01:23:24

人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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【人】 T『魔術師』 シン

 
[ ……『魔術師』が『恋人』を殺そうとした理由は、
 もうひとつある、というのは、
 『魔術師』の証持ちなら分かるんだろうな、と思う。]
 
(4) 2022/12/18(Sun) 0:19:10
 
[ 『隠者』の証持ちに対する仄かな憎しみ
 それから、『女教皇』の証持ちに対する、
 苦しいぐらいの愛。

 『魔術師』と『女教皇』が
 互いを大切に思っていたらしいことは、
 教典に記されている。

 ……だからこそ、
 『女教皇』が自分から離れようとしたとき、
 『魔術師』はひどく動揺した。

 ――そばにいたい、いかないで、と
]
 

 
[ 『女教皇』は、『隠者』を制裁した殺した自分は、
 『魔術師』の隣にいる資格はないと思っていた。

 だったら――]
 

 

  [ 僕も誰かを殺したら、
    君のそばにいることを許されるかな? ]

 

 
[ そうして『魔術師』は『恋人』を殺そうとした。
 ……けれど、物語は二人が同時に死んで幕を降ろす。
 『魔術師』が『女教皇』のそばにいるそれからの未来は、
 存在しなかった。]
 

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ 崩壊していく箱庭で、
 ただ一人の心だけは守りたかったんだね、『魔術師きみ』は。
 それが分かってしまうのは、
 僕が『魔術師きみ』だから、なんて、最悪だ。

 ……だけど『魔術師きみ』は、後悔してるんでしょ。
 思考を止めてしまった故に、
 『女教皇あの子』のそばにいられなくなってしまったこと。]
 
(5) 2022/12/18(Sun) 0:22:42

【人】 T『魔術師』 シン

 

[ ――それこそ『魔術師ぼく』の背負う
sin
だとでも言うの? ]

 
(6) 2022/12/18(Sun) 0:23:40

【人】 T『魔術師』 シン

 

  [ じゃあぼくは、それに
逆らわない


   ぼくは"シン"だからね!
 ]

 
(7) 2022/12/18(Sun) 0:24:19

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ 『魔術師』、ぼくはね、きみの、
 色々考えて、新しいものを生み出すところ、
 それは、そんなに嫌いじゃないよ。
 同じでありたいと願うくらいに!>>0:92 ]
 
(8) 2022/12/18(Sun) 0:24:47

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ 諦めたら思考を止めたら終わりなのだと、
 強い思いが湧いてくる>>42
 こんな状況になって気付くなんてね。

 でもそれを気付かせてくれたのは――
 カルクくんが、聞いてくれたから、
 っていうのもあるのかな。]
 
(9) 2022/12/18(Sun) 0:25:29

【人】 T『魔術師』 シン

―― 現在・玄関ホールにて ――


[ カルクくんが握り返してくれた手は――震えてて>>273
 だからぼくが、しっかりしなきゃね!って、
 ちゃんと笑うことができた。
 ぼくの大丈夫、にだって、中身はないけれど、
 それがきみの心を軽くしたなら、嬉しいよ。
]


  ……そうだよねー


[ カルクくんは、ヴェル兄さんのことを知ってる。
 だけど知ってる、以上に、
 ヴェル兄さんとの関わりは深かったと思う。
 ヴェル兄さんに構ってほしかった、
 そこまでは、分かっていなかったけど。
 いつの間にかヴェルトさん、に変わっていた呼び方。
 きみなりに、ヴェル兄さんのこと、
 好きだったのかもしれないな、って。]
 
(10) 2022/12/18(Sun) 0:26:14

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ ヴェル兄さんに叱られたあとは、
 きみはよくぼくのところに来ていたね>>270
 その時は、きみの手を引いて、違うことしよ!って
 誘ってたかな。

 ぼくにとってカルクくんは弟、みたいなものだったけど、
 友達って思ってくれているなら、
 それはとっても嬉しいことだね!
 ぼくへの呼び方も「シンくん」になって>>271
 距離が近付いたみたいで、嬉しかったよ。
 祈祷室へと訪ねるときも、嬉しそうなきみを見られるから、
 その時間は、とっても良いものだった。

