払うように。 買い込んだ食料を冷蔵庫へ仕舞い込む。 年越しそばの準備は彼が帰ってきてからにしよう。 それまでに部屋の掃除をして、 早めに風呂に入って。 子供の頃のように夜の番組が始まっても テレビに齧り付いて居られるように。] (10) milkxxxx 2023/12/30(Sat) 4:05:37 |
【人】 瑞野 那岐[アーティストが次々とステージを入れ替わっていく。 ラジオで耳にしたアーティストも居れば、 初めて耳にするアイドルも居た。 まだ彼の出番は訪れていない。 不意にこたつの上に置いていたスマホが揺れる。 考えていたのが伝わったのか彼からだった。 ふ、と笑って短くメッセージ送り返した後、 再び、メッセージが届く。 それは彼と仲がいい友人からだった。>>1:0] 『見てますよ』 『年末にテレビ見てるの久しぶりです』 『順番通りなら、そろそろですね』 ……あ、 [そんな短文を送りあった後、テレビを映した画面が届く。 今、自分自身も見ているものと同じものが映っている。] (11) milkxxxx 2023/12/30(Sat) 4:05:50 |
【人】 瑞野 那岐[大きな画面いっぱいに黒の姿の彼が映る。 何度か見返した、若い頃の彼ではなく 自分自身が知っている”今”の顔をした彼がヒーローの姿で。 ブル、ブル、と手の内で通知を知らせるバイブが 揺れ続けても、暫く画面に魅入ったまま。 すぐに画面は彼を恩人だといったアーティストに切り替わる。 けれど、その後ろに彼が映り込む。 アーティストを見守るように、後ろで。 時に、衣装を翻らせて不敵に笑う姿に。] 『すごいですね、格好いい』 [彼らの出番が終わった頃にようやく遅れて。 葉月さんには返信しただろう。 ヒーローに会えた少年の心を持つアーティストを眺めながら。] (12) milkxxxx 2023/12/30(Sat) 4:06:13 |
【人】 瑞野 那岐[挨拶よりも先にコート姿のままで抱き竦められ その勢いに少し目を見張りながら、] わ、……ぷ、ははっ、 ──おかえりなさい。 格好良かったですよ もう一度惚れ直すくらい。 [興奮冷めやらぬ様子の彼の背に両手を回して、 少し高い目線を見上げる。] (14) milkxxxx 2023/12/30(Sat) 4:06:46 |
【人】 瑞野 那岐誰が見ても憧れのヒーローでしたよ。 おつかれさまでした。 [深く長い溜息は、安堵も混ざっているのだろう。 仮面を外した彼を今は緩く、背を撫でて労うように。**] (15) milkxxxx 2023/12/30(Sat) 4:07:02 |
【人】 瑞野 那岐[先程見ていたテレビの彼と同じはずなのに 眼の前の彼は全く印象が変わって見える。 依頼があった時は渋面を作っていたけれど、 会場で起きた歓声や、あのアーティストの喜びよう、 それに、達成感に満たされた彼の今の表情を見れば 背中を押して良かったように思えた。 準備期間には長く、時間がかかったけれど。 その分も含めたつもりで背を撫でれば、 不意にぐっと彼の腕の力が籠もる。] (19) milkxxxx 2023/12/31(Sun) 0:06:49 |
【墓】 瑞野 那岐? ……──んッ、 ぅ、 [顔を上げると同時に唇がぶつかった。 驚きに微かに上がった声は、すぐさま舌にこじ開けられ 送り返されるように喉奥に注ぎ込まれていく。] ン、……ん、っ、……ぅ、 〜〜、ッぁ……んんッ、…… [一瞬ひやりとした唇はすぐに温度を分かち合い、 舌を絡め取られ、口蓋を擽られ、身体が震えた。 重ね合わせる角度を変える度に呼気を逃して 声が漏れる。ゾクゾクする。] (+31) milkxxxx 2023/12/31(Sun) 0:07:05 |
