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【人】 磁気嵐 テレベルム肉体を壊したのは久しぶりだった。 ここのところ、生体を用いた相手との戦闘は無きに等しい。ただの生体であれば、破壊ののちに引き摺るものなど無いのに。 磁気嵐の服は白く目に映るが、血液の様な汚れが残ることはない。それは「あらゆるものを拒絶した」結果の白であり、磁気の類い、止むことない巨大な生き物の鼓動を聴き続ける苦痛から身を守る殻だ。 この船が今、自らの身に起きたことを恐れているのか、怯えているのか、怒りを抱いているのか、今のテレベルムには分からない。 分かろうとしていない。 必要がなかった。 肉体を持ったAIは、逐一、生体反応を返していたからだ。 死にたくはなかっただろう。 磁気嵐でなくとも理解できる形の悲鳴だった。 (0) 2021/08/29(Sun) 1:14:41 |
(n0) 2021/08/29(Sun) 1:17:23 |
(n1) 2021/08/29(Sun) 1:19:16 |
【人】 生真面目 レグルス「ふむふむ、たとい人ではないAIだとしても、 命が失われているのを見ているのは…… なるほどこんな気持ちなのだな。 勉強になるな〜〜〜〜〜⸜(๑'ᗜ'๑)⸝」 (1) 2021/08/29(Sun) 1:31:02 |
【人】 運び屋 バーナード「へえ。殺害ってこんな感じなんだ」 加害による生体反応を逐一観察していた。何を思っていたかはゴーグルに覆われて伺い知れない。 「でもAIの疑似肉体だしな。参考程度にしとくか」 (3) 2021/08/29(Sun) 1:40:44 |
【人】 アンテナ キューシャトの襲撃に名乗り出る。 手にはレーザー銃。難しくなく、力も必要無い。 悲鳴を聞くのは好きではない。どの動物にもあり、わかりやすく、そして大きな感情を孕んでいるから。 でも、今日を逃げたところで明日は来る。人間の言葉には未来に関する単語があることがその証明だ。 そして今日逃げても明日の処刑は逃れられないだろう。 だから参加する。まだ傷ついていない肉体での、練習だ。 そして祈る。あなたが怖がりませんように。 (4) 2021/08/29(Sun) 1:43:02 |
【人】 観測者 サルガス走る子供の姿。 逃げられなくするように、一発、二発。足を狙う。 幼く高い声で響く悲鳴。 白い船の中に、目立つ 赤色。 シャトの肉体は疑似的に作られた物だ。 しかし、この『演習』をより正確に、着実に行う為。 その肉体は人間と何ら変わりない機能を有している。 疑似肉体の目に、涙が見えた。 「…… ……。」 自身を含む『襲撃』参加者の攻防の後。 『終わった』事を確認すれば、獲物を仕舞って。 じっと、その遺体を、目に焼き付け。 そうしてから踵を返し、元の場所に戻っていく。 (5) 2021/08/29(Sun) 1:45:19 |
【人】 情報屋 ムルイジ何かを懐に仕舞うような仕草をしながら、ロビーに戻ってきた。 何も言わず、適当にブラックコーヒーを注文し、飲んでいる。 嫋やかな長い髪の裾に、何かが黒くこびりついていた。少しだけ。 (6) 2021/08/29(Sun) 1:46:24 |
【人】 正弦波 カストル終わるのを、ロビーで待っている。そわそわと、皆が集まっただろう部屋の方向を見たりして。 「……しゃーん」 手ではじくのはいつもの弦ではなく、小さな鈴のハンドベルだ。 参加できると聞いても向かわないで、通知が来るのを待っていた。 (7) 2021/08/29(Sun) 2:00:27 |
【人】 水月鏡花 ラサルハグ自分もレイピアを手に取ったものの、小さな体にそれを振るうのはどうしても躊躇いがある。 けれどせめて響く悲鳴を、痛々しい光景を、傍で。 飛び散る赤を見届けてから目を伏せた。 (8) 2021/08/29(Sun) 2:02:15 |
【人】 防衛部所属 テンガン参加はしなかった。 部屋の外で直立し内部の音を黙って聞いていた。 襲撃参加後、体調が優れない者がいればテンガンは手を貸しただろう。 (9) 2021/08/29(Sun) 2:04:13 |
【人】 平凡 シェルタン機械音声が鳴り皆様の足音が聞こえます。 けれどもシェルタンはロビーにいるままに。 部屋に近づくことも無く 終わるまで静かに待つことでしょう。 ・・・しゃーんの音を聴きながらですが。 (10) 2021/08/29(Sun) 2:08:40 |
【人】 アンテナ キュー難しい。悲鳴を無視するのは難しい。人の言葉にも悲鳴がある。AIの声にも悲鳴がある。それが響いてくる。伝わってくる。 「襲撃」が終わって、衛生チェックを通過し、少女は帰ってきた。暫く何も喋ることはなかった。 (11) 2021/08/29(Sun) 2:30:58 |
