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人狼物語 三日月国


100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】

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【人】 死神 ゲイザー

>>ゾズマ

二人目の犠牲者が出てから、暫く。
けれどもあなたにとって適当な、もうひとつの時間。
ここは中庭だろうか? 或いは広間、
それとももっと別の場所かもしれない。

ゲイザーはやっぱり人探しをしている。
今度はゾズマだ。待宵館に供えられた石鹸でしっかり洗った
あなたのハンカチを返却したくて、ゾズマを探している。
(37) 2021/10/20(Wed) 19:04:57

【人】 探偵 キエ

>>???
>>32

今笑ったなァ?
良いけどさァ…ミズガネ君ももっとしっかり夢見て欲しかったな〜。

 しかし尚更彼が悪いとしか言い様がなくなってきたねェ。君にはちゃんと感情があるのに暴言を吐いた彼が10割悪い」

キエは夢を見ただけであり過去を見た訳ではなかった。夢とは主観的なものである上、正確性は記録映像に遠く及ばない。
更に罵詈雑言に傷付く心も持ち得ていない。だから理由がわからなかった。

「…確かに何とも無かったね。不思議かは判らないが君がそう言うならそうなのだろう。
 僕ァ先程迄君に興味が持てるかどうか決めかねていたんだが、少し気になってきた。

 君、名前は何というのかな。もし名乗りたくないなら勝手に呼んでしまうし、名付けられるのが嫌なら言ってくれ」

自分の気持ちを他人事のようにキエは語る。
(38) 2021/10/20(Wed) 19:26:58

 

「 
……すっごくわざとやった動作だったけど、そう見えるん だぁ……? 

 笑ったか吃驚したかなら、そうなんだね
 」
 

【人】 掃き溜めの ゾズマ

>>31 アマノ

「さっきからネズミネズミうっさい!オッサンの口からおままごとなんてカワイイ言葉がでてくるとはな。ここはアンタのお家じゃねえんだよ。バァカ!」

追い払う仕草を無視し、つかつかと歩み寄って指を差す。

「気をつけなよ。痛い目見るのはアンタかもよ。
 あまりにも日頃の行いが悪いと神隠しに遇っちまうんだ」

チーズご馳走様。それだけ言い残せば、さっさと立ち去っていく。
(39) 2021/10/20(Wed) 19:44:13

【人】 掃き溜めの ゾズマ

>>37 ゲイザー

少年は喧騒を離れた、中庭いる時間が多い。
だからあなたが探しに来た時にはそこにいた。
庭師がひとりいなくなった中庭で
花を目前にぼうっとしているだけだ。
(40) 2021/10/20(Wed) 19:46:15

 

「 
あと抱きついたとか言い辛くって適当にそれっぽいこと言って 
 
  
たら見事に誘導できてしまって困惑しているよ。ごめんってミ  

  
ズガネちゃん。言ってくれてすごいうれしかったんだって〜〜  

  
ってここで言ってもなんにもならないけどとりあえず言うわ?
 」
 

【見】 くるみ割り人形 トラヴィス

>>@16 >>@18 ガレット

「そう、叶うと良いね。」

いつものように、そんな二人を眺めた。
何を求めるのであっても、
きっとそれが望むものになると良い。
男は他人へ壁を作りながらも、
貴方達はその少し内側に置いている。


  ──だからこそ。
      各々の事情に深く立ち入ろうとはしなかった。


男はきっと誰よりも、停滞を望んでいる。
     それは自らによって少しだけ、
      時計の針を進めてしまったけれど。


舞台の喧騒を露知らず、舞台袖には穏やかな時間が流れていく。

「おや、おや。
 私のコートは無事だろうね?」

くつくつ。
愉快そうに喉を鳴らして笑った。
(@19) 2021/10/20(Wed) 19:48:46

【人】 夜の一族 チャンドラ

>>36 ゲイザー

広間を探しても、中庭を探しても、わたしの姿はどこにもない。
寒く凍えたわたしは今は、ポルクスの部屋に連れられていた。

きっと広間にいるなんて、あなたには嘘をついてしまったわね。


使用人の誰に聞いても、わたしの行き先を知る人はいない。
あんなに毎日広間でいろんな食事をしていたわたしがいなくなったことを、使用人のみんなも不思議がっていたかもしれなかった。
(41) 2021/10/20(Wed) 19:50:20

