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人狼物語 三日月国


154 【身内】Cute, Beautiful, Awesome 【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:




[ ぼく、わかってるはずなんだよ。
  紗優ちゃんはぼくのことが好きだって。
  母さんとぼくの括りが違うことも。

  でもさ、なんでかふと、
  他の男子とあんな風に話してたら、って
  思考が切り替わってしまったのかな。
  凄くもやっとしたんだろうなぁ。
  母さんに話したら絶対笑われるね……。  ]





   ……分かってるんだけどさぁ。
   こんな風に紗優ちゃんの可愛い顔見れるのも
   ぼくだけって、理解しててもやっぱり
   ちょっと不安になっちゃった………。


[ だから、髪にちゅーされたら、
  一瞬目を閉じて、ごめんねって呟いた。
  紗優ちゃんのこと信頼したいなら、
  そんな不安なくなっていかなきゃ。
  無意識にぼくを探してくれてるんだしね。

  紗優ちゃんはそんな不安ない、のかな?  ]





   ぼくも紗優ちゃんに触るの大好き。

   だってそんな可愛い顔するんだもん。
   それに、ぼくが沢山愛した証拠が、
   紗優ちゃんの顔に出て、……綺麗なんだ。


[ 紗優ちゃんをベッドに寝かせたら、
  ブラは肩から外してあげたんだ。
  小山でも、ふにふに感が増してきてるなら
  ぼくはすっごく嬉しいんだよ。
  ここから段々成長するかなぁ。
  したら、またえっちな体になっちゃうね??
  え、つまり今のままがいいかもしれない?
  でもえっちするたびにおっぱいは触るからなぁ。

  やばい、思考がループに入っちゃいそう。
  落ち着け落ち着け。おっぱいはやっぱり、
  いや、おっきいだけが全てじゃない。    ]





   ────── なめてほしいの?
   ふふ、沢山いっぱい舐めてあげる。


[ 服を引っ張られて、耳元に聞こえたのは
  可愛い可愛い紗優ちゃんのおねだり。
  もーぼくの彼女かわいすぎなんだけど??
  ぼくの顔絶対さっきよりもひどいくらいに
  ゆるっゆるになってるって。

  ふるふると頭を軽く振って、
  紗優ちゃんの唇にぼくの唇を重ねたら、
  紗優ちゃんの唇のほうが開いてきて、
  何回か目をパチパチしちゃった。
  でもそんなタイミングを逃すわけにはいかないから
  開かれた唇の中に舌をにゅ、っと
  割って入るよう侵入させていくんだ。
  表面の肌の温度とは違うぬるい感覚に、
  懐かしさのようなものを覚えて、
  ぼくは舌を絡めるのを止められなくなって、
  指は紗優ちゃんの胸を優しく触り続けていく。

  
本当、クラクラしてしまいそうだよ。
   ]**


[拗ねたように口籠るトヨくんの頭を撫でる。
可愛い顔、してるかどうかは分かんないけど、
人に甘えるのは苦手だから、
堀江クンの前でだけしか見せない顔は確かにある。]


 …………ヨシヨシ。
 分かってるんならいいけどね。

 ……不安になるようなことさせた?


[頭を撫でる手を緩やかに続けて、
もう一度、二度、髪にキスを落とす。
宥めるように、諫めるように。

おばさんはおばさんで大事だし。
堀江クンはまた違った大事な場所にいるんだけどね。]


[ベッドに寝転がれば、シーツが撓む。
触れるのが好きだと言われたら、ゆっくりと目を細めた。]


 うん、……好きならいっぱい触ってよ。

 ……顔に出ちゃうのは、恥ずかしいけどね。


[綺麗だと言われて困ったように眉尻を下げる。
自分に自身があるわけじゃないから、
綺麗だと言われても、素直に頷けない。

でも、堀江クンに好かれてることだけは、信じられる。]

[小さく囁いた声が届けば、心臓がとくとくと高まる。
問いかけに、頬を染めながらこくりと頷いた。
視線を上げれば、唇が降りてきてゆっくりと重なる。]


 ……ぅ、ン……っ……、
 ふ……ぁッ……、ぁン……


[ぬるりとした舌が滑り込んできて、分厚い舌が歯列を舐める。
ふ……と、息を吐き出す声も奪われて、
ちゅく、といやらしい音が立つ。

深まっていくキスにとろりと瞼が落ちてきて、
息がどんどん上がっていく。
頭の中がふわふわしてきて、
気持ちいいってことしか考えられなくなって。

キスの合間に胸の尖りをきゅ、と摘まれたら、
重なった唇の合間から、ふぁ、といやらしい声が零れた。*]



[ 紗優ちゃんはぼくと違って沢山表情を
  出すタイプじゃないんだけど、
  ぼくからしてみると、色んな表情を、
  ぼくといるときだけ見せてくれるから、
  全くもって苦でもなんでもないんだよ。 ]


   んーーーん、そういうわけじゃない。

   ただ、なんとなく不安になっただけ。


[ 髪を撫でてくれるその手にぼくの頭は擦り寄って。
  気持ちいいから、もっと撫でられたくなるよね。
  くぅんって鳴いちゃいそうなうるうるした瞳で
  多分紗優ちゃんのことを見つめてしまうんだよ。

  紗優ちゃんだけのわんこは
  紗優ちゃんにもっと可愛がられたいんだ。  ]





   紗優ちゃん気づかないうちに顔変わるんだよ。
   他の男には見せたくないなって、
   いつも思ってるの、知っててね?


