161 完全RP村【こちらアンテナ、異常アリ】
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けれど、そうだね。
恋人関係を望むなら。
…… 考えてみた方が良いのかな。
その恋人に、何を望むのかを。
[ 心身のふれあい。性欲解消。自身の絶対的な味方。
世間体。アクセサリー的な価値。執着心。
顔が好みなら観賞用素材などと指折り数えて。 ]
恋人に求めるもの。
恋人に求められても絶対に応えられないもの。
相手とすり合わせて、相反さないようなら
そうだね。
お試し交際するのもありだと思うよ。
[ 駄目なら別れればいいんだし、と。
ひどく気軽に言った後。
実は誰かが付き合ったり別れたりすることで
世界が滅亡することはないんだよと。
当たり前のことを、さも重要なことのように。 ]
本当に恋愛感情が欠けているのか。
単にまだ出会えていないだけなのか。
それも経験してみないと分からないからね。
それに、お試しのつもりが、
いつの間にかおじいさんおばあさんになるまで
一緒にいて。
それで来世も一緒にいたいって思えたら。
…… それって、恋愛感情に負けないくらい
素晴らしいことだと思わないかな?
[ そんな話がゾズマにどう届いたか。
それは彼女の表情を見てみない限り
何とも言えないけれど。
それから、ここだけの話ねと笑った後、
当初の予定だったサダル君の話を1つ。 ]
実はサダル先生は、恋愛だけでなく
友達だと思う感情も欠けてるんだけど。
そんな僕を友人だといってくれる
底抜けに性格のいい男に向けて、
面と向かって口にしたら、
あまりいい反応が返ってこなかったら ……
[ ─── 友達の振りをね、しようと思うんだよ。
そんなとある内緒話。
僕とゾズマが同じ相手の話をしていること
おそらく互いに気付かないままに。 ]
…… そうしたら。
いつの間にか嘘が本当になるかも
しれないだろう?
[ 偽りを、貫き続けた未来の話。
なれるとは思っていないけど。
なったらいいな程度の気持ちはある。
もちろんゾズマに共犯者になれとは言わない。
嘘はつかないに越したことはないのだから。
彼女が望むもの見つけて手に入れらればいい。
単なるそんな話だ。 ]**
| ― 夜・医務室 ― [スピカに仕事をしろ >>48>>49と言った。 ――そんな自分が、職務放棄をする訳にはいかない] [もそもそと動き出し、医務室の水場で、結局崩れてしまっていた化粧を落とす。 その顔が常より頼りなげに見えるのは、 化粧をしていないせいか] …………もう、いいか。 [私室へ化粧道具を取りに行くのも面倒で、そのまま廊下へと向かう] (103) 2022/07/20(Wed) 18:53:47 |
| …………あ。 [身体を動かすと途端に空腹を感じて、食事に誘われ >>31ていたことを思い出す。 そういえば今日は水以外何も取っていないから、空腹を感じたとしても――自分はまだ生きているのだから、当たり前だ] (104) 2022/07/20(Wed) 18:54:31 |
| [和やかに、三人で食卓を囲めば良かったのだろうか。 最後の日を、穏やかに笑い合って過ごせば良かったのだろうか] [もう届かない過去の中で笑っているスピカと? それを、どう感じているかも分からないバーナードと?] [そんな光景も、もしかするとあり得たのかもしれないけれど、 そんな悍ましい光景、想像したくもない] (105) 2022/07/20(Wed) 18:54:58 |
| ― コールドスリープルーム ―
[空腹を抱えたままスリープ室へ着くと、既にアンテナの姿があった]
すまないね、これでも色々と忙しいから。
[遅いと注意されて、堂々と嘘を吐いた]
でも、遅刻はしてないだろう?
