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人狼物語 三日月国


76 【ネタRP】ナニやらシないと出られない!【事前ペアR18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 フィアンセ 葛葉 桜子

   ―― 暫く後の話 ――


   ん……だい、じょうぶ……



  よくわからない部屋に閉じ込められてから
  一か月以上経ったある日の会話。
  最近は食欲があまりなくて
  眠っても眠い状況が続き始めて。

  そして何より。
                      ]

   おうじくん……
   生理、来てないから…
   授かってるかも、しれない。


  体調がよくなくて
  その症状はつわりに似ていたものですから
  そう思うのは自然なことだったと思います。
  妊娠検査薬も陽性を示していて
  それがわかってしばらくしてから
  彼と一緒に病院を受診して
  妊娠している、
  とはっきりわかることになるのでした。
                      ]
(1) 2021/06/12(Sat) 0:25:00

【人】 フィアンセ 葛葉 桜子


   ……
結婚式
、いつ……?



  妊娠がわかった後の事。
  精神的にどこか不安定になっていた私は
  前より不安になることが増えて
  そう聞いてしまったのです。
                     ]**
  
(2) 2021/06/12(Sat) 0:25:54

【人】 フィアンセ 葛葉 桜子



  彼は一瞬だけ焦ったような表情をして>>7
  でもそれはすぐ取り繕われてしまうのです。

  何か感じることがあるのなら
  きちんと言って欲しいのに。

  私は子供を育てられるかという不安より
  彼がまだ本心を見せてくれないことのほうが
  よほど不安だったから。

  どうしたの?とかなりしつこく
  聞いてしまいました。
  ――――教えてくれるかは別ですけど。
                       ]
 
(9) 2021/06/12(Sat) 21:41:29

【人】 フィアンセ 葛葉 桜子



   籍入れよう?
   あ、榊原、になるのかな……
   結婚式は、そっか、
   生まれてからになるよね。
   楽しみだな…
   おうじくんの一番近くで、ドレス着られるね!


  籍を入れる話とか結婚式の話が出て
  現実味を帯びてきたので
  私はふわっと笑顔を見せたことでしょう。
  ずっとずっと、願っていたことが
  叶うのですから、当たり前ですよね。
 
  両親への挨拶の話は……
  父が嫌な顔をするのが目に見えていたので
  少しだけ、心配ではありましたが  
  両親が何と言おうと結婚することに
  代わりはありませんし。

  早い方がいいでしょう?と言って
  年末年始、よりは少し早い時期に
  二人で報告に行くことにしたのでした。
                       ]
  
(10) 2021/06/12(Sat) 21:42:41

【人】 フィアンセ 葛葉 桜子

  ―― 結婚の報告に ――


   ……ということで。
   私は彼と結婚することにしたの。

   止めたって無駄だよ?


  流石に出会った経緯とかは話したら
  卒倒されてしまいそうですから
  そのあたりは軽く流しつつ
  彼の子供を身籠っていることと
  結婚することを
  私の両親に二人で報告したのですが…
  
  『ふざけるな!』と父から言われてしまいました。
  無責任だ、とか主に私が妊娠したことについて
  色々と言及されてしまって。

  ……やっぱり、とは思ったものの
  それで揺らぐほど私の気持ちは
  軽くありませんから、しばらくは
  父と言い争いになってしまうのです。
  おうじくんか母が仲裁するまでは
  父と平行線な言い合いを
  続けていたことでしょう。
                         ]*
  
(11) 2021/06/12(Sat) 21:43:20

【人】 フィアンセ 葛葉 桜子

  ―― なんで怒られてるの? ――


  手順が前後していることがそんなに
  問題があるのでしょうか?
  だって、彼と結婚するつもりで
  付き合っていたのだから
  そんなこと、些細なことではないでしょうか。
  
  そもそも私も望んだことですし。

  私が言ったことは父を怒らせるばかりで
  私も歯止めがきかなくなって
  結局、彼と母が父を止めるまで
  言い合いは止まりませんでした。

  疲れて私が眠ってしまった後に
  三人で会話は行われていたようですが。
                        ]
 
(32) 2021/06/13(Sun) 18:48:35

【人】 フィアンセ 葛葉 桜子


  彼女の両親は彼の話を黙って聞いていた。
  先ほど激昂していた父親も今は少し落ち着いた様子。
  まだ若いけれど子供も養えるだけの経済力があって
  覚悟があることを、両親は感じ取った。

