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人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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]]『審判』 チェレスタは、メモを貼った。
(a7) 2022/12/16(Fri) 1:27:50


[ ──これは
 わたしたちを愛してくださる神様なりの『救済』
 かつて『節制』わたしが貰い受け損なった『罰』だ。

 『運命の輪』あのひとから全てを奪い取った罪
 みんなで幸せに神様の願いを裏切った罪
 結果的に箱庭の崩壊を加速させる引き金を引いた罪
 神様から与えられた命をこの手で終わらせた罪

 それらすべての咎を償う為の罰。
 
 悠久の時を経て与えられる贈り物
 であればこの身は、
 謹んで享受し拝領する以外の選択肢を持ってはいけない

 それ以外の身勝手な意志など
 指先ひとつ分も抱いてはならない ]
 



[ けれど、けれど神様。

 罰せられるのは
 わたしひとりで十分ではありませんか? ]

 


[ わたしさえ居なければきっと神様の希望は叶った
 わたしさえ居なければ、彼は死ななかった

 あのひとの未来を奪っておいて
 わたしだけ幸せに生き延びるなど
 そんな都合の良い話 許される筈がなかった。

 この世界に生きる数多のひとの未来を奪って
 わたしだけ幸せに生きようなど、
 たとえ神様がお許しになろうと
 わたし自身がそれを許せない 

 だから、
 もし世界が崩壊する日が来るならば

 わたしは、


         
  命運を共にしよう この世界と
]
 

 

 [  ──また、わたしは同じ過ちを
      繰り返リバースしてしまうのだろうか  ]


  

【人】 ]]『審判』 チェレスタ

―― 現在/玄関ホール ――


  ……なるほど、うん。
  それが一番、だと思う。

  …………大丈夫?

[アリスを部屋まで送ることにしたヒナギク。>>1:400
すんなり見送るつもりだったのに、ついつい声をかけてしまう。

外側だけ見ているだけじゃ、ほんとに大丈夫かわからない。これは経験談。
とはいえこの洋館の中にいる限り、誹りも届かないはずだし、
今のところのヒナギクは目に見えて、なんと言ったらいいか……。
そう、昔に戻ってしまったようにもなっていない。

……この心配が杞憂で終わればいいのだけれど]
 
(156) 2022/12/16(Fri) 21:35:27

【人】 ]]『審判』 チェレスタ


  …………。
  まあ、ね。
  私は神なる存在に元から何の期待もして、なかったし。
  私の中の『審判』が思いの他お怒りなのも。
  気持ちはわからなくもないかな……。

[違うのですか、とユグに訊かれればあっさり頷いた。>>1:351
口調はどこまでも淡々としている。
再びの崩壊>>1:352の危機を面白がっている様子ではない。

……別に、みんながひとつに、幸せになることに反対したいわけではない。
『それは無理だ』と魂に刻まれているとしても、どうにかしたかったし、
今はまだ歩み寄ることすら難しくとも、
時が解決してくれるかもしれない、と、甘いことを考えた時もあった。

  もっと精神的修練を積んで、
  いつでも、歌っている時のように、
  心を空にできれば――なんて考えたりもして]
 
(157) 2022/12/16(Fri) 21:37:02

【人】 ]]『審判』 チェレスタ


[いつも通りを思わせる明るい声で、>>1:402
世界を壊さないで済むのならそれがいい……と主張するヒナギク。

チェレスタはヒナギクを見て眩しそうに目を細めた。
それだけだった。
己にとっての『太陽』を前にすれば、
その背を後押しするようなセリフ(たとえば「私もそう思う」とか)くらい、
さらっと言えるのではないかと思っていたが。
そうではなかったらしい。

その後のユグの主張>>1:422>>1:424を聞いても黙り込んだままだったが]
 
(158) 2022/12/16(Fri) 21:38:12

【人】 ]]『審判』 チェレスタ



  ……世界をどうするか、納得してから進みたい?

