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人狼物語 三日月国


202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】

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[茜色が濃くなり、世界の端が夜の色を覗かせる。
この空の色の変化はこの世界でも変わらないようだった。

アスルの合図に今度はちゃんと動ける。
立ち上がり、引き絞られた硬さを感じる背中に、遠慮することなくしっかりとしがみ付いた。]

 わっ、水の上に降りるの?

[静かな湖に飛行機が近づけば、風に波が立ち広がっていく。
ざぁぁぁ、と音が後をついてくる感覚。
細かな飛沫が風に混ざって、アスルの背中のおかげで直接当たりにくいけれど、時に頬を撫でるのが気持ちよかった。]

 ここが、目的地なんだね。

[アスルとともに飛行機を降りて湖畔へと立つ。
広い空は茜に濃い紫が混ざり合い、藍色になっていく。
夕方に空の色が変化するのは、太陽の光が大気層を通って届くまでの距離が長くなるからとかなんとか、最後の方が曖昧になっているが、前に幼馴染が教えてくれたのだ。
帰ったらもう一度聞かせてほしいな。]


 ねぇ、アスルさん。

[夜まで過ごすのは、小屋の中か外か。
希望を聞いてもらえるなら外で焚き火をすることを望んだ。
最後の火おこしも任せてとワンピース姿で腕を組んで。]

 お茶が飲みたいな。

[んんーと大きく伸びをして。]

 今更なんだけど、もしかして何か入れてくれてた?

[初めから甘いお茶なのかと思ってたとか。
蜂蜜入りだったと知れば照れくさそうに笑って、美味しかったと伝えることだろう。*]

 生憎と、楽しいっていう相手は先約がいてな。

[少し苦笑気味にいう。
愚痴った夜のことを自分からあげることも厭わなかった。

愚痴をいったのは初めてだったが、この痛みを理解できる奴が今までいなかったからだ。

だがこの娘…ペルラと似ているからではなく、ミツキが同じようにミツキの幼馴染と離れ離れになった、そんな似て非なるものの近い怖れをもつ人だから言えたのだろう。]

 そりゃーよかった。
 空のエスコートが下手くそだったなんて思ったままだと帰ってもらうわけにはいかなくなったしな。

[などと冗談めかしたりして笑いつつ、故郷の島にたどり着けば、簡単にその説明などをしつつ、三日月の日に儀式する地へと降り立った]

[荷物を軽く小屋へといれる。
中は簡素な作りの小屋のため特筆すべきものはなかっただろう。
そして外で過ごしたいという希望を聞いて、火おこしに気合をいれるミツキをみて、服装もこちらに馴染んだせいか本当に従妹みたいだな。なんて少し楽しく思う。]

 いいけど、何の変哲もないこの島のお茶だぞ。

[向こうでいうところの玄米茶の少し苦いやつだろう。]

 ばれてたか。ハチミツ入れてた。

[蜂蜜をいれるとぐっと飲みやすくなるもので、美味しそうに飲む姿は姉妹のように重なって、でもミツキはミツキで、ペルラはペルラだ。
ふふっと思い出すのではなく照れくさそうに笑うミツキを見て優しく笑い、はちみつをいれたお茶を渡す。]

[確かに、何かをやり遂げた後、他にやる気がなくなるなんてことはあるだとう。とは思える。ただどうしても虚しさでぽっかりと心に穴が空いていたが、今でも想っているといえばその通りだ。

浮気できる甲斐性じゃなかったらしい、未練たらしくずっと思えるぐらい愛されたことを幸せだと思うにはまだ遠くて――――

でも、彼女は居る。といった。
幽霊ではなくて、ちゃんと居るのだと、それに搭乗者が―――ミツキが信頼してくれているといってるのに飛行士の俺は、なんとも情けない。]

 ミツキ…頼みがあるんだ。

[低く呟くような小ささではなくはっきりとした口調で]

 ……俺に、信頼されてくれ。

[目を向ける。どこかやる気のないような視線ではなく、強い意志を感じさせる。そんな勝気な瞳で見つめる。
ミツキは見たことがなかっただろうけど、不思議としっくりきただろうか。]

 …まずなんだが、ペルラがミツキを呼び出した時だが、これを渡してもらっていいか?