[ だから次の日朝から授業がないときが
  えっちをして愛を確かめ合ういい時間。
  目はとろんとしてて、声が若干枯れて、
  すごい可愛いんだよ、この紗優ちゃん。

  あと、何気なくえっちした後の気分が
  体から抜けてないのかなっていうくらい、
  艶っぽくて綺麗なんだよね……。
  ぼくだけの特権にしておこう。内緒ね。  ]





   ん、……ふ…はっ……


[ 顔を染めて頷く姿が、やけに可愛い。
  だから舌でゆっくり紗優ちゃんの口内粘膜を
  奪うように歯列をなぞって、紗優ちゃんの
  舌をなぞりあげてみるんだ。
  色んな刺激が届いたからかな、
  さっき言った感じのとろんとした可愛い顔になってる。
  
  そう感じてたら、軽く声が漏れる紗優ちゃん。
  このまま我慢させたら、もっとえっちになりそう。 ]





   んん、ふ……ぁ……
   ね、ご主人様?………気持ちよくなっちゃった?


[ 唇を離して、紗優ちゃんのことをご主人様って。
  えっちな顔してたらえっちなこと超好きってことで
  間違い無いんじゃないかって憶測。
  いやらしいこと恥ずかしがっちゃうのも、
  全然いいんだけど、見逃さないようにしないと。

  紗優ちゃんの反応を見ながら、
  体を下にずらせば、ちゅぅっと胸に吸い付いて。
  口の中に乳首を入れてしまえば
  舌はそれにはしっかり絡みついて離れなくなる。
  あぁ、可愛い……。

  もっともっと見たくなる顔だなぁ…。
  そう思いながらぼくは紗優ちゃんの腰を撫でるんだ。]*



[私が原因なわけではなさそうだけど、
不安になったというのなら、やっぱり私のせいなのかな。

どうしようもない状況に眉尻を下げたまま、頭を撫で続ける。
見上げる瞳と目が合えば、苦笑を零して、
再び、緩やかに頭を撫でた。]


 ……ごめんね。


[他に言葉が見つからなくて、そう呟いて、
髪に幾度もキスを落とす。
付き合っててももどかしい気持ちは、変わらないものだね。]

[シーツの上に寝転んで、重なる影を見上げる。
見下ろす堀江クンが私に触れながら、
表情の変化を伝えるのに、小首を傾げた。]


 そうなの……?
 あんまり自覚はないけど。

 知ってるんだとしたらトヨくんだけでいいよ。


[顔に出ない自覚はあるけど、
堀江クンにバレる程顔に出てるのは驚いた。

独占欲を顕にする彼に、双眸を細めて緩やかに笑う。
そういう話をする時の彼はちょっと意地悪くて、
目の鋭さも変わるから、ちょっとだけドキリとした。]

[キスをするのが好きで、歯列をなぞる感覚が
たまらなくぞくぞくして心地いい。
ン、と我慢できずに喉元を反らして、
酸素を求めるように天を仰いだ。

蕩けた表情が彼の瞳に映って、目尻に朱が走る。
煽るような言葉に、こくこくと数度頷きを返して。]


 ……ん、きもち、ぃ……
 キス、するの、……すき……


[もっと、とねだるようにちゅ、と再び唇に吸い付いた。
ご主人様って呼ばれる度に、
それらしいことをできるわけじゃないから困ってしまう。

言葉で応える代わりに、手の甲で頬を撫でて
すりすりと幾度か手を往復させる。]

[唇が離れていって、下に降りていく唇が胸に留まる。
胸の周りを指先で掴まれて、
先端を唇に飲み込まれ、堪らずに声を上げて。]


 ……ふぁ、……ぁ、ン……
 っん、んんぅ……そこ、……ぁッ……


[ちゅうちゅうと吸い付かれて思わず胸を反らす。
返って彼の方へ胸を押し付けるような形になって、
じわりと目尻に涙が浮かぶけど、気持ちよさが勝ってしまう。
ふ、ふ、と胸を喘がせながら、
堀江クンの頭を抱き込むように両手を伸ばした。*]



[ 紗優ちゃん謝らせちゃった……。

  何も悪くないのに、謝らせちゃったのって
  すっごく良くないことだよね。
  多分ぼく自身にすごく自信があるとかじゃないから
  紗優ちゃんが他の人に目を惹かれるかもなんて
  考えをまだまだ持ってるから、
  そういう不安を覚えちゃうんだと思う。  ]


   紗優ちゃんが謝るのはだめ。
   ぼく、もっとかっこいい男になる。


[ 髪に何回もキスしてくれて、
  ちょっと調子に乗っちゃいそうなんだけど、
  紗優ちゃんがちょっとやそっとのことで
  ほかの男に目がいかないよう、
  ぼくももっとかっこよくならないといけないね。
  真面目な顔で紗優ちゃんに言ってみたんだけど
  ぼくの気持ち伝わったかなぁ……。   ]





   そうなのそうなの。
   激しくしちゃったら、その分ほんのり、
   顔に出ちゃってて凄くかわいいんだよ。

   ぼくだけの特権?やったー!


[ へらっとしてるけど、特権があるのって
  かなり嬉しいことだと思うんだ。
  紗優ちゃんはクールビューティーだからさ
  いつものギャップみたいなものかな。
  
  なんか、たまにぼくもギャップが、って
  紗優ちゃんに言ってもらえてる気がするんだけど
  どうかな、ぼくもギャップとかで
  紗優ちゃんのことドキドキさせられてるのかな。 ]





  
 ふは、……かわいい………


   紗優ちゃんかわいすぎ…………


[ ご主人様って呼ぶと困った反応するんだけど
  そういうところも可愛いから言っちゃう。
  酸欠なのか、潤んできた瞳に
  なかなか口の緩い自分が見えたような気がして
  紗優ちゃんの前でなんて顔してるんだって
  真顔になりかけたじゃないか……。

  ご主人様っていうのは、なでてくれたり
  ほめてくれたり、優しくしてくれる、
  ぼくのリードを持ってくれてるような気がする、
  そんな紗優ちゃんだからこそ言っちゃうんだよ。 ]





   ん、ふ……ッ…  はっ………


[ ちゅー好きな女の子は大好きです。

  いや、ちゅー好きじゃなくても紗優ちゃんは好き。
  だからおねだりのちゅーはさっきよりも
  ちょっと深めなキスになったよ。
  だって、おねだりされたんだし、
  満足いくような絡み方じゃないと、ね?
  片耳を塞いで、わざとらしく音を立てて
  キスを続けてたら、音が近くに感じられるはず。  ]





   んん、……紗優ちゃん、乳首かたい……
   ぴんってお空向いちゃってるよ。
   もっと可愛がってあげるね?


