【人】 厨房担当 ゲイザー[とにかく肉、 肉 、肉 ――といくなら、折角丸鶏があるのだしローストチキン……とも一瞬考えもしたが(丁度葉月が美澄にオーダーしてはいる>>308>>311)。速崎はこれまでのサボりを鑑みて、焼き時間の長いそれを採用しなかった。 スタッフィングにレモンを丸々一個(ただし縦切りにして)ぶち込む図までは脳裏に過っていたのだが――それは別の機会に。 予め丸鶏をバラして分けられていた鶏むね肉から皮を取り。 塩、生姜、ローリエと共に鍋に入れ、幾らか沸騰させてから火を消し、鍋で蓋をして暫く放置。 レンジで蒸せば時短にはなるけれど、ここはじっくりと全体に熱が通るやり方でいく。大丈夫だ、ローストチキンに比べれば大したことはない。] (442) 2023/03/08(Wed) 21:33:16 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[鶏むねに熱が通り切るまでの間、和える具材を用意しておく。 まずはアーモンド。スライス済みのそれをフライパンで炒る。 それからセロリ(かなり前にオススメ食材として掲示されていたが、今回用いるのは最近仕入れたものだ)の筋を取り、茎を薄切りに、葉を粗くみじん切りにしていく。 あと用意していくのはマヨネーズ、ヨーグルト、カレーペースト、アプリコットジャム……] 鶏むねってさ、モモとかに比べると 固いとかなんとかで避けられがちだけど。 ちゃんと疲れを癒してくれるのも、鶏むねなんだよね。 [熱が通るのを待つ間、なんとはなしに、小声でそう呟きながら。] (443) 2023/03/08(Wed) 21:36:11 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[十分に熱が通ったところで鍋から引き上げた鶏むね肉を、粗熱を取った後に手で裂いていく。 切るのではなく、繊維に添う形で、 裂く 。勿論、食べやすくなる程度の大きさになるようにして。 それからボウルに、先程用意したマヨネーズとヨーグルト、カレーペースト、アプリコットジャムを。 塩、胡椒とレモン果汁で風味を整えてから、ボウルの中身全体を混ぜていく。 こうしてまずボウルの中に作られるのは、少し甘みのあるまろやかなカレーソース。 このカレーソースに、裂いた鶏むねを、薄切りにしたセロリの茎を、さらに乾煎りしたアーモンドスライスも投入して、再び混ぜ合わせる。 こうしてカレーソースとセロリ、歯ごたえのある食感のアーモンドを纏わせたチキンの出来上がり。 ちなみに材料の全体の割合としては、鶏肉が少し多めだ。 皿に盛り付けてから、最後に、粗みじんにされたセロリの葉を散らしていく。 今回用いた皿は、料理が載る表面は白の無地、テーブルに面する裏側はミモザイエロー。] (444) 2023/03/08(Wed) 21:37:26 |
【人】 厨房担当 ゲイザークリリン、お待たせ〜、かな。 ……うん、本当にお待たせ、だ。 [そのオーダー>>141自体は、もう大分前に、ひどく大分前に耳にした気がする。 そこからここまでの間に辿り着いた肉料理。 手で裂かれたチキンに、ヨーグルトとマヨネーズを混ぜたカレーソースが纏われている様が、少し不格好に見えるかもしれない――けれども、そういう料理だ。] こちら、コロネーション・チキン。 戴冠式、って名前はついてるけど―― なんでもない日にだって、十分食べたいやつ。 ひとりで食べても、シェアして食べても どっちでも、美味しくいけるやつだよ。 [この皿にただチキンだけを供するのも少し寂しい気がして。 端的に言ってしまえば「カレーマヨチキン」になる料理>>442>>443>>444の傍には、緑のクレソンも彩りに添られている。] (447) 2023/03/08(Wed) 21:57:25 |
【人】 客 葉月……ほんとに? 俺が好きになったこと、誇りに思ってくれるの。 [それは、ともすれば。 告白にOKをもらうよりも、俺が欲しかった言葉かもしれない。 ……今の今まで、気付いてすらいなかったけれども。 ぼやけていた視界は決壊して、カウンターテーブルに涙の水溜まりを作るだろう] (448) 2023/03/08(Wed) 21:57:29 |
【人】 客 葉月うれしい……うれしいよ、ほんとに。 [涙が溢れて止まらない目元を乱雑に手で拭って、笑顔を。 「恩人」「かっこいい」 そんな言葉たちが胸の内に染み込んでゆく] ありがとね、ゲイザーちゃん。 俺、君に出会えてほんとによかった。 [心からの気持ちを相手に向けて。 料理の仕上げに駆けてゆく相手を見送るだろう] (449) 2023/03/08(Wed) 21:57:53 |
