40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】
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[ すでに抱かれて、その快感を
呼び起こされている体は、
簡単に心地よさを拾う。
ぴんと立ち上がった頂が刺激され、
足先が丸まった。
その手が通る箇所が熱を持つ。
腹部を撫ぜられれば震えるし、
それが下がっていくだけでぞくぞくした。
つん、とクロッチの上からつつかれる。
咎めるように手を重ねた。
ぴくん、と腰が揺れる。]
───ッん、すぐは、無理…
それとも、そんなはよしたい…?
ゆっくり味おぅてくれるって、
約束やったやんか…ッぁ、
[ くちくちと音を立てるそこは、
また喜んで蜜を溢れさせる。
腰が少しずつ折るように落ちれば、
少しばかり熱を持ったそれが当たった。
布ごと入り口をいじられれば、
首だけ仰反るように跳ね。]
んッぅ……!はぁっ…
[ 声をこぼして、流し目で彼の方を見た。
髪に差し込んでいた手をゆっくり下ろして
その腿を撫ぜていこう。
内腿を擦り上げるようにして、
熱を持ったそこに触れれば。
口元を緩めて、少しばかり動かした。]*
──桜の間──
[より強い快感を与える。
そのことに夢中になっていた。]
どうして、逃げる?
[入れてと言われて入り込んだのは玲の望むものではなかった。そこには3本目の指が入り込み、3本の指それぞれが不規則に動き柔肉を擦り、摩り、掻き回す。]
イキたいんだろ?
[意地悪に笑って横暴な愛撫は玲に悦びを刻む。]
[玲が強い快感を求めるならそれ以上を、と。
だけど、絶頂まで押し上げるその指の動きももうその瞬間というところで止まってしまう。]
玲………
[引き抜かれる3本の指は、次の瞬間にもっと大きく太い一つのモノに変わる。
男根は、入口から指の届かなかった奥までを一気に貫いた。]
[貫いた瞬間、尖端が奥の熱い肉に口付けたまま動きを止めて玲の様子を伺う。
その瞬間に果てたか?
それともまだ余裕があったか。
どちらでも構わない。
余裕があるならそれすら奪おう。
果てたのなら、さらなる快感に溺れさせよう。
じゅぷりと入り口で音がする。それは一度だけでなく、じゅぷじゅぷと何度も何度も響かせていく。
今まで触れられなかった場所を、熱く滾った逸物が暴力的なほどに力強く荒らしていった。*]
――睡蓮・寝室――
[二台並んだベッドのひとつ。
その上に乗った麗央の傍らに、首輪に繋がれ従いて来た千秋もまた上る。
その目元は黒革のアイマスクに覆われ、何も見えてはいない筈だ。
上半身を伏せ、腰を高々と上げた彼女の様は
遊んで欲しがる犬のようでもあったか。
小さな囁き声が麗央の耳に届く。
懇願する女の口調。
無言で首肯した彼の視線は、
シリコンで形作られた乳白色の尻尾へ向いた。]
最初に、それを抜いていってやらないとね。
[そう声を投げて、千秋の身体に手を触れつつ背後へと。
引き締まった美尻の中心に生えた人造の尻尾を掴み、
少しずつ抜き出していく。
先へ行くに伴って徐々に直径の小さくなる球体の連なりだ。
根元に近いひとつ目、ふたつ目は彼女の呼吸するタイミングを見計らって
手を動かす必要があったろうか。]
……ほら。もう、スムーズに抜けていくぞ?
穴の周りがめくれて、拡がって。
……押し返すのだって。
こんなに簡単に。
[先端近くまで抜き出してはまた、軽い力で押し込める程度に挿入し。
再び抜いてはその感覚に反応する千秋の様を愉しげに眺める。
アナルパールの全体を抜き去ってしまうのはきっと、
彼女の声に切羽したものが混じり出してからのこととなっただろう。]*
──桜の間──
ち、違うの……
私だって、分かんない……ん、ゃぁ……
[余裕の無い身体。
許容を超える快楽に、自然と逃げてしまうの。]
い、いぢわ、る……っ……
……ひ、ぁっ…あ、ぁっ、ゃぁ……ゃっ……
[指を2本に揃えて擦られていたときとは違う
中を広げるような指の動き。
正確ではないけれど、沢山のイイところを掠めるから
身体がふるふると震えるのが止められない。]
ん、んっ、ん……
…………ぁ、……ぁれ……
[与えられ続けた快感に
もう少しでイキそうだったのに、不意にその刺激が途絶え
天井を見つめていた私は、彼の方を見ようとして。]
〜〜〜〜〜っ、っ゛、ひっ
[傘の出っ張りが勢いよく内壁を擦り
指では届かなかった閉じた部分が
一気に割り広げられる。
身体をくの字に曲げて、びく、びくと痙攣する。
目をぎゅっ、と瞑り、シーツを掴んだ手は
白くなるほどに強く握られていた
目の奥がチカチカするような強烈な痺れ。
ずっと待ち望んで、疼いていた身体が
与えられた雄芯を喜び、ヒダでピタリと張り付き
絶頂と共に逸物を締め付ける。]
は、っ、……はぅっ…………
、んゃぁっ!?