[ 背中が反った勢いでぐっと胸が押し付けられる。

  ふにっとする感じが好きすぎるな……。
  少しの間口から離して舌でなぞるように動いた。
  片方だけ可愛がってたら不平等だし、
  もう1回ちぅっと吸い付いたら、
  もう片方の乳首に吐息がかかるんだよ。

  紗優ちゃんに頭押さえられ、というか
  抱きすくめられて、動きやすさは半端じゃない。
  息を漏らしながら、唾液を絡めつけるように
  じゅ、っと吸い付いたり舌を這わせたり。
  次に口から出すときはぷっくり主張が強そうだね。
  そんな中、ぼくの手は紗優ちゃんの脚をなでなでして
  段々と股関節に向かって入っていって。   ]*
  


[謝罪の言葉を向ければ遮られて、
代わりに決意表明みたいなものを聞く。

突然の宣言にきょとりと目を瞬かせた。]


 ……うん、がんばって。


[理由は分からないけれど、上を目指すのはいいと思う。
だから、うん、と頷いて応援する側に回った。

あんまり格好良くなりすぎたら、
ライバルが増えちゃうから困るかもだけど。
多分外見的なことじゃなくて内面的なことなんだろうな。
がんばれ、という意味も込めてぎゅっと彼の身体を抱きしめた。]

[堀江クンは嬉しそうに私の変化を口にするけど、
言われてる方はなんだか恥ずかしい。
激しくしたら、という言葉に行為の先を想像して、
頬が熱くなるから、視線を逸らして俯いた。

可愛いっていう言葉も何度聞いても聞き慣れない。
そんな風に言ってくれるのは堀江クンだけだから。
何度も教え込まれるように呟く、可愛いって言葉を
耳が受け止める度に、熱が上がりそうになる。]


 ……もう、分かったから。
 続き、して?


[これ以上聞いてられなくて、彼の頬をふに、と摘んだ。

そりゃ君を甘やかしたり撫でたりするのは好きだけど、
本当はご主人さまなんかには向いてない。

だって、おねだりするようなご主人さまなんて居ないでしょ?]

[合わさった唇から水音が立つ。
犬歯をなぞられて、口蓋の奥をくすぐられ、
舌をじゅ、と吸われたらぶるりと身体が震える。]


 ……っ、ぁ……ン……、
 ん、んンぅ……ッ……ふ……


[指先で耳を塞がれたら、より水音が引き立つ。
頭の中からも聴こえてくるようないやらしい音に、
じわりと涙が溜まって、重ねあった唇の隙間から吐息を漏らす。]

[唇が離れていって、彼の唇が下に降りていけば、
呼吸に小さく胸を喘がせた。
逸らした胸の頂きを、彼の唇が覆う。
胸に掛かる吐息すらくすぐったくて、左右に身を捩った。]


 ……やっ、言わないで……
 
 は、ぁ……ふ、……ぅッ……
 ……ン、……ん、んッ……


[身体の変化を伝えられて羞恥に瞳が滲む。
ふる、と弱く首を振りながらも、愛撫を重ねられたら
抱き寄せた頭をもっと引き寄せてしまう。

鎖骨の周りを彼の髪が擽って、両の尖りを交互に舌が這う。
卑猥な音がちゅくちゅくと響いて、つんと尖った先端が
愛撫を悦ぶように彼の舌を押し返す。

その度に身悶えて、腰が浮きそうになれば、
その隙を狙ったかのように彼の手が下肢に伸びて、
太腿を滑り、内側へと滑り込んでいく。

言葉で言われたわけでもないのに、
手の動きに寄って自然と、片足をずり上げて彼の手を誘った。*]



[ 紗優ちゃん以外のためにかっこよくなるつもりは
  全くないから、紗優ちゃんにだけ、
  かっこよく映ってほしいなって思うんだ。
  だから、ふたりで一緒に暮らすまでに、
  いろんなことができるようになっておくから。

  頑張って、って言われて抱きしめられるのは
  予想外だったからちょっと驚いた声出たかも。
  でもうれしくてぼくも紗優ちゃんのこと
  しっかりと抱きしめて返したんだ。   ]





[ 言葉だけで色々考えちゃうのは、
  むっつりすけべっていうんだよ。
  紗優ちゃんもしかして想像したかな?
  だってほんのりほっぺ赤いし、
  視線も逸らされたよね??
  聞いてしまいたいけど、ほっぺつままれちゃった… ]


   えぇー、紗優ちゃんいたいよー。
   続き、そんなにしてほしいの?


[ とはいえ、にまにましてる顔は
  そんな簡単に引き締まらないんだよね。
  だって可愛いぼくのご主人さまが、
  続きをご所望なんだよ?