[懐から出したのは、南側を向く鳥の嘴。この世界の星座が掘られたコイン。
飛行士にとってこの鳥の星座をみて方角を確認するためのものだな。というのを軽く説明して]

 あいつ…どうせ消えたんだからもう無理だ…なんて頭硬いこと思ってそうだからよ。それを渡して、まだ戸惑ってるようなら自分が居た方向に押し出すなり引っ張るなりしてくれるか?

[彼女が身に着けていた真珠のイヤリングに彼女の力が宿っているならば、ずっともっていた御守りのコインに、俺の風が残っているだろう]

[混浴風呂に堂々裸で入ろうとしたらそれは全力で止めるとは思う。
お湯にタオルを入れるのはマナーが云々みたいなのはさておいて。

罷り間違ってオレのいないとこでもそんな行動に出たりしないだろうかとは心配になってくる。

風呂やプールや海にしろ、それこそ保護者の如く目を離せないと思うし、無駄に(オレとしては無駄ではないが)周囲を威嚇して回らないといけない未来が若干見えるくらいだ。

それでもデートはしたいし水着も見たいという素直な欲求には抗えないので、行ったら行ったで楽しいとはわかっているのだけど。]

[さっきまではあんなに積極的だったのに、いざお湯から上がるとなると急に恥ずかしそうになるのは何故なんだろう。

お湯に入ってたら見えてないとでも思ってないよなとズレたことを考えてしまいながらも、“します“との返事に、若干急いた風に出来そうな場所へと向かいはしてしまう。

床は割と平たいし、寝転がるようなのは抵抗あるにしても、タオルでも敷けば立たずとも出来るかもしれないなとは少し思ってはしまいつつ。

壁際で唇を重ねようとすると、戸惑った風な声の意図は察したものの、オレは気にしないのでと言葉を塞いで舌を絡めた。

自分の出したものを口にしたくはないものの、柚樹の口の中なので問題はない。

口内で唾液が混ざって青臭いような苦味も気にならなくなってくると、交わす吐息に熱いものが混じった。]

 じゃあ、後ろからにしとく。
 柚樹も嫌いじゃない……、好きだよね。

[“動物になったみたいで、ちょっと興奮する“だっけ、初めて立ったまま後ろからした時に言われたことをわざわざ言う必要もないのだけど。

何かと執拗に前に言ってたことを持ち出すのは確認みたいなものだから気にしなくていい。

この姿勢になるのはそれこそ風呂場くらいでしかないから、数える程度しかしてないけど。]


 ……っ……、あつ……、

[緩く開かれた足の間に指先を挿れると、甘く締め付けるように内壁が絡んではきても充分に濡れているのを確認して。

さして触れてもいなかったのに咥えていたせいか準備が整っている様子に、かわいいし興奮すると機嫌良く指で中を掻き混ぜて。

指を引き抜けばいくらか柚樹の体の力が抜けたように思えた。

受け入れる準備は心の方もできてそうだとはわかりながら、濡れた秘所に唇を寄せると驚いたような声が響いて。]

 ……っふ……、柚樹、声……、

[聞きたいけどね、一応、外なのでと窘めるように言うと、溢れた液が内腿を伝う肌を舐め上げる。

ぬるつく秘所を指で割り開くと、尖らせた舌先を開いた裂け目にねじ込んだ。]


 ん……、いっぱい濡れててかわいいよ。

[“のむとかしないでいい“に対しての返事としては適切とはいえるかあやしい。
好きでやってるから気にしないでいい、とは、意図的不理解なところはあるかもしれないが。

それでも唇を寄せた先の反応からは嫌という風な様子は受け取らなかったから、押し込んだ舌で濡れた粘膜をぐる、と弧を描くように舐って吸い上げる。

甘く漏れる声に焦れたような気配を感じれば指を深くまで挿し入れて、中に吸い込まれるよう沈むのを間近で眺めると、出し挿れする動きと吸い付いてくる肉の感触に、既に固さは取り戻してはいた下肢がずくりと一層熱くなるのを感じた。]