……だ、だめ……イ、イってる、のに……っ……
[身体がビクビクと絶頂の余韻に浸っているのに
黎哉は待ってくれない。
静止のために前に出した手は、あっけなく布団に落ちて
突かれるたびに、口から喘ぎ声が漏れてしまう。
男のものを受け入れるために
持ち上がった足が、ゆらゆらと突かれるたびに揺れていた。]*
| ――夜半前・廊下―― [心地好い疲労感と共に空腹を覚え、 ルームサービスの食事を注文した。 過去二回の訪れから、食事の手配が無駄になるケースもあると 知ってのこと。備え付けの露天風呂から上がった頃には 居間の座卓に盆が置かれていた。 オーダーはごく軽く、出汁巻き卵と梅茶漬けのみ。 一人切りになった室内を眺めれば広さを感じるも、 それは特段の感傷をもたらすようなものでも無かった。 出汁の風味香るふっくらとした玉子を先に食べ終え、 茶漬けをさらさらと胃に流し入れる。 人心地ついたところで館内へ歩み出ることにした。 着直した浴衣は床の間近くにもう一枚、備えられていたもの。 特にあてもなく進むうち、 中天にかかる美麗な月にふと足を止め、見上げていた。]* (215) 2020/08/12(Wed) 22:51:37 |
─睡蓮の間─
あ、 あ、 ……ふ、ぅ……っ。
[見えないままというのはとても不安で
相手の行動に委ねなければならない。
そんな中で異物を引き抜かれる感覚に身を震わせる。
くぷん、くぷん、と一つずつ球体が出ていくたび
きゅく、きゅく、と菊座が膨れては締まり吸い付いた。
もう全て抜いてくれる。
そう信じ込んでいたが故に、]
んぐううっ!?
[決してはやくはない動きであったとしても
逆流してくるその動きに声を殺し損ねる。
敷布に突っ伏す形で背筋を逸らしながらそれを耐え、
引き抜かれる動きでまた微かな快感を得る。
ローションでその動きはなめらかなものだが、
故にそこに与えられる刺激に変化が生じてきていた。
むず痒いような、心地よいような。
達する事はまだ無いが、
そう、それは確かに快感の発芽で。]
あっ、うぅん!
ふぁ、……ひ、いぃん!
あふ、あ、ダメ、も………っ!
[ゆるくゆるく炙る様に与えられる快楽の火に
ちりちりと焦がされながら、堪らなくて。
身を捩り腰を揺らめかせれば
どうして良いかも分からず、
ただその感覚に身を震わせ鳴くばかり。]*
[だって、こんな時期に三枚も着てるなんて
思わないじゃないですかぁ!……なんて叫ぶのは
心の中だけにしておきましょうね。
しかし、幾ら痕を刻んでも
私たち、まだ素肌で触れ合っていないのです。
だって、人の手で触られるのが、
あんなに気持ちいいなんて、知らなかった。
誰かの意思が、私の身体の上を滑って
どんどん未知の世界へ引きずり込んでいくの。
もっと触れ合いたい。
私の身体の全部を、一部の隙もなく埋めてほしい。
……そんな気持ちを、伝える言葉を
どうしても思い付かなくて、
私は、自分の肩の辺りに引っかかるだけの
薄い浴衣を、はらり、と落とすのです。]
[異性の前で自ら下着姿になることへの
羞恥心とか、脱ぎかけのがいいとか、
そんなものは頭からすっぽり抜け落ちて。
露わになった乳房の先端は
月明かりでは見えないでしょうが、
白い肌に血の赤を透かして
ずくずくと疼いて立ち上がっている。
そこを直に、瑛史さんの舌に愛されれば
─────ほら、やっぱり、もっと気持ちがいい。]
ん、ふ……ふぅ……、ゔ、
[指で育てられた時より敏感になったそこが
熱い咥内で嬲られる感覚に
私は拳の背を噛んで声を殺しました。
甘く、けれど凶暴な感覚が、背筋を震わせ
胎の底でとぐろを巻いている。
私の身体が、与えられた愛撫に呼応するように
別な生き物へと変わっていく。
こんな感覚、知らない。]
[私の胸元に寄せられた瑛史さんの頭を
わななく腕の中に抱きすくめて。
残されたタンクトップと、スラックスとが
まだ瑛史さんの体を護っていて、
一方私は、残りはパンツ一枚。
パンツのクロッチ部分には既に
私の女の部分から滴った蜜が滲んで
小ぶりなみかんくらいの大きさの
染みを作っていました。
此処に雄を迎え入れるための
生理的な準備とはいえ、
これを知られるのは恥ずかしくて。]
──桜の間──
[絶頂の快感に浸る玲をさらに責め立てる。
より強く、より高く、より一層の快感で悦楽の海に突き落とす。]
言った、……だろ?