 ……だから、
 兄として、友達として、きみの力にならなくちゃ! ]
 
(11) 2022/12/18(Sun) 0:26:58

【人】 T『魔術師』 シン

 

  ………………


[ 今のこと、を尋ねられたら>>272
 ぼくは答えに迷った。
 笑顔のまま、すこしだけ、沈黙が落ちる。]


  そうだなー……

  あの人は、ヴェル兄さんじゃない、けど
  ……ヴェル兄さんは、いつからヴェル兄さんだったのかな

  だけどね! ヴェル兄さんが何だったとしても、
  ぼくたちの兄さんは、嘘じゃないはずだよ


[ 口に出さなかったきみと、口に出したぼく>>272
 さっきの繰り返しみたいなそれ。

 ヴェル兄さんは、元々神様だったのか、
 それとも、いつからか神様だったのか、
 それとも……神様が姿を借りてるだけで、
 ヴェル兄さんと神様は別々なのか。
 それは、聞いてみないと分からない。
 答えが返ってくるかも分からない。
 ……だけど、大好きなヴェル兄さんのあの眼差しは、
 決して嘘ではないのだと、思いたいよ。]
 
(12) 2022/12/18(Sun) 0:27:38

【人】 T『魔術師』 シン

 

  …………


[ それから、カルクくんからの、もうひとつの問い掛け。
 カルクくんは、迷っているのかな。
 だけど――その聞き方は、箱庭に行く方に傾いてるように、
 聞こえちゃうな。

 思考停止は罪だ。
 だからぼくも、ちゃんと向き合って、考えることにしたよ。
 ――ありがとう、カルクくん。]
 
(13) 2022/12/18(Sun) 0:28:21

【人】 T『魔術師』 シン

 

  ……そうだねー
  ぼくらは、全員が全員、仲が良いわけじゃない、し
  もしかしたら、幸せには、なれないのかも


[ 例え、この世界にいるよりも幸せであっても、
 ぼくらが仲が良くなかったら、箱庭に行くことは、
 意味のないことなのかもしれない。
 ぼくは……みんなと一緒にいたい、って、
 思いもあるけど。>>1:434

 ぼくらは幸せになれない。文脈がどうであれ、
 普段から皆の幸せを願うぼくから
 初めて出た言葉だったかもしれないね。]
 
(14) 2022/12/18(Sun) 0:29:02

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ 幸せになれない可能性はあるけど、
 幸せになれる可能性もあると思うよ?

 だけど、迷っている時、他の人間から意見を聞くなら
 反対の意見を、言った方が良いんだよ。
 知ってた?
 アイデアって、新しい発想って、そういうものなんだ! ]
 
(15) 2022/12/18(Sun) 0:29:22

【人】 T『魔術師』 シン

 

  ……あのね、カルクくん。

  今、22人の証持ちが、世界に揃ってる
  ……ってことになるよね

  ここでもし、世界が滅びなかったら、
  「22人が揃っても世界は滅びない」って
  ことになるかもしれないよ?


[ もしも世界が滅びなかったら?という側の話をする。
 それがぼくの意見そのものではないということは言わない。
 世界が滅んでほしくないのだと、
 決めてない、とは言わないよ。


 それは"外の世界"をよく知らないぼくの、夢物語かな?
 これは後で知ることだけど、
 実際に世界が滅びかけているのだから、
 これから証持ちへの反応はもっと悪くなるかもしれない。
 それに、今滅びなかったとしても、
 また神様は現れて、未来の証持ちぼくら
 世界を滅ぼさせようとするかもしれない。]
 
(16) 2022/12/18(Sun) 0:30:20

【人】 T『魔術師』 シン

 

  ぼくは……宗教のことってよく分からないけど、
  カルクくんなら、それが出来るかもよ?


[ だけど、カルクくんに期待を掛けることは、
 ちょっぴりしてみたい。
 彼の過去は知らないかもしれないけど、
 宗教に詳しいことは知っている。
 『教皇』の証持ちは、聖職者に生まれやすいことも。

 だからきみなら、新しい教えを作れるかもしれない。
 ……きみが、きみの証を良く思ってないことまでは、
 考えられてなかった。けど、


 ――きみの"聖職者ごっこ"にも、意味があるとしたら?** ]
 
(17) 2022/12/18(Sun) 0:30:55
[『正義』は『力』に、へらりと笑って宣う。]
 

  色々、本当に色々考えたんだ。

  この欠けてしまった箱庭は、
  どうやったら元通り、正しい形に戻るのか。

  22人揃って、
  綺麗なバランスが取れていたはずなんだ。

  なのに……その均衡が、崩れてしまった。
 
  どうしたら良い?

