【人】 鈴掛 未早[ きっとその時、私は呆然とそいつを見ていて 気が付いたら、見慣れたグラウンドに立っていた。>>n7 どうやらみんなそうらしい。 誰かしら欠けていれば大騒ぎしてるだろうし。 悔しがる大槻と爆笑する棗>>2 でもその後のまとめぶりは見事なもので なんだかんだ会長というだけはあるんだなぁ、って そんなことを思った記憶がある。 周りの様子は……どうだったろう そこまで興味を持って眺めることはしないけれど 耳に入ったり目に入ってしまうものはあるというか すとんと、落ちるようにへたりこむ人があれば>>22 視線はそっちに行ってしまうじゃん 大丈夫? って駆けつけるほどの余裕もなければ そもそもそんな性格でもないんだけど それが津崎だってことと一緒に、 あの時前の方に向かって声を上げたのもそうだったと 白に塗り潰された記憶がおぼろげにぼやけた線で繋がる ] (320) 2022/10/16(Sun) 1:08:35 |
【人】 鈴掛 未早[ 見かければいつも入賞しているような…… そんな印象を持ってしまうくらいの。 周りの大人の称賛を耳にしながら、 幼心にすごいなぁ、と思うくらいの子。 そんな相手に声を掛けられれば、>>0:476 どちらかといえば引っ込み思案の私は驚いて、 半ばしどろもどろになりながらも ありがとうってどうにか口にしたんだっけ。 「津崎くんのほうがもっとすごい」って 控えめに返すことはしたと思う。 きれいな音。好きな音だ。 コンクールの演奏を聴くたびそう思っていた。 技術だけじゃ響かない。 ミスがないことは最低ラインでしかなくて それだけではない何かをきっと、才能という。 そんな話は、もう少し未来の私が考えること。 私も向こうもずっと素直な性格してただろう、 今よりずっとずっと昔の、小さな思い出話。 そりゃあ覚えられてるなんて思わないって、 向こうも同じこと思ってるとかなおのこと>>0:477 ] (321) 2022/10/16(Sun) 1:09:51 |
【人】 鈴掛 未早[ 夏実が「志望校落ちたー」って あっけらかんと言ってきた時も驚いたけど、 普通に学校で過ごしてる中で 雲の上だと思っていた人物の名前が聞こえてきた時の方が ともすればずっと驚いたかもしれない。 二人とも同じ高校になるはずないじゃん、本当なら 本当って何なんだよという話は棚に上げてさ、 あれほど弾ける人、持ってる人が ここにいるってことがもう答えなんだと 楽器を辞めてしまったってことなんだと、思うけど でも、 自分の意思で辞めると思えない、 何か大変な事情があったんじゃ って そう思ってしまうのは私の偏見なんだろう …… 自分と重ねるなって話だ、きっと *] (322) 2022/10/16(Sun) 1:10:29 |
【人】 鈴掛 未早[ 幽霊のせいかミルフィーユのせいか ひどく喉が渇いていたから、帰る前に自販機に寄った。 お決まりの無糖のペットボトルが かこん、と落ちる音だけは、たしかな日常だった *] (335) 2022/10/16(Sun) 1:39:22 |
【人】 鈴掛 未早―― 1st day [ 何があったって明日は来る。 一夜明けて、 私は行動は変わらない方の人間だったらしくて、 いつも通りの時間に校門を通る。 ] おはよ [ 今日もあいさつ運動に立つ秋月がいれば いつもと変わらない挨拶を贈るだろう。 動じてないように見える? それはそう。 ]悩むことといえば、 叶えることに意味があるのかどうかくらいだから (381) 2022/10/16(Sun) 6:37:33 |
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