 ……柚樹、もう、

[挿れていい?とは聞かなかったのは、おそらく肯定が返ってくるとは想定した上で。

挿れて欲しくなったら言って、とは少し意地悪かなと思って言わなかった。

立ち上がると臀部に手をかけて、薄い肉を割ると反り返った切っ先を濡れそぼった入口に押し当てる。]


 ……挿れるよ。

[ぐ、と先端の太いところまで押し込むと、ひとつ息を吐いて。

肉を割り開いた手指に力を込めると、熱杭を打ち込むように深くまで突き上げた。

浴室でする時のような反響とは違うものの、ぬるついた中を擦り上げる粘質の音に続いて濡れた肌のぶつかる音が、開けた静寂の空間に響くのがやけに不釣り合いに感じる。

妙に興奮するような感覚はあっても、羞恥が既にどこかにいっている辺り、理性は大分遠くへ行ってしまっているらしかった。]

 ん……、っ……、ぁ……、

[中の熱で眩みそうになりながら息を詰めると、衝動に任せて律動を開始しそうになるのをなけなしの理性で堪えて。

液の付着していた右手の指を舌で拭ってから、柚樹の顔の方へと回すと下唇に指先をかけて軽く開かせる。]


 ……声、出そうになったら噛んでいいから。

[はたして歯を食いしばるのとどちらが声を殺せるかまではあまり考えておらず、舌に指腹を押し当てると、前傾して背中に唇を落とした。

先端が行き止まったままの奥をぐりぐりと捏ねるように腰を揺らせば、熱い吐息が漏れてくる口を薄く開いて肌に舌を這わせて。

腰を掴んでいた左手の方も下腹から胸元にかけて回して抱き抱えると、浅くまで引いた腰を再び深くまで突き上げた。]*

 あとは、俺が引っ張りだす。

 待ってるっていったなら…あまり待たせるわけにもいかないしな。

[そういう意味での待ってる。ではないかもしれない。
ただ消えるではなくそこにいるならば望みがあるならば望むのが自分だ。別れがあるかもしれない。なんて思ってもそうやって愛してきたのだ。それを愚痴ることで、教えてもらったことで、思い返した今では何もしないほうがありえなかった。]

 …信じていいよな。

[自分を信頼して飛行機にのっていたミツキへと自分からも信じるからこそ託すようにミツキへと頼みごとをした*]

[歩くのを半ば放棄する甘えを無理やり押し付け、乗っかり運ばせた寝床では、距離置かれる前に首へ腕を回し]

 こっちも、なあ。

[同時に唇をぐいと重ね、飯やら酒やらの味混ざる口内を弄るように舌を絡める。じゅ、と水音を立てて柔く熱い粘膜を押し当てると、ぬるい息を肌に掠めながら生気をとろりと奪っていく。
 腕を緩めて口を離せば小さく笑い、重力に従って垂れる艶ある緑髪を指で掬った。口元に寄せて髪の感触を唇で確かるように遊ばせながら]

 くふ、……
 美味い、もーちょい、

[酔いの機嫌のままにおかわりをねだって、そのまま寝台に引き込んだ。腹を満たしてからは煙をたっぷり吸い込んだ体に鼻を押し付け、くさいとくつくつ笑って戯れて、それでも離さずに深い夜を過ごすのだ]*


[どうやら私は、プールや海に行ったら騎士の護衛よろしく武藤に保護される運命にあるらしい。

護衛されているのは、か弱い兎とか羊とかじゃなく猛獣なんだけどな?などと思ってしまう私は、武藤に言わせるときっと自覚が足りないのだろう。でも、なあ。

もちろん、武藤と一緒ではないところ、部の合宿とかでなければ海やプールに行くつもりはないし、ましてや、混浴のお風呂に入る理由なんて、一つもないし。

そのあたりの心配は無用だとは思うけれど。

いつか行こうね、武藤。
ああ、混浴じゃなく、海とかプールに。

長いこと海に行っていないから、海が良いな。]
 


[うん、割と思っていた。
"お湯に入ってたら見えてない"って。

あと、お湯に入っているうちは、"入浴しています"という大義名分っぽいのがあったけれど、そこからわざわざ出るということは、性行為をしますと宣言するようなもので、どうしたって気恥ずかしくはなってしまう。

