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人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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視点:人

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【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ やがて話が終われば
 扉をしめようと――アリアを見て ]


  この世界が続くなら
  君とまた、話がしたいな


[ それじゃまたね♡ って笑って、扉をしめた ] *
 
(55) 2022/12/22(Thu) 17:41:49

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
  
――ホール



[ 『力』は多分 神様が嫌いではなかった

 崩壊を止めなかったのだとしても
 きっと 受け入れていたのだろうと思う

 『正義』との最期を見ても。
 『力』は そういう在り方だったのだろう

 憎もうと 怒ろうと どんな事があろうと
 それでも最後はその有り様を受け入れる事で
 崩壊の中にあって 己を貫き保っていた

 だから痛みのようなものは感じていても
 耐えがたい何かに疼くような事はなく
 そっと静かに 行く末に耳を傾ける事が出来た ]
 
 
(56) 2022/12/22(Thu) 19:14:31

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
 [ だから、その瞬間

  心臓を押さえた訳が
  痣を襲った痛苦の訳が

  "どちら"に在るのかわからなかった ]
 
 
(57) 2022/12/22(Thu) 19:14:41

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
 
      
 [  消えた  ]

 
 
 
(58) 2022/12/22(Thu) 19:21:52

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
 [ 消えた
   何かが消えた

   それはあまりにも
   小さく 大きく
   誰よりも身近で己たらしめていた

   忽然と根幹から失われた
   あまりにも得難く耐え難い消失 ]
 
 
(59) 2022/12/22(Thu) 19:22:05

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 遠く 目の前
 起きた一つの現実に>>4:8
 ガリと 唇を噛んだのは本能
 もたらした血の味で己を取り戻した ]


    …………。


[ 倒れたヴェルトに駆け寄るのは
 傍らの存在に微笑みかけてから ] *
 
(60) 2022/12/22(Thu) 19:23:08

【人】 XIV『節制』 シトラ


[ 柔らかな金の睫毛を伏せた青年が、
 駆け寄ったみんなの手で
 どこかへと運ばれゆくのを見た。
  >>4:97>>4:116>>4:258>>13>>60

 クロさんが、自分の脚でひとり
 どこかへと向かうのを見た。>>4:190

 クリスタベルさんとゼロさんが
 手を取り合うのを>>4:17>>4:53
 
 プロセラさんが何かを思案するのを>>3

 ユグさんが苦しそうに崩れ落ちているのを>>4:183
 エトさんがその背を優しく背を撫でているのを>>41
 
 滲んだ視界越しにどこか遠く見つめていた。]
 
(61) 2022/12/22(Thu) 21:32:48

【人】 XIV『節制』 シトラ



  ( ……わたし、

       アリアちゃんが傍に居てくれるのが
        いつの間にか、当たり前になってた )

 

[ どうしようもない心細さに襲われてしまう日も
 悲しいときも、淋しいときも、苦しいときも
 ほとんどいつも、あなたが傍に居てくれた。
 あなたが隣に居てくれる間は、
 正しく呼吸ができる気がしていた。
 
 わたしが立ち止まっている間にも、世界は動いていて
 みんなそれぞれの想いを抱えて前に進んでゆく。

 失敗してもいいのだと、間違っても構わないのだと
 最初に教えてくれたのはアリアちゃんだった。

 天から降る雨はいつかは止むけれど
 わたしが降らす雨は、
 わたしにしか、止められない。

 雨が上がらなければ、
 虹は永遠に架からない。]
 
(62) 2022/12/22(Thu) 21:33:02

【人】 XIV『節制』 シトラ



  …………〜〜〜っ、……!!


[ 瞳を覆う厚い水の膜を服の袖で拭って
 両頬を両手で勢いをつけてべちんと叩いてから、
 玄関ホールを抜けて駆け出した。

 ヴェルトさんは、
 彼を古くからよく知っているんだろうみんなが
 揃ってついているからきっと心配ない。

 ユグさんは少し心配だったけれど
 エトさんがついてくれている。

 プロセラさんのことも、気掛かりだったけれど
 ヒナギクさんが傍に居たからきっと……大丈夫。

 クロさんがどこかでひとりで泣いていないことを
 去ってしまった神様がひとりで泣いていないことを
 願って、祈って。食堂の扉を潜り抜ける。
 タナトスさんが既に居ても、入れ違いになっていても>>13
 大きめの鍋を戸棚から取り出して
 その中にたっぷりのミルクを注いだ。]
 