何度…だって……イカせて、やるって。
[激しい抽送、行ったり来たりの間に尖端が奥を突き、傘が肉の壁を擦り付けていく。
だというのに、ひと突きごとにその深さも角度も微妙に変化して、玲の中身を余すことなく味わうように、あるいは凌辱するように犯していく。]
ぜんぶ見せ、ますから……
瑛史さんも。
わたしひとりじゃ、やだ。
[布越しじゃなくて、素肌がいい。
鼓動も、滲む汗も全部、隠さないで。
なんて、彼の優しさに甘えてみるのです。]*
[男だって余裕があるわけじゃなかった。
きつく締めつけ纏わりつく襞は確実に快感をその逸物に与える刻んでいく。]
もう……だめ、か?
それとも………もっと、か?
[問いはその耳に届いているだろうか。
ベッドに両手をついて覆いかぶさり、身体ごと圧し付ける。
息の掛かる距離にある顔と顔。
玲の瞳をしっかりと捉えながら、腰だけは休むことなく、激しく玲を責め続ける。*]
───百日紅
[ 絶頂の瞬間、名前を呼ばれた。
愛おしいと言わんばかりの甘さを含んだ
その声に、より一層興奮が増して。
切なさが、増して、果てた。
熱がはじける。
だがそれはもう広がらない。
彼がたしかに約束を守ってくれた証。
肩で息をしながら布団に身を預け。
そっと腹に手を置いて、安堵したように
ほう、とため息をついた。]
[ 額に落とされた唇。
目を閉じて受け入れて。
くたりと倒れたまま、ぼんやり見つめた。]
よかった……
[ と微笑みかければ、うとうとと
落ちそうになるまぶたをなんとか
繋ぎ止める。
だが、程よい疲労感にそれも
うまくコントロールできなくて。
ふ、と伏せてしまえば。
ほんの数分だが、眠りの底に
落ちてしまうだろう。]*
――睡蓮の間・寝室――
[戯れに為した尻尾での抽挿に千秋が上げた鳴き声を耳にすれば、
んっ、と息を詰めたような音が洩れてしまった。
心地よさはあんまり、と、そう言っていた筈の彼女だ。
その変容を察して、浴室からここまで連れ歩く間に
収まりをみせていた己自身もまた、高ぶりを示しはじめ。
くぷり、最後の一珠を抜けば鮮紅色を覗かせ窄まっていく様に
卑猥さを覚えて怒張を更なるものと漲らせていった。]
まだこれからだろう、千秋?
ダメ、って言うには、まだ早すぎるな。
[尻肉の合間に屹立を凭れさせ、ゆるく押さえさせて言う。
粘液の潤いがあろうと、性急に突き込もうとはしない。
雄自身にもローションを垂らしかけ、十分な滑らかさを帯びてから。]
心の準備に少しだけ、待ってやるよ。
十回だけ。千秋の此処を擦って、それから。
[それから、菊孔を犯していくのだと示して、
ゆっくりと上下に動かし始めた。]
――そうだ。ひとつ、今度は俺から千秋に聞いておこう。
このまま後ろからがいいか?
それとも前からがいいか?