【人】 死神 ゲイザー

>>41 チャンドラ

「いない…………?」

あの約束から、随分と時間が経ってしまった。
彼女は最早、お腹を空かせて自室と広間を
往復することしかできない雛鳥ではない。

だから、広間にいなかったのは頷けた。

けれど彼はチャンドラの今を知らない。
そしてきっとあなたも。
ふたりが出会うのは、きっともう少し先。
(42) 2021/10/20(Wed) 19:57:50

【人】 逃亡者 ポルクス

>>34 チャンドラ

「それで……そんなに凍え震えるまで一体何をしていたんだい?」

布団にくるまれ少しは温まっただろうか。
こちらは心配してだが、あなたと同じように困った顔をして問いを投げかけた。
きっと、これくらいの権利はあるはずだ。

手のみならず身体まで冷え切って今にも倒れそうになっていたのには、しっかりと気づいてしまったのだから。


「謝る必要はないよ。
 温かい食べ物がくるまでゆっくり寝ていると良い。布団の中にいると冷えた身体も温まるしね」

本当はお風呂で温まるのが良いかもしれないが、食事もしない状態で入ってしまえば倒れかねないので流石に勧めることは出来ない。
(43) 2021/10/20(Wed) 20:23:40

【人】 夜の一族 チャンドラ

>>43 ポルクス

「……それが、分からないの。
 ハロウィンパーティが終わって、部屋に帰って」

布団の中は、そうすぐにあたたかくなりはしなかった。
その中にいるわたしが冷たく冷えきってしまっていたからかもしれない。


そんな布団の中でわたしは体を震わせている。
あの時のことを思い出したからか、冷たい体がそうさせるのか、わたしにはやっぱり分からなかった。

部屋に、誰かがいたの。

 姿が見えない誰かが。
 そうしたら、体が動かなくなって。
 ……ものすごく、寒くなって」

用意をしていた食事をとれなかったのが、さらに悪かった。
けれどあたたかいものを探しに外に出た結果、こうしてポルクスに拾われているのだから悪いことばかりでもなかったのかもしれない。

結果として約束をいくつか、反故にしてしまったことになるだろうけど。

「​──​そうよ、わたし。
 待ち合わせをしていたの。部屋で。
 彼、わたしを探しているかもしれないわ……!」

落ち着いたからか、漸くそのことを思い出す。
体を起こそうとすると、目眩がした。
こっちは寒さのせいじゃなく、空腹のせい。
(44) 2021/10/20(Wed) 20:45:33
「消し去りたい相手はいないけれど、そうだなァ。世界の真相を見せてあげたい子は幾らかいるね。
 チャンドラ君にはきっと良い刺激になると思うし、ユピテル君は自然の摂理が気になる質であるようだから。

 しかしユピテル君の方には折角だし僕らの手を取らずに“館の自然現象としての神隠し”を体験して欲しくもあるんだよねェ」

キエが特定の存在に対して好悪を抱く事は無い。好悪を示すのは感情に対して程度だろう。相手の抱く感情に興味はあっても愛情と呼べるものは持ち合わせていなかった。

【見】 トレジャーハンター プルー

>>@19 ろわろわ!