(63) 2022/12/22(Thu) 21:33:09

【人】 XIV『節制』 シトラ


[ 沸騰させてしまわないように
 ゆっくりと熱を加えて、
 その中に刻んだチョコレートを少しずつ溶かし込む。
 ふわりとあまい香りがお鍋から漂い始めたら
 ホットチョコレートのできあがり。
 
 ……誰も必要とはしないかもしれない。
 何か他の飲み物を自分で作ったり、
 どこかへ出かけていくひともいるかもしれない。
 けれど、作って置いておいたら もしかしたら
 飲みたいと思ってくれるひとも、いるかもしれない。

 チョコレートには気持ちを落ち着ける効果があったはずで
 あたたかい飲み物も、冷えた身体を暖めてくれるはず。


 ほとんど飾り状態だった端末を手に取り
 ぎこちない手つきでみんなへ宛てたメッセージを打って、
 自分からは滅多に押したことのない送信ボタンを押した。

 いまは、わたしにできることを──
 ここから、一歩ずつ。 ]*
 
(64) 2022/12/22(Thu) 21:33:55

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[――夢を見ていた。

 アリスと同じ布団の中で、
 二十二人が全員揃ったらどうなるかな?って。
 わくわくそわそわしながら話していた夢。

 チェレスタが居て、お話を聞かせてくれて。
 シトラやアリアと女子会をして、
 マドカ先生から新しい本をもらって、
 カルクドラの祈祷室でお茶をもらって、

 ユグとはちゃんと話せなかったから、
 会えたら彼と未来の話をして。
 たまにフォルスのお店で秘密の会議をする。

 他のみんなともいっぱいいっぱいお話をして……、

 そして一日の最後にプロセラの隣で、
 今日あったことを話すの。

 『世界』ってどんな人かな?

 まだ見ぬ彼を想像して肩を寄せ合って話して。
 全員が集まれば、
 誕生日パーティももっと賑やかになるね。って。

 これからのことに胸を膨らませながら。]
(65) 2022/12/22(Thu) 22:44:16

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[くしゅん、と自分のくしゃみで目が覚めた。
 
 辺りはまだ暗くて、視界が悪い。
 目を開けても真っ暗で。
 目の前に薄暗い壁があるみたいだった。

 夢と現実がごっちゃになったような。
 今も昨日遭ったことは夢なんじゃないかって、
 まだ思えるくらいに、ぼんやりとしていた。

 肩口に重みを感じて、次第に目が慣れてくる。
 眼の前の壁が僅かに身じろいだ気がして、
 それがようやく人型のものだと分かれば、
 ゆっくりと昨夜の出来事を思い出してきた。

 重みがプロセラの腕だと気づいて、
 そろりと視線を上げた。

 かすかな吐息で髪が揺れる。
 生きていると感じられる、呼吸。
 しとりと伝わってくる体温にほっとする。]
(66) 2022/12/22(Thu) 22:44:36

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[起きなきゃと思うけれど、
 もう少しだけ体温を感じていたくて、
 きゅ、と彼の服の裾を掴んだ。

 高い位置にあるから彼の表情は見えない。
 代わりに聞こえる鼓動と、
 じわりと伝わってくる温度に再び擦り寄ってみる。

 身動ぎしている間に、起こしてしまうかもしれない。
 私はあまりじっとしてられないから。
 あなたは割りと、私の動きを見ているから。]
(67) 2022/12/22(Thu) 22:45:00

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[朝焼けがだんだん眩しくなってきて、
 『太陽』が顔を見せ始める。
 一日の始まりを告げる。

 もう少ししたら、起こしてみようか。]



  ……おはよう、プロセラ。



[目があったらなら、見合わせて。微笑って。
 彼にこうして挨拶できる朝を、愛おしく思う。*]
(68) 2022/12/22(Thu) 22:45:23

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

―― 決断の時 ―― 

[手を離したらどこか逃げてしまいそうな気配に。
 ずっと彼の手を握り込んだまま。
 呼び集められたホールへと向かった。

 なんだか珍しく目も合わなかったような気もするし。
 どうして隠れるみたいにあんな場所にいたの?とか、
 プロセラはどう応えた?とか、
 聞きたいことはそれはもうたくさんあったけど。

 彼の口から応えが返ってこないことは、
 度々あることだから、追求もしなかった。

 ただ、世界がどうなるかは知っていてもらいたくて。
 プロセラと並んで『神』の話を聞いていた。>>0
(69) 2022/12/22(Thu) 22:45:40

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[世界を滅ぼさないと言ってくれた。>>4:3
 良かった、と思わず吐息と同時に口から零れた。

