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人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

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―― 修道院 ――

[此処は現世に現れた地獄のような常世の世界。
 煌びやかな世界を知る子女にとってはそう映る。

 だが、平民はどうだろうか。
 動乱を知る平民にとっては此処は楽園なのかもしれない。
 日々に食事に困ることはなく。
 暖かな寝床が用意されている。

 その差が一層と子女たちを浮世離れさせて見せているのだろう]


  そうよ。
  それにね、今は冬前よ?
  温めてないなら冷えたままで当然でしょう。


[一日は長い。
 だから此処での生活に於いて遅れることをとやかくと詰める必要はない。
 必要がないことをしているのは時間を弄ぶからだ。
 未だ十代の身にとって一日はとても長く感じるものだった]

  私にフォークより重たいものを持てと?
  そんな事を言うんだ?


[...は口角をあげた笑みを浮かべた]


  今夜のお風呂、連れていってあげないわよ。
  その手……痛いのでしょう?


自分のために作らせているあかぎれの手指を視線で示す。
 この修道院での娯楽は限られている。
 その中に地中より湧き出る湯があった。
 それを張った湯舟が地下にある。

 温かいと言っても色付きなので洗濯や飲料には向かないが、
 身体を温めることはできる。
 子女は従者を伴い其処に行く。
 時間は分けられているので混むことはない。

 臭いもあるので頻繁に入る子女は少ないが、
 ...は毎日のように其処へと通っていた]

  い〜のよ、見つかっても見ぬ振りなのだもの。
  少しくらいはお洒落をしないとね。


...が折れることはない。
 手を広げて着替えしやすいようにして脱がされるまま、
 着せられるままにしている。
 誰かにしてもらうことに慣れていると言っても良い。
 甘やかして育てられた王族の末娘に自分でを期待する方が酷だろうに――]


  そうそう、そろそろハロウィーンでしょう?
  皆全然乗り気ではないのよね。

  だから――。


[...は楽し気に笑う。
 夢の中での笑いのように、一寸変わらず少しでも世を楽しもうと空元気を振る舞う]


  今年は私たちだけでするわ。
  お部屋を飾って、衣装はお父様にお願いしましょう。
  衣装は貴女も着るのよ?


[...は着替えさせてもらいながら小首を傾げて貴女を見つめる**]

【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス

──終わりに至る始まりの先──


[ 神託を受けた始まりの勇者は、世界に光を取り戻した。
 しかし魔の根絶に至らず、生き残った邪悪なる者達は
 氷雪に閉ざされし不毛の地へと逃げ延びたという。

 志を果たせず倒れた勇者、しかしその死は無駄ではなかった。
 女神の降臨と共に彼の身に浮かんだものと同じ痣のような紋様が、
 喪われた友の命に嘆く青年に宿ったのだ。

 ────人類は既に諦観を忘れた。
 女神に見捨てられてなどいないことを、新たな勇者が知らしめた。

 これが、女神暦1年の出来事であると、
 聖木を守り勇者を育むことこそが我々の役割であると、教会は語る。 ]
(129) 2020/10/22(Thu) 23:20:45

【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス

[ しかし、希望の訪れから永い時が経っても
 人魔の争いに決着はつかず、数え切れない勇者達が死んでいった。

 闇より出る不浄の化身達は、牢獄の如く極寒に追いやられて尚
 絶望的な程に強力な異能を持ち合わせていたのだ。

 苦しい戦いを強いられた人類を、女神は見ていたのだろう。
 遥かなる大樹が世界の中心より根を伸ばし、力を与えるようになった。

 勇者は聖都から旅立った後代々、
 各地で地表から露出する十三の聖木の根を巡ることも務めだ。

 しかし根を孕む土地は、勇者を阻む為か強力な魔物が多く
 時には魔族が現われることすらある大変危険な環境だ。

 故に周辺の教会は、魔法の素質を持つ人材や、優秀な騎士を育て
 最も優れた者を“勇者の仲間”として引き合わせるのが義務とされる。 ]
(130) 2020/10/22(Thu) 23:21:04