  日常生活は紗優ちゃんがご主人さま。
  でも、ベッドの上だと逆転してる、かも。
  とはいってもドMなご主人さまもいるだろうし
  それはそれで可愛いと思うからありだな……。

  そんなことを考えながら、
  ぼくは紗優ちゃんに沢山ちゅーしてあげたんだ。 ]





   ふ、は……んん……


[ 耳塞ぐと頭に響くことに気づいたのは、
  実はイヤホンつけてる時だったんだよね。
  だから、紗優ちゃんとちゅーするようになって、
  試しで耳塞いだらなんかいつもと違った気がした。
  激しいというよりは、羞恥心を煽った形?
  紗優ちゃん可愛い反応しすぎだったね。  ]





   えー、だって言わないと紗優ちゃん、
   自分の状態把握できないでしょ?
   すんごいえっちな乳首ちゃんたちだよ。


[ 言わないでって言われるともっと詳しく
  どんな状態なのか言いたくなっちゃうんだ。
  そしたらもっとえっちで可愛い紗優ちゃんが
  出来上がっていくって覚えちゃったからさ。
  
  それに、お胸押し付けられたら
  もっと吸い付いて可愛がってあげないとって
  奮い立たされちゃうんだよ。
  じゅるっと音を立てながら吸い付きつつ、
  紗優ちゃんの片足が動いたなら、
  脚を撫でていた手は内側を這う。
  内腿を撫でて、股関節付け根を撫でれば
  湿りを覚えているであろうショーツに
  その手は伸びていくんだ。

  紗優ちゃん可愛すぎて、
  ズボンの中きつくなってきた……。
  ]*



[頬をむにむにと摘んでいたら、
彼の表情がにんまりと表情が緩む。

そんなに痛くしたつもりはないけど、
非難と煽るような言葉にむぅと眉根を寄せて指を離した。]


 …………別に、トヨくんが
 したくないならしなくてもいいけど。


[私ばっかりが欲しがっているみたいに言われて、
腕を下ろして、視線を横へと逸らしてつんとそっぽを向く。

まるで子供みたいな拗ねるような素振り。
キスをされても簡単には機嫌は治らなくて、
つーんと視線を合わせないまま、彼から離れていく。]

[彼と出会った時、いやらしいことは最初は苦手だった。
人と至近距離でべたべたするようなことなんて
したこともなかったし、抵抗もあった。

だけど、堀江クンは逆にスキンシップが好きみたいで、
会う度にハグされたし、付き合うことになれば
キスも数えられないぐらいたくさんしてきた。
いやらしいことを言うのだって本当はまだ抵抗がある。

背けた顔にキスを落とされて、キスが深くなる。
耳を塞がれて、いやらしい音で頭の中をいっぱいにされて。

今いやらしいことをしてるんだってことを、
嫌でも分からされるみたいなキスを教え込まれて、
はふ、と目尻に涙を浮かべて彼を睨んだ。]



 ……も、やだ……、っ……
 
 えっちなことしてるの、トヨくんなのに……
 私、ばっかり……いやらしいみたいに
 言われるのっ……、すきじゃない……ッ……


[じわりと視界を滲ませながら、
わがままを言うみたいに堀江クンに訴える。

愛撫されて尖った赤い実は、彼の指先で弄ばれて、
息を喘がせながらじとりと睨んでも威力は弱い。

再び吸い付くように胸を食まれたら、
仰け反るみたいに首を逸らして、天を仰いだ。

キスと胸を触られただけでびくびくと身体を震わせているのに、
空いた手が内腿を撫でて、もっと奥ヘと潜り込んでくる。]


 ……ぁ、やっ……!
 そこっ、さわらないでぇッ……


[期待と興奮で濡れた下着越しに、
自分でもあまり触れることのない場所に手が差し込まれて、
いやいやするように首を横に振った。*]



   え、そんなわけないじゃん??
   めちゃくちゃにして、紗優ちゃんがさ、
   ぼくだけしかみないように、
   可愛がってあげたいんだよぉ……。


[ 拗ねられた……。可愛い……。
  はっ、違う違う。そうじゃない。
  ちゅーで機嫌なおしてくれるかなって
  思ってたけど、そんな簡単じゃない子だった。
  
  うーん、って口にしながらちょっとだけ頭掻いて
  許してくれないかなって上目遣いしてみたけど
  効果あったかなぁ!言ってる内容は置いといて。 ]





[ 紗優ちゃんは純粋な女の子だったから
  そんなに一気に駆け上がるなんてことはしなかった。
  ……つもりなんだけど、スキンシップは多かった。
  紗優ちゃんに無理させてないかなって考えたけど
  ハグしたり、手を握ったりはやめられなかったんだ。
  だから、いやらしいのはぼくのほう。
  紗優ちゃんの感じる姿、一瞬も忘れたくない。  ]





   ごめんごめん、そんな意地悪するつもりじゃ
   全くなかったんだよ。

   ぼくさ、今すっごくやばいんだ。
   紗優ちゃんのこと可愛がりたいから、
   若干抑えてる、気がする……。



[ 紗優ちゃんの訴えが耳に入れば、
  顔をあげてごめんね、と呟くんだ。
  紗優ちゃんの頬に手を添えて、
  よしよしって指で頬を撫でるんだけど
  本音は軽くだけ漏らすんだよ。
  いや、だってさ……ほら、ね?
  本音は今から紗優ちゃんのことガンガンに
  おか……襲いたい気持ちが強い。
  涙目で睨まれても熱くさせるんだ……。  ]





   触っちゃダメ?でも、紗優ちゃんの体は
   そう言う感じでもなさそう。
   ぼくのもちょっとだけ触ってほしいなぁ。
   紗優ちゃんのおっぱい可愛がってるだけで
   凄く熱くなっちゃってるんだ。


[ ちょっと触っただけでじゅんわり。
  湿ってるの可愛すぎるんだよなぁ、って
  思ってたら、紗優ちゃんからダメって言われた。
  可愛すぎじゃない?
  だから指を入れて直に撫でてみるんだ。
  なんか、入口きゅっとしてない?
  とかればぼくもさ、ダメって言われるなら、
  ぼくの状態を感じてもらわないとって
  紗優ちゃんの手を下の方に持ってきたんだ。