 分からないとあの人は言う。
 不幸せかどうかと言われたら。

 証持ちへの偏見もある世界では、
 確かに生きづらいこともあるかもしれないけれど。
 幸せなことばかりではないかもしれないけれど。

 それでも、世界を諦めることはしたくなかった。
 生まれてきた世界を、愛したかった。

 一緒に居てくれないと>>4:5
 さようならと>>4:7
 告げる言葉は、少しだけ寂しそうに見えた。
(70) 2022/12/22(Thu) 22:46:00

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[『神』がさようならを告げた時。
 繋いだ手の先が揺らいだ気がした。>>1

 手の先を追って、プロセラの顔を見上げる。
 相変わらず表情は何一つ変わっていないように見えた。

 けれど、『神』が告げた言葉に反応したあなたが。
 言葉が妙に引っかかって、
 繋いだ手の力を、ぎゅっと強めた。

 この場に引き止めるように。強く。]


  だめだよ。
  ……プロセラは、行っちゃだめ。


[妙な胸騒ぎがして。
 何がだめなのか。どこに行ってはいけないのか。
 自分でもわからないけれど、そんな言葉が口をついた。]
(71) 2022/12/22(Thu) 22:46:22

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[不安に揺れる瞳を、彼に向ける。
 視線からも訴えるように。]



  いかないで。



[私の手を引いたあなたを、失ったら。
               私は――――。
                        **]
(72) 2022/12/22(Thu) 22:47:00

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
  
――とある部屋の前



[ 戻ろうと思ったのは ヴェルトが心配だった
 それ以上に気にかかった事があったから。

 ……部屋に残るシンの様子が気にかかった
 ただ、それだけ。 ]


   ――――…


[ 扉越し 漏れて来る微かな声>>18>>4:263
 足音を立てないように 立ち去ろう ] *
 
(73) 2022/12/22(Thu) 23:35:53

【人】 ][『月』 エーリク

―― それから ――


[ カルクドラとのお茶会の後。
 後日かもしれない。

 僕は観念して、自ら薬師の部屋を訪ねたり、
 特に用もないのに、シトラを自室に呼び出したり
 
 したと思う。

 例えば――本当に遠くにいくことが
 もしかしたらすぐにではなくても、あるかもしれないから。

 そうして二人にもったいつけて、 ]

 ずっと言わなきゃいけないなって
 思っていたことがあるんだ。
(74) 2022/12/22(Thu) 23:38:07

【人】 ][『月』 エーリク

 あの、

[ 視線をさまよわせたり、手持ち無沙汰に、
 指を組んだり、解いたりしながら ]

 僕はいつも、ごめんねとばかり
 言っていて。

 でも、――あの、いつも

 ――……ありがとう

[ 告げたなら、微笑んで。
 けれど多分次の瞬間には逃げ出していたと思う。

 言いしれない、恥ずかしさに襲われて。
 やはり僕には過ぎた言葉だったかもしれない。

 誰かに見かけられることがあれば、
 驚かれるかもしれないほど、風より速く。
 立ち去ろうととしたことだろう。* ]
(75) 2022/12/22(Thu) 23:38:29

【人】 ][『月』 エーリク

―― それまで ――


 ――いらっしゃいませ!
 今日もいつもの窓際のお席ですね?
 
 なんだかいつもと少し………
 ああ、髪型変えられたんですね

 通りで可愛らしいと思いました
 いたた、そんな、お世辞じゃないですよ。


[ それはカフェで店員の真似事の役
 していた時のこと。

 白いシャツに、橙色のエプロンを身につけて
 常ににこにことしている。 ]
(76) 2022/12/22(Thu) 23:52:31

【人】 ][『月』 エーリク

[ ――その青年の名は、

 ミーシア。産まれたときにあまりに
 愛らしかったため、女神の名をもじった
 名前をつけられ、父母共に他界し、
 祖母と二人で暮らしている。

 若い頃から女性に間違われることが多く
 その見た目のためか、男女ともに
 よく可愛がられるため、愛らしい仕草など
 お手の物。

 皿洗いで雇われたが、愛想の良さから
 給仕へランクアップしたのが最近のこと。

 好きなことは人と喋ること
 嫌いなことは一人でいること

 好きな食べ物は――……… ]
(77) 2022/12/22(Thu) 23:52:52

【人】 ][『月』 エーリク

[ と、長々続くのだ。
 彼の人生を演じているのだから。 ]

 おまたせしました、ガトーショコラと
 おいしい珈琲です!