【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス


[ 神託を受け、聖木の根から力を授かる勇者達は
 代を重ねる毎に強くなり、魔族の土地に────魔王の首に近づく。

 それは死した勇者の器が地に還り、再び聖木に戻るから。

 お前は彼らの未練と力を受け取るのだ。
 そして例え念願叶わずとも、お前の想いも次代に受け継がれる。

 誇りに思うべきだと、変わらない優しげな微笑で使徒は言った。 ]
(131) 2020/10/22(Thu) 23:21:24

【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス

[ 田舎者でも知っているようなこの世界の理、
 勇者となった身にはこれからの試練と未来を示す内容。

 旅立ちを前に、改めて聞かされながら。
 歪に作られた人形みたいに、ただ何度も何度も頭を垂れた。
 頷くというにはきっと、酷く不格好な仕草だった。

 聞いているのかいないのか、自分でも分からないその時間に
 教会前で家族と語らい、抱いた決意を思い返していた。
 他のことを考えないように、したかったのだと今は思う。

 ────神託の後、顔を合わせた者達は
 皆嬉しそうにしていて、時には感動を身体で示す如く抱きしめられて。

 あの部屋で起きたことについて口にする機会は、一度も無かった。** ]
(132) 2020/10/22(Thu) 23:21:45

【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス



[ あの時間が嘘だったかのように、旅は順調だった。
 当然のように戦いばかりの日々であっても、自分には“神託の力”があり
 仲間を引き入れながら一つ一つ、着実に聖木の根を巡った。

 高度な擬態で人里に紛れ、夜な夜な人間を襲う獣人を
 狙われそうな村人の家を監視することで発見し、倒して。

 砂漠の国では野垂れ死にそうなところを助けられ、
 お礼に無償で魔族に拐われた姫を助け出し。

 魔物退治は一行にとって日課であり、結果的に多くの人々を救った。
 海の国に至る頃には“刃の勇者”の異名だけが既に到着していたらしく。
 立派な船を譲渡してもらうことが出来たのだ。 ]
(144) 2020/10/23(Fri) 9:44:21

【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス



[ ある時、比較的弱い魔物しかいない筈の村で
 民が恐怖し家に閉じ籠もる程の脅威であり、
 村長が必死に討伐を頼み込んできた巨大な魔物だけが ]

嘘だろ……俺の、見間違えか?
        あれは、どう見ても

[ 描かれた筋書きのイレギュラーだったに違いはない。 ]
(145) 2020/10/23(Fri) 9:44:40

【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス




   「ねえフォーク、まだ本は読み終わらないの?
    久しぶりの街なのにつまらないわ、わたし。」

[ ────その出来事から習慣が増えた。

 人里に立ち寄る度、貴族や長老の家に足を運んで
 歴史、勇者、それに教会が関わる本を読ませてもらう。

 世界を背負う勇者様のお願いだ、
 先人から学び、自身が魔王を倒したいと語る若者だ。
 誰もが快く受け入れ、自ら棚を漁り望んだ本を見つけてくれたけれど
 仲間達にとっては退屈だったのだろう、いつも不満を漏らしていた。 ]
(146) 2020/10/23(Fri) 9:45:15

【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス


[ 女神に選ばれし者は本来、勇者もしくはヤドリギの勇者と呼ばれるが
 危険な旅路に生きる彼らの命は非常に儚く、
 民一人の一生の中で何度も代替わりが行われる。
 故に神託により身に宿った異能を元にした名を、
 人々は生まれ散ってゆく勇者達の識別名のように使う。

 フォルクスと語感が似ているから、
 フォークを床に落とした時に初めて力が表に出たから。
 仲間達に付けられた愛称のほうが自分にとっては身近だったけれど。

 食器の名前で呼ばれるのはあまり良いことじゃないと思う。
 実際、嫌がってみせたことはあった筈だ。

 でも、楽しそうに笑っているから
 勇者ではなく自分自身への呼び名だから、やめさせなかった。 ]
(147) 2020/10/23(Fri) 9:45:43

【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス


[ 仲間達も決して、楽な立場ではない。
 十三の根、十三の教会。
 それぞれで仲間を得れば大所帯になる筈の一行は、
 多くて七人、少なくて三人。殆どは四人か五人程度。

