【人】 ]『運命の輪』 クロ……うん。 神様も間違えることはあると思うよ。 [問いかけに肯定を。>>113 怒らせてしまうかも、とも思ったけれど、意外にも神の表情は笑顔で。 受け止めることが出来るくらいには寛容だったようだ。 あるいは、既に気づいていたのかもしれない。] ん。 [少々緊張しながら、頷いた。>>115] (122) 2022/12/23(Fri) 20:58:28 |
【人】 ]『運命の輪』 クロ…………。 [帰してやれないと神は言う。 洋館の皆の顔が浮かぶ。お世話になった職員の顔も。 優しくて、幸せな生活だった。 大人たちから守られて、大切にされて。 夢みたいだと何度も思った。 けれど、三年経って、クロも成長した。 もう小さな子供ではない。 怖くて出来なかったけど、いつかは大人の皆のように、外に出られたらいいなと思っていた。思っていたのとは違うけれど、今日が一歩を踏み出す時なのかもしれない。 クロも、頼れるお兄さんを目指している身なのであるからして。>>0:527] (123) 2022/12/23(Fri) 20:59:12 |
【人】 ]『運命の輪』 クロ[そもそも、つい居てもいいと提案したのは、何もない世界にたった一人佇む、自分よりやや幼い神の姿があまりにも寂しく見えたから。 もう洋館の皆に会えないと思うと、どうしようもなく寂しい気持ちもあるけれども。] ……友達だから、怒ったり注意したりもするかもよ? そういう友達でも良かったら! [友達が初めてだと笑う神を、やはり一人残してはいく気にはなれなかった。] (124) 2022/12/23(Fri) 21:01:08 |
【人】 ]『運命の輪』 クロでも、お手紙一つだけ、届けてもらっていい……? [突然のことで挨拶もしていないから。 顔を見てしまえば決意が揺らぎそうで、それだけを神に頼んだ。 やっぱりゼロからもらった置物持ってくれば良かったな、取り寄せられないか後で聞いてみよう、とも思いつつ。**] (125) 2022/12/23(Fri) 21:01:45 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ 慣れない作業に早速頭痛を起こしかけたので小休止。 部屋を出て、食堂に歩を進めている。 珍しい人からの全体メッセージ>>64に、 今回のことで彼女も何かを変えようとしている…… のだと勝手に解釈した。 彼女の、大事な人。 アリアを挟んで邂逅を果たした>>2:383 その人は見るからに繊細で儚くて、脆さを思わせて、 自分のような存在を受け入れるのは負担を強いるのでは と気遣いのつもりで距離を置いていた。 ……随分と都合よい言い訳だ、と廊下からでも微か香る 甘い香りにつられて自嘲の笑みを零す。 結局どれもこれも自分のためだったというのに。 さて。件の彼女はまだ在席だろうか? 衣装はいつもの男装なので、余計な刺激は与えないだろう けれど、折角頑張っているところに水を差したくない。 居たとて邪魔をするのは本意ではなく、 お目当てを頂戴してからそっと辞去しよう。 「ありがとう、頑張ってるね」 くらいは声をかけてもいいだろうか。 ……やっぱり少しお話しても許されるかな? そんなことを思いながら、食堂の扉を開けた。 * ] (126) 2022/12/23(Fri) 21:05:57 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ―― 別れ ―― [チェレスタには分からなかった。 『箱庭の神』が言う愛が、どのようなものなのか。 『愛しき子ら』と呼ばれはしたが、己が神なる存在の子であるという認識が薄いからだろうか、 いや、むしろ『審判』が猛烈に神なる存在を好いてなかったためか。 特にその言葉が響くことはなかった。 そもそも、チェレスタの人生の中で、 誰かを強く愛したことはあっただろうか。 他の誰でもない歌以外の誰かを] […………] (127) 2022/12/23(Fri) 21:25:12 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[チェレスタに響く言葉があるとするなら、 それはもはや歌だ。 しかし神なる存在は結局、最後までチェレスタにとっての歌を口にしなかった。 “分からない”も。>>4:4 “いらない”も。>>4:7 歌と認識できれば少しは綺麗に思えるのに。 なんて雑音をばらまいてるんだろう] (128) 2022/12/23(Fri) 21:26:12 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[ああ、まるで。 ―― ただの人間みたいだ。 何も知らずに排斥する存在と同義。 何だろうね、この気持ち。 あーあ。って表現するのが一番しっくりくるのかな。 こんなやつのせいで私たちは苦しんでいたのか……っていう落胆と、 ほんの少しばかりのあわれみが同時に存在していた] (129) 2022/12/23(Fri) 21:27:32 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[だが、それも、喉元を通り過ぎればいずれは消える。 それだけじゃない、 チェレスタの魂の奥底にあったものがすっぱりなくなっても、 周りの者がいかなる反応を見せても、 そのうちいつもと変わらないチェレスタになるのだろう、とぼんやり思っている。 だってそうだろう。 神なる存在に期待もしていなかったから、否定されて苦しむことはない。 神なる存在以上に世界にも期待してなかったから、壊れたところでやはり苦しむことはない。 その神なる存在に、……お供するかのようなことを言う者がいたとして、 それがその人の選択ならばと気にすることはない つもりでいる 。ただ、ちょっとだけ目くじら立てた時>>4:96はあったけれど] (130) 2022/12/23(Fri) 21:29:59 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタえっ……、神なる存在と二人きりになるつもり? それって君と話をするには追っかけ―― いやまあ元の世界にそこまで未練はないけど……。 [要はチェレスタが神なる存在と一緒に箱庭に行きたくないなーって思ったわけで。 やがてバツの悪そうな顔を見れば反射的に視線を彷徨わせた。 それなら私も一緒に行く――と、言わなかったのが何よりの答えだった] (131) 2022/12/23(Fri) 21:31:12 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新