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人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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【人】 [『 力 』 フォルス

 
  
――売店


[ 淹れたコーヒー片手に売店へ戻ると
 トレーに何かが置かれていた>>266 ]


  ―――…、


[ 一枚の紙を手に取れば>>a62
 大大吉の紙に書かれた『世界の命運』に
 繕う必要の無い笑顔を今ばかりはしま―― ]


  …… えっ、
  いや
クロすごいな!?



[ 店を出て右左ついでに上見てクロを探した ]
 
(317) 2022/12/17(Sat) 18:59:39
XVU『星』 エトは、メモを貼った。
(a80) 2022/12/17(Sat) 19:01:41

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ こんな状況だというのに。
 なんだか少し、心が軽くなって

 ――癒されてばかりだ と

 新しい文字に触れる時
 文字の練習や計算に励む姿
 その間にも交わる ふとした何気ない会話にも
 
 ぬいぐるみは特段好きという訳でもないけれど
 もらった羊のぬいぐるみは 今もまだ枕元にある
 きっと、そこから無くなれば冷たさを覚えるほどに。

 置かれていた代金をしまえば 手近なペンを手に取った]
 
(318) 2022/12/17(Sat) 19:02:42

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 選択を委ねられた時

 諦念に似た情は抱いたとも
 答えへの迷いは無かった

 だからまっすぐ立っていられた ]
 
(319) 2022/12/17(Sat) 19:03:30

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ いつものように クロより少し小さな文字をしたためていく


   " 俺は  "


 ペンをそこで止めたのは
 ポケットで端末が震えたから。

 丁度遠く 微かに届いたのは
 よく通るヒナギクの声か

 ――書きかけの返事を持ってその場を後にした ] *
 
(320) 2022/12/17(Sat) 19:04:32
XI『正義』 マドカは、メモを貼った。
(a81) 2022/12/17(Sat) 19:11:17

【人】 IX『隠者』 アリア


 
―― 夜、ブランコのある広場


[ その夜、空に月は見えるだろうか。

 昼間は暗い色をしていたようだから、>>17
 見えたとしても雲に包まれて朧な月光か。

 その空の彼方で世界が既に崩壊への序曲を奏でていると
 その時の私は、もう知っていたと思う。>>202
 そんな状況であるのなら、この洋館に寝静まる夜は
 もしかしたら訪れていないのかもしれない。

 だとしても、ふらりと抜け出してきた。

 「夜風に当たりたくなったので。
  べつにすぐに戻りますよ、大丈夫です。」

 職員に見咎められてもそれで押し切る。
 実際本当にその通りなので、
 短くはない付き合いのスタッフは通してくれる。
 この薬師もどきはわりかしそういう人間である。 ]
 
(321) 2022/12/17(Sat) 19:43:21

【人】 IX『隠者』 アリア


[ であるから、後ろめたいことなどないのだけれど
 広場でブランコを揺らす姿を見つけられたなら
 
相手にはよるだろうけれど、

 しー、と人差し指を立てて「内緒ですよ」と示すだろう。

 本当は門外にあるガゼボまで行きたかったけれど>>0:31
 さすがに怒られるだろうから塀向こうの花畑で妥協した。
 というのはただの余談である。 ]


  明日世界が終わるなら、
  この景色だってきっと最後になるでしょう。


[ この夜に付き合う誰かがいれば、きっとまずそう言う。

 自分の、そして誰かの答えが決まっていたとして、
 全員のそれを知り得ることはおそらくない以上
 世界の命運だなんて、
神のみぞ知る
ことなのだから。 *]
 
(322) 2022/12/17(Sat) 19:44:19
IX『隠者』 アリアは、メモを貼った。
(a82) 2022/12/17(Sat) 19:45:24

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── ユグと、 ──


 面白さは、平和に勝る。
 穏やかな中で可能な主張って時点で、
 そこにもう自由はない。

 世界? 疎ましかったさ。
 呪ってる、今でも。
 滅びて良いとも思ってる。

 でも、

 自分が置かれた環境からなんて、
 もう、とっくに抜け出してたんだよ俺は。

 自分の力と、ベルのおかげで。

 抜け出せたのは、俺が自由だったからだ。
 与えられて喜ぶ段階は、もうずっと昔にすぎている。

[だからこそ、
 生まれた頃に迎えに来てくれたら、だ>>194
 一番苦しかった時でも間に合ったかもしれない。

 でも、吹っ切れて、
 ベルに出会って、幸せだと思ったあの時からは、

 もう一方的な迎えなんて煩わしいだけだ。]
(323) 2022/12/17(Sat) 20:15:00

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[この洋館については感謝してる。
 『証持ち』な事に対しても、
 俺は別に、今は煩わしいとは思っていない。