 ……多くが旅路の途中で倒れ、或いは心が折れ故郷へ戻り
 時に立ち寄った土地で出会った民をそこに留まり守ることを、
 決断する者も中にはいたのだ。

 勇者を騙ったり、自らが取って代わろうとする者が現れないのは
 教会の管理が徹底されていることや背信行為である部分よりも、
 どれ程鍛錬しても神託の異能には届かない事実が大きい。 ]
(148) 2020/10/23(Fri) 9:46:00

【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス


[ 始まりの勇者は、そんな勇者達の殆どより強かった筈だ。
 世界に光を取り戻し、根絶に至らずとも生き残った魔族を追いやり
 絶滅寸前の人類を現在の繁栄に導いたのだから。]

なのに、何故……

    「ねえフォークってば、フォークー!」

[ 何故、彼がどのような人物だったのか記録されていない?
 生い立ちは、性格は、容姿は、勇者になる以前の職業は?
 
 そもそも女神歴に至る前の歴史は何処だ、
 闇に奪われる前の世界はどんなものだったのか?

 仲間達はこの疑問を理解しなかった。
 殆ど魔に支配されていたのなら、過去の記録が失われても仕方ない。
 自分達のするべきことは歴史の研究なんかじゃない────

 正論ではあった。
 それで納得するには、教会の存在がネックだった。 ]
(149) 2020/10/23(Fri) 9:46:22

【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス

 

[ 女神歴の歩みと共に在り続け、遥かなる伝説を語り継ぎ
 聖木と勇者を管理し続けたというのに。
 そんな連中が始まりの勇者のことすら記録出来ていなかった?
 彼亡き後教会を立ち上げたのは一体誰だというのか。

 勇者、勇者、勇者。どいつも同じことばかり口にする癖に。

 民は誰も神託がどんなものかすら知らない、
 どのような原理で全員の能力が違うのか、誰も説明出来ない。
 ただ口を開けて潰えては芽生える様を眺めている。 ]
(150) 2020/10/23(Fri) 9:46:37

【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス


[ 俺達は世界中を巡った、
 いつしか身体は随分逞しくなり幾つも年を重ねていた。

 望んだ情報は、その何処にもありはしなかった。

 全てを知ることになったのは、魔王領に踏み入りついに城に辿り着き

 ────魔王と刃を交えた後のことだった。 ]
(151) 2020/10/23(Fri) 9:48:36

【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス


  
ヤドリギ

[ 寄生木の勇者とは、

 月を引きずり落とさんと高く伸びてゆく塔であり、
 夥しき屍で構成された無銘の墓標であり、
 結果に至る為に存在する無意味な途中経過であり、
 魔樹を育む生贄たる宿主である────**      ]
(152) 2020/10/23(Fri) 9:49:02
── 修道院 ──

[温めていない水は冷えたまま
 彼女のいう通り、それは当然だろう。
 真夏でもない限り、木桶の水が自然と温まることはない。

 かといって湯を持ち込めば良いかといえば、それはまた別の話であり]


  温めたものであれば
  今度は逆に冷えてしまいますが


[湯を沸かせる調理場からこの部屋までの道のりは長い。なにより敷き詰められた石畳の床はシン、と冷えて温もりを奪うもの。
 湯を運んできたところで、どうせ部屋に着く頃には冷めてしまう。

 非効率なことならば、はなからしないほうが良いでしょうとため息まじりにぽつり]

[時間つぶしのやりとりの最中にも、手を止めることはない。
 また、口角を上げた笑みに反応することも
 
 フォークより重たくとも本は持てるでしょう。なんて心の中で言い返したとして、彼女の服を脱がすのも、着せるのもどうせ自分の役目なのだから。

 従者であるかといえばそれは違う。
 自分は彼女専属のモノではない、ただその役を多く任されているだけ。
 身寄りがないということはそういうこと。
 『万一』が起きた時に責任を取らせやすい、そんな位置だと自覚はあった。

 媚びれば良いのかもしれない、そうすればもっと生きやすくなる。
 湯も、薬も、目の前の相手に強請ればよい。そのはずなのに]


  構いませんよ
  温めたところで翌日にはまた水仕事ですから


[湯に浸かるのは嫌いではない。
 とはいえ彼女が来る前は、水浴びで身を清めるのが当たり前だった。
 慣れていることだと口の端をわずかに歪ませて]

[寝巻きを脱がせ替えの服を手に取る

 傷一つないキメの細かい肌。
 この肌ならもっと華やかな色──
 あの夢のような色が合うだろうかと思い浮かべたところで]


  ええ、ハロウィン
  洗濯物が増える日で……

  は、い??


