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![]() | 【赤】 パイ焼き ゲイザー「はァ〜ン? オマエの”遊び”とやらにゃあ興味無ェ。 オレが愉しいと思えるのは──そう! サツジンだけさ!」 響く声色には喜色が滲む。 性根の捻じ曲がっている、下卑た声色。 けれどもあなたもきっとそれは同じ。 「だが、ま。オレ達『愉しい』のセンスは異なるが、 どうやら目的は同じらしい。文句は言わねえさ……」 (*9) teiki_kano 2021/10/16(Sat) 2:08:39 |
![]() | 【赤】 パイ焼き ゲイザー「……オレに聞こえるトクベツな会話は二つ。 オマエとのコレと、あともう一つ。 ”共鳴”することで聞こえる声だ。 そんで、ミズガネが掛かった。」 「だが、妙なコト言ってやがるな。 アイツ何か嗅ぎまわってるのか? まァいい、また連絡する。 じゃァな、ニセ探偵!」 そうして、連絡は途絶えた。 (*10) teiki_kano 2021/10/16(Sat) 2:09:19 |
![]() | 【鳴】 パイ焼き ゲイザー「あ、あたしは……。ただ……」 「グズでノロマでダメな女だから。 誰かの役に立てるようになりたかっただけです。 で、でもきっと。ダメだったんですね、あたし。 きっと嫌われちゃったんだ。 だから、ヘンな噂が立ってる……」 「ね、ねぇ。あの。あなたに会いに行っても良いですか? こんな、テレパシーじゃ。きっと気持ちも表情も伝わらない」 (=5) teiki_kano 2021/10/16(Sat) 15:34:50 |
![]() | 【鳴】 パイ焼き ゲイザー「…………。あなたが疑ったんでしょ。 あ、あなたにとって、あたしは、怪しい人物の筈なのに……」 届く声色は、困惑と、……少しの喜色。 それから、意気込んだ声に変わる。 「わ、分かりました! い、いいお酒を持ってきます!」 ……もし、あなたが本当に女を疑っているのなら。 決して気を緩めてはならない。 ひょっとしたら、 薬のひとつでも入れられているかもしれないのだから。 (=7) teiki_kano 2021/10/16(Sat) 16:05:36 |
![]() | 【秘】 パイ焼き ゲイザー → 酔吟 ミズガネそうして、暫しの後。女はあなたの部屋に訪れる。 手には注文通りの果物と、ふたつのグラス。 シャルトリューズ・オレンジsakeとコーヒーdrinkの載せられた盆。 入口のドアをノック。 「あ、あのー……。こんばんは、あたしです。ゲイザーです!」 (-116) teiki_kano 2021/10/16(Sat) 16:12:56 |
![]() | 【秘】 パイ焼き ゲイザー → 酔吟 ミズガネふたりぶんのグラスに酒とコーヒーを注いで、 言葉の通りに盆をローテーブルに置く。 それから、これまた言葉の通りにソファに座る。 両手は膝の上に、背筋を伸ばして。 「す、すみません。まだ緊張が、解けていなくて……」 『それで、早速本題なんですけど』。 掌は握りしめられたまま。 「そ、それで。あの。ミズガネさん……ですよね。 もし仮に、あたしが館の協力者だとして。 それを訊ねて、何を求めるつもりだったんですか」 (-160) teiki_kano 2021/10/16(Sat) 21:50:44 |
![]() | 【赤】 パイ焼き ゲイザー「あァ……? ハロウィンだあ〜? ああ、血みどろで着飾って雑魚どもをビビらせるアレか! いいねェいいねェ、妙な恰好していても誤魔化せる。 あァ悪かねえ。面倒だから準備は全部オマエの好きにやれ。 オレもオレで、好きにやらせてもらう!」 (*13) teiki_kano 2021/10/16(Sat) 22:13:51 |
![]() | 【人】 パイ焼き ゲイザーキエからの依頼で、ゲイザーは催しの準備をしていた。 口の割けた南瓜を片手に、 下女のゲイザーはゲストのあなたたちに呼びかける。 「待宵館では、あなた方が思うままの施設をご用意しております。 各国の料理から創作料理まで楽しめる、ここ大広間。 景色が一望できるバルコニーから、四季の花々が咲く中庭。 広々とした大浴場。性別を秘匿したい方は、 湯浴み着を貸し出しております。 その他、図書室から娯楽室、小規模の舞台まで。 どうぞ終わらぬ宴をお楽しみください……」 (135) teiki_kano 2021/10/16(Sat) 22:37:16 |
![]() | 【人】 パイ焼き ゲイザー>>124 ユピテル 「ど、どうしてそこまで……」 冷や汗と涙を、柔らかなタオルで拭われる。 久しぶりの思いやりに、また、目尻に涙が浮かんで拭われた。 「あ、あたし、ずっとずっとドジだから……。 嫌われる才能しかなくって。全部、うまくできないんです」 要領の得ない言葉を紡ぎながら、 問いには、ゆるゆると首を振った。 「い、いいえっ。あたしもゲストです。 でも、パイ焼きだけは得意だったから。 なにかひとつでも、あたしに役立てることがあったらなって」 『まあ、このざまなんですけど』と苦笑した。 それから談笑の合間に、ゲイザーは片付けを終える。 「あ、あの。ご親切にありがとうございましたっ。 あなたは……、ゲストのユピテルさん、で合ってますか? あ、名簿帳でお名前拝見してて。あたし、ゲイザーです!」 (138) teiki_kano 2021/10/16(Sat) 23:04:06 |