 これのおかげでベルに会えて、
 これのおかげでベルを連れ出せて、
 今、共に暮らすことが出来ている。

 証持ちでなければ、
 俺はもうとっくに死んでいたし、
 彼女との共通点がなければ、
 出会った時にこうなってもいなかったろう。

 だから、洋館に来てからは長かった髪>>0:280を切って、
 証を隠さずに生きていた。
 誰に文句を言われようとも構わずに街に行った>>1:134
 そこで証持ちでも構わずに>>0:507
 打算を含んでようが対等のように接する人間もできている。
 そいつらの事が好きかどうかはまた別の話だけど。

 大嫌いなもの多い。
 好きなものはほんの一握り。]
 
(324) 2022/12/17(Sat) 20:15:31

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[すべてが大嫌いだ>>1:172、でも>>1:173
 でも、すべてがきっと俺にとっては必要だった。]
 
(325) 2022/12/17(Sat) 20:15:46

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[これからの必要が何かは
 クリスタベルにかかっていた。

 彼女が『恋人』彼/彼女のままでいたいなら、
 俺も一生『悪魔』でいようと思っていたから。

 そうしたらきっと、箱庭に一緒に行って、
 ユグの事も我慢して、幸せな時間を過ごしたのだろう。

 でも現実は違う>>1:315。 だから、]
 
(326) 2022/12/17(Sat) 20:15:59

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 悲しいかな?
 仲良くなれないのは解ったけどね。

 お前も、もうちょっと、
 面白く生きたら?


[最後にかけた言葉はそれだ。
 立ち去るときには振り返らずに、
 タナトスの事には気付けなかった。*]
(327) 2022/12/17(Sat) 20:16:12

【人】 X『教皇』 カルクドラ

── 回想:“ふたり”への答え ──

[ 再度、クリスタベルが祈祷室に訪れた。
 丁度ゼロが去って間もない頃だったか
 机には置き忘れていた彼の私物が残されたまま。

 改めて話を聞くと、二人で一人とのこと>>5
 経典に記されている『恋人』は
 男性、女性どちらでもある存在>>0:28
 二人が溶け合ってひとつ、との説明も納得がいく。]

  
  箱庭時代の『恋人』のように二人が一人、ということかな。
  うん……多分わかった気がするよ。

  神父様……、か。でも僕は神父じゃないよ。
  成りたかったんだ……けどね。 


[ 穏やかに語る笑顔が微かに曇った。
 もし証持ちとして生まれていなければ
 数年後には、神父になっていたのだろう。

 
無理やり塞いだ傷口が、少し膨らんだ気がした。

 
 とはいえ、クリスタベルに悪意が見えないのは
 理解出来るので、苦笑のみに留まったが。

 そして、質問が投げられると]
 
(328) 2022/12/17(Sat) 20:25:18

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
  ……なら、先に質問いいかな。
  
  君達は今、幸せかい?
  僕から見た君達は、幸せなように見えるんだ。

  君達が幸せだと思っているなら、君達が正しいと思うよ。

  命を授かりし生命は皆、幸せになる権利がある。
  その幸せを得るために苦労も、努力もしたのだろう?
  そして、実際手にしたのだから。 
  

[ 質問返しの後、回答には即答した。

 そも男は神父でも無い上、カウンセラーでも無い。
 ただの“聖職者ごっこ”でしか無いので
 正解を答えることは義務では無い。

 導く答えは常に、相手に安堵と心の平静を与える為のもの。
 故に、二人を傷つけない、悲しませない解答を
 言葉を選び、優しく投げていく。

 もし回答が見当違いで、負の感情が見えたとすれば
 それは勿論全力で謝罪するだけのこと。
 当時の男は、所詮未成年の青二才でしか無いのだから。]
 
(329) 2022/12/17(Sat) 20:25:37

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ オレンジを添えたペパーミントティーを出し、
 男も自分の分を飲みながら
 今度はクリスタベルの過去話を拝聴する>>6
 荒れていた過去を聞くと驚き、可憐な顔を二度見する。]


  僕が荒れてたことがもう伝わっていたのか……。
  いや……恥ずかしい。
  ゼロから聞いた? それともフォル? 

