【人】 先代“小雪” 篠花ーー昔の話ーー 「ねー、中央に風呂場があってもいいと思わない?」 [中央職員にそう切り出したのは、 自分が入りたい、灯守り達の憩いの場にしたい、職員の仕事を増やしたいで1:1:8ぐらいの割合である。] 「ほら、中央職員だって泊まり込むこともあるんでしょ? その時風呂場があるとリラックスできるんじゃない? っていう、優しい僕の心遣い。」 [そう答えてみたら、職員からめちゃくちゃ胡乱げな顔で見られた。解せぬ。] (298) 2022/01/17(Mon) 20:11:37 |
【人】 “小雪” 篠花ーー現在ーー そんなに畏まらなくても大丈夫よ。 私はただ、貴方よりちょっとだけ、 長く灯守りをやってるだけなのだから。 [と言っても、却って畏まられてしまうかしら。 本心ではあるのだけどね。] ああ、そういえばそうね。 立春の祝いは盛大だもの。大変よね。 立派にやるより、遣り遂げる事の方が大事よ。 [そう言ってもプレッシャーは感じてしまものかしら。 残念ながら、物心ついたときから段取りを眺めていたものだから、その気持ちはわからないけれど。 ……どうやら本当に緊張の概念ごと捨て去ってしまったらしい。] (331) 2022/01/17(Mon) 22:48:33 |
【人】 “小雪” 篠花ええ、そうね。尊敬できる方だったわ。 私も見倣うべき所が多いぐらい。 [先の霜降の君と同じぐらい、立春の君も尊敬していた。 その言葉は偽りではなく。] 大丈夫よ。できるようになるわ。 ……そんなに心配なら、1つ。昔話をしてあげましょうか。 [断らないようなら、100年ほど前の話をしましょう。] (332) 2022/01/17(Mon) 22:49:11 |
【人】 “小雪” 篠花とある統治域のロクでもない灯守りがいてね。 中央域の機密資料を無断で持ち出すわ、 職員の座る椅子にブーブークッションを敷くわ、 中央域の施設を壊して請求書を回されるわ、 酒が弱いくせに職員と飲んで絡み酒をするわ、 仕事を部下に押し付けて街へ逃げ出すわ。 他の灯守りへ被害が行ってないことだけが、 唯一の救いのような人だったわ。 [話をしている内に当時を思い出して腹が立ってきたが、ここで荒れるわけには行かないのでぐっと堪える。 しかし顔は段々表情をなくしていく。] (333) 2022/01/17(Mon) 22:49:40 |
【人】 “小雪” 篠花そんな人だったからね。 代替りもある日突然、前触れもなく、押し付けてき。 しかも旅にでられてしまってね……。そのまま行方不明。 [前後は怒涛の数ヶ月だった。 身内での葬式が重なり大変だったところに、当主の突然の疾走が後追いをかけた形だったのだ。 前々から譲渡したいという言葉が前振りだったとは、絶対に認めない。] (334) 2022/01/17(Mon) 22:50:20 |
【人】 “小雪” 篠花統治域の中のことはある程度押し付けられていたから 勝手はわかっていたのだけどね。 灯守りの仕事だけはやったことがないどころか、 聞かされてすらいなくって。 でも突然の失踪だし、 手順書のような物なんか用意してるはずがなくて。 大慌てで大先輩方にやり方を教わりに行ったわ……。 [すごく、遠い目をする。 これだけで誰のことかわかったかもしれない。] (335) 2022/01/17(Mon) 22:51:01 |
【人】 “小雪” 篠花そういうことを経験してても、 そんなろくでもない人が灯守りでも、 まともに出来ていたから。 問題ないわよ。ええ。 [何が大丈夫なのだろうか。 微笑んでみせたが、内なる怒りを隠し通せたかはわからない。 これ以上思い出すと心が荒みそうなので、話を変えましょう。] (336) 2022/01/17(Mon) 22:51:28 |
【人】 先代“小雪” 篠花「君みたいな奴が眞澄の傍で見ていてくれると、 僕としても安心して去れるんだけどなぁ。 ねぇ、霜降の。ーー紫明?」 [僕は口の前で人差し指を立てた。] (358) 2022/01/18(Tue) 0:37:25 |
【人】 “小雪” 篠花ーー回想:霜降の君とーー [少しだけ先輩の先の霜降の君。 私が蛍として会合に出るようになった時には、既に号を持っていた。 先代小雪が仲良くしてると知って、どんな厄介な人なのかと思えば、何とまあ。 兄とは似ても似つかぬ立派な人ではないですか。] どうせ兄を持つなら、霜降の君のような方が良かったわ。 [思わずそう、口に出してしまう程度には、霜降の君を尊敬していた。 ちなみに、その言葉を聞いた兄が笑顔のまま、ショックを受けて固まっていたとは知らない。 その顔を見ていた者がいるなら、後日酒を飲みながら愚痴を聞かされたかもしれないわね。 突然失踪した後の、初めての灯宮での仕事。 何も聞かされたことがなくて、真っ先に頼ろうとしたのが彼だったか>>335。 そのぐらい、彼を信頼していた。] (359) 2022/01/18(Tue) 0:39:49 |