まして、ここは屋外で、そよぐ柔らかな風が全身を擽るような場所なのだし。]

 ……ぅ"…………、うん、まあ。

["好きだよね"と確認するように言われてしまい、戸惑いながら小さく頷く。

確かに言ったよ。後ろからするの、好き。ベッドの上でも、それ以外でも。

他の誰にも屈服なんてしたくないけれど、その……動物どころか、"武藤だけの雌"になったみたいな感じがして、それに、ぞくぞくするほどの興奮を覚えてしまう。

この先の生涯、武藤以外の誰とも身体を重ねるつもりもないけれど、こんなことを許すのは、本当の本当に武藤だけだよ。]
 

 …………っ、…………ん……、

["いっぱい濡れてて"と"かわいい"の繋がりが全く解らなくて 、そんなこと言われてもと思いながら、崩れそうに揺れる膝を、そうはならないように必死に耐える。

武藤の眼前、自分でもどんな風なのか見たこともない性器を晒すのは羞恥の極みで、なのに、貫かれるのとは違う快楽があるのも否定できなくて。

もっとしてと言わんばかりに、入口が誘うようにはくはくと開閉している自覚はあれど、全くもって、自らそうしているわけじゃない。

とろりと太腿を伝いかける体液の感覚にぞくりと身を震わせた直後、武藤の舌がそれを舐め取るのも解ってしまって、いたたまれなさに小さく首を振った。

身体を繋げることに慣れたように、いつかこの行為も、自ら足を開いて「いっぱいして?」なんて言うようになったりするんだろうか。

とてもそうは、思えないな。]

 ……ぁ、むと……っ、……も、

[欲しい。貫いて欲しい。
舌じゃなくてもっと固くて、熱いもので、奥まで。

乞おうとする直前、武藤の側が動いてくれていた。]


 ……っふ、ぅ…………っぐ、

[馴染んだ感覚が、容赦なく奥まで突き上げていく。

踵が浮いてつま先立ちのようになり、上体がかくりと下がっていこうとしてしまうのは、逃げようとしているものではなく、むしろ、もっと奥までと乞うような体勢でしかなくて。

武藤の全部が収まったところで動きが止まり、互いに小さく息を吐く。
どくどくと脈打つような感覚は、武藤のものなのか、自分の心音なのか、もうよく解らなくなっていた。]

 !?……っぁ、……ぁ、ぅ……、

[え、口が開いてしまったら、むしろ声、出てしまいそうなんだけど!?と、困惑の前に、武藤の指が顎を捉えてしまうと、自分ではもうどうすることもできなくて。]

 ふ、ぅ……ッ、…………ぅ、

[好き。奥をかき混ぜられるのも、強く貫かれるのも。

容赦なく、武藤以外の誰も触れたことのない最奥をこじ開けるようにされて、ごりごりとかき混ぜられれば、視界に水の膜がかかり始めた。]
 


[きもち、いい、と訴えるように、歯に当たる武藤の指を柔く噛みながら吐息を零す。]

 んぅ……、ぃ……い……ッ、

[ぞく、と、寒気に似た快感が背筋を駆け上っていくのと同時、隧道がずくりと熱を持って動き始めるのを感じていた。

武藤はどうやら、自分早くに達してしまうことを気にしている──平均的長さがどのくらいのものなのか、もちろん私は知る由はない──らしいのだけれど、むしろ、こんな快楽、長く続いてしまう方が地獄な気がするよ?

きゅう、ぎゅう、と己の意思関係なしに武藤を搾り取ろうとするかのような蠕動が始まって、締め付ける感覚に背を震わせる。

もっと、早く、いっぱい……と、身体の底から浮き上がってくるような、急くような思いが胎内を渦巻きつつあることは、なんだか不思議な気持ちで受け止めていた。

  欲しい。
  武藤が、欲しい。

  武藤の、子が欲しい。


沸き上がった思いの源に気がついて、見開いた目から耐えてた涙がぽろりと落ちた。]
 


[  そ、か。
  私、多分、排卵日……。


現実で似た状況になった数ヶ月前、私は相当に酔ってもいて。

自覚がないまま、避妊具なんて要らない、武藤が欲しい、と迫ってしまったことがある。
あの時は、武藤を相当困らせた記憶ばかりで。

好きな男、強い雄との子を成したいというのは生き物としての当然の摂理かもしれないけれど、そこまで私はケダモノなのかと笑うしかない。]

 っら、ぁ……っぱい、……ょ、だい……ッ!