【墓】 瑞野 那岐[先程まで聞こえていたテレビの音が遠くなる。 とろ、と瞼が落ちてきて、 腰に力が入らなくなってきて、膝が落ちそうになる ──ところで、ようやく唇が解放されて。] ……っ、 は……ぁ、 [惜しむような声を漏らして、彼を見上げた。 突然の情熱的なキスに翻弄されて まだぼうっとした頭がついていかない。 てんしょん、と彼が口にした言葉を繰り返し じわりじわりと、大仕事を終えた興奮からだと理解して。] (+32) milkxxxx 2023/12/31(Sun) 0:07:29 |
【墓】 瑞野 那岐[ランナーズハイ、みたいなものだったのか。と。 思えば、翻弄された自身が恥ずかしくなる。 キッチン前の通路で、齎されたキスだけで 膝が崩れそうになるくらいになったのはきっと、 彼のランナーズハイだけが理由ではないから。 すれ違いざまに続きを仄めかされる。 それは、どういう意味なのだろう。] 続きって、……、 [自然に脱いだコートを受け取ろうと手を伸ばしながら、 言いかけて、澱み、言葉を切った。 これで、聞いてしまったら期待しているみたいじゃないか?*] (+33) milkxxxx 2023/12/31(Sun) 0:07:39 |
【墓】 瑞野 那岐[受け取ろうと伸ばした手は空を掴むだけ。 行き場のない手を下ろしながら、 通り過ぎていく声を聞く。] 約束? …………ぁ、……あー [きょと、と一瞬疑問符が浮かんだものの、 後の言葉が続けば、すぐに理解はできたので。 意味のない母音を伸ばして、視線を泳がせた。 朝まで、という宣言に嘘はないのだろう。 実際にそういった日がないわけでもなかったし。 夕食というにはあまりにも遅すぎる時間。 時計を見れば長針と短針が今にも重なるところだった。 一年が、終わろうとしている。] (+38) milkxxxx 2023/12/31(Sun) 12:40:44 |
【墓】 瑞野 那岐[テレビの中では除夜の鐘がまだ鳴り響いている。 煩悩を消すという鐘が聞こえる中で、 こんな話をしていると怒られてしまうだろうか。 キスで上げられた熱が頬をまだ赤く染めている。 いくつめか分からない鐘を聞きながら、 テレビの中のアナウンサーが新年を告げた。 部屋着に着替えた彼がくつろいで呟く声に戸惑う。 けれど。] お風呂は先に済ませましたけど、 ……その、 ……じゅんび、 してた、から。 [年末はゆっくりする為に、早めに風呂に入る習慣がある。>>10 けれど、今日早くに入った理由はそれだけじゃない。] (+39) milkxxxx 2023/12/31(Sun) 12:42:37 |
【墓】 瑞野 那岐一緒に入り直すのも、いいですね。 だけど、食事も食べられてないなら、 蕎麦作りますよ、先に年は越しちゃいましたけど。 [伝えるには照れが勝り、小声で絞り出すようになった後。 入りたいなら、と顔を上げて微笑み。 ひとまず彼がお腹を空かせているのならば腕を振るおうか。] (+40) milkxxxx 2023/12/31(Sun) 12:43:19 |
【墓】 瑞野 那岐あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いします。 [新年を迎える言葉を口にして、 赤く染まった顔を隠すみたいに 足早にキッチンに逃げ込んだだろう。] (+41) milkxxxx 2023/12/31(Sun) 12:43:33 |