  言いくるめは大事だからね。 
  僕が話していることも、一種の言いくるめだから。
  言い方や語り方次第で、印象はまるで違ってくるから。 
  誰もが印象が良い方の話を聞きたくなるからね。
  
  ……ふふ。良かった。
  君達仲が良さそうだから。


[ ゼロの話をするクリスタベルは、どこか嬉しそうに見えて
 彼に出会えたことで、幸せを感じているのだろうと内心思う。]

 
(330) 2022/12/17(Sat) 20:27:00

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
  そうだ。実はこれ、ゼロの忘れ物なんだ。
  近いうちに会う予定があるなら、届けてくれないかな。


[ 帰り際、机の上に置かれたままのゼロの私物を渡す。
 当時の彼は割と頻繁に訪れていたので、
 本人に直接渡しても良かったのだが。
 会う理由も出来るのではないか、と思い。*]
 
(331) 2022/12/17(Sat) 20:27:14

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ そして少し前。
 神の帰還後、クリスタベルの姿は
 早々にホールから消えてしまった。>>1:271


 
 去っていく姿が一瞬見えただけだったが
 その横顔が、何処か辛そうに見えた気がして。

 この状況、現場に居られなくなる理由も理解は出来ると。
 ただ、見送ることしか出来ずにいた。
]
 
(332) 2022/12/17(Sat) 20:27:31

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ エーリクとシトラの時だってそうだ。
 もしこの時、声を掛けることが出来ていれば。
 少しくらいでも慰めに、心を軽くする言葉を
 言えたかもしれないのに。



    
 やはり、僕は誰も救えない。 
]

 
 
 
(333) 2022/12/17(Sat) 20:27:56

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 

[ 『教皇』の魂は、人を救うことが出来ない。
 

     それは遥か神話の時代から、現在でも変わらずに。**]

 
 
(334) 2022/12/17(Sat) 20:28:12
X『教皇』 カルクドラは、メモを貼った。
(a83) 2022/12/17(Sat) 20:33:44

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── 回想:聖職者ごっこ  ──


[名前で呼んでいいと言われたけれど>>1:256、]

 『教皇』って呼ばせてもらいたいな。
 同じ『証持ち』なんだし。

[そうしてつい言ってしまった嫌味、
 悪意は伝わっていたようで>>1:257
 すぐの謝罪に戸惑わせてしまったように見えた。]

 いや、大したことないよ。
 聖職者ってなんか、
 …嫌なやつしか見た事なくって。

 『教皇』もそうなのかと、つい。
 まだ話してもないのにな。

[そもそも数える程も見た事はなかったけれど、
 経典があれなら証持ちに対する態度もアレだろうと思っている。

 俺の知ってる聖職者は、
 実際孤児に優しくなかったし。

 まあそんな感じで誤魔化せただろう。
 と、思っている。]
(335) 2022/12/17(Sat) 21:07:44

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[そうしてのうのうと宣言通りに礼拝室へと遊びに行っていた。
 あそこにある経典をちゃんと読ませてもらったり、
 適当にお茶を飲んだり、他愛ない雑談をしたり、

 ああ、買い出しに付き合わされたりもした。
 「労働力が欲しいなら給料は必要だろう」と
 対価を求めた。

 お駄賃程度でもくれたため、
 話が解るやつという判断になっているし、
 そう直接本人にも言っている。]
 
(336) 2022/12/17(Sat) 21:08:01

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[礼拝室は…… 礼拝室という場所自体には嫌悪がわく気もしていたのに、なんだかんだで居心地がよかったように思う。
 過去の話を聞けたなら素直に面白がっただろう>>1:34
 荒れる気持ちはよく解る気はしたけど、
 自分の生い立ちまでは話していない。

 ただ、昔から悪い事はやってた、と。
 笑い話として提供はしたかもしれない。

 不良と生真面目気取り>>1:42
 相性として良いじゃないか。

 なんだったら買い出しの時に
 「素行の悪い事、一緒にやる?」
 と笑顔でギャンブルに誘った事があったかもしれない。
 生真面目委員長を悪の道に引きずり込むのも
 醍醐味な気がしてしまったためだ。

 そりゃあ気に入るわけだった。]
 
(337) 2022/12/17(Sat) 21:08:16

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

[だからこそ、ユグが来てから礼拝堂の客層が変わり
 引き留められた時>>1:258
 たぶん素直にちょっと笑えた。]


 そ。いそがしいの。
 『誰かさん』を避けるのに。


[と、最悪返答をしたりしたのだが。
 誘い文句としては惹かれるものがあったが、
 「じゃあ誘うなら一人の時にね」だのと
 冗談を返していただろうし、
 『アレ』に会わぬ買い出しなどなら付き合っただろう。]
(338) 2022/12/17(Sat) 21:08:37