[楽しそうな笑い声に混じり、予想外な言葉を聞いた。
 突飛な提案、けれど彼女ならばきっと出来るだろう。

 長い長いため息を一つ、リボンを結きつつ]


  室内だけ、でしたら……
  それ以上は叱られてしまいますから


[着替えは終わり。
 脱がせたばかりの衣服をくるくると丸め*]

―― 修道院 ――

[従者の名はカザリと言う。
 生まれた時から此処に居て不幸にも瘤に宛がわれた。
 他に成り手がいなかったのかもしれないが、
 少なくとも一番身の回りの世話を任せている。

 ...はカザリに完全に満足はしていなかった。
 視線を瞳から落とせば大きな膨らみがあろうか。
 更に視線を落とせば自身の足元が見える。
 見事なる絶壁がそこにあり凡その満足していない理由であった。

 ...は落としていた視線を挙げる。
 反対に満足している点は何だろうか。
 それはやはり何かと口答えをしてくれることだろう。
 他の従者であれば口を噤むことも言ってくれる。

 今もそうだ。
 普通のツッコミだがそれすら得られぬ場所が此処である]


  あら、それなら冷めないように考えれば良いのよ。
  例えば冷めにくい入れ物を用意するとか。


[夢の中ではそうしたものが出てきていた。
 中に入れたものの温度がそのままの筒とかだ。

 ...は会話を楽しんでいた。
 時間は有限だが無限にある]

  そんな事言うんだ?
  なら、余計にいけないわ。
  決めました。


[...は着替えの最中に手を合わせた。
 軽やかな音を立てると微笑を浮かべた]


  明日また水仕事でも今日は私のお風呂のお供よ。
  新しい石鹸を出しましょうね。
  ヴェネツの良い香りのを送ってくれたのよ。


[まるで猫のようにアマノジャク。
 嫌がると言うよりは否定的な反応をするとどうしてかその反対を行くようになったのは夢を見始めてからだろうか。

 ...は衣装を身に纏うとくるりとその場で一回転した。
 ダンスを踊るように優雅な動きにあわせて、
 スカートの裾が柔らかく翻りやがて重力に従い脚を隠した]

  またため息。
  いーのよ、叱ると言っても表面上だけだもの。
  それよりも聞いていて?

  貴女も変装するのよ。


衣装を丸めるカザリに対して宣言すると、
 用意してもらった水で顔を洗い始めた。
 冷たいなどと悲鳴をあげることもない。
 そんなことはもう慣れてきたことだった*]

── 修道院 ──

[物心ついた時にはこの石造りの建物にいた。
 持っていたのは『カザリ』という名と、それが刻まれた銀のプレートだけ。
 どこの誰が産んだものなのか、記すものはどこにもなかった。

 とはいえ今の時代、捨て子はそう珍しいものではない。
 どの街にも一つや二つ孤児院は存在するし、貧民街に行けば親のない子同士で身を寄せ合って生活していたりもする。
 ありふれた存在──ただ、その中で少しだけ他とは違っていたのが、捨てられたのがこの修道院だったということだ。

 訳ありの子女ばかりが送られてくるこの場所。
 この修道院は、文字通り世間とは隔絶された場所にあるのだから。
 孤児院や貧民街、花街。そういった場所ではなく、手間をかけ此処に捨てた。
 それはきっと、必要があれば探せるようにするためで──]


  そう仰られても
  私は此処で養われている身ですから

  お嬢様方とは違う
  ……そういうものでしょう?


[幼い頃には迎えが来ることを夢見ていた。
 けれど結果として、迎えは来ずに此処にいる。

 『誰か』自分を捨てたものにとって、必要となる時は来なかったのだろう。
 だからこれは八つ当たりだと、よくわかっているけれど]


  ……石鹸もお風呂も
  そう望まれるのでしたら

  あぁ、でも洗うお手伝いだけで
  水浴びをと言われるならばそうしますが


[夢の中、異なる姿の彼女もお風呂にこだわっていた。
 やはり夢は夢、あれは記憶の整理だったのかもしれない。
 
 くるりと舞う彼女を視線で追いかけて]


  変装……は、構いませんが
  採寸はどうすれば?