  嫌がられちゃうかなぁとも思うんだけど、
  紗優ちゃんと交わってたらこうなったって
  きちんと知ってもらわないと、ね?     ]*



[拗ねていたら宥めるような言葉を並べ立てられる。
可愛がってあげたいって言われるのは、
別に嫌じゃない。むしろ、ちょっと嬉しかったりもする。
ただ、一度損ねた機嫌をすぐに治すのも
なんだか収まりが悪くて、視線を逸らしたまま俯いてしまう。

上目遣いに見られたら、少し気まずさに喉を詰めたけど、
返す言葉が上手く見つからなくて、
手持ち無沙汰にしていた手でシーツを手繰り寄せた。
彼の匂いのするベッドの上で、
綺麗に洗われたシーツに皺が寄って二人分の影を落とす。]

[機嫌を伺うように覗き見されて、
頬を抑えられたら逸らした視線も戻すしかなくなる。
至近距離で謝る彼の声を聞いて、眉尻を下げた。]


 恥ずかしいこと言われるのは、
 ……ヤ、だけど……


 ……抑えなくても、いいんだよ?  
 人に触られるのは抵抗ある、けど…………、
 …………その、トヨくんなら、嫌、じゃないし。



[頬を撫でられて擽ったさに顎を引いてしまえば、
今度は私がトヨくんを上目遣いで見る形になる。
また、おねだりしてるって思われてしまうかも。]

[下肢に伸びる手を払いたいけど、
腿の間に収まってしまった彼の手はどうにもできない。
内腿を擦り合わせれば余計彼の手を挟んでしまうから。

濡れた下着越しに秘所を触られて、ん、と小さく喘ぐ。]


 ……ぁ、……だって……
 ……まだ、話の途中……ッ、ぁ、ぁッ……ンぅ


[ショーツの隙間から指が割り入ってきて、
直接そこを触られたら、上擦った声が溢れた。
ひく、と触られるのを期待するように入り口がひくついて、
指を飲み込むみたいに誘おうとする。
は、は、と上がる息を抑えきれずに吐き出して、
思わずその指の先を見るように下へと視線が落ちる。]

[そうしたら、いやらしい箇所を見るより先に、
耳元で彼が甘ったるい声でお願いを呟いた。
囁く声すらくすぐったくてぶるりと身体が震えてしまう。

伏せた瞳を覆う睫毛がぱさぱさと揺らいで、
躊躇いを浮かべた私の手を彼が取って導いていく。]


 ……ッ、……は……ぁ……
 ン…………、こう……?


[手招かれるままに布越しに彼の昂ぶったものに触れる。
布で覆われているから熱さはまだ分からないけれど、
その代わりに形が分かるぐらい硬くなっていて。
ドキドキしながら、ゆっくりと彼のものを掌で包み込んだ。*]



[ 紗優ちゃんのこと毎日でも可愛がって
  ぼくのことばっかり考えてほしい。
  でも現実問題としては紗優ちゃんの
  アルバイトの時間とかがあるから、
  そうともいかないもどかしさ。

  だから紗優ちゃんにぼくの痕?片鱗?が
  のこった状態なら、いいかなって。  ]





[ 上目遣いでも効かないかなって
  ちょっと諦めそうになったんだけど、
  頬に添えた手のおかげで、
  視線がこっちにもどってきてくれたね!

  え、しかも今度は紗優ちゃんが上目遣い…?  ]


   ちょ、っ…………かわいい……



   クリーンヒットだよ、紗優ちゃん……。
   可愛いがすぎる。それに、そういうことは、
   煽ってるように聞こえちゃうんだけど……。
   煽られたら、ぼく我慢しないよ?


[ 抑えなくていいって言われたらさ、
  母さんたちが寝てることとか考えずに
  紗優ちゃんのことを体の芯から
  可愛がってあげたくなっちゃうよね。
  
  知らず知らずの煽り言葉に、
  ぺろりとぼくの舌は乾きを知らない唇を
  なぞって更に潤わせていくんだ。  ]




   ん?まだ話したいことがあるのかな。
   どうしたの、教えて?


[ くちゅ、っと指が動くと立つ音が
  ぼくの耳に届くのと同じくらいに、
  紗優ちゃんは話の途中、って声を上げた。
  何かあったかなぁ、なんてことは言わないけど
  紗優ちゃんが口を広げやすいように、
  まだ湿地帯を触るのは緩やかに留めて。
  上から下、下から上、ゆっくりとなぞってさ、
  偶に下に行ったら一瞬くっと指の腹くらいを
  入れてみては抜いて反応を見るんだ。

  焦らしたら凄く感度上がるのって良すぎるよね。 ]





   そ……そのまま、ゆっくりこうやって、
   可愛い可愛いって撫でてあげて?


[ 戸惑いっていうかやっぱりまだ紗優ちゃん的には
  そういうのを触るのに慣れてないって言うか。
  でも、服の上からだったらまだいいかなって。
  だから、紗優ちゃんの手を借りて
  包み込まれたような感じのまま、
  ぼくが紗優ちゃんの濡れてるところ撫でる感じで
  下から上、上から下、って優しく撫でてもらおうと
  動かしていくんだけどさ、何このプレイ。

  ちょっとぼくからしても羞恥プレイじゃ…?
  でもこれで、紗優ちゃんの準備整ったら
  我慢なんて忘れて、ぼくだけの紗優ちゃんに
  楔を打ち付けてしまいたいとか思うんだよ。  ]*



[視線を上げて、彼の瞳を捉える。
目が合ったら彼の瞳が少し狼狽えるように宙を泳いだ。

また可愛いと囁かれて、恥ずかしさに
頬を染めてしまうけど引き下がることもできなくて。
じっと見上げたまま、頷くために首を引く。]