「モチのロンよ!
ま、楽しいことってのは自分で見つけるものだし、今ラヴィやしぃくんと居るの楽しいし!既に叶っちゃってるようなもんね!」

あっけらかんと。いつもの調子で。
この瞬間も楽しいと女は口にする。

「あの洗濯物の山になければ無事だと思うわ!……あったらゴメンね?」

もうひと切れ、アップルパイを取って。
トラヴィスを見る。

「ラヴィはなにか、お願いとか望みとかあるの?」
(@20) 2021/10/20(Wed) 21:31:03
浮遊想 テラ(匿名)は、メモを貼った。
2021/10/20(Wed) 22:07:36

浮遊想 テラ(匿名)は、メモを貼った。
2021/10/20(Wed) 22:09:11

「チャンドラにユピテルぅう?」

それはゲイザーにとって大切なひとだったが。
リーパーにとっては、『ゲイザーにとっての大切なひと』だった。

「オマエに任せるぜ。オレぁドッチでもいい。
 オマエの感じる『面白そうなほう』に賭けろ。

 ……てか、“館の自然現象としての神隠し”なんざ
 そうそう自発的に起こせるモンじゃねェだろ」

【人】 死神 ゲイザー

ゲイザーはチャンドラを探していた。
中庭を彷徨い、広間を彷徨い、色々なところを彷徨い歩く。

……すれ違う。ミズガネと。その瞳は確かに彼を追う。
見えない筈の、彼と。

でも、”神隠し”されている人間を、
”ゲイザー”が視認することは叶わない筈なので。
透明人間は見えないふり。
(45) 2021/10/20(Wed) 22:17:25

【人】 逃亡者 ポルクス

>>44 チャンドラ

「部屋に姿の見えない誰かが居た、だって?」

にわかに信じがたい話を聞いた。
が、俺が双子の兄の姿がなくとも気配がわかるように。
目の前の少女が夜には魔法というものが使えるように。
不思議な力のあるこの館に、姿の見えない誰かが居たところで決してあり得ない話ではない。

ふむ……としばらく思案してる間にも、彼女もなにか色々と考えていたらしい。

無理に身体を起こそうとするあなたに驚いて、まだ寝ているように制して困ったように眉を下げた。

「待ち合わせ。俺の他に誰かと約束をしていたのか。
 体調が悪くて休んでることくらいは伝えられるよ、あぁ、ほら。
 いま温かな食事も来たから、まずはゆっくり温まらなければ」

軽いノックオンと聞こえてきた使用人の声に振り向いて。
ドアの方に向かうと、ベッドの横まで温かなリゾットとスープを運んでくるだろう。
(46) 2021/10/20(Wed) 22:32:29
「問題は其処だよ。しかし願わねば始まらない事でもある。其方に関してはあくまで運が良ければって感じだなァ。

 だから先ずはチャンドラ君にヒントをあげに行こうと思うよ。

 …しかし僕ァ目を付けられている様だから、君も成功を願っていてくれないかな」


/*
キエが再びランダムで吊られた場合に備えて、リーパーさんもチャンドラさんに襲撃セットをお願いします。

【人】 夜の一族 チャンドラ

>>46 ポルクス

目眩に頭を抱えたわたしは、制されると大人しくなる。
そうするしかない。体は限界に近いのだもの。

「……ええ。
 ハロウィンパーティの後、部屋に来るって言っていたわ。
 だからわたしは、急いで帰ったの」

目を伏せて頷いた。
あんなことを言ったのに、これじゃあ逃げてしまったみたい。
そうやって失望されでもしたら、わたしは彼になんと言えばいいのでしょう。

「……ええ。そうね」

ごめんなさい、と謝罪の言葉がこぼれ落ちた。
今目の前のあなたに心配をかけているのも分かっている。
あなたとの約束も反故にしてしまって、わたしはこんな有様だもの。

「いただきます」

いきなり粒のあるリゾットに口をつける気が起きなくて、まずはスープを戴いた。
ハロウィンパーティであなたとクッキーを食べてから数時間。
いくらなんでもここまで弱るのはおかしいとあなたに訝しがられてもおかしくない。