【墓】 瑞野 那岐[準備と行っても、蕎麦は事前に出汁を取っておくくらい。 天ぷらは時間がかかるから番組が始まる前に 揚げていた大きな海老がラップに包んである。 蕎麦の上に乗る主役だ。 コンロに乗せたままだったそばつゆに再び火を掛ける。 蕎麦だけでは足りないだろうかと、 海老と一緒に揚げたかぼちゃやまいたけの天ぷらは 後で蕎麦が出来上がる頃にもう一度 電子レンジで温めることになるだろう。 今の電子レンジは揚げ物もからりと仕上げてくれる。 便利な文明の利器だ。] (+42) milkxxxx 2023/12/31(Sun) 12:44:17 |
【墓】 瑞野 那岐[いつもは食事を作る楽しみも、 食べてもらえる楽しみも、あるけれど。 先程口にした自身の言葉が、微かに脳裏に残っている。 彼が小さく口にした、言葉も。 蕎麦つゆが煮えて泡立つまで 小ネギを切りながら、ふと。 先程交わした、キスを思い出して。] …………、 [そっと、自身の唇をなぞり、ため息をつく。 少しだけ炙られた熱が、身体の奥で燻っているみたいだ。*] (+43) milkxxxx 2023/12/31(Sun) 12:45:19 |
【墓】 瑞野 那岐そ、れは。 待ってて、言っていましたから。 [コンロに視線を落としたまま、掛けられる声にハッとする。 忘れてないという確認には そう応えることで答えになっただろうか。 なのに更に後押しするみたいに。 意地悪く聞いてくることには思わず口を噤んだ。] ……、そういう聞き方はずるいです。 [まるで自分だけが期待していたみたいに。 先程いやらしい年越しを考えていた人とは 違うみたいに軽い声が問うのを拗ねるように責める。] (+49) milkxxxx 2023/12/31(Sun) 14:29:38 |
【墓】 瑞野 那岐[小さく響く足音がキッチンに近づく。 空腹を満たすために覗きに来たのか、待てなかったのか。 様子を覗きに来たのかと思えば、火が止められる。] ? [トン、とネギを刻んでいた手を止めて、 振り返ろうとすれば 両脇から腕が伸びてきて小さな檻が作られた。] (+50) milkxxxx 2023/12/31(Sun) 14:29:49 |
【墓】 瑞野 那岐え、…… [覆い被さる影が一回り大きい。 重ねられた手が包丁を離して、蛇口に運ばれて。] ちょ、景斗さん、ごはンっ、は……、 [後ろから耳朶を喰まれて思わず声が上擦った。 既視感を覚えて、かっと一気に頬が赤く染まる。 あの時はエプロンをしていたからだと思っていたけれど、 今日はつけていないのに!] (+51) milkxxxx 2023/12/31(Sun) 14:30:07 |
【墓】 瑞野 那岐いつしても、とは言ってないです! ……ぁッ、 [言ってない、と思う。 自身の行動に自信がなくなって思わず狼狽えた。 臀部に既に硬くなり始めているものを 押し当てられて、びくっと思わず身体を震わせた。 囁く声の甘さがベッドの中を思い出させる。 耳元でこれからを思わせる行為を口にされて ぞくぞくと背筋が粟立っていく。] (+52) milkxxxx 2023/12/31(Sun) 14:30:37 |
【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗食べる、モノが違う……、 [返せた言葉、制すというよりも。 微かに声が震えた弱いもの、で。] (-17) milkxxxx 2023/12/31(Sun) 14:30:59 |
【墓】 瑞野 那岐[あの日から、考えてないわけじゃなかった。 擦り合わせた熱、布越しに刺激された箇所。 直接触れられることもなかった いつも彼を受け入れている場所が、きゅうと疼く。 夕刻に自身で準備をしていたときも、 彼が入ってくるのを想像して 初めて、彼と付き合ったあと一人で高ぶる熱を 抑えきれずに吐き出した。 ふる、と伏したまつ毛が揺れる。 身じろぎの取れないまま、首だけを振り返らせて 微かに期待の滲んだ瞳を向けて。] (+53) milkxxxx 2023/12/31(Sun) 14:31:36 |
