98 【身内】狂花監獄BarreNwort【R18G】
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処刑室から出る際にミンの姿を見つけ、一瞬そちらに顔を向けてからその場を後にする。
| 念の為蘇生装置はカプセルタイプを。 素早く要請して、蘇生室へと送り出す。
「えぇ、と…」
無礼講であるし、本人から許可が出ているようすの1回目とやらをどうすべきか、といった様子で視線を投げる。 …投げるだけ。守る邪魔をするのは気が引けるし、あのアンタレスが決めたのなら、という気持ちもあり。
要請がないならば静観すべきだろう、と、今は困ったように眺めるだけだ。 (262) 2021/10/14(Thu) 11:18:44 |
いつものように。祈りを捧げて……周囲を見た後、退室する。
| 静かに蘇生装置をもう1つ要請して、部屋の入口へ停めておく。
「そこに置いとくから、終わったらすぐに使ってよね…」
それだけ言い残し、邪魔をしないようにと自室に戻って行くだろう。 (264) 2021/10/14(Thu) 12:31:34 |
処刑が終わったらしいのを確認するとその場を離れる。
アマノに会釈する。もう部屋に戻るわ、の意を込めて。
ナフを真似てスティックキャンディvilをもらいに行った。
ナフの前でまともなものを出してしまって困惑している。
また血の排出率上昇タイム中なのか?俺が欲しいが?と与太時空で思ったけど本編は蘇生治療中である。
今なら俺も血を貰えるんじゃ…と思い与太時空で申請した。目玉ゼリーvilが貰えたかもしれない。
輸血パックチャレンジ出来なかったので大人しく沈んでいった。次出る時は与太ではなく本編で会おう……
シャトクッキーvilをもらってナフの鮮血コップと交換しようかと思った。
名残惜しそうにシャトクッキーを見てからナフに差し出した。これと血を交換しよか?
血を飲むんは無理やなぁ、と思った。見るのは慣れてるけど。
「倫理終わってんのは今更だろ。
……というか、メサって死ぬのか?死ぬ所ダントツで想像出来ねえ」
キャンディーを口の中で転がしつつ、通信に対して何か言ってる脱落者。
目を覚ます。今まで繰り返してきたような何の変哲もない、起床というありふれた動作をただこなしただけのような、そんな気軽さで。
何の変哲もない意識の覚醒とは裏腹に、見慣れない光景が視界いっぱいに広がった頭は事情を把握するのに幾らか時間を必要とした。
それでもこの視界が見覚えがあるから、最初よりかはスムーズに思考を巡らせることが出来たけど。
「…………」
蘇生装置から出る。一度目のような倦怠感は無い。それならすぐに看守の業務に戻るべきだ。
装置の縁に手をかけて、地面に足をつけて。部屋から退室しようと体に力を込め──
──かくんと、体が頽れる。
「……?」
身体機能を確認するべく意識を己の肉体に向けて、ようやく体に纏わりつく違和感に気付く。
呼吸が浅い。なんだか寒気がする。耳鳴りはしていないものの、すぐに嫌な音を思い出せる。体の末端が震えている。
揺すられながら首を絞められた記憶。血を流しながら意識を手放した記憶。眉を寄せたままの男に殴られ続けた記憶。
短い間隔で手にした幾つもの死んだ時の記憶が、本来一度きりの命が持つはずのない経験が、消えぬ痕のように脳に焼き付いていた。
どれだけ心が相手の行為を受け入れていたとしても、死ぬことに躊躇いがないよう教育されていたとしても、人の体は死にたがるように出来てなどいないのだ。
「………………」
死に至るまでの症状が体を這い回る。引き摺られるように心が、心が…………。
深呼吸を一つ。二つ。三つ。
切り替えろ、心を殺せ。
…………。
トラヴィス
「かわいそ……途中で死んどけばその間休めるんじゃね……」
物理的な解放を提案している。
発想がルヴァ( )と一緒である。
| 「38くらいで泣き言いわないの」
これは休日返上が得意なフレンズ (271) 2021/10/14(Thu) 20:58:31 |
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