[仕立て屋をここに呼ぶのだろうか、と顔を洗う彼女の後ろで首を傾げた*]

【人】 魔王軍幹部 フォルクス

──現在・地下研究施設──


[ 俺は減ってゆく赤色を眺めて、オルフェウスは背を向け作業をし
 落ち着いた後には沈黙の時間が幾分か流れていた。

 何もあれは他人を罵る為に陸にいるわけではなく、
 こちらも騒ぎにこんな場所に来たりはしない。
 ただ、ここ最近は輸血処置の最中眠ってしまうことが増えていて、
 時折魘されては迷惑を掛けてしまう。 ]

……なあ、俺は後どれくらい生きられるんだ?

[ そうすると、意識させられるのだ。
 見えない死、誰も知らないその寿命を。 ]
(178) 2020/10/24(Sat) 1:27:11

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



  「お前それ何回聞くつもりだ?
   50年前にも75年前にも120年前にも202年前にも聞いてきたぞ
   ジジイかよ、本当うんざりするぜ。」

[ そっちこそ何で全部覚えてるんだよ、十分に間空けてるだろ。
 言葉は呑み込み、悪態の投げつけ合いは避けることにする。

 陛下もそうだが長命種族は時間の感覚が一般とは違いすぎるし、
 記憶してくれているのにはそれなりの理由がある。
 この身体を誰より知っていて、王に仕える者の一人なのだから。 ]

……本当にジジイかも知れないから聞いてるんだ。

[ ただ老いているだけなら、まだ良い方だけれど。

 互いに相手を見ないまま続く会話。
 厚く長い前髪で目元を隠し、更に水の中に魚まで飼っている男は
 とても愛想が悪く、後ろ姿ばかり印象に残る。

 だから本音を零しやすい相手だった。 ]
(179) 2020/10/24(Sat) 1:27:28

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



  「言っておくが……」

[ “お前のような異端の正確な寿命が、分かる筈がない。”
 
 いつかも聞いた気がする前置きに何も返さずにいれば、
 舌打ちとため息の重ね打ちの後、やや間を置いて口は開かれた。

 面倒臭そうな声音で、丁寧に語られる現在の自分。
 とっくに止まっているだろう語り部の作業の手を思いながら、
 目を閉じてじっと聞いていた。 ]
(180) 2020/10/24(Sat) 1:27:45

【人】 魔王軍幹部 フォルクス


事件がここ最近多くなっている。
そうだ、式典の時期にな。

[ 状況は暫くの間変わらず、芳しくないまま。
 だがそれはこの身体だけなのだろうか?

 真の意味での人魔の和解は果たされぬまま、
 統一性を失った人類同士の争いも始まった、
 この時代も同じではないだろうか。]

そう、それに。
あの方を傍で支える妃も我らは用意出来ていない。
何しろ竜族はもうずっと前に……、
俺はまだ必要で、休む暇などありはしないんだよ。

[ 陛下は三代目の魔王に当たる。
 初代王と先代王は、両者共に竜族から妃を迎えた。

 真祖竜と竜族は亜種といってもいい近い存在であり、
 その牙に盾になるに相応しい能力を持っていたが
 王妃が勇者に討たれたのが最後、滅びてしまった。 ]
(185) 2020/10/24(Sat) 1:31:42

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



感謝している、すまない。
陛下の為、魔族の為、より一層の尽力を願う。

[ 何を言おうとしているのか読んで遮り、一方的に言い切った。

 四六時中自身に魔法を掛けたまま、合わない陸の生活。
 その重要さから王に願われ、安全を考慮した城の地下暮らし。
 この身の問題とオルフェウスの研究内容は一致している。
 きっと、様々な思いを踏み躙っていた。

 袋が空になり、管を外している間も
 退室するまでも、オルフェウスは何も言わなかった。 ]
(186) 2020/10/24(Sat) 1:31:59
 




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