【墓】 瑞野 那岐……ぃと、さん……、 [もじ、とお尻を揺らして後ろに居る彼に 自らも押し当てて、続きを乞うみたいに。*] (+54) milkxxxx 2023/12/31(Sun) 14:31:50 |
【墓】 瑞野 那岐ふ 、……っ、[昂りを意識させられながら、耳を嬲られる。 食べ物以外のリクエスト。 まな板に乗せられた魚みたいにぴく、ぴくと身を震わせて いつの間にか料理人はすり替わっていた。 臀部を自ら擦り付けて訴えても、 やめておくかと尋ねるのは余りにも酷い。 言葉にしないと伝わらないのか、それとも。 言葉として欲しいのか、 音にして出すことが、恥ずかしいと知った上で 聞いているのだとしたら、相当意地悪な仕打ちだ。] (+60) milkxxxx 2023/12/31(Sun) 16:02:22 |
【墓】 瑞野 那岐[身体の中でじわじわと溜まっていく澱みが渦を巻く。 まだ、強く刺激されたわけじゃない。 けれど、煮込むみたいにゆっくりと。] ……たくない、わけ……じゃ、 [か細く、消え入りそうな声で言い淀む。 のが、楽しいのか、待っているのか。 胸元を掠めて降りていった手は服の上から 下腹部をすりすりと撫で擦り。] ぁ、……ァっ、……ん、ンぅ、 [彼が届く場所を確認させるみたいに触れながら、 気持ちいいこと、を言葉で想像させる。] (+61) milkxxxx 2023/12/31(Sun) 16:03:01 |
【墓】 瑞野 那岐[彼が中に入って、ソコを強く突き上げる様が 脳裏にチラついてそれだけで視界が滲んで、 思わず自身の服の裾をぎゅうっと握りしめて堪え。 ぴくん、とスウェットの下で熱が擡げ始める。 ふ、ふ、と内に籠もった熱を吐き出すように。 浅くなり始めた呼吸が興奮を伝える。 言葉で責めて、想像させて。 それだけで涙が滲むほどの身体にしておいて。 あとで、無情に響く声に泣きそうになる。] …………だ、……、 [とん、と彼の胸に体を預けるように寄り掛かり、 手を伸ばして、袖を弱く引いた。] (+62) milkxxxx 2023/12/31(Sun) 16:04:01 |
【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗 もぅ、……、て、ない…… 景斗さん、と、 シ、たい [目尻を真っ赤に染め上げて、 その手を導くように、自身の胸へ添えさせて。*] (-18) milkxxxx 2023/12/31(Sun) 16:04:35 |
【墓】 瑞野 那岐ン、……っ [謝罪の言葉を聞き入れないように首を振り、 早く触ってほしいと言う代わりに 彼の手のひらを胸に押し付ける。 いつからこんな淫らな身体になってしまったのか。 こんな浅ましい姿を晒せば嘲笑われるのではないかと、 そちらのほうが、羞恥よりも、怖れがあった。 だけど、言って欲しいということは、おそらく。 見られても良いのではないかという気持ちが微かに芽生え。] (+67) milkxxxx 2023/12/31(Sun) 21:45:31 |
【墓】 瑞野 那岐ぁう、ッ、……んンッ、ぁ、…… ぁ、きれない、……ッ、 待たなくて、い、ッ、から……、 さ、わって、ッ、ほし、 [一度ほしいと望めば、支えていたのが嘘みたいに とろとろと、ねだるような願いが口から溢れだす。 導いた手が蠢き、ぷくりと膨らんだ尖りを突つき 捏ね回される度に甘い声が上がる。] ……ぁッ、一緒にするの、よわッ、ぁッ、ぁ……、 [擡げ始めた急所を握り込まれて、腰を引けば 彼の腰骨に臀部が辺り後ろに引けなくなる。 咄嗟に、シンクを掴み崩折れそうになる身体を支えて。] (+68) milkxxxx 2023/12/31(Sun) 21:46:12 |