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

[そして恐らく忘れ物は>>331
 めちゃくちゃ持て余した、フォルスとのデートでの戦利品>>1:136も入っていただろう。
 そのままベルにあげるのも癪で、持て余していたもの。
 その経緯をカルクドラに話していたかどうか。
 要るなら『教皇』にあげる、とすら言っていたかもしれない。

 それ以外にも売店で買ったインクやら、
 何やら同じカードがいっぱい入っていたりと…おや?不穏だ…。
 カルクドラにならバレてもいいだろという雑さである。
 そんなものは一杯あるから置きっぱなしでも何ら困る事もないのだが…。

 他には一冊の本だ。
 当たり障りのない、経典。
 これは確かに私物であり、カルクドラと買い出しに行った時に
 街で買ったものだった。
 戻って来て礼拝堂でそのまま読んで、読み終えて、
 それからず〜っと置きっぱなし。

 礼拝室を何だと思っているんだろうか?
 要らないもの置き場ではない。
 でもそんな使い方をしていた可能性はまあ…。

 カルクドラが何を渡したかはどうだろう?
 彼の性格が良い事を祈るしかない。*]
(339) 2022/12/17(Sat) 21:09:00

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
   
―――広間



[ 最初に見えたのは 見慣れた街並み
 見慣れすぎた筈の港
 夜と錯覚しかけるどす黒い空
 映し鏡のような黒い海が
 今にも襲いかからんと揺らめいて

 危急を報せる冷静な声が
 理解を拒みかける内に流れて

 チャンネルが切り替わった ]
 
 
(340) 2022/12/17(Sat) 21:12:56

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 誰かの声が遠かった
 無機質な音を代わりに捉えた

 地面に空いた大きな穴>>198
 共に映し出される倒壊した家

 ただ、少しの間見ていた ]
 
(341) 2022/12/17(Sat) 21:13:34
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a84) 2022/12/17(Sat) 21:13:59

【人】 U『女教皇』 キュリア

--回想--

[ 彼と初めてお会いした時、不思議なことがあったのです。
ひとに初めて会った時には"はじめまして"と挨拶をする。
と、館を出る時に読み始めた"対人マナーを学ぶ書籍"には書いてありました。
ですから、彼にお会いした時も、出迎えてくださった館のスタッフの方に対して挨拶したように"はじめまして"と挨拶して名を名乗ろうとしていたのです。]

……、あ、の

[彼と対峙した時になぜか涙が出そうになりました。
悲しかったわけではありません。
怖かったわけでもございません。
なぜかわからないのですが、
目頭が熱くなり身体がふわりと浮くような……自分で自分をコントロールできないと感じた初めての体感でございました。]

…………こんにちは。

[どうにか言葉を声にできたのは、お昼の時間帯の挨拶だけでございました。
さらに不思議だったのは、名前を問いかける彼の声もまた震えているように聞こえました。>>0:487]

キュリア。キュリア、です。

[名を名乗りましたが、わたくしの声もきっと震えていたでしょう。
叫び出したくなるほどの感情が頭の中を駆け巡りました。]
(342) 2022/12/17(Sat) 21:14:26

【人】 U『女教皇』 キュリア

[彼と初めてのおしゃべりをかわして部屋に入り、ふと思い立って言葉の辞書を開いてみました。
この言葉の辞書は小さい頃からわたくしのそばにある辞書なのですが、
なぜか昔から開くとそのページにわたくしの気持ちが書かれていることが多かったのです。]

……なつか、しい?けどわたくし…………

[開いたページで一番最初に目を引いた言葉は"懐かしい"でございました。]**
(343) 2022/12/17(Sat) 21:14:41

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 気付いたらどこかにいた
 男の背を追ってここまで来ていた ]



      
ヴェ ……ル




[ 神なのか神になったのか神だったのか
 なんて呼べばいいのかわからないまま ]
 
(344) 2022/12/17(Sat) 21:14:44

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 止まらないから裾を掴んだ ]



  ………… 神様

           頼むよ
  
   頼むから ――…お ねがいだ から



[ 息が聞こえた ]
 
(345) 2022/12/17(Sat) 21:15:38

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
 [ 阿呆だ
  馬鹿だった
  冷静を繕って
  強さを装って
  大言吐いて
  力を御したつもりで
  立っているつもりで
  受け入れたつもりで
  大人ぶって
  余裕ぶって
  声が出ない
  震えた息に
  手が外れて
  また掴んで
  紙が落ちていた
  くしゃくしゃだった
  膝をついて
  拾ったら
  神は消えた ] *
 
 
(346) 2022/12/17(Sat) 21:16:35