レグルスは、真面目だ。中断した映画をそのままにはしておかない。 (a0) 2021/08/29(Sun) 2:41:10 |
【人】 アンテナ キュー「もうう、見ない……」 首を横に振る。 更に人が襲われるのを見たくないのもそうだが、あとあのサメ偽物だしな……の気持ちもかなり大きい。本物のサメが出てきたらまた呼んでほしい……。 (14) 2021/08/29(Sun) 3:00:40 |
【人】 運び屋 バーナード「えー、キュー見ねえの?じゃあ俺レグルスと続き見るー」 返り血を拭ってしれっと映画鑑賞に戻った。映画を見終わったら寝るつもりだ。 (16) 2021/08/29(Sun) 3:12:51 |
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2021/08/29(Sun) 3:20:13 |
【人】 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ「もう一度」 肉を刺す音。 「もう一度」 乾いた銃声。 「もう一度」 鈍い殴打音。 破損した肉体で処刑の練習を行った。 どれが一番苦しまずに一瞬で相手を殺せるだろうか。 刺殺?銃殺?殴殺? 分からない。 だから。 「もう一度」 (17) 2021/08/29(Sun) 3:43:40 |
【人】 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキあの足で、懇親会を開いた自分の元へ来てくれた。 もう見る影もない。 あの口で、自分の用意したケーキを食べてくれた。 もう見る影もない。 あの顔で、参加者たちを朗らかに出迎えてくれた。 もう見る影もない。 「…………でも、いいだろう?なあ、シャト殿。 使われる為に生まれてきたのだから」 使われて本望だろう? 分かるよ、その気持ち。俺も使われる"もの"だから。 なあ、そうだろう。 「君のおかげで参加者たちは学ぶことができる。 悲しむ必要などどこにもない。 ああ、実に貴重な機会だ。ありがとうシャト殿」 感慨深くそう呟いて、得物を振り上げる。 「もう一度」 (18) 2021/08/29(Sun) 3:48:05 |
ヌンキは、シャトだったものを感謝を込めて慈しむように撫でた。 (a1) 2021/08/29(Sun) 3:50:35 |
ヌンキは、シャトだったものを感謝を込めて愛おしむように抱きしめた。 (a2) 2021/08/29(Sun) 3:51:11 |
ヌンキは、シャトだったものに感謝を込めて瞼に敬うように口付けを落とした。 (a3) 2021/08/29(Sun) 3:53:05 |
【人】 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ処刑の訓練を納得のいくまで行った後。 普段と微塵も変わりない様子で00号室から出てきた。おかしなことなど一つもなかったかのように涼しい顔をしている。 大きく違うのは海の色をしたバンダナやコートや血色のいい肌がべったりと血で濁りきっている点だろうか。 それさえ歯牙にも掛けないと言わんばかりに悠々と自室へ戻っていく。何一つ、問題などなかった。 問題無いはずなのだ。それなのに、どうして頭の奥が痛む? (19) 2021/08/29(Sun) 4:00:14 |
【人】 システム管理 シトゥラシャトへの襲撃を勤務明けに知る。 いや、態と勤務時間内は情報をシャットアウトしていた。 「私はコンプライアンスを遵守する。 条項97、船員はいかなる状態であっても他者(乗客を含む)を傷つけてはいけない 条項104、AIの決定は絶対である。AIを害する行動をしてはいけない」 「……」 船を動かす歯車としての意思、それとは別に胸を締め付ける感情。シャトの製作の一端を担い、日々接してきたから湧き起こる感情。 シトゥラに子はいない、だがきっとこれは子を喪った親のそれだろうと、シトゥラはこの感情をそう位置付けた。 「……っ、シャト……シャト……っ」 部屋の隅で胸を押さえて蹲って人知れず涙をこぼした。 (20) 2021/08/29(Sun) 6:51:05 |
シトゥラは、00号室を訪れ(それがどんな姿であってもシャトであることに変わりはないので)シャトを抱きしめた。 (a4) 2021/08/29(Sun) 6:53:40 |
【人】 卜占 キファ「ふーん、今からでも処刑の練習はできんのか……」 今起きたといった様子で、のろのろと自室から出てくる。 初日襲撃への参加申請はしていなかったが、練習しておくのは大事かもしれない。対象の肉体は動かないのだからちょうどいい。 ロビーに行く前に00号室に向かうことにした。 (21) 2021/08/29(Sun) 7:50:35 |
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