  なら別に、私のことは気にしないで。
  別にどうなろうと興味がない、っていうか……、
  諦めちゃってるのかも。色々と。
   歌えさえすれば特に問題はないし……。



[だからどちらに転んでも気にしない、と歌うように口にする。
ヒナギクがアリスを連れてホールから離れたのをしっかり見た後口にした辺り、
ずるいな自分、とは思う。
ただ、最後の言葉だけ小さくなってしまったのは、
一座の皆のことをまざまざと思い出したからだった]
 
(159) 2022/12/16(Fri) 21:40:01

【人】 ]]『審判』 チェレスタ



  もし、私がさ、
  「新しい世界に連れてきたい人達がいるんです」
  って言ったら、神なる存在は賛成するかな?
  ……しないよね? わざわざ私たちだけ区別したんだから。


[その言葉にはまざまざと諦めが滲んでいた。
が、誰かに聞いてもらいたいなあと思ってこんなこと言っちゃうのは。
……未練、だろうか*]
 
(160) 2022/12/16(Fri) 21:42:34
]]『審判』 チェレスタは、メモを貼った。
(a37) 2022/12/16(Fri) 21:48:25

【人】 ]]『審判』 チェレスタ

―― 玄関ホール/ユグと ――


  あー……、『審判』は、
  どっかのお山の大将みたいな性格してるからね。
  だから気に食わないんでしょ、
  誰かに自分の幸せを決められることが。

[ユグの言葉を『審判』が怒っていることへの疑問と判断しての言葉。>>179
淡々とした口調で「どっかのお山の大将」と言うなんて、
何かの冗談めいているが、チェレスタにとっては冗談ではない]

  「皆の話を聞きたい」。

[呟いて、ホールをぐるりと見渡した。
とっくにここを離れた者、まだ残る者と様々で、不協和音は鳴りやんでいない]
 
(211) 2022/12/16(Fri) 23:48:49

【人】 ]]『審判』 チェレスタ



  そうだよね。傷が残っちゃうのは、
  全部終わっても痛いままだし。
  それに、寂しい……。


[ふと思う。
このまま何もせずにぼんやりしているだけでいいのだろうか。
諦めて傷を負って、その痛みを歌って流すだけで……]
 
(212) 2022/12/16(Fri) 23:49:51

【人】 ]]『審判』 チェレスタ


[いいわけがないだろうから、行動に移している――
諦めが漂っているチェレスタの話を聞いてくれたユグは、
心底えらいと思う。
それに、チェレスタが諦めていた、お世話になった者達の行く末についても、
別の視点を示してくれた。>>181
なにごとも思い込みはよくないということか]

  ……なるほどね。
  神なる存在が君の言う通り、
  折り合いをつけられる心の持ち主だといいけれど。

[理解はしたが納得はしきれていないしそもそも期待もしていないが。
ひとつの意見として心に留めておく。

この時はまだ、
世界各地で天変地異が起こっていると知らなかったから、>>198
落ち着き払った様子で]
 
(213) 2022/12/16(Fri) 23:52:49

【人】 ]]『審判』 チェレスタ



  ……こんな話、だったけれど。
  聞いてくれてありがとう。

  せめて、……君に後悔が残らないように、
  そう祈っておくよ。


[やがてユグがホールを離れていった後も。>>57
チェレスタはまだ居残って、
自分の言葉について少しだけ考えていた。
後悔がないようにするにはどうするか。私の場合は……*]
 
(220) 2022/12/17(Sat) 0:00:14
]]『審判』 チェレスタは、メモを貼った。
(a47) 2022/12/17(Sat) 0:07:17

【人】 ]]『審判』 チェレスタ

―― 回想/チェレス『私』タからみた『月』について ――


[『審判』が「どっかのお山の大将みたいな性格>>211」だというのは、
経典を読んだうえでチェレスタが推察したものにすぎない。
「我が強い」だとか、
「自分基準で気に入った子は大事にするがそうでないやつにはだいぶ厳しいところのある」
だとか当たり障りのないことが書いてあった記憶がある。
その記述をもとにした解釈である。
悪意がない解釈だよ、とは言い切れないことは自覚している。

そのような性格だったからこそ、
ただそこに在るだけだった、
友を迎えればその友に世話を焼かれることもあったという『月』とは、>>1:107
あんまり相性が良くなかったのではないか]
 
(231) 2022/12/17(Sat) 2:16:52


[とはいえ、『月』から何かを取り上げて、
「お前のものはボクのもの、ボクのものはボクのもの」という、
理不尽な理論を振りかざしたとまでは教典に書かれてないし、
そんなに悪いやつではなかったのでは……?