[ ――どうせ見つかるはずないと
 高を括っている。そのため、普段より
 何倍も、弾けた姿を見せることもあるとかないとか。* ]
(78) 2022/12/22(Thu) 23:53:08

【人】 XIII『死神』 タナトス


[ 洋館に来たばかりの伏せてばかりの頃。
  困ったことにね、足音が聞こえる事が少し怖かった。

  だんだん音が遠のいていたはずなのに
  あの頃は音だけが妙にリアルでね。



  ……けど、
  殺されかけてよかったと思える事も
  時折ほんの少し。
  希望に混じって現れる。


  例えば、今この時だとか。 >>73]



  わっ。


  ……驚かせるのは成功したかな?
  

[ ドア越しにしかなかった気配を、
  扉を開いて目前にしてみるよ。

  倒れてる人がいるのに騒ぐなといわれれば
  うん、反省だね。 ]
(79) 2022/12/22(Thu) 23:57:27

【人】 XIII『死神』 タナトス



  心配ならおいで。
  心配じゃないならなお来てくれるとうれしいよ。


  ……ほら、俺達の時間だよ。
  やっと、揃ったんだ。
  君がいないと始まらないよ、フォルス。


[ 俺はシンから沢山シンゆうなる君の事
  あの頃聞いて、
  君にいつ会えるかな、
  って俺も楽しみにしてたんだよ。



  シンにもヴェルトにも、俺にも
  君が必要だから。


  居てくれるよね、って笑うんだ *]
(80) 2022/12/23(Fri) 0:00:11

【人】 X『教皇』 カルクドラ

── 回想:氷解 ──

 ユグも来たんだね。
 うん、僕達だけなら心配だろうからね。
 僕がユグの立場なら、そうしてもおかしくないと思うから。

 君にもたくさん心配かけてきたからね、
 大丈夫、もし一触即発状態になったとしても、
 僕もタナトスも君は巻き込まないようにするから。


[ なんて気休めにもならない冗談を掛ける。>>4:155
 思えば、タナトスとユグが二人で居る時に
 話をするのは初めてかもしれない。
 それもそのはず。ずっと避け続けてきていたのだから。

 ユグがタナトスにぴったりくっついているのは>>4:154
 ただ単にボディーガードの意味合いだと思っている。
 危害を加えようとしたら前に出てくるような。
 のでこちらも微笑ましいと思いながら眺めていた。]
 
(81) 2022/12/23(Fri) 1:08:03

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ 七年もの間避け続けてきた
 魂が苛立ちを覚える男の言葉は>>4:152
 まるで羽毛のように柔らかく感じた。]


  残念。それに僕が勧誘するとしたら
  もっと話しやすい人に言ってるよ。
  ……正直、滅びてもいいとは思ってたよ。
  七年前の僕なら、即決だっただろうね。

  今なら、箱庭に行くだけで世界はそのまま、なら
  行く選択をしていたかもしれない。

  でも、色々な人たちと話をして
  このまま箱庭に行っても、
  きっと幸せにはなれないだろう、と思ったんだ。

  そういう君は、どう考えてる?


[ 『死神』としてではなく、『君』に問う。
 僕がカルクドラであると同時に、彼はタナトスだ。
 
 
長年覆われ続けていた氷塊を徐々に崩していく。
 中身まで傷つけないよう、刺激を与えないように。
]  
 
(82) 2022/12/23(Fri) 1:08:21

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ と思えば、急に立ち上がったので
 切り上げられたか、と察し
 それも当然。むしろ長続きした方だ

 ── と、思いきや。>>4:153]


  
……ふぁ!?

  

[ 万に一つも予測出来なかった不意打ち。

 夜の空、冷えているはずなのに、どこか温かさを感じる
 指先が頬に触れると
 君は勿論───ユグも見たことのないような
 吃驚の表情、瞬間情けない声が漏れてしまう。]
 
(83) 2022/12/23(Fri) 1:08:52

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
  それを云うなら、君だって……そうじゃないか。
   
  ……僕は良い人なんかじゃないからね。
  

[ 人の好さそうな笑顔に、温厚な気質。
 彼に嫌われる要素がない人物であるのは知っている。

 
 ただ前に歩めなかっただけ。
 向き合う勇気が無かっただけ。 

 向き合うことなど出来ないと思っていた。
 何て言えばいいのかわからなかった。
 
 しかし、いざ口に出してしまえば──……。
]
 
(84) 2022/12/23(Fri) 1:09:14