  どうしたら、またバランスの取れた形に、
  戻ることができると思う?

 
[手の中で、剣を弄ぶ。
 すっかり手に馴染んだそれ。
 『正義』の愛用の剣だった。]

[『正義』は『力』のことを、尊敬していた。

 比較してしまえば特別な能力を持たぬ
 『正義』だったが、
 だからこそ、自らに与えられた役目
Judge
を為す為、
 自らを鍛えねばならぬと思っていた。

 『正義』は『力』もまた、
 自らを高めることを好むと思っており、
 その性質を好んでいた。

 互いに、高め合える相手だと思っていた。


            ————————だから。] 

  僕には、どうしてもわからないんだ
『正義』を失ってしまったから、判断できない


  これ以上、少しでも欠けないように尽力すべきか
誰かが誰かを害するのを止めるべきか

  それとも、いっそバランスの悪いところを切り落として
不穏分子を片端から斬って



   
全て、壊してしまうべきか。



    どちらを目指すべきかが、分からない
裁定を下すための判断基準が見つからない

  きっと、僕が望もうが望まなかろうが、
まだ、まだ、少しでも長く、ずっと、もっと、

  
  やるべきことは決まっているんだろうね。
この安穏とした箱庭で暮らしたいと、そう願う僕がいる。





  神の作った全き世界、
でも、どんなに足掻いて嘆いても、


  壊れてしまったなら、すべきことはひとつだ。
ダメなんだ、どうしても、戻らない、戻せない、だから、だから。



  僕に与えられた役割は『正義』
Judge
だから
だけど



  この箱庭に、均衡を、取り戻さないと。
嫌だよ、殺したくないよ、誰も、だれも、ひとりも、ほんとは

[『正義』は笑った。

 『力』の前で、剣を握りしめて。]



   君、一番手強そうだからさ。
僕は僕自身を止められない、止め方がわからない


   最初は、君かな、って思ったんだ。
だけど君なら、君だったら、君にしか……



[『正義』の手の中の剣は、
 曇り一つなく光る
まだ、誰の血も吸っていない
。]

 
 



  ————……君の『
意思
』を見せてくれ。



 

T『魔術師』 シンは、メモを貼った。
(a5) 2022/12/18(Sun) 0:37:56

T『魔術師』 シンは、メモを貼った。
(a6) 2022/12/18(Sun) 0:38:10

 
[ 神は『教皇』に“場を治めるため”の贈り物を与えました。
 
 それはあくまで“場を治めるため”のものであり
 “統治する”ための力ではありません。

 何故でしょうか?

 それは簡単なことです。
 統治は “教皇自身が行うもの” であり
 特別な“贈り物”として必要のないものですから。]

 

 
[ 口論から喧嘩、諍い、小競り合い、争い──
 そのような争いを“止める”為には
 何が必要でしょうか?
 
 正しき心?
 優しさ?
 全てを赦す慈悲?

 いいえ。全て違います。
 説得に時間が掛かる上
 片方に寄ってしまう可能性がありますよね。]

 

 
 
 [ 答えは “力による介入”です。 ]

 
 

 
[ 唯の言い争いの口喧嘩から、戦争まで
 静止の為第三者の介入が必要になることは
 珍しくありません。
 
 強ければ強いほど、瞬時に収束させることが可能で
 抑止力もまた、大きくなります。
 諍いの再発の確率も下がります。


 『教皇』に与えられた贈り物は
 全てを
均す
為のものでした。]

 

 
[ では何故、神は保守的な役割である『教皇』に
 正反対の贈り物を授けたのでしょう?

 
 簡単なことです。
 『教皇』とは、神の代弁者ですので
 “善の性質”を具え、力を正しく運用することは
 前提中の前提なのです。]

 

 




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