[スリープ室には、既に今夜眠る2人の姿はあっただろうか。 まだだったとしても、少し話す時間くらいは取れるだろう] (106) 2022/07/20(Wed) 18:55:39 |
| [自分が来た時か、後か。 2人の姿を認めれば、少しだけ、ばつの悪げな表情を浮かべてから]
……さ、とりあえず検査しよう。
[そう声を掛け、自分の職務を遂行する] (107) 2022/07/20(Wed) 19:10:42 |
| [スピカの様子は、どうだっただろうか。 もう現実を見てくれているのか、まだ過去を生きてしまっているのか]
[あの場を後にしてしまった自分には分からないけれど、 目の前の彼女は、今のこの状況を理解してくれているようには思う。
――そう、思いたいだけかもしれないけれど]
[ただきっと、アンテナが任せた仕事だけはしてくれたのだろう。 そうでなければ、アンテナが何かしら伝えてきた筈だから] (108) 2022/07/20(Wed) 19:56:20 |
………
[ルヴァと、ルヴァが声をかけたゾズマの顔を交互に見比べて。ルヴァが飲料の類を調達している間、展望デッキの様子を何とはなしに眺めていた。
いくつも飲料を抱えて戻ってくれば、オレンジジュースの入ったパウチ型の包みを手に取り、蓋を開けて前に差し出して乾杯し、口をつける。]
乾杯。ままならないか。…何かあった…いや、ありすぎたか。
[自分もままならなさは嫌というほど肌で感じている。
だからこそこんな風に付き合っているわけだが]
ゾズマのことが気になるか。
[ふとそんな事を尋ねてもみたが、やはり似たようなことは気になるらしかった]
そう願いたいな。エネルギーがどのくらいもつのかは知らないが、数十年くらいこのまま過ごす事は普通にあり得る。
眠らないなら、ある意味では外に残る以上にきついだろう。
[もっとも、自分は可能な限り起きているつもりではいたのだが*]
| [検査を終え、スリープには問題が無いことを確認してからアンテナに結果を伝え]
……悪いね。 買い物は、ゾズマと行ってくれ。
[スピカへ、約束を果たせないことだけ謝罪する]
整備道具じゃなしに、靴や服やメイク用品や雑貨。 色々な星の、色々な店に行って、たくさんのものを見るといいよ。
[昼の件は絶対に謝罪しないし、する気もない。 だって、自分は悪くない] (109) 2022/07/20(Wed) 19:57:13 |
| [薬 >>34>>93の件は、彼女から話し出したのか自分から触れたのか。 自分から触れたのであれば、今目の前に居る彼女が、それを覚えているのかを危ぶみながらになるけれど] ――あれは、アンテナに処分してもらう。 [そう、善意で薬を渡してきただろう彼女へと告げる] 私は、医師でいたいからね。 [単純所持で違法となる禁止薬物。 そうと分かって飲めば、医師免許の剥奪は免れないだろう] [副作用で四肢に麻痺が残っても、永遠に目覚めずにいても、医師ではいられない] (110) 2022/07/20(Wed) 19:57:38 |
| [生きていたい。死にたくない。 『医師でない自分に価値は無い』なんて、欠片も思わないけれど――医師でない自分は、想像が出来ない]
[食料が無くなるのが先か酸素が無くなるのが先か、それとも孤独に耐えられなくなるのか]
[永遠に目覚めなければ苦痛も感じないかと、つい弱い自分が思ってしまったけれど] (111) 2022/07/20(Wed) 19:58:10 |
| [ふと思い付き、バーナードに向き直る]
……ねぇ。
今、もし君に私が「私の細胞を持って帰って『チャンドラ・L・セリーニ』という人間を作ってくれ」 ……って言ったら、どういう気分?
[昨日彼が依頼したままの内容を、問いの形で返す]
もしかすると君はそれを受け入れて、その『チャンドラ』を、私と同じように扱うかもしれないけど。
……そうなったら、今ここに居る『私』は、それをとても哀しいと感じるよ。 (112) 2022/07/20(Wed) 19:59:15 |
| [逆の立場から考えてくれたなら、そう思ってした問い掛け。 それに対し、何事か否定しようとでもいうのか紡がれ掛けた言葉 >>118は、途中で止まって] [再開された「聞いてしまうかもしれない」という言葉 >>120に、一瞬落胆しかかり、続く言葉には微笑んで] ……私はさ、君にも、それを哀しいことだと感じて欲しい。 君という人間をもう一度作ったって、それは君じゃないのだと分かって欲しい。 [彼が何を隠して >>117いるか、まだ知らないから] (121) 2022/07/20(Wed) 20:54:25 |
| あと、バーナードにも謝ることがあるんだ。
[申し訳無さからも勿論あるけれど、実際、自己満足の方が強い謝罪]
……ええっと、まずなのだけど。
[本人に伝えると決めてはいたものの、歯切れは悪く] (122) 2022/07/20(Wed) 20:54:42 |
|
――私は、君のことが好きなんだ。
[まずは嘘を、一つ]
(123) 2022/07/20(Wed) 20:55:38 |