[武藤の指が邪魔をして、言葉もままならないけれど、いっぱい欲しい、いっぱい注いで、と。

この場が夢なのを幸い、互いを隔てる薄膜の不在に満足気に目を細め、自ら腰をゆらめかせてみせた。*]
 


  近くの村は、ここ。
  ここから、ずっと北に向かうの。


[カウンターの上のメモパッドを一枚千切って、鉛筆で地名を書きつけた。彼の知る地かどうかはわからないが、少なくとも、知らない言語ではないはずだ。

 大事なことは伏せたまま一瞬の希望を選んでしまったことは、きっと罪でしかない。
 それは彼を更に絶望に落とすかもしれない、おそらくは間違った選択で。

 許されたいとは思わない。許されていいとも思えない。最後の最後まで、正しいことは何ひとつできなかったけれど。

 それでも、“そうしたかった”。]**

[周囲を威嚇してまわるのが騎士という例えが正しいかはともかく、割と普段からそんな感じではあるので。
いや、何もないのに威嚇したりしたことはそんなにない……、はずだけど。

市民プールに行ってお互い猛然と泳ぐだけみたいな光景の方が想像には易いものの、ちゃんとデート的な感じで海に行きたいのは確かだ。

山育ちだから海は行くだけでテンションが上がるので。

山は山で好きだけどね。
今のこの場所も周りは山ばかりで居心地が良いし、来られてよかったなと思ってるよ。

そんな居心地の良いところで爽やかな天気の下で爛れた行為に至ろうとするのが居た堪れないのは、わからなくもない。

記憶を失くしていた時間はほんの1日にも満たないはずなのに、長い時間こういうことも出来ていなかった気もするし、二人きりになると触れたくなってしまうのも既によく知ったことだった。]


 うん……、オレも好き。
 柚樹がオレのものになったみたいで興奮する。

[どんな繋がり方でも好きなのは知っているし、自分自身そうなのだけど。

柚樹を自分の所有物や雌として扱うようなそういう動物的な感覚で求めてしまうことに自己嫌悪があって、ベッドの上であっても後ろから抱くようなことはあまりしようとしなかったのは少し前までの話だ。

オレ以外には許さないのも知っているから嬉しいのもあるし、オレも柚樹以外とするつもりはこの先もない。

お互いに匂いや味が好きだとか興奮するとか、やっぱり動物みたいな気しかしないけれど、腰を突き出されて開いた脚の間に唇を寄せた先、溢れてくる蜜や雌の香りに脳が眩んだ。

意志を持っていそうに開閉する陰唇に吸い寄せられるように舌を差し入れて。
もっと深くへと誘うような内壁の動きに応えるつもりで指を押し込んでも、足りないと訴えて締め付けてくる様子に気づけば此方の雄も再び熱く張り詰めていた。

いっぱいして?とは口で言われずともそう感じていたけれど、なんて。
でも、もっと欲しいものがあるのはとうに伝わってはいたから。]


 ……っ、は……、柚樹……、

[先端のみを埋めた後に、一息で貫ける程度に綻んだ中は相変わらず締め上げる収縮は繰り返しても、すっかりと自身の形を覚えているように収まりが良く感じる。

口内に指を差し入れた理由は声を殺させるのには適さなかったかもしれないが、口を塞ぐのはさすがに乱暴だと思って。
それに、舌をゆるゆると撫ぜる動きをしてしまうのも愛撫には変わりないから。]