[どちらの体位の経験があるかまでは知らないが、
後ろからならほぼこのまま、前からであれば彼女の脚を曲げさせて
屈曲位の姿勢を取らせることになるだろう。
性器ではない箇所で繋がった様をまざまざと見られてしまう体位。
そのことに、千秋は思い至るだろうか?]*
─睡蓮の間─
んんっ………ふ、ぁ、
[最後の1つが抜けていく。
拍動一つ、けれど元の形に戻りゆく後孔は
すっかり熟れて、十分に解されていた。
しかしそこに熱い何かが押しつけられれば
ギクリと全身をこわばらせてしまう。
なに、と聞かずともわかる。
けれど今回、彼には全然触れていないのだ。
なのにどうして、奉仕せずとも。
そんな疑問を彼に投げる間も無く。]
んん………っ、ぁ、あ、
[後孔に滑らせる様に動く熱。
眉を撓ませ敷布を握りしめた。
しかし、そんな風に悪戯に性感を高めさせられながら
問いかけられて、頭が働かない。
どちらが良い?
どちらの方が良いだろう?
ん、んっ、と唇を引き結びながら考え出した答えは。]
…………………前から、が、良い…………です……。
[前からなら。キスしてもらえるかも知れない。
胸の先を虐めてもらえるかもしれない。
首を締めるのも容易いかもしれない。
此方からしがみ付くことを許してもらえるかもしれない。
そんな、"かもしれない"淡い期待を抱いて。
その通りに目隠したまま天地が返れば
その感覚に戸惑いを覚えるものの
紅潮した頬を晒して彼に全てを。]*
−向日葵
[ 仕事をしているから、時期なんて関係ない。
通気性の良いワイシャツと、
薄手のニットベスト。
汗を取るためのタンクトップ。
これは、彼にとってはワンセットなのだ。
アルコールを取り扱う人間として、
お腹周りに余分な脂肪は付けたくない。
だから、体のラインがわかりやすい
タンクトップを着るようにしている。
彼女の肌は、艶やか。
舌が這うのが、楽しくなる。
指で少し遊んでいたからだろうか、
硬くなるのは、簡単だった。 ]
[ ちぅ、と突起に吸い付けば彼女の反応を
ちらりと顔を見上げて確認する。
すると、彼女が腕を回して
更に彼女との距離が縮まった。 ]
……ふ、じゃぁ同じだけ脱ぐかな。
[ 彼女はあと1枚。ならば彼も。
一旦彼女から離れると
タンクトップを脱いで、
スラックスを脱ぎ、端に寄せてしまおう。
これで、一緒。
そういわんばかりに彼はまた、
布団に座って彼女との距離を詰める。
素肌が触れ合い、口づけをしやすくなっただろうか ]
ぴったり。
[ ぎゅうっと彼女を抱きしめ、
彼の上に跨るように腰から引き寄せると、
唇を重ねるだろう。
ふたりの素肌が重なれば、
彼女の気分はどうなっていくのか、
がっつかないように、気を付けよう ]*
──百日紅──
[眠りに落ちた彼女を見つめていた。
そっと抱えて、隣の移すとその綺麗な裸体に布団を掛けた。
それから簡単に身支度を済ませ、子種の入ったスキンを見て苦笑いを浮かべると、それを部屋のゴミ箱に捨てた。]
…………俺も、よかったよ。
[そうして、少しの名残惜しさを断ち切って。
百日紅の部屋を後にした。*]
──桜の間──
ぁっ、ぁ、やっ……ゃ、んぁっ……!
[男の動きは激しいようでいて
細かな差異をつけて貫いてくるのは
男の経験の多さを物語るだろうか。
イった後の身体は敏感で
上も下も、時には横も。肉壺の中をぐちゅ、ぐちゅと
掻き回し、突き回されれば
今は絶頂してるのか、余韻の中なのか。
境い目があやふやになり、絶え間ない快楽の中
既にまともな言葉を発する余裕すらなく。]
はっ、ぁ、ん……ぁっ、……いい……
……いい……ん、ぁ、っ……
ぁ、ぅ、ぁっ……ぁ、ぁ、ぁっ……
[もっと突いて、なんて言葉もまともに紡げず。
男が布団に手をついて、こちらに体重をかければ
より深くまで抉られ、突き込まれる角度も変わる。
男の身体によって胸が形を柔らかに変え
それでも、ゆさ、ゆさと動くのは
女の身体が強く揺すられているから。
[押し付けられることで
身体もズレなくなって、男が突き込む度に
頭の中が溶けてしまいそうになる。]
っ、ぅ……
はぁ、はっ……れい、やっ……
出す、なら……外、に……
[細い糸のように残った理性が
今はゴムも付けず、生のままでシていることを思い出し
中に出すのを言葉だけで静止するも
もしもその男が腰の動きを早め続けても
覆い被さる男を押し除けることは出来なかっただろう。]*
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