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【人】 秋月壮真[ 名を呼ばれて目を丸くする。 珍しい……と思ったことは 言葉に出てしまったか。 ] 会える、会えるさ明後日も 君が呼んでくれるなら きっと、きっと……ね ( ……もし、もし明日 俺が旧校舎で倒れていたら…… ) [ 君が呼ぶから、俺も応えるように 口に出そうになった。 その開きかけた口は一旦閉じることに成功した。 ] (290) 2022/10/19(Wed) 22:56:57 |
【人】 秋月壮真 あの時掴んだ君の腕 痛かっただろう? 君はそれを俺に伝えなかった それが君の本質だよ 俺はその優しさに救われていた だから今俺が言う言葉は ”ごめん”より”ありがとう”なんだ (292) 2022/10/19(Wed) 22:57:07 |
【人】 秋月壮真[ 別れた君の後ろ姿。 俺と別れた君の背に向かって 投げた言葉は風に遮られたかもしれない。 届いてくれずとも 君は居るのだろう。 言わずとも君なら……という自信はあった。 どうだい? 俺の千里眼は その答えがわかるのは”明日”。 ]** (293) 2022/10/19(Wed) 22:57:13 |
【人】 秋月壮真[ 「 小学生の子らしいわよ 傍に高校生の子もいたみたい。 」 「 助けられなかったのかしら。 」 「 貴方が近くにいながらどうして……! 」 「 こんな小さい子が可哀想に。 」 「 車道側にいたんですって。 」 「 危ないってわかるだろうに。 」 「 貴方のせいよ。 」 「 お前のせいだ。 」 「 きみのせいだ。 」 あれは誰の言葉だった? ] (368) 2022/10/20(Thu) 3:16:01 |
【人】 秋月壮真[ 学校の帰り道。 小学生の弟の手を引いて 公園でバスケをするつもりだった。 弟と一緒にするバスケは楽しかった。 どんどん上達して 俺と同じ中学で、高校で バスケをすると楽しそうに話してくれた。 青信号が点滅する。 急ごうとした弟を俺が止めた。 次の信号まで待とうと。 運 命 その選択が の 分岐点。 ] (369) 2022/10/20(Thu) 3:16:15 |
【人】 秋月壮真[ 横を見た瞬間 弟の体が飛んだ。 投げ出された、体の形が歪んで 声も出せないまま血が花火のように飛び散る。 全てがスローモーションだった。 音のない世界。 宙に舞いゆっくり落ちていく弟の躰。 何も聞こえなかった。 全ては一瞬だったのだから。 ] (370) 2022/10/20(Thu) 3:16:22 |
【人】 秋月壮真[ 途切れそうな心臓の音。 体が考えられなような方向に曲がって。 それでも俺は弟を抱きしめた。 途切れないで…… 消えないで…… 必死に祈る、けれど──…… 放心なんかしていられない 通報を、救急車の手配を。 止まっていられない。 判断を鈍らせてはいけない。 俺が動かなければ……俺が。 ] 誰が助けてくれるというんだ…… (371) 2022/10/20(Thu) 3:16:28 |
【人】 秋月壮真[ 助けられなかったのは俺のせい 俺の注意が足りなかった。 俺が車道側に居れば ……居れたら。弟はもうバスケが出来ない体になった。 そう医者が淡々と述べた。 生きているだけで凄いことだと。 歩けるかどうかもわからない。 意識が回復するかもわからない……。 ] (372) 2022/10/20(Thu) 3:16:32 |
【人】 秋月壮真[ 弟の病室で何度も謝った 外も中も傷ついてしまった弟 コードに繋がれて……機械音が部屋に響く。 父も母も疲労してしまっている 俺は……。 俺は弟に全部を渡すつもりだった。 足が動かないのなら俺の足を 目が見えないのなら俺の目を 臓器が使えないなのならその代わりを 血が足りないのなら俺の血を 全部使ってくれ、俺が痛さを背負うはずだった 心臓すら渡したって構わない 弟が助かるのなら俺はなんだってやる。 ] (373) 2022/10/20(Thu) 3:16:36 |
【人】 秋月壮真[ 加害者は休み無しの過重労働での 居眠り運転。 世間は加害者に同情した。 被害者に同情していた者も 手のひらを返して叩き始める。 「 小学生なのでしょう?飛び出したのでは? 」 「被害者だからって同情を求めるな。」 「 どうせ金でしょ? 」 「 加害者の金搾り取る家族こえ〜!」 違う、 違う! そんなこと……思ったことはない。 ただ、日常を返して欲しかっただけだ。 それだけなんだ……。 ] (374) 2022/10/20(Thu) 3:17:24 |
【人】 秋月壮真[ バスケットボールに触れられなくなった。 弟がバスケの出来ない体になったと聞いた時から 体が拒絶した。 俺の記憶の弟と二人でしていた バスケの記憶が割れた。 パラパラとガラスのように砕けて落ちて 破片が刺さる。 どうにもならないんだ 俺の力ではどうでも だから願うことは───────……。 ] (375) 2022/10/20(Thu) 3:17:38 |
【人】 秋月壮真─ 回想:2day: 午後教室(健人) ─ [ 眠りの王子は荊の森 触れれば手が切れ血が滲む。 たとえ荊の森の中に君がいても 俺は荊を掴んで君を奪いにいくよ。 さて、俺は君の王子になれるかい? それとも従者かな、 姫……? 言っておくけど 姫は冗談だからね。 ] (378) 2022/10/20(Thu) 3:50:23 |
【人】 秋月壮真[ メッセージの返信を見て 消しゴムを人質ならぬ 物の質にされてしまった。 これからの授業に書き損じは許されないという プレッシャーがかかったのは言うまでもなく。 ] (380) 2022/10/20(Thu) 3:51:44 |
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