でもこれも仕方がないこと。
だってわたしたちは、夜にしか生きることはできないの。
(47) 2021/10/20(Wed) 22:53:28

【人】 探偵 キエ

>>???
 >>38

「心にも無い事を言うねェ。しかし既に引っ掛かっているよ。
 面白そうだと思って自分から此処に来たのに、いざ舞台が始まったら面倒事を押し付けられて此の様さ」

肩を竦めて何度目かわからない溜め息を吐いた。キエは呼び方について承諾が得られると座り直しテーブルに肘を着く。
見えない相手を見据える。丸いカップの中に浮かぶ黒い液体に視線を下ろす。紙面に滲む黒のインクを眺める。

「…含みの在る言い方だけれど生憎僕には何も判らないな。君の事は此処で話した事しか知らないからねェ。
 しかしそうだなァ。僕は短くて明快な名前の方が好きだし君は謎を振り撒くのが好きな様だから」
(48) 2021/10/20(Wed) 23:08:20

【人】 探偵 キエ

>>???
 >>38 >>48


「“ホワイト”。こう呼ぶ事にしよう。」

 
(49) 2021/10/20(Wed) 23:11:12

【見】 くるみ割り人形 トラヴィス

>>@20 ガレット

「ん。」

間抜けた声が漏れた。
口の中にアップルパイを収めたばかりだというのもある。

「………あー、」

ごくん。飲み下し、
琥珀色を広げるカップへ手を伸ばした。

「プルー、もっと欲張ってみても良いんじゃないかい?
 これはあくまで、仮定の話なのだからね。
 君の願い、望み。私は知りたいな。考えてみてご覧。」

      密かに胸を撫で下ろす。
          今はとても、願いや望みを答えられそうになかったから。
(@21) 2021/10/20(Wed) 23:18:08

【人】 不眠症 アマノ

>>39 ゾズマ

「待て!」

立ち去ろうとする相手の手首を掴む。
自分が追い払った癖に勝手だ。

「お前は殺される人間の基準を知っているのか?
 答えろ」

ギリリと強い力で腕を握る。
(50) 2021/10/20(Wed) 23:47:18

【人】 逃亡者 ポルクス

>>47 チャンドラ

「パーティーのあとっていうと昨日の話じゃないか。
 そうか、怖いことがあって部屋をでてしまったから約束した人と会えなかったんだね。
 大事な用だったのかい?」

本当に弱っている様子を見ると、流石に尋常じゃないと心配げな目を向ける。
これでは約束を果たすどころか、まともに行動することもままならないだろう。

「君はどこか身体が弱いとか、そういう持病かなにかあるのかな。
 昨日のパーティーの時はそんな風に見えなかったんだけど」

スープを口に運ぶ様子を見つめながら青白いであろう顔色を窺った。
(51) 2021/10/20(Wed) 23:55:18
「オマエ……。ま、そうか。
 何やらこの場所の願いは、力を生むらしい」

/*セットしました。

「……なあ、オマエなんでこんなことしてんだ?
 ヒントを与えて、何になる。
 人間を引っ掻き回して……愉しいから、それでおわり?
 オマエ、そんな単純な動機で動いてんのか?」

「オレはそれでおわりだけど!」

【見】 トレジャーハンター プルー

>>@21 ガレット
「つまり、そう簡単に叶わなさそうな、夢物語のような願いや望みってコト?
……そうねぇ」

うーん、と考えるように外を見る。
今日もよく晴れている。広がるのは鮮やかな空色。

「……」

ひとつ、思い浮かんだ。
もうどれだけ見ていないんだったかと頭の片隅で考えながら視線を戻す。

「トラヴィスとシトゥラと一緒に、夜空を見たいわ」


「きっと、此処が夜になったら綺麗に見えると思うのよ。
三人で空を眺めながらお酒飲んで、なにか摘んで。

眠くなっちゃうまで他愛ない話ができたらいいなって思うの」

案外空が白むまで起きてるかもしれないわね、なんて片手で陶器の人形を弄りながらわらって。
パイをまたひときれ、口に入れた。
(@22) 2021/10/20(Wed) 23:58:24