【人】 “小雪” 篠花[遊びに行き、遊びに来る仲だった。 自分が小雪になった後も、その関係は続いていて。可愛がってもらっていて。 残された手紙>>18を見せたりして。 かなり感情的になってしまった愚痴を溢しても、聞いてくれたかしらね。 未だに思い出して怒るぐらいだから、こちらから楽しい思い出話をすることはなかったけれど。 むしろ苦労話の方が多かったし。小さい頃のこと>>15なんて覚えてないし。 貴方から聞かされる先代の話は、意外な一面を知れたりして楽しかった 寂しかった 新しい蛍を迎えたと聞いたとき、私が願った通りに連れてきてくれたのだったか>>286。] (360) 2022/01/18(Tue) 0:40:09 |
【人】 “小雪” 篠花あらあら、とても綺麗な髪の色ね。 [白銀と萩色のツートンカラーは物珍しさもあったから。 緊張している子に、そう微笑んだの>>287。 先の霜降の君の助け舟もあったからかしら。 気が付けば距離はなくなっていた。 まさか、少女のように可愛らしいと思われていたとは知らないけれど。 談笑するのが楽しくて。成長を見るのが嬉しくて。 詰められた距離を気にすることもなく、むしろ心地良いと思ったりして。 相談事があるようなら乗った。 もしかしたら、ろくに休めていないとき、彼女の能力で休まされたこともあったかも。 そんな仲だったから後継となった時の報せは、とても嬉しかったのよ。] もし、心配事や困り事があるなら、 遠慮なく来ていいのだからね? [そう葵には伝えたかしら。] (362) 2022/01/18(Tue) 0:40:46 |
【人】 “小雪” 篠花ーー回想:いつぞやのことーー 悪かったわね面白くなくて。 生憎、私はあんたや兄様の様に、巫山戯た性格してないのよ。 [つまんないと書かれた顔には珍しく、語気を荒くしてしまった。 ここは要反省点と、後日少しだけ落ち込んだりした。 ……というのは絶対教えないけれど。 余談だが、先代小雪に破天荒と直接言ったなら、 ]「え? 僕ほど真面目で紳士的で大人しいのはいないと思うけど?」 と、真顔で宣うだろう。これ、本心から言っている。 (379) 2022/01/18(Tue) 1:21:37 |
【人】 “小雪” 篠花別にいいわよ。その子が良いと言うなら。 一度うちから出た子だもの。 今更返せなんて言わないわ。 [ひとりは慣れてるもの。*] (381) 2022/01/18(Tue) 1:21:54 |
【人】 “小雪” 篠花それ、飲みたいだけの口実じゃないわよね……。 [ジト目で見やってしまうけれど、確かに美味しい肴を考えるならもっと情報があった方がいいかもしれない。 逡巡すること、しばし。 ため息をつくと近くのメイドにお願いして、預けたワインを持ってきてもらうように頼んだ。] 一杯だけよ。味見なんだから。 [コルク栓を抜き、差し出されたグラスに味見程度を注ぎましょう。 ついでに自分のグラスにも。 人に飲ませて自分は飲まないというのは許せなかった。 今年解禁したばかりのライトボディ。 口に含めば、フルーティーな口当たりが広がるでしょう。 一杯だけ。後は終わってからのお楽しみね。 自分の能力“凍結”で外界からの干渉を止めて、風味が飛ばないようにしてしまいましょう。 ーー飲みかけのワインもこうすればいいんじゃないかって? これやると飲まずに延々と残ったままになるから、やらないのよ。] (385) 2022/01/18(Tue) 1:22:50 |
“小雪” 篠花は、メモを貼った。 (a78) 2022/01/18(Tue) 1:35:04 |
【人】 “小雪” 篠花ーー回想:いつぞやのことーー [正直、再会がこんなに早いと思っていなかったというのはある>>391。 まさか別のところで、それも真反対のところで蛍になってるとは思わないじゃない? 顔を見たとき思い切り顔をしかめてしまうのは無理ないと思うの。 双方に向けて『何やってるのよ』と言いたいのが顔に書いてあったと思う。 彼女がそれを読み取れたかは、私にはわからないけれどね。 それでも、困った顔で笑っていたのを見て、元気そうでよかったと安堵していたの。] …………そう。楽しそうで何よりだわ。 [小満の君にイラッとしたと言うことも相まって、冷たい言い方をしてしまった、というのはあるでしょうね。 紡がれた言葉には少し、心が軋んだけれど>>402。 やはり、引き止めようとしなくて正解だったのね。 伸び伸びと自由に過ごしてくれるなら、それで十分よ。 揺れた瞳を合わせるまもなく彼女が去ったなら>>403、それを引き止めることもなく。] (416) 2022/01/18(Tue) 7:19:26 |
【人】 “小雪” 篠花ーー現在ーー [当たらずとも遠からずな状態であったことに、少々労いをと思っていたけれど>>396。 続いた言葉にこいつ……。と瓶を握る手に力が籠もってしまった>>397。 曲解解釈をやめなさい、と言って聞くような相手でないのはわかってるので言わないけれど、イラッとはするわよね。 かと言って何か言う気も起きなかった。 ああ言えばこう言いそうだし、何より勝てるビジョンが見えない。 ふん、と鼻を鳴らしながらも、一先ず今は目の前のワインを楽しみましょうか。] うちの職人は腕がいいからね。 ーーとはいえ、今年は出来が良かったと喜んでいたわ。 [今年のワインを楽しみながら、いい物ができたことを素直に喜んだ。] (418) 2022/01/18(Tue) 7:20:10 |
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