| [恋愛感情としての好きだとか嫌いだとか、そういったものでは多分なくて] [自分が彼に抱く気持ちは――多分、庇護欲のようなもの。 それだって好意には違いないから、あながち嘘でも無いかもしれないけれど] [ただそれを説明するとなると、彼の厭う、彼の特異性からの特別視に他ならないだろうから。 彼の内心 >>118の動きは見えないから、結論は同じでも前提が違う事は伝えずに――だから、曖昧な言葉で包んで誤魔化す] [だって仕方無いじゃないか、自分の知る『バーナード・ハリスン』という『人間』は、始めからそういう人物だったのだから] (124) 2022/07/20(Wed) 20:56:14 |
| だからさ、昨日の「君の子供を産みたい」だとか、ましてや「産んであげたい」みたいなのは…… あれは、私のエゴで。
[実際そうは言っていなかったかもしれないけれど、結局そういう話だったと思う]
君の気持ちを考えていなかったなって、思って。ごめん。
[言葉にすると酷い話で、本当に、心から謝罪する] (125) 2022/07/20(Wed) 20:56:48 |
…………またバーナードがクソくだらない事を企んでいるようだな……。
[絶賛ストーカー継続中]
| ただ、君が。 君自身のことを蔑ろにすることを望まない人間が少なくないことだけは、覚えていて欲しい。
[自分だけではなくて、アマノだって――ラサルハグのことは知らないけれど――他の皆だって、きっと。 これで届かなければもう自分から彼に言えることは無いだろうから、祈るような気持ちで告げた*] (126) 2022/07/20(Wed) 20:57:34 |
【カウンセリングルーム】
[サダルに首を傾げられたのは、自分という“患者”が普段ろくに訪問しに来ないクルーだから――とだけゾズマは考えた。ルヴァに拭って貰った涙が未だに痕を残していることに、ゾズマは無自覚なままだった。
それでも、ここでうっかり事実上の“例え話”を切り出してしまったことまでは自覚していた。
流石に“それは自分の話だ”という旨のことを見抜かれてツッコまれても仕方ない、と過りもした、が]
あ。
……うん。先生の、話。
[まさか本当に「サダル先生の話」をしてくれると思っておらず、一瞬ぽかんとしたものの、それでも念押しに対してうんと頷きを返した。
他者についてそこまで興味を抱く方ではないけれども、折角聞けるならとりあえず聞いておく――という姿勢もあってのことではあったけれども。
この時はそれ以上に、他者のケースを参考にしようという意識がはたらいていた(サダルのことを自分に当て嵌めるのは有用ではない、と思わぬまま)]
[さて、そうして耳を傾けた、彼自身の“こころ”の話。]
……そうだったんだ、サダル。
じゃなかった、サダル先生。
[恋ができないことで悩まない。恋愛感情の欠如に不都合を感じない。――「知らない感情を欲しいとは思わない」。
ゾズマ自身に何の悩みもない状態でこうした答えを聞いていたならば、“アナタはそうなんだ”と、特に肯定も否定もなくすとんと受け入れて終わるだけの話になっていただろう。
けれどこの時の悩める患者には、“自分とは違う”という、参考にならない事例へのやんわりとした落胆と。
同時に“そう在ったほうがいいのかな”という、ある種の理想を目の当たりにした時の眩しさがじわりと湧く。]
[尤も、サダルを自分のロールモデルにしてしまう(!)という選択肢は、彼が続けた話を聞いた時には立ち消えていた。]
あ…せくしゅ、ある?
……むぅ。聞いたような聞いたことないよう、な。
[よくよく記憶を引っ張り起こせば、初等教育時の終わりくらいに授業で教わった話にもあった語だと思い出せたかもしれない。だがそれがここで叶わなかった程度には、ゾズマは当時から「メカ以外興味ない」な子供だった。それはともかくとして。
改めて、ここできちんと話に耳を傾けて]
そう、なんだ。
悪いことなんかじゃ、ない。
[「僕は悪いことだとは思っていない」という形ではあったが、それでもその一言は間違いなく、いま“恋が欠けている”という自覚のあるゾズマを救い上げていた。
たとえその先の、“それでも恋人になりたい”への答えをこの時未だ聞いておらずとも、だ。]
―――…何を望むか、か。
アタシ、そういえば、アイツと、
どんな“コイビト”でいたいんだろ。
[ルヴァの名前を出さないまま、返答のようなひとりごとのような呟きを零す。
挫けた時の支え。側にいる時の心地よさ。
彼の為にも元気でいたい。隣にいたい、という願い。
“トモダチ”として想うこと――恋ならぬ情として自覚していたことを脳裏に重ねながら、「お試し交際」の話に頷いて――]
[――唖然とした。]
え??
そういうのってアリなの!?
[しかも駄目なら別れればいいとかなんとか。
“取られた手を握り返すか否か”という0と1の選択で本気で悩んでいた程度には、この発想は全くゾズマの頭の中にはなかったらしい。
世間一般的には当然だったかもしれないこの話を、とんでもない重大な新事実として捉えた。]
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