 ……んっ……、気持ちいい……?
 なか、すげ、うごいてて、きもちい……よ、

[指に甘く歯を立てられる固い感触と、零される微かな喘ぎに応えて、深くに押し込んだ切っ先で奥をごつ、と突いては粘質の音を立てて内側を撹拌する。

抜け落ちないように腰を引くのも、体が感覚的に覚えているらしく殆ど無意識に入口付近まで滑らせて、浅くざらついた天井を擦り上げて深くを突き上げた。

次第に抽挿の速度が増せば、中の拍動も早まって精を搾るような動きに変わってくる。]


 っ……いい、けど、イきそうになる、から……

[あんまり長くもたなかったらごめん、とそれに不満を溢されたことはないのだけど。

むしろ早くとねだるように蠢く内壁の挙動が常以上に性急に感じられるのは熱に浮かされているせいだろうか。

諸々の周期だとか一般的には引かれそうな部分に記憶の容量を割いているものの、所謂危険な日というものは理解していても、その時になると柚樹が常以上に乱れて求めてくる理由は理解していない。

前にそのタイミングでした時は、何とか理性を保って諌めると避妊も徹底したものの、最終的に意識が飛ぶまで抱き潰せばいいと乱暴な解決策をとったことはある。
でも、あれはひどく酔っていたせいだと思っていたのもあり。

気持ちが昂るほどに、奥まで犯して、精を注いで孕ませてしまいたいという欲求で頭がいっぱいになるのは常のことなのだけれど。

本来なら隔てるものがあるはずの中に、直接熱い胤を撒きたいという慾が殊更に擡げてくるのは本能的なものかもしれない。]


 ッ……、ゆず、き……、っ

[舌を撫でていた指を口から引き抜くと、衝動に任せて両手で腰を強く掴んで荒く内壁を擦り下ろした熱杭を勢いよく奥まで打ちつける。

脳が白んで頂きが見えかければ、叩き付けるような腰の律動が速度を増すと奥を幾度も突き上げて。]

 っあ……、ッ……、く……、
 おく、いっぱいあげる、から……
 ぜんぶ、うけとめて……、ッ……

[再び次第に体が前傾するまま、胸を背に重ねると、逃げるはずもないのはわかっているのに、繋ぎ止めるように頸に強く牙を立てた。]*


[────"柚樹がオレのものになったみたいで興奮する" 、とか。

そんなことを思われても、嬉しいと感じるわけがないし、嬉しいと思う日が来るわけないと、武藤と出会う前の私はそう信じて疑っていなかった。

なのに武藤にそう言われ思われるのは、何故だろう、たまらなく嬉しくて。

情事の時でもそうでない時も、乞われたことは極力叶えようとしてしまうのは、私は武藤のものなのだと無意識下思っているからだろうし、武藤に負けず劣らずの独占欲もある。

いつだったか、"あり得ないけれど相手が浮気したらどうする?"という話をしたことがあって。

私は、"浮気相手殺して、武藤も殺して、私も死ぬ"と思った。

武藤は、"無理矢理にでもオレしか見えないようにする"だって。

どちらもまあまあ剣呑なお話だと思うけれど、それを聞いて互いの執着心に引くどころか喜んでしまっているのだから、ある意味お似合いなのだろうな、とは。]
 


[最初は内臓を無理矢理広げられるような圧迫感だとか、息苦しさだとか。

かき混ぜられる鈍い痛みだとかを感じていたそこも、すっかり武藤の形を覚え、奥を満たされるだけで身体が勝手に更に奥へを受け入れるような蠕動を始めてしまう。

奥を突かれるの、すき。
よく解らないけれど、入口に近いところを擦られたりするのも。]

 ……んっ…………っぁ、ぁぁッ!

["気持ちいい?"の声には、声を殺しながらこくこくと頷いて、けれど、抜けかかったあたりから、ずぷりと貫くように穿たれるのには、耐えきれない嬌声がどうしても漏れてしまう。

木々の葉ずれの音に近く遠く聞こえる鳥の声、温泉が湯船に注がれる静かな水音に混じり、いかにも卑猥な粘るような水音が絶え間なく響くのにも、段々頓着できなくなりつつあった。

思えば、武藤に口を塞がれていてちょうど良かったのかもしれない。

喘ぎ声はともかく、今日の私は何を口走り始めるか、解ったものではなかったから。]
 

 




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