 ……だから、我慢しなくても
 いいんだって言ってるんだけど。


[煽っているというのならそうなのだろう。
触られるのは嫌いじゃないって言ってるけど、
それを口にしたらいやらしいって言われちゃうからもどかしい。

私って自分で思ってるよりえっちなのかな。]

[ちゅ、と唇を触れ合わせて、口端を舌先でなぞられる。
中途半端に浮いた話は、可愛いなんていう言葉で
誤魔化されてしまった気がするけれど。

彼の指が濡れていることを確かめるように、
秘所ををゆっくりと往復するから、
自然と意識もそっちに向いていく。]


 …………っ、ふ……ぅ……
 ン、……ん、んッ……ぁ、……

 ぁ、だめっ……、そこ……ッ……
 んん
ぁッ……、
ぁッ……


[指がぬめりを借りて、くぷ、と浅く沈む。
引き抜かれるときにはぞわぞわとして、肌が震える。
彼のモノが入り込んだ時のような、動きを想像してしまって、
襞が指を追いかけるように蠢いた。]

[大事な場所を触れられながら、はふ、と息継ぎに涙を浮かべる。
耳元近くで囁かれる声を上の空でぼうっと聞きながら、
彼に誘導されるままに、手を動かしていく。

形を確かめるようにゆっくりと指先を這わせて、
彼の手の動きに合わせて、上下に緩やかに扱き始める。
そうしたら、服の中で大きさが一回り増したような気がして、
思わず、びくっと手を引いてしまった。]


 ……は、ぁ……ンッ……、


[一度、引いた手をまたそっと添えていく。
大きくなった彼のモノを下からなぞりあげるように、
指先で辿って、ふぅ、と熱の籠もった息を吐き出す。]


 ……トヨくんの、……
 ……おっきくなってる……


[これが私の中に入るのだと思うと、
どきどきと期待と緊張で喉がこくんと、鳴った。*] 



[ そうだった。

  我慢しなくていいって言われたんだった。

  がまん しなくて いい んだ って

  …………声だけは抑えよう。  ]


   んーー紗優ちゃん大好きだよ!!!!


[ 視線は逸らされてるけど、
  嬉しさのあまり、ちゅっちゅって顔中に
  キスの嵐になってしまった……。
  ぼくだけなら触られてもいいって思ってくれてる
  その事実がね、すごく嬉しいなぁ。
  いやらしいだなんて思わないから安心してね。 ]





[ 後で話はきいてあげる、って
  紗優ちゃんの耳元で囁いたら、
  ぼくの指は段々下の方に滞留するんだ。
  くちゅ、っと指が一瞬深く入れば
  それに絡みつくものがあるんだよ。
  やばい、気持ち良すぎるんだけど……。

  だから、その指が奥を目指して
  指の付け根まで紗優ちゃんの大切なところに
  埋め込んでは、ずるずるっと抜いてみて。  ]


   締まってるね、紗優ちゃん。
   この中に入ったら……離してもらえなさそう。
   凄く楽しみになってきちゃった。
   紗優ちゃんも、
期待してくれる?






[ ぼくの指の動きに合わせて、
  紗優ちゃんの手を動かしてたんだけど、
  サイズが変わったからなのか、
  一瞬紗優ちゃんの手が離れちゃった。  ]

   驚いちゃったかな?
   紗優ちゃんの中でもこうやって
   大きくなってるから、感じられるかもね?


[ ぼくはついついくすっと一瞬笑うんだけど、
  紗優ちゃんの手が離れたことも何も思わずに、
  また改めて触ってくれてる紗優ちゃんが
  かわいいなって思っちゃうんだよね。

  でもマジでやばい。
  好きな子に扱かれるのは、昂るんだ。
  ぼくの中でちょっと焦りが出てきた。
  
沙優ちゃんがほしい。

  もっと愛撫してクタクタにしてあげたいのに
  そんなことはぼくの下半身が許さない気がする。 ]





   ………………紗優ちゃん。

   不甲斐ないぼくですが…紗優ちゃんに
   この熱を受け止めてもらってもいいかな?


[ 避妊はするする。
  いや、しない方がおかしいから。
  ぼくまだ学生だし、父さんたちからも、
  時期は考えろって言われてるし。
  ……今はまだ、避妊する。

  紗優ちゃんがおっきくなってるっていうと、
  本当また大きくなるんだよ……。
  紗優ちゃんからのOKが出たら、
  ぼくはベッドそばの引き出しから
  ゴム出すし、いそいそとズボン脱いで
  準備しちゃうぞ。

  はぁ、はぁって、なんか変態じみた吐息が
  その間に漏れてても、引かれませんように……。 ]*



[照れながらも彼に応えれば、
みるみるうちに彼の瞳が輝いて、
がばっと覆い被さるみたいに抱き竦められた。]


 ……うわっ、……


[思わず驚いた声を上げて瞬きをしたけれど、
告白と共に顔中にキスの雨を降られて、
くすぐったさに首を竦めながらも受け止めた。]


 ……うん、ありがと。
 私も好きだよ。


[鼻先に、頬に、瞼に落とされる唇に小さく笑う。
そんな素直で真っ直ぐな彼につられて、
私も、はにかみながら本音を漏らした。]

[キスは前戯の合図で、さっきまでは擽ったかった
キスが温度を帯びて、体中を蕩けさせていく。

降り落ちるキスに意識を奪われていれば、
今度は足の合間の指が更に奥を求める。

浅い場所をくちゅくちゅと弄っていた指先が、
ぬぷ、と更に深く埋まるのにぞわぞわして、
思わず助けを求めるように彼の肩口にしがみついた。]


