【人】 大守 威優[下層階を通るエレベーターは当然住人が共有して使っているので 外に扉があるが、己の居住区である3階分はフロアすべてが 居住空間なので、3階ともに玄関が存在することになる。 エレベーター自体は静音タイプだが、 志麻が靴を脱ぐ音で帰宅を察した。] おかえり。 今日の予定が先方の都合で無しになったから。 ハザマさんにアドバイスを貰って カレーを作ってみたんだ。 [「ただいま」を迎える喜びを今はじめて知った。 嬉しさに頬が緩む。] (14) 2023/08/07(Mon) 22:17:16 |
【人】 大守 威優初めてにしては上手く出来たと思うよ。 早く食べてもらいたい。 ああでも、カレーだから先に着替えた方が良いかな? [シャワールームとクローゼットはこの階にも存在している。 寝室階のものよりは狭いがそれでも一般家庭のバスルームよりは広い。 仕事帰りで先に汗を流したいなら待つつもりでふと。 思いついた言葉を言ってみたくなった。] (16) 2023/08/07(Mon) 22:17:43 |
大守 威優は、メモを貼った。 (a1) 2023/08/07(Mon) 22:21:46 |
【人】 田臥 志麻[キッチンを覗く頃には物音で気づいていたのだろう。 驚くこともなく、威優が表情を緩ませた。 相変わらず、平日の夜を過ごす時間は少ない。 それでも、通い妻よろしくしていた頃に比べれば、 威優はマンションに居る時間が長くなった。 自身と過ごす時間を大切にしてくれているのだろう。 そう思えば、自身も目が細まる。] そっか。 威優がカレーを作ったの? ……もしかして、エスパー……? [奇しくも作ろうとしていたものが重なって笑ってしまう。] (17) 2023/08/07(Mon) 22:54:49 |
【人】 田臥 志麻いいよ、あって困るもんじゃないし。 また別の料理に使えば。 [手元に気づいた威優に食材を任せて、 いい香りのする鍋の方に誘われる。 驚かせたかった、という理由がまた可愛らしい。 オレが驚くのを考えながらどんな顔をして このカレーを作っていたのやら。 焦げ目もなく大根の浮いたカレーは自身では 思いつかない組み合わせだ。 ハザマさんの手が加えられ、 威優もきっとアイデアを出したのだろう。 料理を作った経験はまだ浅くとも、 色んな料理を食べてきた経験があるだけに威優は 舌が肥えていて、概ねの想像がつくのか勘がいい。 カレーの傍らにはコールスローとガレットが並ぶ。 どれも始めて作ったとは思えない出来栄えだ。] (18) 2023/08/07(Mon) 22:56:05 |
【人】 田臥 志麻[すぅ、と鼻先で息を吸い込んで香りを嗅いで。 食べてほしいという威優に 大型犬のような耳と尻尾が揺れている気さえした。] うん、驚いた。 いい匂いしてるし、食べるの楽しみ。 ……だけど、そうだな。 ワイシャツだと飛ぶかもね。 [言われて自身も恰好を見下ろす。 二人共まだ仕事上がりの外向きの姿のまま。] (19) 2023/08/07(Mon) 22:56:27 |
【人】 田臥 志麻先にシャワー浴びるかぁ。 [ノットに手をかけネクタイを緩めていたら、 不意に威優との距離が近づいた。 声に揶揄と婀娜めいた色が混じる。] ……ふはっ、それやりたかったの? [吹き出し、くすくすと肩を揺らし笑いながら、 しゅるりとネクタイを抜き取って。 首元のボタンを、片手で器用に外し、 こちらも、距離を詰め彼の耳朶に囁く。] (20) 2023/08/07(Mon) 22:57:31 |
田臥 志麻は、メモを貼った。 (a2) 2023/08/07(Mon) 23:07:17 |
【人】 大守 威優[幾らαが常人よりも優れた才覚を持つとはいえ 超能力のようなものがあるという説は聞いたことがないし これまでの人生で己が「そう」であると思ったこともない。 ただ] 志麻限定でエスパーになれたら良いのになとは いつも思ってる。 [一緒にいる時間が長ければ、考え方が似てくるという話なら よく聞くものだ。 冷蔵庫の中身やストック食材のラインナップ、 食べ物の好み。] (21) 2023/08/07(Mon) 23:35:55 |
【人】 大守 威優[これまでカレーは家で食べることはあまりなかった。 家政婦は一緒に食べないので、一人分だとカレーは 余りがちだからかもしれない。 一緒に住む相手が出来て、市販のカレールゥも スパイスが尖ってなくて食べやすい、とか 二日目に劇的に旨くなる、とかの知識を得た。 一般家庭出身の志麻にはそれは常識のことだし 家族団らんの思い出の味のひとつと知れば いつかは作ってみたかった。 今日はその絶好のチャンスだったのだ。] (22) 2023/08/07(Mon) 23:37:05 |
【人】 大守 威優オクラ、きゅうり、パプリカ…… 俺じゃこれで他に何が作れるか思い浮かばないな。 志麻がどんな風に使うのか楽しみにしてる。 [受け取ったビニルの中身を冷蔵庫に移す。 家政婦は絶対に自分が己の夕食用に購入した分以外は 使わないので、これらは志麻(か或いは二人)で 調理をすることになるのだろう。 ラタトゥイユくらいしか思いつかないが どんな風に変身するのか楽しみだ。] (23) 2023/08/07(Mon) 23:37:18 |
【人】 大守 威優[他の料理ならともかく、カレーはワイシャツに散った場合 割と悲劇である。 それもあって、己が出した「提案」には風呂が選ばれると 思っていたけれど。] ぷっ…… っ はは! [思わず噴出した。] (24) 2023/08/07(Mon) 23:38:02 |
【人】 大守 威優そういえば、アパレルの関連会社に行った時に 新商品をもらったんだ。 「家で洗える寝巻用浴衣」ってやつ。 [当たり前のようにシャワー室について行き、 脱衣スペースに置いてある2組の浴衣を指す。 大守の系列のアパレル会社には、志麻のウェディングドレスの件で 先日挨拶に訪問した。 本格的な打ち合わせは志麻自身の要望も取り入れたいので これからだが、向こうからは着心地のレビューをしてくれと 浴衣を渡されたのだった。 接触冷感、吸汗速乾素材で着易い浴衣は 己用の大きなものが幾何学模様、志麻の方は偶然か縞模様で 揃いの腰紐と柔らかい黒の角帯で着つけるようになっている。**] (25) 2023/08/07(Mon) 23:38:36 |
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