【墓】 瑞野 那岐[く、と快楽に身体が折れ曲がっていくのを 見計らったように唇が耳から首筋へ。 首裏から背を伝って腰元へと落ちていく。 骨が少し張った腰骨をなぞられて、ぴくんと震え、 ずるりとスウェットを押し下げられたら 外気に肌が晒されて、衣服が太腿に絡む。] ンッ、ぅ……、ぅ、……ぁっ、 ……ァ、だ め、ッ、みないで、ッ ……ぁっ、ぁうッ、[呟く声と共に彼の長い指が、中へと押し込まれる。 それだけ腰が震えそうなのに。 その奥まった箇所に彼の吐息が吹きかかれば かぁ、と赤が頬から鎖骨まで散った。] (+69) milkxxxx 2023/12/31(Sun) 21:46:31 |
【墓】 瑞野 那岐[まるで準備を確かめるみたいに、くちくちと 指を出し入れされて、舌先で足りない滑りを足されて。 膝ががくがくと、揺れてしまう。] ……は、ぁッ、……るしく、ない、けど、 ぁ、 ア ッ! や、ッ、そこ、……っめ、ン、ぁぅ、ッ、……ぁ、 押さな、いでッ、ぁ、っ あ ![中を広げるようにくぱ、と空気を送られて。 ぐるりと掻き混ぜられたなら 飲み込んだ指に内壁がまとわりついて、きゅうと締め付ける。*] (+70) milkxxxx 2023/12/31(Sun) 21:47:17 |
【墓】 瑞野 那岐[とろけそうな声がいくつも降り落ちてくる。 話している間も止まないア愛撫が、 胸を擽り、腰を撫でて快感を高めようとする。] ふ、ぁ……ッ、 [指が、唇が滑る度にぞくぞくと肌が震え、 じわりと涙が浮かんで、シンクを掴んだ手が カリ、と硬質な音を立てて力の加減を訴える。 触れられるのが好きになったのも、 可愛いと甘い声で言われるのも、 彼が好きだと言いながら、自身に触れるから。 羞恥は変わらず浮かぶのに、 悦ぶように身体は反応を示してしまう。] (+77) milkxxxx 2024/01/01(Mon) 13:18:16 |
【墓】 瑞野 那岐[恥じらいで呈してしまった音も、 いやだと一掃されてしまう。 笑い、話す度に産毛を撫でる吐息が擽ったくて ぶる、とまた弱く身体が震えを起こす。] ……ッ、ん、……ゃ、だめッ……、 っずか、し、からぁ……ッ、ぁ、 ぁ、ぁッ、……くッ、ぅンッ…… [全部を見せてしまうには、まだ羞恥が勝るから、 か細い声でゆるゆると首を首を振り揺らすのに 確かめるように、中を探る指が膨らみを押せば チカッ、と明滅するような酩酊感を覚え、] ぅあッ、……ぁ、ッ! ……どっち、もッ、 ……、や、だぁッ……っ [余りにも強い快感に、ずると腕が滑り落ち。] (+78) milkxxxx 2024/01/01(Mon) 13:18:46 |
【墓】 瑞野 那岐[ぐちゅぐちゅと指が卑猥な音を立てて中を解し、 ずり落ちた手は辛うじて、添えているだけの状態で。 支えがなくなった腰が、緩やかに落ち 後孔を唇で濡らす彼の顔に落ちるみたいに ぽて、と肌がくっついて。] ……っは、ぁ、……はぁーッ……、 [指を引き抜かれ、彼の気配がなくなれば ずるずるとその身がシンクを伝ってぺたりと膝を着いた。 下げられたスウェットにたっぷりと塗りつけられた唾液と 溢れ出す先走りが、染みを作っていく。 もう、肩で息をつくしか出来ず。 言葉にも出来ない代わりに熱っぽい呼吸音だけが響く。] (+79) milkxxxx 2024/01/01(Mon) 13:19:06 |