 ……んぁ、ぁッ……ぁぁんッ……、
 
 ぁッ、ゆび、……はいってる、ッ……
 ん、……ぁぅッ……、は、ッ……


[入り口を往復するみたいに指を抜き挿しされて、
その度に、上擦った声が零れる。
甘い誘うような声で、問いかけられたら
言葉よりも先に襞がきゅうと彼の指を締め付けた。]

[身体の中を弄られていれば、そちらに意識が向いて
彼のモノに手をかけていた指が疎かになっていく。

緩やかに扱いていた手が力が入らなくなっていって、
熱っぽい息を幾度も吐き出しながら、潤んだ瞳で彼を見上げる。

いつも彼のものが中に入っている時は、
夢中になってしがみついているだけで、
揺さぶられて訳がわからなくなっているから、
大きさまで覚えていないって言うほうが正しい。

でも、手で触れてみればその大きさを実感して、
じわりと目尻に朱が浮かび上がった。

改めて、入りたいと言葉にされてどきりとする。
でも、不甲斐ないなんて妙に畏まった言い方をするから、
気が抜けたように、ふっと笑いを吐き出した。]



 ……なに、改まってんの。


[くすくすと肩を揺らして笑いを噛み殺す。
真剣に言ってるんだとしたら笑うのは失礼かな。

そう思い直して、口元を引き締めて、
手を伸ばして彼の頬を撫でた。]


 ……ん、いいよ。
 私も、トヨくんとシたい。

 ……奥までいっぱいに、シて……?



[誘うようにつう、と頬を撫でる指先を滑らせて彼の耳を擽る。
双眸を細めて、ちゅ、とまた唇を触れ合わせて、
悪戯を仕掛けるように、かぷりと下唇に歯を立てる。]

[彼にくっついていたら準備ができないから、
徐に彼が衣服を脱ぎ始めたら、合わせるように
私も洋服と蜜を吸い込んだショーツをベッドの下に下ろしていく。

晒された肌が、少し寒かったけど。
彼と抱き合えばすぐにまた熱を持つだろう。

シーツの上に寝転がって、彼を盗み見れば、
少しギラついた目をしていて、また、とくんと心臓が跳ねた。*]


[ 紗優ちゃんとちゅーしてると、
  啄み程度の軽いものでもすぐに本気になっちゃう。
  だから、好きだよって言ってもらえたら、
  ぼくはもっとちゅーしたくなる。
  愛情表現の1つだから、紗優ちゃんに
  拒否されない限りはやっておきたいんだぁ。

  それでもって、中をくちゅっと動くぼくの指。
  紗優ちゃんの表情が一段とかわいくて、
  肩にしがみつかれるとよしよしって、
  空いた手で近づいた頭をなでてあげる。  ]


   中指だからぼくの届く最大限だよ。
   あぁ、…紗優ちゃんの中最高……
   もう1本くらい増やそうね、気持ちいから。


[ もうこれはあれじゃない?
  方便みたいな感じだから形式的な声掛け。
  どうしようもこうしようも、
  指は増やすつもりだったからね。
  指を抜いたのと一緒に、今度は薬指も
  ぬぷっと中にいれてあげるよ。
  少しだけきつさが上がったかもしれないけど、
  紗優ちゃんの体は多分、
  すぐに慣れちゃうよね、これくらい。  ]




[ 女の子は気持ちよくなると、
  どうしても動きが止まっちゃうから、
  紗優ちゃんの手が止まりそうになったら
  自分の手を被せて、動かしていくんだ。
  恥ずかしいのか、緊張なのか、
  どんな思いで紗優ちゃんの顔は赤く、
  熱を帯びてきているのかな。

  変な言葉を言った自信はあるから、
  紗優ちゃんが笑ったところをみたら、
  ぼくは恥ずかしくてちょっと苦笑い。
  こういう雰囲気もえっちの中にあっても
  いいと僕は思うけどね。   ]





   へへ、なんだか初夜みたいなこと言っちゃった。
   ……ぼくのことだけ見てくれてるって
   今夜もっと証明してほしいな。


[ 視線を合わせて、まじめな顔で答えてくれた
  紗優ちゃんに耳を擽られると、
  ぴくっと体が反応しちゃうんだけど
  ちゅーしてくれたら、そっちに意識が行くんだ。
  若干いたずらされてもさ、
  ぼくを求めてくれてるんだって実感できるし。 ]





   きつかったら、言ってね?
   ……もう無理って言われても、
   やめない可能性はあるけど………


[ 服を脱いで紗優ちゃんの上に乗っかれば、
  脚を開いてもらってその中に入り込む。
  ゴムをつけた熱をすりすり押し付けながら
  ぼそっとつぶやくんだけど、
  いやさすがに本当に無理って感じだったら
  一旦は、たぶんやめるよ?
  でもまだまだ大丈夫みたいな感じなら、
  もうちょーっと、無理させちゃうのかも。  ]





   力は抜いてるんだよ、紗優ちゃん。
   そしたらすぐに一緒になれるから。


[ 先端が指の代わりに入口に。
  太さ多分結構違うから大丈夫かなって
  心配しながらも、ゆっくりその中を
  押し広げるように奥を目指す。

  大好きな紗優ちゃんの芯まで満たすように
  ぼくの熱は入口から奥まで満たしていって、
  吐息がその間に何回か漏れる。
  根元まで紗優ちゃんの中に入ってしまえば、
  また、好きだよ、ってつぶやいて、
  ちゅっちゅって、唇を重ねたんだ。   ]*



[きゅう、っと肩に腕を回してしがみつく。
中を弄られて、息が上がっていれば、
宥めるように頭を撫でられて、懐くように掌に擦り寄った。

口に出されると恥ずかしいから、
説明してくる堀江クンから目を逸らしつつ、
指を増やすと言われて、こくこくと頷く。

指の数が増やされれば入り口が広がって、
空気を吸い込む音と共に、指が入り込んできて。]