![]() | 【赤】 パイ焼き ゲイザー「ハイハイ、わーったよ。 ま、オレだって死体は神隠しされた方が都合がいい。 悲鳴と苦悶の表情を見るのは好きだが、 別に死体をXXXする趣味は無ェモンなぁ!! ヒャハハハ!!」 下卑た笑い声。 「だが、万が一が起きた時はそうさせてもらおうか。 オマエも探偵らしく振舞いたいんだろ? チッ。プライドもへったくれも無ェ、気味悪ィヤツだぜ」 (*15) teiki_kano 2021/10/16(Sat) 23:48:35 |
![]() | 【秘】 パイ焼き ゲイザー → 酔吟 ミズガネ/*ミズガネPLさん、こんばんはっ……。 あたしです、ゲイザーPLです! お気づきの通り、あたしは愚狼なのですが……。 もしよければ、一日目の夜噛みに行ってもいいでしょうか! 一日目の夜はあたしが担当なんです。 も、もちろんPCの性格やコンセプトにそぐわないなら、 NGを出してくれても全然OKですっ。 このタイミングでの墓落ち美味しいなと感じたら OKをお出しくださいっ。 (-197) teiki_kano 2021/10/17(Sun) 1:01:55 |
![]() | 【秘】 パイ焼き ゲイザー → 夜の一族 チャンドラディナータイムに比べ、 多少喧騒の落ち着いたパーティ会場。 「こ、こんばんわっ! あなたは……えぇと、チャンドラさんですね。 そうです、あたしっ、召使のゲイザーです」 ゲストの名が並べられたメモを、 片手でもたつきながら広げあなたの名を確認する。 「食べるもの。あ、あたしで良ければ、何か作りますよっ。 注文を戴ければ何でも作れますが、少しお時間が……。 あ、カボチャパイならすぐにお出しできます!」 (-202) teiki_kano 2021/10/17(Sun) 1:13:26 |
![]() | 【秘】 パイ焼き ゲイザー → 酔吟 ミズガネ/*あ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! そういえばそうでしたねっ……! 一応GMに確認を取っていますが、 定例通り一日目はクロノ固定説が濃厚です。 ありがとうございます、助かりましたっ! 現在GMの返答待ちで、まだ何も確定できないのですが、 お先にこのお返事と秘話だけ返しちゃいますね。 (GMが多分お仕事中なので、お返事できるのがもう少し先になりそうなため。お疲れ様ですっ……!) (-229) teiki_kano 2021/10/17(Sun) 2:22:30 |
![]() | 【秘】 パイ焼き ゲイザー → 酔吟 ミズガネドライフルーツに手を伸ばしかけて、 続く言葉に思わずそれを引っ込める。 「ひ、ひぃっ……。 あ、あたしは協力者なんかじゃありません!! だから、そんなことしないで……。」 ぶんぶんと頭を振って。 刺すような笑みには身体を縮める。 真相はどうあれ。この場でゲイザーが、 この論調を曲げることはないだろう。 「そ、そうだ。あなたの言うことなんでも聞きます! だから、その下女たちの間に流れている、 『あたしが協力者』だって噂……取り消してください! あなたなら、出来るんでしょう!?」 (-234) teiki_kano 2021/10/17(Sun) 2:48:29 |
![]() | 【秘】 パイ焼き ゲイザー → 夜の一族 チャンドラ「分かりました。すぐ持ってきます!」 お腹が鳴ってしまう様子に、ゲイザーは小さく笑って。 そのまま、厨房へと姿を消す。 けれどもすぐに戻ってくるのだろう。 手には南瓜の代わりに、カボチャパイ。 シナモンの香る甘めのもの。 現在キエを中心に給仕の間で執り行われている催しでは、 刳り貫かれたカボチャが飾り付けとして使用されている。 その中身はこうして、カボチャパイなどに活用されている訳だ。 「厨房の方が、チャンドラさんは健啖家なのに、 すらりとしていて羨ましいって言ってました。 な、何かヒケツとかあるんですかっ? って、し、失礼ですかね……!」 (-238) teiki_kano 2021/10/17(Sun) 3:20:54 |
![]() | 【秘】 パイ焼き ゲイザー → 酔吟 ミズガネ/*お疲れ様です! GMからお返事いただきましたっ。 やっぱり、一日目はクロノ固定のようですね。 二日目担当は皇狼さんになるかもしれませんので、 まだ何も確定できません……! (数日後RPがどのように動いているかが分からないのもあり、 まだ確定しない方がよいかも?というアレですっ!) そういう訳でこのお話はいったん無しにさせてください! お騒がせしてすみませんっ、ご親切にありがとうございます! ミズガネさんとはこのまま愚狼を隠しつつ、 あんなことやこんなことをしたいな〜という思いです、えへへっ。 (-259) teiki_kano 2021/10/17(Sun) 10:35:08 |