【墓】 瑞野 那岐[ぼんやりとした頭で頭上に響く声を聞く。 彼が口にした単語を理解するまで時間がかかり、 けれど、入りたいという音を聞けば無意識に 作り変えられた身体が、ずくんと疼く。] ……ッ、……、ふ [ゆら、と重い足取りで腰を持ち上げ、 力の入らない身体を起こし 自身の手で片側の尻たぶを押さえ。] (+80) milkxxxx 2024/01/01(Mon) 13:19:22 |
【墓】 瑞野 那岐ンッ、 ……ぃ、れて、 [羞恥に染め上げた頬を隠したまま、 愛されたそこを開くようにくぱ、と孔を広げて。*] (+81) milkxxxx 2024/01/01(Mon) 13:19:59 |
【墓】 瑞野 那岐[昂りをひくつく後孔に宛がわれて、 ずぶ、と先端が割り入ってくる。] ぁ、ぁっ、ぁー……ッ、…… [床に落ちた手が空を掻く。 長く、尾を引くような声が喉を突いて、溢れ。 深く押し入られる程にぞわぞわと粟立つような 快楽を引き出されて、ぴゅく、と先端から蜜が溢れ出る。 入れられただけで、達してしまった。 ふーっ、ふーっ、と荒い息を繰り返して堪えようとするのに 明滅感は簡単には抜けず、とろとろと先端からは 栓が壊れたかのように、白濁が散って。] (+87) milkxxxx 2024/01/01(Mon) 18:16:49 |
【墓】 瑞野 那岐[支えきれなくなった上半身がぺたりと床に懐く。 繋がった下肢だけを高く上げた状態で、 床についた額が、チリと前髪を擦り合わせた。] ……ぁッ、おっき、ぃの、 とどいて、ッ……ぁ、ぅッ……ん、ンッ…… んぁッ、だ……め、今、 イって……ぁ、 ひ ぅッ……![長い刀身が最奥まで届くと、 ビリと電気が走ったような衝撃が走り抜ける。 中に入っていることを分からせるみたいに、 甘い声が響いて、クラクラする。 一緒に胸を摘まれたら、ぐずるように首を揺らす。] (+88) milkxxxx 2024/01/01(Mon) 18:17:15 |
【墓】 瑞野 那岐ぁ、っ、ンッ、ぅ、……や、まだ、ッ…… は、んッ、……ぅ、んッ、ッ、……め、 きもち、 い、からッ、……っめ、ッ……[相反する言葉を同時に口にして涙ながらに訴える。 気持ち良すぎてだめになる。 ここ、と確かめるようにぐり、とカリを押し付けられたら ひぅっ、と甲高い声が跳ねて、 呼応するようにきゅうと内壁が彼自身を締め付けて。] (+89) milkxxxx 2024/01/01(Mon) 18:17:36 |
【墓】 瑞野 那岐[中の反応で悦んでいることは伝わってしまう。 言葉で自身の身体の変化を伝えられ、 悦楽と羞恥にぼろ、と目尻に溜まった涙が溢れ。] ぁん、ッ、ぁっ、…っく、んッ……、 あ、……ッ、ひ、…… もち、ッ、……ぁ、っ、ぁーッ、 [恥ずかしいのに、気持ち悦くて。 ぐちゃぐちゃになった頭はまともに動かなくなって。 浅く、深く、突き上げられる度に嬌声が溢れた。*] (+90) milkxxxx 2024/01/01(Mon) 18:17:55 |
【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐 那岐、くん 顔、見たい [ ずり、と一度自身を引き抜くと、 相手の体を持ち上げるようにして、ぐるりと 半回転させる。その際、太腿あたりに 引っかかっていたスウェットと下着は取り去ってしまって ] ぎゅって、して? [ 背中を打ち付けてしまうのを厭う故に両手を 膝の裏から差し入れて、臀部をしっかりと 手のひらで支えて、抱え上げる。 ] (-23) はたけ 2024/01/01(Mon) 20:39:57 |
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