 ……ぁ……、ァッ、……
 ……ッ、ん、ぅ……っ……、ふ、ッ……


[最初は狭かった入り口も、
蜜の助けを借りてすんなりと入ってしまう。
中でバラバラに動かされたら、んぁッ、と、
びくついて、思わずしがみつく腕を強くした。]

[いつの間にか完全に止まってしまった手は、
彼の手に覆われてなすがままにされている。

布越しだから濡れた感触も何も分からないけれど、
気のせいか最初の頃より、布ズレの動きが激しい。
私の手を動かしている彼の手も、
動きがどんどん大胆になっていっているような気がする。

その手も準備する、と言われれば動きを止めて。
ようやく掌を解放された。
まだ手の中に彼の感触が残っている気がして、
なんだか妙に恥ずかしい。]


 トヨくんしか見てないって言ってるのに。
 ……信用ないなぁ。


[好きってことを確かめるみたいに、
もう一度言葉にされて苦笑する。
私ってそんなに堀江クンに心配かけてるのかな。]

[裸になって改めて彼の背に手を伸ばす。
身体を気遣う声には、うん、と小さく頷いたけど、
きつくても言うつもりはなかった。
だって、堀江クンのことちゃんと受け止めたいし。

足の間に彼が入り込んできて昂ぶったモノを入り口に宛がう。
分かってはいても緊張してしまう。
ふぅ……と、身体の力を抜くように息を吐きだして、
足の間へと視線を落としたら、ゆっくり、
ゆっくりと彼の先端が私の中に入り込んできた。]


 ……ッ、ぅ……ンン、……
 ……ぁッ、……入って、きてる……ッ……


[ず、ず、と埋め込むように彼が距離を詰めた。
皮膜越しでも伝わる熱さにくらくらと目眩がする。
自分のものじゃない熱さを、身体の内側から感じて
それが彼の体温なのだと思えば、またじわりと涙が浮かんだ。]

[互いに途切れ途切れに息を吐き出しながら、
ゆっくりと腰を押し進めてぴたりと肌が合わさる。

はふ、はふ、と呼吸を乱しながら彼に抱きついたまま。
感じ入っていれば、またキスが降ってきて。]


 ……ん、私も。
 好きだよ、とよくん……、


[圧迫感に少し眉を寄せながらも、ふ、と息をついて笑った。*]



[ よしよし、って撫でてたら、
  その手にすり寄ってきた紗優ちゃんが
  すごく可愛くて悶えが止まらない…。
  だから指を増やしたときに、
  紗優ちゃんの反応がすごく良くて、
  いいねいいね、って褒めてあげるんだ。

  くちゅくちゅいうこの音が、
  ぼくの熱量も上げてくるし、紗優ちゃんが、
  もっと欲しくなってしまうんだよ。  ]





[ この、このやり方はなんかさ、
  紗優ちゃんの手でやるぼくの自慰じゃんもう。
  段々手の動きが速くなるのはさ、
  紗優ちゃんにかけてしまいそうになるからで、
  でもかけちゃうよりもやっぱり、
  紗優ちゃんの中に入れたくなるんだ。
  マジで、紗優ちゃんの手離したんだけど、
  紗優ちゃんの手の感触残ってるよ。
  これは紗優ちゃんとえっちしないときも
  思い出して抜けそうな気がしてきた……。 ]





   紗優ちゃんのことは、すっごく信頼してるよ。
   それをもっとしっかり刻みたいっていうか?


[ 体を近づけたら紗優ちゃんの手が回ってきて。
  それに合わせるようにぼくはもっと
  紗優ちゃんと体を密着させるんだ。
  ぎしっとベッドのスプリングの音が立っちゃう。
  だから、紗優ちゃんが緊張をほぐして、
  体の堅さがとれたなら腰に手を添えて、
  ぼくと体を密着させてしまおうね。  ]





   紗優ちゃんの中、気持ちいいね……
   もうちょっとで全部だよ、もう少し…ね。


[ 紗優ちゃんの瞳が潤んできて、
  頑張ってくれてるのがすっごく伝わる。
  だからぼくも痛みが出ないようにゆっくりと
  そっと髪を撫でてあげながら、
  奥を目掛けて腰が動くんだ。

  呼吸が少しずつ僕も乱れるんだけど、
  紗優ちゃんから好きって言ってもらえると
  嬉しくなって、抱きしめたまま
  腰をゆっくりかつしっかりと、
  奥へと打ちつけるように動かし始めた。  ]*



[堀江クンのベッドは二人で眠るにはちょっと狭い。
眠れないことはないけど、普通のシングルベッドだと思う。
二人分の重みを受け止めたベッドが軋む音がして、
部屋の外のおばさんたちに気づかれないかと、
一瞬ヒヤッとして、思わず固まった。

肌を擦り合わせるように腰元を支えられて、
ぴたりと肌が密着する。

信頼してる。……本当に?
と、ちょっと気にはなったけど。]


 ……じゃあ、トヨくんしか
 考えられないようにして……?



[刻み込むというのなら心に、体中に。痕を残して欲しい。]

[ふ、ふ、と息を散らしながら抱きついていれば。
もうちょっとって言われて、思わず呻いた。
まだ全部入ってなかったの。]


 ……ぅ、ン……、っ……ふ……


[こくこくと頷いて彼が最奥に辿り着くまで、
幾度も吐息を吐き出して堪える。
宥めるように髪を撫ぜる手にあやされて。]


 ……ね、……まだ……っ……?


[彼のものの大きさにおそるおそると
見上げて尋ねてみたら、不意に彼の腰がずん、と奥を突いた。]