真相は『箱庭の子』らのみぞ知る。あと神なる存在もか]


 

【人】 ]]『審判』 チェレスタ


[色彩豊かではないが目を引く。
『月』の青年、エーリクに抱いた第一印象は確かそのようなものだった。

同時に……どこか気に食わないという印象が付きまとう。
彼は身ぎれいだし、失礼でもない――にもかかわらず。
彼の魂の奥底に『月』がいることがそうさせているのだと悟ってからは、
わけのわからない感情を聞かないふりすることに神経を研ぎ澄ました。

食堂、売店の奥、どこかの廊下。
あるいはちょっとした遠出から帰ってきた後、ただいまと言いながら見回す玄関ホール。
そのどこに彼の姿があっても、彼がどんな表情をしていようとも、
曖昧な笑みで胸の内を誤魔化せるように。>>1:97]
 
(232) 2022/12/17(Sat) 2:18:22

【人】 ]]『審判』 チェレスタ


[その笑みの裏で、色んなことを考えた。
『月』は『審判』に殺されたそうだが、『審判』のことを恨んでいないのだろうか、と。
あの表情の下に抗いがたい強烈な思いを隠しているのか、どうか。
訊ねる気はとても起きなかった。

洋館の外でも彼の姿を見かけることがあった。>>0:220
町の中で、別人の人生を演じていると、
何とはなしに察したのは、
己も曲がりなりにも演じることに片足を突っ込んでいたからか。
歌劇ミュージカルならやったことがある。

  きっと互いに別人の振りして仲良くすることはできない。
  魂が嫌な響き合い方をするうちは。
寂しいな
 ]
 
(233) 2022/12/17(Sat) 2:21:39

【人】 ]]『審判』 チェレスタ


[いつかどこかでの話。>>1:108
鼻歌を口ずさみながら歩いていたら『月』と出くわした。
まわりには誰もいなかったから、
その叫び声がチェレスタに向けられているものだとははっきりと分かった。

鼻歌は止んで呆然と立ち尽くす。
どうしてこうなったのかを理解していないかの様な表情が目に焼き付いた。
しばらく心の中で黒いもやがぐるぐると渦を巻いていて、
彼がごめんと言ったのもかろうじて聞こえたといった有様]

  ……君、……きみは、
  『審判』のことを恨んでるんじゃないの?

[思わず上ずった声でそう叫んでしまってから、
すぐに我に返った。
この青年は『月』ではない。チェレスタと同じ、遠い過去の断片的感情に、
訳も分からず振り回されているだけの人間だ]
 
(234) 2022/12/17(Sat) 2:24:41


『 ごめんなさい……ごめんなさい……。
  もしも“次”があるのなら、恨んでくれて構わないから 』


 

【人】 ]]『審判』 チェレスタ



[………訳も分からず拒絶されるよりは、
いっそすっぱり嫌われてしまった方がまだ楽だ。
衝動的にそう思ったのは明確な拒絶を受けておかしくなってしまったからか。
分からない。分からないが、
とにかく一歩近づいて、おおよそ考え得る限りのいやらしい笑い方で彼を見た。
拒絶する相手を余計面白がるかのような。

彼が余計離れるならば追うことはしなかった。
もしも見つめ合いが数秒以上続くようなら、先に逃げ出したのはきっとチェレスタの方*]

 
(235) 2022/12/17(Sat) 2:31:08

【人】 ]]『審判』 チェレスタ

―― 現在/玄関ホール ――


[あの時のことを忘れたわけでは決してないが、
今は比較的凪いだ気持ちで曖昧な笑みを浮かべているチェレスタである。
その顔の向く先にはエーリクとシトラがいる。>>203

