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【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地―― 4d朝 ―― [いつも通りの朝。 いつも通り、仏壇に手を合わせる。 両手の親指で、口角を揉む。 “正しい”角度を描いた唇を、 己の指でつっと撫で。よし。] 行ってきます! [いつも通り、家を出た。] (819) 2022/10/24(Mon) 23:08:39 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[朝早くの学校は、人気もまばら。 運動部も朝練を始める前の時間だ。 俺は、独り屋上で、大空の下、 深呼吸をした。 程なくして、壮真は、それからきっと、健人も、 やって来るだろう。 やって来たら俺は———— おかえり!!! って、二人を迎えるんだ。 ダブルラリアットで。 * ] (820) 2022/10/24(Mon) 23:08:47 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地―― 昼休み ―― いいよ! [昼に誘う慎ちゃんの下心(あったかどうか)は もちろん知らないが、 誘われて断るような大地君ではない。 俺の弁当は、コンビニ飯。 おにぎりとか、パンとか。 そういえば、この4人で集まってたことなかったね、 なんて、 今更ながらに笑うんだ。*] (884) 2022/10/24(Mon) 23:52:25 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[“あの”三日間を超えて ほんの少しだけ変わった何か。 でもそれって、 別段事件って言うほどのものじゃない。 大事なものは、何一つ変わっちゃいないんだ。 良くも……悪くも。] (886) 2022/10/24(Mon) 23:52:34 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[変化をつかみ取れたのは、 勇気をもって一歩を踏み出せた人たちだけ。 その一歩をもってしても、 本当に欲しいものが掴みとれたかどうかは、 運次第……だったんじゃないかな。] (887) 2022/10/24(Mon) 23:52:42 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 でも、まぁ。 いいんじゃない? 願い事なんかに、頼らなくってもさ。 幽霊に叶えてもらえるような願いがあって、 幽霊に出会えたならラッキーだけど。 願い事をして、叶わないことだって、 あって当たり前なんだよ。 そもそも、叶う方が、おかしいんだから。 [そう言って笑った相手は————] (888) 2022/10/24(Mon) 23:52:50 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 願い事を前にして、一生懸命悩んでさ。 その結果として、今がある。 結論が出たかどうかも、 それが正しかったかどうかも。 どんな結果になったかさえ、 多分どうでも良くってさ。 でも…… ……悩んだことに、意味があったんだよ。 きっと。 [叶わぬ願いに絶望したくなくて、 願いをかけることをしなかった俺。 君は少なくとも、俺とは違ったはずだ。 君は、どんな顔をしたろうね?] (889) 2022/10/24(Mon) 23:52:59 |
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