【人】 客 葉月まあそれは冗談として。 内見してくれる?よっしゃ。 俺はフリーランスだからそこそこ時間の融通きくよ。 よかったらLINE教えて、日取り相談しよ。 ……あと、そうだな。話変わるけど、お酒もらっていい? マンゴー系の甘いやつがあればそれで。 [スマホの画面を見せながら、俺は大河くんの目を見て] よかったら、俺と友達になってよ。 [そう言って、にっこりと笑ったのだった] (453) 2023/03/08(Wed) 22:01:30 |
【人】 客 葉月-そして数十分後- うっぷ……おぇ……。 [慣れない深酒をしてグロッキーな俺が、カウンター席で屍になっている。 ちょっとでも下手に動かしたら暴発して、この店の今日の営業がおしまいになってしまうかもしれない**] (454) 2023/03/08(Wed) 22:02:14 |
客 葉月は、メモを貼った。 (a77) 2023/03/08(Wed) 22:07:51 |
客 葉月は、メモを貼った。 (a78) 2023/03/08(Wed) 22:08:18 |
客 葉月は、メモを貼った。 (a79) 2023/03/08(Wed) 22:08:55 |
【人】 タカノ[ 既に届いて一度しか口をつけていない ビールを、流し、ややあってから こちらも食事を再開した。 おいしい、大丈夫 味します>>316 届いた順番にすべて、食い尽くして いるわけではないから、卓には、 ビール、鰯のトマト煮、たまごふわふわが並んでいる。 トマト煮は既に半分ほど、胃に収めて しまったが、ビールの後、また一口 手を付けて、 ] んん、……うまぁ [ 相乗効果はいかほどか。 すかさずビールを流す、というループが 完成してしまったので検証は不可能かも。 次は日本酒もいいかもしれない。 丁寧な仕事をしている彼は土鍋>>390を使って いるし、炊き込みご飯と言っていたから。 ] (456) 2023/03/08(Wed) 22:14:18 |
【人】 タカノ うわぁ、すごい本格的 ありがとう [ ぐだぐだと次に何を飲もうか悩んでいる間に、 調理を終えた那岐が土鍋を卓へと、置く。 まずは、蓋を開いた。 途端、立ち上る湯気、そしてたけのこの香り。 ああ、これは ] ……酒じゃないな、お茶を一つ 手が空いたら、お願いします。 [ 相乗効果もいいが、メインに楽しむなら 酔わずに楽しみたい故に。 ] (457) 2023/03/08(Wed) 22:15:00 |
【人】 タカノ うん、今日はゆっくりだから デザートもいただくよ。 [ 土鍋で炊かれたご飯に、端のほうから しゃもじを入れ、持ち上げるとまた、暴力的な までの良い香りが漂う。丁寧に、器に盛り付け まずはたけのこを、口に入れた。 ] あぁぁぁ……うまぁ……… [ 言う、というより自然とこぼれ出した言葉。 これぞという物に出会った時ほど、 勢い良く皿を空にしていく方なのだが、 じわじわと旨味が襲ってくるので、 大事に、少しずつけれど確実に、土鍋の中身を 減らしていった。* ] (458) 2023/03/08(Wed) 22:15:23 |
【人】 店員 チエえー……今日はナギさんのスープでラーメンとかだと思ってたのにぃ。 [わかりやすい要求に、つんと唇尖らせてみて。 でも、食べたいと言われるのはやっぱりどこか嬉しい。] 他の食べられなくなっても知らないよ? [なんて言いながら、きっと作るんだけどさ。] (460) 2023/03/08(Wed) 22:25:26 |
【人】 厨房担当 ゲイザー― ところで、こんなこともあった ― [ブロッコリーの香草焼き、コロネーション・チキンを手掛けていた間のこと。 こちらの作業の際に隣で手を貸してくれた瑞野>>112から、あのお土産のことをぽつりと伝えられた。 それだけなら、「ぜひぜひ〜」というゲイザーの笑顔だけがそこにはあったのだが] うん、……実家? そうだねー、みんな普通に元気だったよ。 おかーさんは、まあ大分?持ち直してたし。 おばーちゃんは、まだ堪えてるとこあったけど。 あとの人たちはまーまー、平常運転って感じだ。 [言葉を額面通りに受け取り、率直に「実家」そのものことを、淡々と答え――結果として、人の死を経た家族の経過を話すことにもなった。 あまりにも淡々と答えすぎていて、大分前提情報の足りない個人の話題になってしまっていたかもしれないが。] (461) 2023/03/08(Wed) 22:29:55 |
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