【人】 夜の一族 チャンドラ

>>51 ポルクス

「大事な用事。ええ。
 わたしが勝負に勝ったから、そのご褒美を貰うはずだったの」

こびりついていた寒さが、スープを飲むと少し緩和する。
体の芯から冷えていた分、そして空腹で体力が減った分。
そのふたつを同時に、暖かいスープが満たしていく。

「持病、じゃないわ。……あなたには迷惑をかけたもの。
 わたしは本当は、夜じゃない時間には活動が出来ないの。
 夜に愛されているから、夜が嫉妬をするのね。
 何かを食べないと、すぐにお腹がすいてしまう。
 使用人には、伝えていたんだけど……あまり心配をかけたくなくて」

他にはほとんど伝えていなかった。
広間にいる間は、ずっと食事を行えていたからよかったのだけど。

スープで少し回復して、わたしはリゾットにも手を伸ばす。
(52) 2021/10/21(Thu) 0:58:58

【人】 逃亡者 ポルクス

>>52 チャンドラ

「そう、なるほど。
 一体どういうご褒美をもらえる予定だったのか気になるな」

スープを飲んだのが功を奏したか。
わずかに様子が軟化したように見えてほっと胸をなでおろした。
スープを頼んでおいて良かったと、そう思いながら。

「……夜になると魔法が使えるようになる、ではなくて……
 昼になると弱体化してしまうということかい?
 夜というのがそんなに嫉妬深いものだったなんて知らなかったな」

直ぐにの感覚はわからないが、他の人間よりもきっと沢山食べなければ活動ができなくなるんだろう。
あの異様な冷えも、身体を冷やしたからだけでなく空腹も関係していたのかもしれない。

す、と手を伸ばして頬に触れる。

手を握った時より随分とマシになった様子に目を細め、そっと息をついた。
(53) 2021/10/21(Thu) 1:55:05
「其れを説明するには先ず僕の在り方から説明する必要があるね。

 知っての通り僕ァ夢を食うが、普段は夢其の物を食べる訳じゃない。夢から滲み出る感情を⏤⏤負の感情だけを食う。

 夢を丸ごと食べれば記憶も失ってしまうのは説明したね?
 其れは林檎の木を根から引っこ抜く様なものさ。林檎の実だけ食べれば其の木はまたいつか素敵な果実負の感情を実らせるのだから、木を抜く必要なんて無いじゃないか」

キエの物言いは誰かに苦言を呈するかのような言い方だが決してリーパーに向けたものではない。

「賢者というのは視野が広すぎて中々絶望してくれない。
 しかし皇族、一族の長……彼ら賢者はその他大勢の愚者を動かす事ができる存在だ。
 
人災を作る事ができるのは彼らだけなんだよ


 僕ァね、チャンドラ君には人災を振り撒く側になって欲しいんだ。だから賢者に至る手助けをしようと思う」

「賢者は肥料、愚者は土壌と喩えれば判り易いかな? 
 良い肥料と良い土壌、此の2つが揃えば上質な果実悪夢が実る可能性が高まる。実際には天候も関わるから絶対に上手くいく訳じゃあないが可能性は限りなく高くしたいだろう?」

【人】 夜の一族 チャンドラ

>>53 ポルクス

「……彼について、教えてもらうはずだったの。
 でも、そんなこと言って後悔するって言われたわ。
 わたしが部屋にいなかったら、怖気付いて逃げたみたいじゃない」

食べ進めるうち、リゾットの味も分かるようになる。
染み渡るように、美味しかった。

「そうね、案外嫉妬深くて……。
 ……ポルクス?」

頬はまだ冷たいけど、少なくともさっきまでほどじゃない。
わたしは少し考えたあと、さっきまでよりしっかりと笑った。

「ごめんなさい、本当に。心配をかけたわ」
(54) 2021/10/21(Thu) 9:10:12