  最後まで話を聞いて、ゆっくりと顔を見合わせて
  苦笑したかと思えば、母親の方が口を開いた。
                           ]

   『顔をあげてください。
    私達は、結婚を反対するつもりはなかったの。
    ただ、そうね。
    手順の前後は気になってしまうもの。
  
    ……あの子は昔からそうだった。
    人の痛みに敏感で、
    感受性が豊か過ぎて――

    
生きにくそうな子
だと、思っていたわ。

    親が言う言葉ではないけれど、ね。
    それをあなたもわかっているようだし
    覚悟も伝わってきた。』


  でも、と言葉は続く。
  真剣な表情で、真っ直ぐに彼を見据えて。
                      ]
 
(33) 2021/06/13(Sun) 18:49:54

【人】 フィアンセ 葛葉 桜子


   『あなたには…あなたたちには
    経験がない。人の親になったことがない。
    だから、約束してください。 
    私達でも、あなたのご両親でもいい。
    困ったことがあったなら、
    必ず、頼りなさい。
    二人だけで解決しようとしないこと。

    それともう一つ。
    娘を傷つけるようなことは絶対に
    しないでね。あの子はあなたが
    好きでたまらないみたいだから…
    それを裏切らないで。あなたの言葉を聞く限り
    余計なお世話だろうけれど。

    娘を、よろしくお願いしますね。』



  そこまで言って母親は笑顔を見せた。
  父親はまだ笑顔にはなれずにいたけれど
  それはきっと寂しさが理由。

  結婚式の日取りが決まったら教えてくださいね
  と最後に言って話し合いは終わったのだった。
                         ]
  
(34) 2021/06/13(Sun) 18:50:42

【人】 フィアンセ 葛葉 桜子



   おうじくん…?
   あれ……お父さんが
   
昨日と雰囲気違うような…



  何かあったの?と首をかしげて
  彼に聞いてみたことでしょう。
  三人で会話をしていることが聞ければ
  
なんで私抜きで???

  と頬を膨らませてしまったでしょうが…
  特に話がこじれたわけでもないのなら
  ほっとするのです。
                      ]*
  
(35) 2021/06/13(Sun) 18:51:46

【人】 フィアンセ 葛葉 桜子


  ―― 三人での会話 ――



  娘が連れてきた人は
  手順の前後はあったかもしれないけれど
  でも、嘘をつかず誠実であろうとする姿を
  確かに見せていて。
  父親の態度も僅かに軟化する。
  
  食事会の提案には二人して頷きつつ。
  幸せになって欲しい、と願うのだった。
                     ]
  
(51) 2021/06/14(Mon) 18:32:15

【人】 フィアンセ 葛葉 桜子


   ……少しは打ち解けたみたいでよかった。
   お父さん、あんな感じだから
   びっくりしちゃったな…。


  はぐらかされて、むぅっとしていたら
  楽しそうに教えてくれたのでした。

  笑顔で挨拶しているのを見て
  ほっと安心しましたし、
  また帰ってこようと言われれば
  ぱあっと顔を明るくして頷くのです。
                    ]
  
(52) 2021/06/14(Mon) 18:32:36

【人】 フィアンセ 葛葉 桜子


  ―― 季節は巡って ――


  私達が出会った運命の日。
  春の日差しが暖かくて
  出歩きやすい季節。

  手をつないで役所に行って
  私達は念願かなって家族になりました。
 
  おめでとうございます、と声をかけられて
  少し照れている彼に微笑み返して。

  社会人として働くのは
  楽しいことばかりではもちろんなくて
  新しい環境に慣れるのは大変だったけれど
  彼がそばにいてくれるから、 
  安心していられるのです。
  出産育児の準備も着々と進んでいました。
                      ]
  
(53) 2021/06/14(Mon) 18:35:15

【人】 フィアンセ 葛葉 桜子



  そうして、私達の家に帰って。
  並んで座っていると
  優しく手を包み込まれて
  温かさが伝わってくるのです。

  大丈夫だよ、と顔を見ると
  視線が交わりました。>>49

  普段言葉が足りない彼が
  きちんと言葉にしてくれたことが
  うれしくて幸せで。

  
きっともう、いなくなってしまうなんて>>2:-50

  
不安を感じることはないと確信するのです。


  視線はそのままに彼に言葉を返しましょう。
                        ]
  
(54) 2021/06/14(Mon) 18:35:56

【人】 フィアンセ 葛葉 桜子




   皇仁くん、私もあなたのことを
 
 
 
(55) 2021/06/14(Mon) 18:36:23