![]() | 【秘】 パイ焼き ゲイザー → 酔吟 ミズガネ「じゅ、十分です。 噂を流してる下女を軽く諫めてくれたら……それで、十分」 『晩酌』の言葉にびくり、と肩を揺らした。 垢ぬけない少女の顔が紅潮する。 聞いたことは有った。 館に滞在する吟遊詩人、ミズガネ。……彼に関する、噂も。 「い、良いですよ。あたし。 いざとなったら、そのつもりで来ましたから」 瞳を羞恥に歪めながらも、 ゲイザーは制服のボタンをひとつ、外す。 あなたにとっては何人もの遊び相手のうちのひとり。 けれども、ゲイザーにとっては、はじめての相手だ。 (-261) teiki_kano 2021/10/17(Sun) 10:49:43 |
![]() | 【秘】 パイ焼き ゲイザー → 夜の一族 チャンドラ「夜が来ない。……だからあなたは、 ここでは夜と同じように活動できるのですね。 ひょっとすると、そのスレンダーな身体は 生来のものということでしょうか。 す、少し羨ましいです……」 ゲイザーは言葉を挟みながら、 カトラリーをあなたのそばのテーブルにそっと置く。 「と、ごめんなさい。……どうぞ、お食べになって」 (-262) teiki_kano 2021/10/17(Sun) 10:56:31 |
![]() | 【赤】 パイ焼き ゲイザー「……オマエ何者?」 「いいや。別にオマエと仲良しこよしするつもりは無ェ。 ゲイザーのほうはどうだか知らねェが……。 が、そりゃあ一理ある。 だが、今回は第一発見者はオレでいい。 チュートリアルってヤツさ! アイツらがマジでビビリ散らした表情を拝みたい!!」 (*17) teiki_kano 2021/10/17(Sun) 11:03:03 |
![]() | 【赤】 パイ焼き ゲイザー「そうそう、今夜襲撃するニンゲンを決めた。 『庭師のクロノ』だ。 アイツはミズガネみたいに厄介なことを考えなさそうでいい。 オレの思い通りになってくれるだろうなァ……」 (*18) teiki_kano 2021/10/17(Sun) 11:05:07 |
![]() | 【人】 パイ焼き ゲイザー「ハロウィンパーティ! 召使いの間では、準備の為、 事前に話が通されていましたが……。 遂に正式発表! という訳ですねっ。 楽しみですっ!」 張り紙の前でぴょんぴょんしている。 (158) teiki_kano 2021/10/17(Sun) 12:15:16 |
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![]() | 【赤】 パイ焼き ゲイザー「あ? 何バカなこと言ってやがる。 オレに文句つけんじゃ……、 あ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」 気付いた。その通り、女はこの館に来たばかりであり。 まだここの理に慣れていなかったらしい。 「オレのことが気になんのか? だったらこんな妙なとこで会話してないで、 オレに直接会いにくればいい。 オマエの前であれば、オレも顔を出してやるさ!」 (*21) teiki_kano 2021/10/17(Sun) 16:00:32 |
![]() | 【秘】 パイ焼き ゲイザー → 酔吟 ミズガネ男の指先が、少女の肌に刺激を与える。 見知らぬ感覚に、少女は畏れと緊張まじりに びくりと肩を揺らした。 スカートに皴を作る掌がぎゅっと握られる。 「は、はいっ。あ、あの。よろしくお願いしますっ!」 少女もまた、似つかわぬ黒褐色で満たされたグラスを手に取り、 あなたのグラスに軽く打ち付ける。乾杯の合図。 さて、きっと少女と同様に、あなたはカクテルに口づける。 …………薬は、入っていなかった。 (1/2)⇒ (-288) teiki_kano 2021/10/17(Sun) 16:44:19 |
![]() | 【秘】 パイ焼き ゲイザー → 酔吟 ミズガネ──それから、ふたりは幾ばくかの歓談を交わして。 特に、褥を共にすることもなく。何も起きることなく── 暫くの後、ゲイザーは仕事に戻ることだろう。 あなたの前では、ゲイザーはただの気弱な少女だった。 ゲイザーにとっても、同様。 どこか優しいくせに、どうしようもない遊び人。 (2/2) (-289) teiki_kano 2021/10/17(Sun) 16:44:45 |
![]() | 【秘】 パイ焼き ゲイザー → 夜の一族 チャンドラ「それって……大変じゃないですか!?」 ゲイザーは小動物を思い浮かべた。 小柄故に代謝が非常によく、 高い頻度で何かを口にしていないといけないらしい。 ゲイザーは自分に何かできることはないかと考え、 『あ!』と合点した。 「ちゅ、厨房に有る携帯食料……幾つか持って来ましょう! ゲストであるチャンドラさんの為といえば、 誰も文句は言えない筈です。 暖かいお風呂、季節の花々の咲く中庭…… そのどれもが堪能できないなんて勿体ないですもん!」 (-317) teiki_kano 2021/10/17(Sun) 20:52:59 |
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