握り合っていた手が離れて、
シトラがどこかに駆けだす>>205までを、ふんわり見届けていた。
お茶会でわいわいしたこと。
チョコレート菓子>>1:151に舌鼓を打った後、誰が作ったのか訊ねたこと。
作成主が分かったのなら、いずれ作り方を教えて欲しいと頼んだこと。

僅か1週間ばかり前の思い出。
きらきらした、未来の約束は、もしかしたら果たされなくなるかもしれない。
それでもいいかな、って、ちょっと前のチェレスタだったら思っていたかもしれないけれど]
 
(239) 2022/12/17(Sat) 3:19:14

【人】 ]]『審判』 チェレスタ



  いや……それにしても……、
  どうやって切り出せばいい?


[エーリクはどうするのか。
動きを追うようにちらっちらと視線を向けるのだけど、
肝心な言葉は思いついてはくれない]

  というか、……なんだか職員の人や、
  メイドさんが慌ただしくしてる?

[ようやく異変の片鱗を掴み取ったチェレスタである。
何が起こっているのかを彼らに訊ねるより先に、
駆け戻ってきたヒナギクから穏やかならぬ話を聞かされることになるのは、これよりちょっと先の話になるか**]
 
(246) 2022/12/17(Sat) 3:36:25
]]『審判』 チェレスタは、メモを貼った。
(a59) 2022/12/17(Sat) 3:40:45

  

     やぁ、『力』


その日・・・、『力』の元を訪れた『正義』の手には、

 刀身に曇り一つない・・・・・・剣が、

 抜き身で引っさげられていた。**]

 



[ はこにわのなかでわたしはうまれました。
  しあわせで、やすらかなはこにわのゆりかご。

  わたしがかみさまにもらったものは、
  『 死 』という名前と
  傷を再生できるちからでした。

  かみさまはわたしに、『死』がなにかを
  おしえてくれることはありませんでした。 ]




 わたしはどうすれば
 あなたたちをしあわせにできるとおもいますか?

[ わたしはだれかのとなりにすわります。
  わかりません。
  わたしは『 死 』です。
  いきものがたどりつく おわりの名です。

  みなのように だれかをしあわせに
  できるひは あるのでしょうか。

  ふあんげにみあげました。
  となりにすわったのは『 吊るされた男 』です。

  どうしてあなたのとなりにすわったのか
  なんとなく、といえばそうです。
  けれどあなたのこえを ききたい、
  わたしはそうおもいました。

  あなたはいつも なにかを かんがえて
  すごくすごくかんがえているように
  みえていたから。

  こたえをくれることはあったでしょうか、
  それとも。  ]*


 

 
[ ――――

 箱庭の『魔術師』は、その名の通り、
 "魔法"を使うものだった。

 杖から火を生まれさせ
 杯から水を溢れさせ
 剣で風を起こし
 硬貨は土へと姿を行き来させた

 箱庭の『魔術師』は生み出すものだった
 自らの考えを元に、その魔法で、
 新たなものを創り出す子だった ]
 

 
[ だからこそ『魔術師』は――『恋人』が気に入らなかった。
 二人でひとりの完璧な存在、完成された世界
 それが世界の全てなのだと言わんばかり。

 ――そんなものは、有り得ない。

 世界は未完成であることが正しく現実だ。
 だからこそ、より良くする価値がある。
 新しいものによって変えることが出来る。

 『魔術師』はそう思っていた。
 だから『恋人』の存在そのものが、嫌いで、
 有り得ない
のだと、思っていた。]
 

 
[ 『悪魔』が『愚者』を殺した折、
 『魔術師』は『吊るされた男』の側についた。

 『魔術師』は変化を望んでいたけれど、
 こんな変化は望んでいなかったからだ。]
 

 
[ だけど箱庭は、以降も悪い方へ悪い方へばかり
 向かっていった。
 壊れていく箱庭に、『魔術師』は『箱庭の神』を頼った。

 けれど神は、何もしてはくれなかった。
 身勝手な気持ちで、皆を止めてはくれなかった。]